KiNvis
片麻痺の麻痺側や感覚
運動機能低下のある上肢を
動かしているような錯覚を誘導するシステム
KiNesthetic illusion induced by visual stimulation
「KiNvis」により「視覚誘導性自己運動錯覚」を実現します。
自己運動錯覚とは、関節運動が生じていないにも関わらず、あたかも自身の四肢が動いているような感覚が引き起こされるものです。
映像の撮影機能も備えており、様々な種類の錯覚映像を作成可能です。ミラーセラピーのように対側の身体運動が伴わないため、運動指令に伴う能活動の影響を排除した効果の高い視覚誘導性自己運動錯覚を実現します。
自己運動錯覚による 身体への影響 |
● | 麻痺側の上部に健側の動作映像を反転再生し、麻痺側の手が動いている様に錯覚させ運動企図を生成 |
● | 麻痺側の自己身体所有感(Ownership)と運動主体感(Agency)を誘起 |
● | 皮膚感覚が残存している場合、触覚刺激との併用による感覚没入効果(Ownership)の増大 |
自己運動錯覚による脳活動 |
● | 運動錯覚により、運動の発現に関わる脳神経回路網が賦活します |
● | 自己運動錯覚は、皮質脊髄路の興奮性が増大します |
KiNvisの特徴 |
ハードウェアの特徴
可動部を持たない安全設計