エアロモニタ[AE-310S]は、熱線流量計を使用したブレス・バイ・ブレス式呼吸代謝測定法を世界に先駆けて開発。呼吸の流量とガス濃度をリアルタイムで分析し、呼吸代謝に関する指標を求め、運動や栄養の処方の補助として使用します。
ジャンル | リハビリ機器 |
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対象施設 | 病院 |
導入実績 | 要お問い合わせ |
運動強度の決定のために使用できます。運動強度は、薬と同じで適正な量を処方する必要があります。多すぎては危険、少なければ十分な効果が得られません。心肺運動負荷試験(CPX)を行うことにより、各個人に合った運動強度を求めることが可能です。
投与エネルギーの決定のために使用できます。予測式はあくまで平均値。各個人に適正な代謝量を求める必要があります。呼気ガス分析による間接熱量測定法により実測で求めることが出来ます。
最大酸素摂取量の計測のために使用できます。運動生理学分野での最大負荷までの代謝測定が可能です。
■安全性:換気量とガスメーターの安定性は、代謝測定のカナメ。
<フローセンサー、ガスメーター校正後のデータチェック機能搭載>
フローセンサー、ガスメーターの校正を行った後、ボリューム精度を確認することが出来ます。(※専用AT解析ソフト(セットに付属)では日本呼吸器学会推奨の、ボリューム精度確認方法に準拠した精度管理機能を利用することができます。)
校正毎に出荷時の状態と比較し異常があれば表示します。ガスメーターが電源投入後未校正の場合にも、警告し校正忘れを防ぎます。
<呼気ガスサンプリング回路チェック機能搭載>
ポンプの劣化やサンプリングチューブの塵埃による詰まりを検出し、フィルターなどの交換時期も自動的にお知らせしますので、常に最良の状態でお使いいただけます。
■精度:換気量とガスメーターの精度は、代謝測定のカナメ。
<高精度を追求したフローセンサーを採用>
AE-310Sでは、当社System-21など大型肺機能検査装置で使用している高精度センサーの技術を投入することにより、安定した換気量データが得られるようになりました。
<独自開発のガスメーター応用技術>
AE-310S では、先進のガスメーター応用技術により質量分析器に匹敵する、レスポンスタイムと微小サンプル流量を実現しました。AE-310S のガスメーター回路には、独自開発のアクティブ除湿器及び、高精度流量安定化装置が組み込まれています。これらの装置を用いずに、数値補償で代用する簡便法では、完全な補償は不可能であるため、精度が犠牲になってしまいます。このためAE-310S ではこれらの装置を、省略することなく搭載し高い精度を実現しています。
マルチウィンドーでより使いやすく、より見やすく表示。従来の高機能はそのままに、より使いやすくなりました。新機能 スマートガイド・スマートグラフ搭載。
<スマートガイド>
AT解析において、慣れない操作者でもミスなく簡単に解析を行えるように操作手順をガイドします。またこの機能は習熟した操作者が手順をプログラムする機能も併せ持ちますので、習熟度による解析結果の差をなくします。
<スマートグラフ>
スマートグラフでは、簡単な操作でグラフの種類、レンジ等の切り替えや、注目したいパラメーターのみを随時強調表示(測定中にも可能です)することにより、解析・診断を補助し操作者の負担を大きく軽減します。
蛇管を使用せず1呼吸ごとのデータを測定できるブレス・バイ・ブレス法と、ダグラスバッグ法からの置換や検定にも便利な呼気ガス採集法のどちらの方法でも測定が可能です。
<ブレス・バイ・ブレス法>
AE-310S による標準的な使用法で呼吸毎に得られるガス濃度変化をガスメーターの特性による応答時間の遅れや、波形の歪みをマイクロコンピューターによって補正し、高精度フローセンサーの信号に基づいてVo2、Vco2を計算します。この方法によると、吸入気ガスがランダムに変化しても測定が可能であるという特長があります。
<呼気ガス採集法>
一方向弁つきのマスクにより、呼気だけを蛇管内に導いて、一定時間内(任意設定可能)のVo2、Vco2を計算します。この方法はブレスバイブレス法の特長は生かせませんが、ダグラスバック法とは極めて良い相関を示すため、従来ダグラスバック法を使用されている場合は、そのままの方法で置換できます。(※呼気ガス採集法用のマスク・蛇管はオプションです。)
AE-300Sに比較して容積、質量共に30%小型化の設計です。また、パソコンを必要とせず、単体での使用も可能です。
自動血圧計EBP-330からパソコン、プリンターなどの周辺機器、エルゴメーターやトレッドミルなどの負荷装置、心電計、パルスオキシメーターまで、豊富なオプションを取り揃えています。
型式 | エアロモニタ AE-310S |
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サイズ | W335 × H140 × D460 mm |
重量 | 12kg |
電源 | 定格電源電圧及び周波数:AC100V 50/60Hz、電源入力:140VA |
医療機器承認番号 | 219AGBZX00095000 |
推奨環境 | 周囲温度:10~35゚C/相対湿度:15~75%RH(結露しないこと)/気圧:700~1060hPa |
その他仕様 | ●電撃に対する保護の形式による分類:クラスⅠ機器 ●電撃に対する保護の程度による装着部の分類:B形装着部 ●流量計 <測定範囲>Flow:0~±14.0 L/s Volume:0~±9.999 L <測定精度>指示値±3% ●ガス分析計 <測定ガス>O2、CO2同時測定 <試料流量>150mL/min 標準 ●O2濃度計 <測定方式>ダンベル型酸素濃度計 <測定範囲>10~22VOL% / 0~100VOL% 切り換え式 ●CO2濃度計 <測定方式>赤外線吸収式炭酸ガス濃度計 <測定範囲>0~10VOL% ●分類:管理医療機器/特定保守管理医療機器 ●一般的名称:肺運動負荷モニタリングシステム ●JMDN:36146000 ●耐用期間(自主基準)8年 ※耐用期間は、定期的な保守点検、および必要に応じた修理を行うことによって、性能が維持 できる期間を意味します。 ●表示器:5.7型モノクローム液晶 ●アナログ出力:0~±10V※アナログ出力用接続ケーブルは、オプションです。 ●心拍入力:1V以上(ANALOGの場合)またはTTL(切換可)、TTLの場合パルス幅 約20msec以上 ●シリアル入出力:RS232C準拠(1ch)USB2.0準拠(1ch) ●環境センサーユニット測定範囲 温度 2~45℃ 湿度 5~95%RH 気圧 150~1150h |
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