内視鏡検査時は患者の咳き込みや嘔吐反射の際にウイルスを含む⾶沫やエアロゾルが拡散し、これらを介した医療従事者への感染が危惧されます。さらに、無症状の感染例が一定数存在していることからも飛沫予防策をはじめとした感染対策が全ての内視鏡診療で必須です。
そんな中、飛沫感染から医療従事者を守るため、組立式の内視鏡用エアロゾルボックスを開発しました。
操作性を損なわず、安全に検査を行える形を実現!
実際に医師や看護師に使ってもらいながら開発しました。ボックスや飛沫遮断用シートの形状、検査・介助用の切抜の位置などについて、現場の意見を聞きながら調整しました。検査時に手袋をつけることを考慮し、飛沫遮断用シートはテープを用いず簡単に取り外しができるようにしました。