診療放射線技師の立場に立った使いやすい操作性と確実な業務実施のための機能を搭載し、撮影、診断、治療現場の専門的ノウハウを蓄積してきた「ACTRIS」。
大学病院様を始め、県立病院、地域の総合病院様など、多数の納入実績に結びついています。そのノウハウを継承し、フレキシブルなGUIと視認性の向上を目指し、開発されたのが新バージョンの「ACTRIS」です。
ACTRISは、受付/撮影(MWM)/実施入力(MPPS)/統計など、RISの基本機能はもちろん、核医学やPET検査、放射線治療などの特殊な検査管理から画像ビューアやレポート、検像などのPACS連携にいたるまで、お客様のワークフローに合わせた最適なソリューションをご提案可能です。
また、日報/月報や照射録、モダリティの始業・終業点検といった業務支援機能も搭載。日常の検査管理から業務管理まで、放射線部門業務の効率化をトータルでサポート。発売以来、多数の施設様への導入で培ってきた豊富なノウハウで、お客さまのニーズにお応えします。
▶ 操作性
ACTRISは、簡単な操作でサブ画面を自由にレイアウトすることができます。例えばCT検査で使用する場合、造影剤副作用履歴を目立つ位置に表示する等、検査種やユーザーごとに画面構成が設定可能です。
▶ 利便性
電子カルテシステムとの連携により、感染症、腎機能情報、患者来院情報、検査結果値など様々な情報を表示することができます。ユーザーが自由にRISのデータベースからデータを検索したり、集計できる機能を登載しています。更に、放射線部門に加えて生理検査部門や内視鏡部門にもご利用いただいています。
▶ 柔軟性
診断、核医学/PET、放射線治療の用途に合わせたモジュール別のコンパクト設計です。必要なモジュールを組み合わせて提供できますので、低コストでシステム構築が可能です。また、タブレット型端末でも運用可能、ポータブル撮影時における実施操作、モダリティの始業終業点検やRIの薬剤管理等、様々なシチュエーションで業務効率の向上を実現する機能を実装しています。
▶ 信頼性
大学病院や地域中核病院からクリニックまで、全国の130を超える施設様でご使用いただいています。(2022年9月現在) これまでの実績から得たノウハウを最大限に活用し、施設ごとに合った医療安全へのサポート、業務の効率化を実現いたします。
RISを導入することで… 正確な情報伝達でミスを低減し、医療事故を防止。 入力作業の省力化、蓄積された情報活用により、管理業務の効率化を実現します。 |
RIS導入のメリット
●正確な情報伝達で医療事故を防止
オーダリングシステムとの接続により、正確な依頼情報を伝達することができます。アレルギーや腎機能、体内金属といった禁忌情報、感染症、患者状態等の情報を正確に伝達することで、医療事故防止に役立ちます。
●入力作業の省力化
オーダリングシステムからの患者情報・検査情報を様々な条件で検索することができます。また、患者情報・検査情報を撮影機器に送信することも簡単です。
●データ活用による管理業務の効率化
実施入力された情報を蓄積し、照射録の作成や統計情報、日報・月報の作成など、業務報告として活用することができます。
使いやすさを追求したGUI、業務を効率化する豊富な機能。
特徴1
自由にレイアウト可能なユーザーインターフェイス
ログイン後の初期画面(ダッシュボード画面)では、様々なサブ画面を自由組み合わせて配置可能、1画面で必要な情報を確認することが可能です。
また、表示レイアウトを複数作成し、それぞれ簡単に切り替えることや、実施画面や検査詳細画面を使いやすいように自由にレイアウトすることも可能です。
各モダリティごと、モニタサイズやデバイス種類など、ユーザーニーズに応じたレイアウトにより、視認性の良い直感的な操作が可能となります。
また、タブレット端末を使用し、検査を実施することも可能です。
特徴2
視認性を向上させるスケジュール画面
各撮影室の予定を分かりやすく表示するスケジュール画面を装備。それぞれのスケジュールは、ドラッグ&ドロップで簡単に移動(部屋の変更&日時の変更)可能。また、別画面に移動することなく、それぞれのスケジュールから直接、検査の受付および実施を行うことができます。スケジュール画面は「複数の撮影室を横に並べて表示」、「単一の撮影室の日付を横に表示」、「単一1日の撮影室」の3種類の表示方法を用意しています。
特徴3
自由に条件設定可能な検索プリセット
よく使用する検索条件を、プリセットとして複数保存することで、必要な検査を簡単に検索することが可能です。プリセットでは、検索結果一覧の表示項目や表示順の指定、検索条件グループの作成など、検索条件や検索結果項目を、自由に設定することができます。
特徴4
業務を効率化する豊富な機能