弊社の開発した、トイレ機能付き車いすは、
車椅子とポータブルトイレの2つの機能を合わせもった商品です。
入院生活の中で、入浴ができない方にとって、排泄後の保清は欠かせないものです。
現状では、看護師がトイレまで付き添い、
シャワー椅子を使用し洗浄を行うケースが多数を占めます。
本商品は、ポータブルトイレと車いすの機能を有した商品であり、
付属のトイレ機能で排泄後の保清をその場で簡単に行うことができるので、
看護師の負担軽減に貢献します。
狭い病室にポータブルトイレや車椅子等を配置する場合、
狭いスペースがさらに狭くなりますが、本商品を配置することによって、
スペースの有効活用が可能です。
さらに、ポータブルトイレは移動するのに手間がかかるので、
「食事をするときは室外へ移動させる」といった使い方は困難でしたが、
本商品はベースが車椅子であり、簡単に移動させることができますので、
利用者のストレス軽減にも繋がります。
震災が起きると断水や停電、そして水道や洗浄機の損壊により多くの水洗トイレは
使えなくなります。また仮設トイレが避難場所に行き渡るのに、
東日本大震災時で3日以内は34%に対して8日以上は49%もございます。
仮説トイレがすぐに配備されるからと思いがちですが、
この結果からわかるようにすぐには来ません。
事前の備えがいかに重要かがわかります。
この商品は利用者のことを考えた災害時のトイレに役にたちます。
自走はできません。介護者が必要です。
暖房便座が標準装備です。お尻洗浄水も温水対応が標準装備です。
オプションで座面高さを電動で変更する機能が選べます。
レンタルは検討中です。
ものづくりの町「新潟燕三条」の医工連携で生まれたポータブルトイレ。人との調和を大切にしたあたたかみあるデザインで利用者・患者様に安心感を与えます。収納がコンパクトなのも◎