がん登録解析ソフト『CanStat』

がん臨床研究に特化した分析・解析が可能!医局・ドクターの研究をサポートいたします。

がん登録解析ソフトCan Stat

Can Statとは

がん登録解析ソフトCan Statの画面イメージ
『がん登録・解析ソフト CanStat』は、全国の国立病院・県立病院の研究・学会で利用されているBeccel(MS-DOS)版からの実績があり現在の利用ニーズに合わせたWindows対応用に改良し、多変量解析など追加機能を満載させたソフトウェアです。データベースとデータ分析(一般統計・生存率解析・多変量解析)が一体化した、がん臨床研究に特化した分析解析が可能です。医局・ドクターの研究にご活用ください。


Can Statの機能


データベース機能

データベース機能
登録項目数500項目、100,000症例まで登録できます。項目には、文字・数字・選択肢・日付・コードのデータ型が設定可能です。年齢、肥満度、生存日数、Stage分類など、自動計算の項目も設定でき、登録したデータをテキストデータとして抽出し、他の表計算ソフトなどで利用することもできます。

 

検索機能

検索機能
性別や年齢、各検査値など複数の検索条件をかけ合わせて、該当する症例を検索できます。検索条件および検索された症例は「検索群(母集団)」としてファイルに登録できます。複数の検索群の和(or)や積(and)を取って、新たな検索群を作ることもできます。

 

集計機能

集計機能
検索で絞り込んだデータを母集団にして、任意の項目で一次元集計、二次元集計ができます。 検索結果ファイルや項目を自由に選択して、データを表示できます。

 

一般統計

一般統計
検索機能で絞り込んだ任意の対象群を母集団として、統計解析が可能です。基礎統計量・t検定・順位和検定・カイ二乗検定ができます。t検定・順位和検定では「対応なし・対応あり」が選択できます。

 

 

生存率の計算と検定

生存率の計算と検定
検索機能で絞り込んだ任意の対象群を母集団としたり、その母集団の中で条件付けをしたもので生存率の計算・検定ができます。生存率計算は生命保険数理法およびKaplanMeier法が選択でき、生存率の検定方法はZ検定、Mantel-Haenszel検定、ログランク検定、一般化Wilcoxon検定、Cox-Mantel検定が選択できます。

 

多変量解析

多変量解析
検索機能で絞り込んだ任意の対象群を母集団としたり、その母集団の中で条件付けをしたもので生存率の計算・検定ができます。生存率計算は生命保険数理法およびKaplanMeier法が選択でき、生存率の検定方法はZ検定、Mantel-Haenszel検定、ログランク検定、一般化Wilcoxon検定、Cox-Mantel検定が選択できます。

 


 

データ活用(多変量解析機能)


Cox比例ハザードモデル
 

Cox比例ハザードモデル
Cox比例ハザードモデルとは、リスク因子(予後因子)があるイベントの発生率を何倍に引き上げるかを示す推定値(ハザード比)を算出する、多重解析モデルのことを示します。任意の対象群を母集団として、説明因子を設定して、Cox比例ハザード重回帰分析を行います。係数、標準誤差、z値、p値、リスク値、95%信頼区間の計算結果が表示されます。説明因子間の相関係数との因子チェック、説明因子間の積による因子追加も可能です。

 

ロジスティック回帰
 

ロジスティック回帰
ロジスティック回帰もCox比例ハザードモデルと同様、疾患に対する複数の危険因子の影響を分析するためによく用いられる多重解析です。ロジスティック回帰では、推定値としてハザード比ではなく、オッズ比(相対危険度)を算出します。また、Cox比例ハザードモデルによる分析では、観察区間内に、あるイベントが発生するまでの時間を目的変数としますが、ロジスティック回帰分析では、イベントの有無(2値)のみが目的変数となるため、打ち切り条件(センサー)は扱えません。

 

導入実績

 

全国の研修医200以上導入

・国立がん研究センター(中央病院)/(肺癌・大腸癌・乳癌)
・埼玉県立がんセンター /(胃癌)
・兵庫県立がんセンター /(子宮頚癌・子宮体癌・卵巣癌)
・国立東京病院 /(肺癌)
・駿河台日本医科大学病院 /(肝癌)
・慶応大学医学部付属病院 /(肺癌・乳癌・子宮頚癌・子宮体癌・卵巣癌)
・東邦大学医療センター 大森病院 /(肺癌)
・自治医科大学埼玉医療センター /(胃癌・大腸癌)

その他多数

おすすめの製品・サービス

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日本国外の医療従事者および一般の方に情報提供することを目的としたものではございませんので予めご了承ください。

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