線量管理システム「DoseChecker」とは?特徴や導入事例を解説

診療用放射線の管理・記録を「見える化」し、線量の最適化をサポート!

診療用放射線の管理、記録を「見える化」し、線量の最適化をサポートします。

 

近年、医療被ばくの管理と低減に対する関心が高まっています。2018年度診療報酬改定では、画像診断管理加算3および頭部MRI撮影加算にCTの線量管理が必須条件となったこと、また2020年の4月の医療法施行規則の一部改正により、線量の管理・記録が義務化されることを受け、各医療施設様での対策が急務となっています。

線量管理システム「DoseChecker」は、DICOM RDSRを収集、集計結果のDRLs比較はもちろん、箱ひげ図や散布図による詳細な分析が可能。医療現場における線量最適化活動を支援します。

シンプルな機能で線量の管理・記録義務化への対応をサポートし、保守を含めたパッケージ化等の導入コストを抑えた提案が可能です。


特徴1
線量情報の収集はRDSRを利用

線量情報の収集はRDSR(Radiation Dose Structured Report)を利用します。またRDSR未対応の装置用として、手入力画面での情報入力にも対応。核医学検査は、RISの実績情報から取得*も可能です。(*当社ACTRIS連携が必要です)


特長2
診断参考レベル(DRLs)との比較

DoseCheckerは、J-RIME公表の診断参考レベル(DRLs)と自施設の線量情報を簡便に比較することができます。また、撮影装置や機関ごとにプリセットを設定することで、定期的な比較も可能です。


特長3
箱ひげ図と散布図による詳細分析、外れ値検知

視覚的・直感的に線量情報把握ができる箱ひげ図を採用。さらに、散布図やヒストグラム表示により、詳細な線量情報を把握することができます。また、自施設の推奨する照射線量範囲を設定し、外れ値の検知が可能です。検知した検査に関する原因や対策を入力でき、外れ値の分析/管理が可能です。


特長4
線量管理の実施記録、患者との情報共有

「被ばく線量の管理及び記録その他の診療用放射線の安全利用を目的とした改善のための方策」をサポートする線量管理の実施記録や患者との情報共有を行うことを目的とした説明用紙を作成することができます。


特徴5
RISを活用した豊富な情報量(ACTRISオプション)

RISの豊富な情報とCTや血管造影装置の線量情報を組み合わせ、詳細な線量管理が可能です。検査部位や検査時間、撮影技師ごとの集計・比較ができますので、施設全体の線量情報を「見える化」することで、自施設の線量分析を支援します。(当社ACTRIS連携が必要です)

 

 

DoseChecker導入のメリット

手入力⇒システム化で業務効率化

患者様からの被ばく線量相談にも用紙を用いて説明が可能

ガイドラインに沿った帳票出力で立入検査への安心した準備

 

DoseCheckerのシステム構築例

公益社団法人 日本放射線技術学会の「医療被ばくを評価するデータを電子的に記録するためのガイドラインVer1.1」のユースケースに準じたシステム構成が可能です。

DoseCheckerのシステム構築例

 

DoseCheckerの機能

統計
RDSRから取得した線量情報を患者/プロトコル毎に集計可能。
DRL比較
DRLに記載されている条件(50~70kg等)で簡便に集計が可能。実施記録も出力可能。
箱ひげ図比較
様々な条件で線量情報を集計し、箱ひげ図で表示・比較が可能。
詳細表示・分析
散布図とヒストグラムから外れ値を分析。
過線量の検知
設定した線量を超えた検査を、自動的に検知する仕組みを構築可能。

詳しくは下記緑色のボタンよりお気軽にお問い合わせください!

導入事例

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