「@ATTENTION Version2」は半側空間無視をはじめとする、注意ネットワーク障害の客観的評価および症状改善の為の介入手段を提供する、PCベースのリハビリテーションツールです。システムは、タッチパネル付きディスプレイと一体になったコンピューターと視線検出/入力用センサーで構成されています。
ジャンル | リハビリ機器 |
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対象施設 | 病院 |
デモ・トライアル | 現地デモあり(リモート対応可) |
導入実績 | 要お問い合わせ |
ATTENTIONソフトウエアは「リハビリツール」と「評価ツール」に分かれており、表示された各オブジェクト選択に要する反応時間、課題実施中の眼球運動軌跡を記録可能です。
指先でのタッチ、眼球運動双方の行動特性を把握する事により症状の発現機序推論の手掛かりを得る事ができます。また、記録データの分析による無視症状と注意障害の客観/定量評価が可能です。
@ATTENTIONシステムは、2つの視覚情報処理プロセス「背側”where”経路」「腹側”what”経路」のいずれに機能低下/停滞が生じているのかを客観的に把握し、無視や注意障害を改善するための効果的な介入プランを決定、症状改善を実現するための臨床ツールです。
システムは、タッチパネルディスプレイとアイトラッカーの2種類の入力デバイスを備えています。被験者はディスプレイ上に提示されるオブジェクトをタッチしたり注視する事によって課題に取り組みます。この間@ATTENTIONシステムは上肢運動と眼球運動による行動データを取得します。
各オブジェクト選択に要する反応時間、課題実施中の眼球運動の軌跡を記録可能です。指先でのタッチ、眼球運動双方の行動特性を把握することにより症状の発現機序推論の手掛かりを得る事ができます。
本システムによる評価結果と脳画像の相互参照により、視覚認識から空間統合、運動実行に至るどのレベルで病態が発現しているのかを推察する事、さらにリハビリ介入による変化を定量的に評価する事が可能です。
<着色課題と消去課題>
能動的なオブジェクト選択課題では、選択したオブジェクトが色でハイライト/消滅します。物体の空間的位置情報の処理に関わる背側皮質経路”where経路”の活性化を目的としています。
<点滅(順序・ランダム)課題>
受動的なオブジェクト選択課題では、点滅による視覚性注意の惹起によりオブジェクトを選択します。物体の存在や認識の情報処理に関わる腹側皮質経路”what経路”の活性化を目的としています。
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※本システムは国立障害者リハビリセンター研究所河島則天氏、㈱日本ナショナルインスツルメンツ鴨志田敦史氏の研究成果を実用化したものです。
初期費用 | 1,050,000円 @ATTENTIONシステム Version2:1,155,000円(税込) |
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初期費用 | 88,000円 (税込) |
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初期費用 | 77,000円 オプションプランです。 |
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➀現地デモ(リモート対応可)
②ご希望により最長2週間お試し
③お見積り、納品。ご希望の場合は納品時に現地ご説明(リモート対応可)
④ユーザーミーティング(ご利用病院の臨床ご担当者様、研究者による知見の共有)へご登録
要お問い合わせ
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多数ございます。ご希望頂ければ、コピーをお送りしたり論文名等をお知らせいたします。
急性期では、仙台や東京、大阪などの病院で@ATTENTIONを活用されており、症状のスクリーニングや経過を追う上で有効です。発症初期は特に1日の変化が大きいですが、一般的なBIT検査だと頻繁にはなかなか検査できず、1週間を通じて評価する、もしくはできる検査だけ実施する状態だとの事です。Attentionでは、重症な方でない限り離床して能動・受動、5点課題、注視点あたりが1単位(20分)でできるので、忙しく、じっくり時間を取れない急性期でも経過を追うことができるのは大きなメリットとの事です。
評価画面の他、データは全てログファイルとして保存され、Excel等で分析頂けます。特にご質問がある場合は、@ATTENTIONツールを開発された研究者の先生にもお返事いただけます。