地域全体のリハビリを少しでもカバーできるように

たかやなぎ整形外科|西村 洋先生

導入目的より多くの患者様にリハビリを提供。
課題自主トレ資料作成の業務削減。自主トレの定着
効果リハビリテーションの質向上。患者様の状態をより把握できる


本日は、静岡県伊東市にあります、たかやなぎ整形外科様の理学療法士西村洋先生にお話を伺いました。

 

施設の特徴

Q「西村様、本日はよろしくお願いします!まずはたかやなぎ整形外科の特徴について教えてください。」

当院は、伊豆半島(伊東市)に位置しており、伊豆半島は地域全体で見たときに医療過疎が進んでいる地域になります。特に、当院より南側の地域は、リハビリ(療法士が対応できる人数)よりニーズの方が上回っているという状況があります。患者様が、伊豆半島の一番下(南伊豆)に住まれている方だと、約1時間半かけて当院に来られる方もいらっしゃいます。患者様がさまざまなところから見えることから、伊豆半島全体の関わる人が「みんな健やかで幸せになるという健幸を目指していく」ことを目標に日々頑張っています。

また、4年前にリハビリテーション科に理学療法士の私が入職したのですが、そこから理学療法を強化して行こうという方針とともに、理学療法士の数を増やして行きました。 現在、8名在籍しており、外来リハビリ・訪問リハビリ・デイサービスを運営しています。診療所で8名は地域的にも多い部類ですので、リハビリテーションを強みとして、伊豆半島全体のリハビリを少しでもカバーできるよう取り組んでいます。

 

リハサク導入のキッカケ

Q「リハサクを導入していただいたキッカケについて教えてください。」

個人的にはSNSでリハサクのことは知っていました。 導入するにあたり、どのように収益化していくのかを院内で検討はしていましたが、お金以上のメリットがあるのではないかというところが最大の決め手でした。

 

Q「リハサクのどこにメリットを感じたのですか?」

療法士の方々が抱えるよくある問題に「自主トレの資料を作成しても定着しない」ことがあると思いますが、患者様からのフィードバック機能(痛みのチェック・運動実施チェック)から、新たな自主トレ定着の打開策になると感じました。

また、以前は自主トレ資料をゼロから作成しており、日々の業務の中でなかなか追いついてなかったのが現状です。必要に応じ、担当の理学療法士がその都度作るという形を取っていましたが、自主トレ作成にかかる時間の削減ができるサービスだと感じました。

 

リハサクの具体的な活用方法

Q「リハサクの具体的な活用方法について教えてください。」

当院では、外来リハで通院される患者様に対しリハサクを利用していただいてます。

 患者様の中で、スマートフォンをお持ちの方には積極的にお声がけをしています。 自宅にパソコンだけお持ちという方も少数いますので、そのような際にはパソコンでやりとりしている患者様もいます。 担当の理学療法士が、一緒にパンフレットのQRコードから登録まで案内し、その際にパッケージになっている運動を送信しています。次に来院されるまでの期間はその運動メニューを実施してもらい、次回までに患者様それぞれに合わせた運動メニューによりカスタマイズしたものを作成しておくようにしています。

 

Q「来院される患者様の年齢層は高齢者が多いということですが、患者様みなさんにリハサクを提案すると抵抗はないですか?」

それがまったくないですね。 導入前に想定していたのは、「いやちょっと…」や「何か来るんですか?」と患者様から言われるかなと思ったんですが、提案した人ほぼ100%の人がすんなり承諾してくれます。 リハサクを使用してもらっている患者様の多くは60代で、わずかですが70代の方もいます。今のところ大きなトラブルもなく比較的スムーズに利用していただいてます。

 

リハサク導入による効果

Q「リハサクの導入前後で、業務やスタッフ(理学療法士)にはどのような変化がありましたでしょうか?」

自主トレの定着率は目に見える形で分かるようになり、自主トレに関するやり取り、症状のフィードバックを得やすくなった印象があります。 「調子どうですか?」と患者様に聞いてもなかなか具体的に覚えてないことの方が多いと思いますが、より詳細に記載してくれている患者様に対しては、リハサク機能にある患者様の痛みメモをみて「3日前に庭仕事をしたら膝が痛かったんですね」という会話から始められるので、患者様もそうそうと言って思い出したような感じで、より具体的にその症状を引き出すことができます。 

あの日、あの時こういう風になってたよねという聞き方を理学療法士側ができるという点は、当初想定していたよりも理学療法士側のメリットもとても大きいと感じています。 コミュニケーションを詳細に取れることで、リハビリテーションの質は上がったかなと思います。 あとは何より自主トレの管理がとても楽になりました。

 

地域全体のリハビリをカバーすることに貢献

Q「リハサクの導入前後で、患者様の反応にはどのような変化がありましたでしょうか?」

患者様みなさんも積極的に運動は実施してくれています。 伊豆半島全体のリハビリをカバーするには、どうしても同じ患者様ばかりではなく、さまざまな患者様を外来リハビリで見ていくことが必要になります。 

どうしてもリハビリするには病院に来ないといけないようなイメージだった患者様も、リハサクを利用することで運動への意識が高まる(患者教育ができる)ので、地域全体のリハビリをカバーする点ではとても効果的です。

 

Q「最後に、どんな人(施設)にリハサクをおすすめしたいでしょうか?」

整形外科クリニックでは、リハサクを導入することで即効性があると思います。患者様からフィードバックも得られ、自主トレ作成にかかる時間も削減でき、コスト以上に大きな効果があるのではないかと感じます。 また、当院のような地域の診療所(訪問リハビリ・デイサービス)では、大きな力を発揮するのではないかと思います。

 

「西村先生、本日はお忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました!」

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