「HAL®腰タイプ介護・自立支援用」は、介護する側と介護される側に対して、介護支援と自立支援の2つの用途で活用できる装着型サイボーグです。
HAL®は、人が体を動かすときに脳から筋肉へ送られる信号「生体電位信号」を読み取りその信号の通りに動きます。
介護者が装着することで、介護動作時の腰部負荷や腰痛発生リスクを低減することを目的とした「介護支援用途」と、要介護状態の方が装着することで、弱った足腰などの身体機能の向上を目的とした「自立支援用途」の2つの用途で使用していただけます。
● なかなか減らない介護職員の腰痛問題を解決するために導入した。 ● 持病の腰痛で一日置きに接骨院通いだったが、長く使うことで負担が軽減された。 ● HAL®があることによって引っ張ってもらえるので意識は利用者の安全にだけいけばいい。自分の身はHAL®が守ってくれる。 ● 車いすからチェアの椅子に乗り換えの時に体の大きな方や重い方もいるから心強い。年齢に関係なく介護の仕事を続けられる。 |
人材確保等支援助成金(介護福祉機器助成コース)の助成対象として 「装着型移乗介助機器」が追加されました |
介護事業主が、介護労働者の身体的負担を軽減するために、新たに介護福祉機器を導入し、適切な運用を行うことにより、労働環境の改善や離職率の低下が図られた場合に助成されるものとして「装着移乗介助機器」が追加され、この分野にHAL®︎腰タイプ介護支援用が含まれます。
HAL®を装着して意思に従った運動を行うことにより、身体機能の維持・向上や自立度を高めることが期待されます。コンパクトな軽量モデルのため、施設ではグループで楽しく、訪問介護ではじっくりとなど、様々な場面で気軽に活用することができます。
移乗介助・体位変換介助などの介助動作時の腰部負荷について医学的解剖学的観点から解析・シミュレーションし、より低減できる機能を実現。腰痛を引き起こすリスクを減らします。防水機能もあるため、負担の大きい入浴介助でもご使用いただけ、これまで通りの介護を楽に行うことができます。
従来の運動時に脳から筋肉へ送られる運動意思を反映した「生体電位信号」を読み取り、意思に従った動作を実現するHybridモードに加え、サイバニクス自律制御のみのアシストを受けるモードが新たに選択できるようになりました。本モードは特に介護を行う装着者がより多くの場面で気軽にHAL®︎腰タイプを使えるよう、センサー貼り付けを行わなくても使うことのできるモードで、このモード使用時にはわずか10秒ほどでの装着が可能になりました。
介護する人の身体的負荷を低減することは、労働環境改善や労働災害防止につながります。また、介助なしでの立ち座り動作など、介護される人の自立度の向上は、本人はもちろん介護する人の負担も大きく軽減します。二つの用途で使用できるHAL®︎で、超高齢社会の課題解決に双方向からアプローチし、重介護ゼロ®︎社会の実現を目指します。
2015年3月の販売開始以来、国内75の介護施設様でご利用いただいております。国内稼働台数は約1000台。(2021年9月現在)
ご利用例
社会福祉法人練馬区社会福祉事業団 大泉特別養護老人ホーム様
HAL®を装着した映像・動画を使った募集活動を行ったところ、通常の17倍の人材を採用できたとの調査結果がでました。
移乗・排泄介助はもとより体位変換、食事支援、シーツ交換など生活支援の代表的なシーンで腰部の負荷が軽減されたとのお声をいただいております。
お客様からのご要望として一番多かった防水機能が新たに追加され、負担の大きかった入浴介助にもご使用いただけるようになりました。
介護支援用腰タイプは、パーソナルケアロボット(生活支援ロボット)の安全性に関する国際規格ISO 13482におきまして、その安全性を評価され認証を受けております。
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