最先端医療機器によるハイレベルな健診施設

大名古屋ビルセントラルクリニック 様

2016年4月1日、大名古屋ビルセントラルクリニックは、テルミナセントラルクリニックより移転し、最新鋭の検査装置を備えた検査・診療施設として開院いたしました。
開院に伴い、(株)ホスピタルネットとの共同開発で誕生したのが『HosPad健診誘導システム』です。システムの導入経緯と効果などについて、院長と現場スタッフの方々にお話を伺ってまいりました。

 

スマートな健診施設

まず最初に、大名古屋ビルセントラルクリニックの院長、芳野純治さんにお話を伺いました。

Q、クリニックのコンセプトを教えてください。
A、「予防医療から、健診、健診後のフォローまで一貫した診療を受診者様に提供することです。」
「より質の高い健診を受診者様に提供するため、当クリニックでは名古屋大学と共同研究を行っています。同意をいただいた受診者様を対象に、健診データを名古屋大学に提供、解析して、病気の予防に活用しています。」 「クリニックの特長として、最新の検査機器を備えていることと、専門外来が充実していることが上げられます。健診で異常が見つかってもすぐに対応することができます。」
 常に受診者様第一の考えのもとに尽力する大名古屋ビルセントラルクリニック。そんなクリニックが考えたのは、受診者様の満足と効率的でスマートな健診運用。その答えは、HosPad健診誘導システムにありました。

 

健診誘導システムの機能

次に、健診誘導システムのプロジェクトリーダーであり、検査技師でもある、間瀬貴文さんにシステムの運用についてお話を伺いました。

診療管理部 診療課
課長 間瀬 貴文さん

Q、システムの運用方法を教えてください。
A、「受診者様が健診ホールに入る際にHosPadをお渡しします。画面には次に行く場所が表示されるので、その誘導案内に沿って検査を受けていただきます。」 画面には検査の詳細説明が表示されるため、受診者への検査説明の手間が省けます。また、目的地が記された院内MAPも見られるので広い施設内でも迷いません。
「管理端末で混雑状況を確認して受診者様を空いている検査へ自動誘導できるので、検査の待ち時間も減りましたし、現場の状況を見て動き回る必要がなくなりました。効率良く動けるようになったことで、人員を適所に配置できるようになりましたね。大切な所に目が行き届くようになって、導入前よりきめ細やかなサービスをできるようになりました。」
「検査漏れもなくなりました。健診誘導システムは、設定した順番通りに誘導できるので、人的ミスで必要な検査を飛ばしてしまうことがなくなりました。」
「他にも、検査結果を機器から自動入力でき、誤入力の防止もできます。このシステムには人的ミスを防げるというメリットもあるのです。」
「検査が終わると結果がすぐにHosPadに反映されます。去年より体重が何キロ増えたか、といったことも簡単に分かって便利ですね。受診者様からは好評ですよ。」
「システム導入の狙いの一つにペーパレス化があったのですが、それ以外にもたくさんの恩恵がありました。」
システム導入には、印刷関連費用の削減や帳票類の保管費用削減効果があります。非常に費用対効果の高いシステムといえるでしょう。

受診者の期待を超えるサービス

Q、受診者様の反応はいかがですか?
A、「誘導案内が出ることや電子書籍やゲームなどのアプリが見られることは好評です。アプリのおかげで待ち時間が苦にならなかったというような声も多いです。」 戸梶さんのお話からアプリの利用者は多く、待ち時間のストレス緩和になっていることがわかります。 「それと、以前よりオプション検査へのお問い合わせ数が増えました。今後もオプション申込へと確実に繋げたいです。」 HosPadではオプション健診の案内ができるため、収益アップに繋がります。 「当クリニックでは、希望される企業様や受診者様に施設の見学をしていただいておりますが、こうした最新のシステムに興味を持たれ、健診の申込みをされる方も多いです。」 最新鋭のシステムの導入は顧客の増加にも繋がります。

受診者の気持ちに寄り添うクリニック

「私たちにとって一番大切なことは、お客様の立場になることです。次もこの施設で受診したいと思ってもらえること、これ以上にやりがいを感じることはありません。」
「健診誘導システムを導入して、受診者様・スタッフからの満足を得ました。しかし一歩間違えると、このシステムはセルフサービスだと思われてしまいます。あくまでこのシステムは補助ツールであり、使っている人間がメインであるという認識を強く持たなければなりません。」
そう語る間瀬さんの瞳からは、熱い想いが感じられました。大名古屋ビルセントラルクリニックは、最先端の医療機器を備えながらも、人の血が通った思いやりに溢れた場所でした。

導入製品・サービス