case1.個別のリハビリと食事や移動の際など生活リハビリで全介助が軽介助へ「動ける」
■退院時 看護リハビリサマリ情報(H30.3.30) 診断名:右大腿骨頸部骨折 移乗と立ち座りは全介助 排泄は終日オムツ使用 入浴は機械浴 ■個別生活リハビリ内容 ・疼痛が強い日は以上の介助量を多めにし、特に疼痛が強い場合は荷重をかけない移乗に。 疼痛が少ない場合は介助量を低めにし、疼痛自制内で下肢筋力が発揮できるような移乗を実施。 ・食席では車椅子ではなく普通椅子への移乗とし、上記介助量を調整しながら食事の時にも立ち座り訓練を実施。 |
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排泄はトイレにて軽介助にて実施可能 入浴は中間浴で可能(立ち座り可能となったため) 移乗と立ち座りは軽介助 |
時期 | 2018/3/30 | 2018/6/28 |
移乗(立ち座り) | 全介助 | 軽介助 |
排泄 | 終日オムツ使用 | トイレにて軽介助 |
入浴 | 機械浴 | 中間浴 |
case2.日々の生活リハビリの「ご自身で食べる」が笑顔と元気を取り戻した!
■退院時 看護リハビリサマリ情報(H30.3.30) 入院中はほぼ無言、無動の事が多く、食事においても傾眠がちで全介助レベルであった。 ■個別生活リハビリ内容 S様に積極的にお声掛けを行い、覚醒の向上とコミュニケーションの向上を図った。 そして、覚醒度合の向上と共に、食器を持っていただく介助をしながら「食べる」という行為をケアスタッフが訓練を行っていった。人見知りのご入居者なため、一時的に介入を行う専門職より、生活を共にしているケアスタッフへはよりコミュニケーションがとれ訓練が進んだ。 |
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現在は発語もみられるようになり、食器を持ちながら摂取する動作も可能となってきており、S様も笑顔もみられ、ケアスタッフも元気になっていく姿を拝見し笑顔があふれています。 |
介護業務効率化システム「EGAOlink」を導入し、効率化された時間を生活リハビリに活用。
その結果、ご入居者ADL(日常生活動作)が改善。
自立支援をすることによりQOL(生活の質)の向上が図れています。
箱根の日帰り旅行に出掛けたり、昔よく行っていた歌舞伎座に行ったり、ご自身のふるさと(長野県上諏訪)にいらっしゃるお姉様に会いに行ったりなど、ご入居者がやりたいことを叶えられるようになり、大きな満足を得られるようになりました。