AIにより介護記録を自動化
FonLog(フォンログ)とは国立大学法人九州工業大学で開発された介護自動記録AIアプリです。世界トップクラスの国際論文誌にも掲載されています。スマホ行動認識技術により介護記録を自動化し、業務効率を大幅に改善します。『FonLog』導入により、1事業所さま全体での介護記録の転記作業にかかる時間を、1日で約13時間短縮できます。(20人勤務の場合) |
開発の背景 人材不足が叫ばれている介護業界は、IT化が遅れている業界の一つです。ITやAIの促進により、生産性を上げられる可能性が残っています。九州工業大学井上創造研究室は、スマホのセンサを用いて看護・介護士の行動を認識し、介護記録を半自動的に作る技術で世界の先端を行きます(国際会議ICIEV2018,ABC2020、APAMI2020で最優秀論文賞を受賞)。この技術を生かして介護自動記録AIアプリFonLogをリリースいたしました。 |
介護施設丸々一棟を対象に、介護業務分析をした結果、1日のうち少なくとも1時間程度は記録や申し送り作業に費やしていることがわかりました。センサ行動認識+AIデータ解析技術で記録業務を半自動化すれば、これらの時間を入居者様とのふれあいの時間に変えることができます。 |
FonLog導入前後の
一人一日あたり介護時間
業務効率化と同時に作業の質も向上
対象施設で一人一日あたり平均57.6分かかっていた介護記録時間が、FonLog導入によって平均23.8分に減らすことが出来ました。同時に記録の内容も約1.5倍に増え、綿密な記録が可能になりました。 |
AI自動記録
スマホ内のセンサを使って介護行動を認識し、介護記録内容を自動的に提示します。介護施設で一人一日約60分かかっていた手書き介護記録を、スマホ入力+AIで約20分に短縮できました。 |
使いやすい画面
苦手な方でも使いやすい画面を追求しました。使うのはたった2つの画面だけ(特許出願中)。 これで全ての情報を入力できます。初めての方には、介護ITインストラクター(※)が優しく教えます。 ※介護・福祉業界に関わる方々が、ITの基礎を理解し、ITシステムの導入・運用までを自らで行うことができることを認定する資格 |
自由な入力項目と帳票出力
入力項目は事業所ごとに自由に設定できますので、 あらゆる業務記録をIT化できます。そして出力もクラウド上の表計算ソフトで自由に集計・帳票化できます。(※下図はGoogleスプレッドシートへ出力したもの) |
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