「職員を守るために導入しました」

介護付き有料老人ホーム『コンフォールひなせ』|尾形 礼子

<お客様情報>

介護付き有料老人ホーム『コンフォールひなせ』をはじめ、『グラウンドゴルフ』や『ぱんだかふぇ』など、高齢者の方や地域住民向けのサービスを提供する株式会社コンフォール。

今回は岡山県備前市日生、美しい瀬戸内海に望む介護付き有料老人ホーム『コンフォールひなせ』で部長を務める尾形礼子様にnondi導入のきっかけや、導入後の変化についてお話を伺いました。

 

| nondiを導入しようと思ったきっかけを教えて下さい
年に1度あるかないかですが、以前から施設内で薬の飲み忘れは起こっていました。
私は13年介護職として働いてきまして、まだ誤薬は起こしていませんが、誤薬の怖さは知っています。職員に怖い思いをさせたくない、という思いがすごく強かったので、施設長と色んな展示会に行って探していたところ、nondiと運命的な出会いをしました。

 


 

| 現場の尾形様にとっては誤薬防止システムは悲願だったと
そうなんです!薬は入居者さまの命と直結しているので、与薬をする職員にとっては精神的な負担が大きいと思うんです。過去に入居者さまから与薬時に「これ、違う人のよ」と言われたことがあり、それから「誤薬をしたからこれ以上働けません」って言って辞めていった子がおりまして、それが私には堪えました。だからもう職員に怖い思いや辛い目に合わせたくない、という思いが強かったです。人がすることだから絶対はないと思っていますが、環境さえ整えたら、きっと誤薬せずに済むんじゃないか、という考えがありました。だれもが確実に与薬できるようなシステムを導入しようと。


 

| そこで他社と比較して、nondiを選ばれたポイントはいかがでしたか。
他社も検討しましたが、nondiは専用のハンディターミナルでボタンを押してスキャンするだけのシンプルな操作で済むため、これなら職員皆が同じレベルで迷わず使えるのではないか、ということがポイントでした。
また、ハンディターミナルで読み取った入居者さまのデータの移動も専用のクレードルに置くだけでシステムに移動できるので、誤薬チェック後も迷わず使えるかな、と思いました。あとは導入しやすい金額だったこともあります。


 

| 最後に、nondiを導入して変わったことを教えて下さい。
やはりボタンを押してスキャンするだけでのシンプルな操作なので、職員皆が同じレベルで誤薬のチェックができることですね。
また、職員の意識が変わりました。より確実な誤薬チェック体制のため、職員たち自ら独自のマニュアルを作りました。職員が自分たちの行動一つ一つを文章にあげて、食札とバーコードの付いた札の入れ替え作業など、細部まで作り込みました。職員が主体的になってアイデアを出し合い、お薬の準備から与薬までのすべての業務フローを改めて見直し、スケジューリングまでしてくれて。nondiの導入によって、誤薬防止システムの補助以上の効果があったと思います。

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