【徹底比較】コミュニケーションツール17選｜選び方や導入メリットも解説

コミュニケーションツールの選び方【目的・ニーズ別】

コミュニケーションツールには、さまざまな種類があります。 それぞれニーズごとにまとめて紹介していきますので、機能面やその特徴などを見ながら、自施設に合うかどうかご検討ください。

以下の観点別に、おすすめツール・企業を紹介していきます。

• 総合おすすめ｜初めての導入ならこれ！
• 医療・介護業界に特化したものがいいならこれ！
• セキュリティ対策は大事！従業員数が多い法人におすすめ！
• チャットだけでなく便利な機能がほしい！
• ITに関心が高い人が多いならこれ！カスタマイズ豊富！

総合おすすめ｜初めての導入ならこれ！

パッと見て操作がしやすいコミュニケーションツールなら、初めての導入でも安心です。 幅広い年代層でも安心して使えるツールを3つご紹介します。

LINE WORKS｜ワークスモバイルジャパン株式会社

誰もが知っている、LINEが提供するビジネス用のコミュニケーションツールです。スタンプが送れたり、既読機能があったり使用感はLINEとほとんど変わらず、どの年代でも使用しやすいデザインとなっています。

チャットワーク｜Chatwork株式会社

チャットワークは、導入企業365,000社を突破し、3年連続で中小企業向けビジネスチャットナンバー1を誇っています。日常業務の報告はもちろん、情報共有やタスク管理もできますので、連絡ミスによるトラブルを防ぐことができます。

Talknote｜Talknote株式会社

Talknoteは、とても見やすい画面でストレスなく簡単に操作ができます。チーム内での情報共有がしやすく、日々の連絡事項はもちろん、タイムライン機能で業務報告などを写真付きで表示することが可能です。

Talknoteを導入したクリニックの体験談はチームワーク抜群&急成長を続けるいしがみ整形外科クリニックを陰で支える「Talknote」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

医療・介護業界に特化したものがいいならこれ！

医療介護業界でも、コミュニケーションツールを活用することで、業務がスムーズになるだけでなく医療や介護の質の向上につながります。 今回は、それぞれに特徴のあるツールをご紹介します。

MeLL＋｜大塚商会

MeLL＋は、職員同士だけでなくご利用者、ご家族さまや職員間、他事業所とのコミュニケーションを円滑にしてくれます。ご利用者の情報を関係職員同士で把握できるだけでなく、ご家族さまへも伝えたいことを送信できます。

Buddycom｜株式会社サイエンスアーツ

Buddycomは株式会社サイエンスアーツが開発した、トランシーバーやインカムに代わる、現場のコミュニケーションをお手持ちのスマホで可能にするツールです。IP無線トランシーバーアプリをインストールするだけで、離れている職員や事務員などとのやり取りをスピーディーにおこなうことができます。

メディカルケアステーション｜エンブレース株式会社

メディカルケアステーションは、情報を一元化して共有することができるため、関係者同士の伝達ミスや連絡遅延などが防げ、一貫性のあるケアが実現できます。関係者同士でのチャット機能だけでなく、患者さまやご家族とのチャット機能もあり、互いの都合を気にせずスムーズなコミュニケーションが可能です。

セキュリティ対策は大事！従業員数が多い法人におすすめ！

コミュニケーションツールでは、さまざまな情報が行き交い、保存されていきます。特に従業員数が多い企業では、その情報量は膨大です。大切な個人情報や企業情報を適切に管理できる、高いセキュリティを持つツールをご紹介します。

WowTalk｜ワウテック株式会社

WowTalkは、IP認証設定により端末紛失時などのアクセス制限や、登録者の管理を厳密に行い情報漏洩の危険を防いでいます。管理者が登録者を一括管理するため、大規模導入もスムーズにできます。

direct｜株式会社 L is B

directは、国際的なセキュリティ認証活動に力を入れており、厳格なサーバ管理で大切な情報を最高レベルで保存しています。登録端末以外からのアクセスや特定のネットワークだけを許可することもできます。

TAGS｜鈴与シンワート株式会社

TAGSは、法人に特化したコミュニケーションツールです。通常の通信暗号化に加えて、クライアント端末のキャッシュも暗号化するなど、高いセキュリティで企業情報や個人情報を管理しています。

チャットだけでなく便利な機能がほしい！

コミュニケーションツールを導入する際、基本的なチャット機能やタスク管理以外にも機能があると、業務の効率化をさらにすすめることが可能です。 チャット機能以外にもいろんな便利な機能を使いたい！という方のために、以下のサービスをご紹介します。

kintone｜サイボウズ株式会社

kintoneはコミュニケーションツールとしてのチャット機能やタスク管理などのほかにも、たくさんの機能の中からカスタマイズすることができます。コミュニケーションツールとしてのチャット機能やタスク管理などのほかにも、たくさんの機能の中からカスタマイズできます。

Kibela｜株式会社Take Action

Kibelaは、一般的なコミュニケーションツールとは違い、チャット機能や通話はできませんが、ブログのように記事を書くことができます。議事録や連絡事項で情報共有をおこない、個人的な記事で個人個人の人柄を知ることができ、その記事にいいね！やコメントなどもできます。

Lark｜Ｂｙｔｅｄａｎｃｅ株式会社

Larkは、チャット機能をベースとして、ビデオ通話やクラウドストレージなどのさまざまな機能を使うことができます。

THANKS GIFT｜株式会社Take Action

THANKS GIFTは、相手への感謝をきっかけにコミュニケーションを深め、組織変革を図ることを目的としたWeb/アプリサービスです。チャット機能はもちろん、掲示板や社内報などで情報共有をしながら、日々の感謝を職員同士で文字やありがとうカードとしてアプリ上で送り合うのが特徴です。

ITに関心が高い人が多いならこれ！カスタマイズ豊富！

積極的にコミュニケーションツールを応用し、最新の技術を使ってより安定した経営や生産性の向上を図ることができるサービスもあります。 IT初心者には少しハードルは上がりますが、慣れれば問題なく使用できるでしょう。

slack｜株式会社セールスフォース・ジャパン

slackは、アメリカ初のコミュニケーションツールで、特にIT企業などエンジニアが多い職場で利用されています。高いセキュリティの元で、office365やGmailなどもアプリ内で使用でき、機密情報の送受信も安心しておこなうことができるでしょう。

MicrosoftTeams｜日本マイクロソフト株式会社

MicrosoftTeamsは、office365やMicrosoft365などが提供するあらゆるサービスをまとめて使うことができます。チャットやグループ通話、ノートなどの機能があり、少人数での利用から大企業に至るまでさまざまなパターンに対応することが可能です。

LumApps｜ＬｕｍＡｐｐｓ株式会社

LumAppsは、ポータルサイトをテンプレートを使って簡単に作成できるサービス。いいね！やコメントのやり取りができたり、コミュニティを作成することで、個人間でやり取りも可能です。

TUNAG｜株式会社スタメン

TUNAGは、大切な経営理念や会社の思いを職員に伝え、エンゲージメントを高めて業務の活性化や効率化につなげることを目的としたサービスです。社内制度に沿ったタイムライン機能やダッシュボード機能があり、既読やリアクション機能で情報がどこまで浸透しているか、把握することが可能です。

おすすめコミュニケーションツール17選

紹介した企業や製品について、価格や仕様などをくわしく紹介します。

導入後のメリットは？

コミュニケーションツールはとても便利ですが、導入してすぐに定着するかどうかを考えると、「紙やメールでもいいかな」と思われるかもしれません。 しかし、業務の効率化や情報共有の速さなど、コミュニケーションツールだからこそ叶えられることが多くあります。

導入後にどんなメリットがあるのか、具体的に見てみましょう。

社内のコミュニケーションが円滑になる

通常のメールのように、定型のあいさつ文を入れたりビジネスマナーを意識したやり取りでは、スピード感のあるコミュニケーションができません。

コミュニケーションツールは、必要な時に気軽にメッセージを送ったり情報共有ができ、コミュニケーションの幅が広がって業務が円滑に進みます。 文章や掲示板の使い方などから、その個人の人となりが伝わりやすくなるため、職員同士のコミュニケーションも増えていくでしょう。

ほぼリアルタイムでやりとりが出来る

サッとメッセージを送ることができるため、医療介護関係であればリアルタイムで患者さまやご利用者の様子を関係者間で共有することが可能です。

ご家族さまやご利用者本人が登録できるサービスもあるため、それを利用すれば日々の様子を把握したり、発熱などの状態変化にも対応しやすくなります。

直行直帰や在宅勤務もしやすくなる

直行直帰や在宅勤務の場合、情報共有やコミュニケーションはとても大切です。 連絡事項や指示がうまく伝わらないということは、業務上の事故にもつながりかねません。

コミュニケーションツールなら、タブレットやスマホ上で簡単に情報共有することができるので、直行直帰や在宅勤務の際も安心です。

まとめ

コミュニケーションツールを選ぶ際は、きちんと使いこなせるか、便利な機能があるのか、セキュリティ対策がしっかりしているのかよく確認しましょう。 介護医療業界に特化したものやITに関心が高い企業におすすめのツールなど、たくさんの種類があります。

初めてコミュニケーションツールを導入する場合は、直感的に使えたり機能がシンプルなものがいいでしょう。

ぜひ今回の記事を参考に、ご自身の職場に合ったコミュニケーションツールをご検討ください。