基本情報

YRWシリーズは、自社開発の双方向電源装置とリチウムイオン蓄電池で構成され、太陽光発電の有効活用や停電時の電源確保に貢献するシステムです。長年培ったUPS品質を備えており、電気代削減・脱炭素・災害対策など、様々なエネルギーの課題を解決いたします。
10~300kWの豊富なラインナップがございますので、公共施設(学校・公民館・道の駅等)や工場、病院、オフィス等、施設規模を問わず様々なニーズに対応可能です。

ジャンル電気・エネルギー設備
対象施設病院
デモ・トライアル要お問い合わせ
補助金・助成金要お問い合わせ
導入実績病院・学校・公民館・道の駅・オフィス等

おすすめポイント

「蓄えて消費する」から「消費して蓄える」へ

新技術SmartSCでは余剰分を予測して事前に蓄えた電力を消費することで発電を制限せず受け入れます。逆に曇や雨の低発電時や快晴でも暖房負荷で余剰が出にくい冬季は充電率を高く維持します。このため事前の充電が必要な「ピークカット」や「自立運転」の効果を制限しません。

停電対策が可能

太陽光パネルの発電状態を上手に運用すると長時間にわたる大規模停電時も電気を使用できます。

電気基本料金の削減

設定した電力以上に電力を買電しないように蓄電池の放電で抑えます。

製品・サービス詳細

太陽光と蓄電池の組み合わせに最適なDCリンク方式のMPPT対応DC/DCコンバータ搭載

太陽光発電を直流のまま蓄電する「DCリンク方式」を採択しています。
ピークシフトや長周期変動対策など発電電力を一旦蓄電してから放電する用途では太陽光PCSが外付けの「ACリンク方式」と比較してエネルギー効率が高く、発電を無駄にしません。
MPPT(最大電力点追従)により太陽光の発電電力を常に最大点で取り出します。停電時もMPPT動作が可能です。
休日に発電が余剰になり、かつ逆潮流が許されない施設では発電量=負荷となるようスムーズな発電抑制も行います。
接続できる太陽光パネルはメーカーや型番は問いません。
※接続可能な最大直列数がありますのでお問い合わせ下さい。
MPPT対応DC/DCコンバータは、蓄電システム本体に内蔵され1筐体で完結できるため省スペースです。
1筐体に複数のMPPT対応DC/DCコンバータを搭載可能でマルチストリング化により部分日陰の影響を抑えることが可能です(セパレート型のみ)。

自家消費型太陽光発電システムの最適化制御SmartSC

「SmartSC」とは、YAMABISHIが開発した太陽光の自家消費を最大化するテクノロジーです。賢い制御を入れることにより、太陽光発電だけの直消費や、蓄電池を加えただけの直消費より、次の3つのメリットが得られます。

1:発電量の増加
2:電気基本料金の削減
3:長時間停電に対応(無瞬断切替)

ピークカットモード

ピークカットモードは、蓄電池からの放電により、デマンド値がピークカット設定値を超えないように制御するモードです。
また、デマンド値がピークカット設定値を下回っている場合は積極的に蓄電池への充電を行う設定もできます。
これにより、電気基本料金を抑えることができます。

*デマンド値(30分間最大需要電力)
高圧受電の場合、基本料金は過去1年間で最も高いデマンド値によって決定します。

ピークシフトモード

事前に入力したスケジュールに従って、双方向電源が充放電するモードです。時間当たりの充放電を設定できるので、電気料金の比較的安い夜間に系統から蓄電池へ充電します。
これにより、ピーク時間の買電量を削減することができます。

太陽光自家消費モード(+ピークカットも可能)

FIT(固定買取制度)単価の低下により電気使用料金を削減する太陽光発電の「自家消費」に注目が集まっています。また太陽光パネル価格も低下しており構内負荷に対し過積載で設置するケースも増加しています。
しかし太陽光PCSのみの自家消費では逆潮流を防ぐため発電制限を行う必要があり無駄が生じます。
YRWシリーズでは自家消費に最適なモードを搭載しており逆潮流を防ぎながら余剰分の有効活用を行えます。さらにピークカット分の蓄電池容量を確保しておくことにより天候に関係なく基本料金の削減も可能です。

これにより、
・太陽光発電の余剰分を活用して電気使用料金を抑えることが可能
・ピークカットも併用して電気基本使用料金を抑えることが可能

※お客様のデマンドデータ(1年分)と計画パネル容量をお知らせいただければ、最適なシステム構成を弊社の「自家消費シミュレータ」に より求めます。お問い合わせください。

料金・プラン

初期費用

要お問い合わせ

導入スケジュール

➀お問い合わせ

②シミュレーション
SmartSCを導入した場合の「太陽光発電量」「電気基本料金+電力料金削減額」「設備費用」等をシュミレーション致します。 次の情報を提供ください。
*詳しくはお問い合わせください。
・1年間デマンドデータ(電力会社より提供)
・太陽光パネル設置可能容量(kW)又は設置予定面積

③ご提案書・概算御見積書提出
最適な設備(太陽光パネル容量・電源容量・蓄電池容量等)のご提案書とその設備に標準工事費用を加えた概算お見積書を提出いたします。

④現地調査
ご提案内容に満足いただけた場合、現地調査を行います。 工事費用の算出が主な目的です。また、蓄電システムの設置場所なども検討いただきます。

⑤詳細お見積書提出
現地調査を踏まえ詳細お見積書を提出いたします。

⑥ご契約
諸条件をご確認の上ご契約いただきます。

⑦設置工事
ご契約後、規模に依りおよそ3〜6か月程度で設置いたします。

⑧運用開始
電力会社との連系協議を済ませると、いよいよ太陽光発電の自家消費の開始です。低炭素社会への貢献と、停電への安心を実感ください。

⑨定期メンテナンス(5年毎)
定期点検と消耗部品の交換のために5年毎のメンテナンスを推奨しております。遠隔監視により機器の状態は弊社で常に監視しております。

サポート・保守

定期メンテナンス(5年毎)

対応エリア

北海道・東北
  • 北海道
  • 青森県
  • 岩手県
  • 宮城県
  • 秋田県
  • 山形県
  • 福島県
関東
  • 東京都
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甲信越・北陸
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東海
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関西
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中国・四国
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九州・沖縄
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  • 宮崎県
  • 鹿児島県
  • 沖縄県

よくある質問

「余剰予測」はどのように行いますか?

余剰予測=発電予測-負荷予測で求めます。+値を余剰量、-値を不足量と定義します。

「発電予測」はどのように行いますか?

気象庁が全国の気象観測点や衛星の情報を基にスーパーコンピュータで演算して提供する数値予報「メソモデル」を使用します。メソモデルから蓄電システム設置場所の最大36時間先までの日射予測を取得して発電量に換算します。

「負荷予測」はどのように行いますか?

蓄電システムに保存されている負荷および気温の履歴とメソモデルの気温予測に基づき独自の演算で最大36時間先までの負荷を予測します。平日休日を識別するためカレンダ設定を有します。

「余剰予測」をどのように活用しますか?

「仮想蓄電池への充放電シミュレーション」技術で現時点の最適充電率を求めます。1日単位などの区切りがなく前日から消費開始などの制御が可能です。また1日の中でも午前午後などに余剰が分散すると消費も分散させて高い充電率を維持します。

予測は外れないですか? 外れた場合は?

あくまで予測ですので外れる場合があります。余剰が予測より「小さく」外れた場合は系統から買電して充電率を回復させます。「大きく」外れた場合は任意に設定できるバッファで受け入れますがフル充電になった場合は負荷追従発電で出来る限り発電損失を低減します(予測外れではない晴天の休日など同様の制御となります)。また前述のバッファ設定も含めて余剰活用とピークカット(自立運転も)のどちらを重視するか調整するパラメータを備えます。

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