スパークスとはニュージーランドの首相によるYouth Mental Health Project の取組みの1つとして、オークランド大学の研究者チームによって10代向けに開発された認知行動療法の考え基づくRPGゲームです。スパークスは、不安やストレス、憂うつな気分を感じている人に役立ちえる情報を提供し、『賢明で、前向きで、活動動的で、現実的な新しい考え方』を学ぶお手伝いをします。
Smart(賢明で) Positive(前向きで) Active(活動的で) Realistic X-factor thought(現実的な新しい考え方) |
認知行動療法とは:
認知行動療法とは、適応的な考え方を身につけたり、新しい行動を促したりすることによって問題解決を行う心理療法です。欧米では広く普及しており、日本でも自分で本などを使って学習する方が多いです。それに対し、SPARXはRPGゲームなので、いつでも、どこでも楽しく学習頂けます。
British Medical Journal (19 April 2012 edition) より ※寛解:病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態。 |
ゲームのストーリー ユーザーの方が、バランスの崩れた世界のヒーロー/ヒロインとなり世界を救う、というストーリーです。世界を救う過程で、認知行動療法を学びます(リラクゼーション法、コミュニケーションスキルなど)。ゲームをプレイしながら気軽にセルフケア方法を知ることができるので、実際の生活で応用する際に、記憶に残りやすいと考えられます。 |