老老介護に代表される「介護者の高齢化問題」は、医療介護業界でも指摘されています。介護従事者の高齢化による腰痛対策のニーズは年々高まり、伴ってアシストスーツ市場は拡大しています。近年さまざまなメーカーがアシストスーツ市場に参入しており、多種多様な製品が生まれています。
導入を検討するにあたり、どのアシストスーツを選べば良いかわからないとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、アシストスーツ15選を徹底比較してご紹介します。
目次
パワーアシストスーツは、モーターや人工筋肉などを体に装着することで、身体動作を補助してくれる装置です。電動の動力がついている「パワードスーツ」と、非電動の「アシストスーツ」を合わせて「パワーアシストスーツ」と呼んでいます。
アシストスーツ(「パワーアシストスーツ」と表現されることもある)は、普段の力では持ち上げられない荷物をあげられる「パワー増強」スーツと認識している方もいらっしゃいますが、ほとんどの製品がそうではありません。アシストスーツは腰にかかる負担を軽減し、腰痛を防止するための補助具だと理解しましょう。誤解を招くことのないよう、本記事では「アシストスーツ」と表記します。
下記の表のように、「電動タイプ」と「非電動タイプ」の2種類に大きく分けられます。
非電動タイプ (アシストスーツ) |
電動タイプ (アシストスーツ) |
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タイプ | サポータータイプ | 外骨格タイプ | 外骨格タイプ |
価格帯 | 数万円〜 | 3万円~50万円 | 50万円~100万円前後 |
特徴① | 気軽につけられる | 人工筋肉やゴムなど反発力を利用してアシスト力を強化 | モーター駆動やセンサーによりアシスト力が強い、小柄な女性は重く感じる場合がある |
特徴② | 最もアシスト力は弱い | 電動タイプよりも軽量化モデルが多く、長時間でも着用できる | パワーの調整ができるので、無駄な力を必要としないなど高機能 |
特徴③ | 最も軽量 | 電動タイプと比較するとアシスト力が弱い場合がある | 価格が高く、メンテナンスが必要 |
前提として、電動タイプのアシストスーツはモーター等でユーザーの動きをサポートする反面、本体重量がやや重くなりがちで、装着したままではスムーズに動くことが難しいとの声もあります。アシストスーツを装着したまま動く必要がある業界(介護施設、農業など)では、非電動タイプのアシストスーツから検討を始めるのが良いでしょう。非電動のアシストスーツは、ユーザーの力をアップするというよりも、腰痛の予防・軽減に貢献する製品であると理解しておきましょう。
非電動・外骨格タイプのアシストスーツは、動力を使わずに動きをアシストしてくれるスーツです。電力を使わないため、バッテリー切れの心配がなく、導入価格も抑えられるメリットがあります。
非電動・サポータータイプのアシストスーツは、生地素材の反発力や収縮力を利用します。ゴム素材のアシストスーツもあります。ゴムの収縮する力で上半身が起きあがるようなイメージです。
電動タイプのアシストスーツ(パワーアシストスーツ、パワードスーツ)は、モーターやセンサーで装着者の動きをサポートします。本体重量が重くなりがちで、装着するとスムーズに動けないと感じる場合もありますが、アシスト力は最も強いスーツです。一方、非電動のアシストスーツと比較して、高価格帯の製品が多い点も特徴です。
介護業界では、移乗介助や入浴介助のような腰に大きな負荷がかかる業務でも、パワーアシストによって少ない力で介助できるようになります。
また、作業を補助するタイプだけでなく、足腰の弱い要介護の方が装着すると、身体機能の向上を目的とした「自立支援」を促す用途にも使えます。介護業界の他にも、農作業・建築業・物流倉庫など幅広いシーンで利用されているようです。
アシストスーツの種類については、アシストスーツの基礎知識|選び方や導入メリットを徹底解説で解説しています。
介護向けのアシストスーツについては、介護向けアシストスーツ8選|タイプ別の特長・価格、補助金情報を紹介で解説しています。
最初に紹介した分類は、アシストスーツのメーカー各社が紹介している分類を基にセカンドラボが整理したものです。一方、ユーザーのみなさんがアシストスーツ導入を検討する際、重視するポイントは「価格・動力・重さ(重量)」ではないでしょうか。
記事中で紹介している製品を、上記の観点で分類しました(2024年2月時点)。製品選びの参考にしていただければ幸いです。
※重さについては、メーカーが公表している数値を掲載しています。装具やカバーを除いた重さが掲載されている場合は、その旨も記載しております。掲載している数値が装着した際の重さと異なる場合もございます。
製品名 | 電動/非電動 | 価格(税込) | 重さ(kg) |
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J-PAS fleairy(フレアリー) | 電動 | ¥382,800 | 1.6 ※装具除く |
HAL腰タイプ介護・自立支援用 | 電動 | ¥208,000 | 3.1 |
サポートジャケット Ep+ROBO(モーター駆動型) | 電動 | ¥657,800 | 3.4 |
マッスルスーツ エブリィ | 非電動 | ¥149,600 | 3.8 ※カバー含まず |
Aero Back | 非電動 | ¥330,000 | 1.3 |
レイボエクソスケルトン | 非電動 | 要お問い合わせ | 2.8 ※装具除く |
マッスルスーツGS-BACK | 非電動 | ¥159,500 | 3.3 |
サポートジャケットBb+PROⅢ | 非電動 | ¥49,500 | 0.7 |
DARWING Hakobelude(ダーウィンハコベルテ) | 非電動 | ¥85,800 | 0.816 |
アシストスーツ「楽衞門」 | 非電動 | ¥33,000 | 0.8 |
ワーキングパワースーツシリーズ | 非電動 | ¥19,800 | 重量不明 |
rakunieラクニエ | 非電動 | ¥25,300 | 0.25 |
作業アシストスーツX | 非電動 | ¥39,900 | 重量不明 |
EZ102イージーアップ | 非電動 | ¥42,900 | 0.74 |
非電動・外骨格タイプのアシストスーツをご紹介します。
第二の背骨となるバックボーンを背面に装着することで、前かがみの姿勢や背骨、腰にかかる負担を軽減するパワーアシストスーツです。
Bb+PROⅢには、さまざまな機能が備わっています。PROシリーズの3代目。前PROⅡの良い所を残しつつ改良・機能追加し、現場 プロ用に徹した仕様にしました。追加機能は、サイドアブベルト・Bbベルト・スライド式チェストベルト・Wロックひざベルトで、装着者の身体にジャストフィットさせて効果を最大限に得られるようにしました。さらにバックボーンを着脱式にして洗濯機で 洗えるようにしました。
また、本体重量が約700gと軽量のため、電動タイプと比較しても疲れない点は魅力です。洗濯もできるので、衛生面でも安心して利用できるでしょう。
ユーピーアール株式会社の比較ポイント
製品情報
価格 | 49,500円(税込) |
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重量 | 700g |
サイズ | S~M・L~3L(155cm~194cm) |
中腰アシスト | あり |
マッスルスーツエブリィは、介護現場などでの腰への負担や日常のちょっとした力仕事までサポートするアシストスーツです。付属のポンプを使用して空気を送り込み、空気圧を利用した人工筋肉の反発力によって動作をアシストしてくれます。
また、電気を使用しないタイプなので、アシスト力が弱まれば追加で空気を注入するだけで、強いアシスト力を維持することが可能です。さらに、水やほこりに強いため、入浴介助などの水場での作業で使用しても問題ありません。
株式会社イノフィスの比較ポイント
製品情報
価格 | 149,600円(税込) |
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重量 | 約3.8kg(カバー含まず) |
サイズ | S・M・L(身長150cm~185cm) |
中腰アシスト | あり |
防塵防水性能 | IP56 |
レイボエクソスケルトンは、オランダのLAEVO B.V.社が手がけるアシストスーツです。 レイボは、動作する人の運動エネルギーを動力源としています。しゃがむときに蓄えたエネルギーを起き上がるときに利用する「エネルギー回生システム」が特徴です。
背骨にかかる負担を軽減するため、腰に巻いたベルトと、胸部に装着するチェストパッドが体幹を支えます。電源やバッテリーは不要でどこでも使えて、腰への負担を40~50%削減します。
レイボエクソスケルトンの比較ポイント
製品情報
価格 | 要問い合わせ |
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重量 | 約2.8㎏(装具除く) |
サイズ | ストラクチャーで調整可能 |
中腰アシスト | なし |
イノフィスの新商品は、物流業での倉庫管理や運送時の荷物の積み下ろし、工場でのピッキング時の利用を想定している商品です。看板商品だったマッスルスーツエブリィはポンプで空気を送り込む形式でしたが、今回の商品では、腰の位置に設置してある軽量のアクチュエータで補助してくれます。そのため、背中に重さを感じることなく作業できます。
リュックのように背負うだけで装着できる手軽さが自慢の商品です。
マッスルスーツGS-BACKの比較ポイント
製品情報
メーカー希望小売価格 | 159,500円(税込) |
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重量 | 3.3㎏ ※カバー類を含む |
サイズ | Sサイズ:150cm~170cm Mサイズ:165cm~185cm |
中腰アシスト | 要問合せ |
サポートジャケットBb+Airは、腰への負担を軽減する画期的なアシストスーツです。独自開発の「第二の背骨」Bb+(バックボーンプラス)が、腰を支え、正しい姿勢へと導きます。
腰ベルトをなくしたことで、低価格かつ軽量を実現した店舗販売専用アシストスーツです。
サポートジャケットBb+Airの比較ポイント
製品情報
価格 | 14,800円(税込、店舗販売専用) |
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重量 | 約400g |
サイズ | 1サイズ、男女兼用、適用身長150cm~190cm |
中腰アシスト | あり |
ここからは、非電動・サポータータイプのアシストスーツをご紹介します。モーターなど電動の力を使うことなく、安価に導入できることから、農業や工場などで利用する際にも検討できます。
DARWING Hakobelud(ダーウィンハコベルテ)は、筋肉の働きを補助するアシストスーツです。特殊高反発ゴムと人工筋肉を搭載しており、ゴムの収縮力を利用して自然と上半身を起こしてくれます。
また、総重量が約800gと軽く、装着も簡単で扱いやすいです。リュックサックを背負うように装着するだけで、上半身の起き上がり、中腰姿勢に使う筋肉の働きを助けます。非電動タイプなので、充電、稼働時間を気にすることなく使用できるでしょう。
ダイヤ工業株式会社の比較ポイント
製品情報
価格 | 本体85,800円(税込)/オプション腕パーツ16,500円(税込) |
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重量 | M:732g、L:816g |
サイズ | M・L(身長155cm~185cm) |
中腰アシスト | あり |
アシストスーツ「二代目 楽衛門」は、腰から背中の筋肉負担を約15%軽減、腰椎への関節負担を約4%軽減する結果を証明しました。
無駄を極力排除して軽量化し、スタイリッシュなデザイン、体へのフィット感とアシスト力を追求しました。
幅広いサイズに対応できるよう工夫をこらし、匠の縫製技術を誇る職人たちが最高の一着に仕上げています。
10秒で簡単に着用できる!アシスト機能付きのパンツとして特許取得しました。
介護、農業、物流、製造業など様々な力仕事の現場でご活用できます。
株式会社ラクエモンの比較ポイント
製品情報
価格 | 44,000円(税込) |
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重量 | 約800g(本体) |
サイズ | M・Lサイズ(男女兼用) |
中腰アシスト | あり |
動力源を必要としないパワーアシストスーツです。腰部分に配置した「特殊高反発スプリング」によって、背筋力を約20%向上させ、腰や背部にかかる負担を軽減してくれます。
腰をしっかりとホールドしてくれるスーツですが、作業の邪魔にならず、動きの制限がない設計です。そのため、介助などの力を必要とする作業だけでなく、デスクワークでも違和感なく使用することができます。
有限会社アトリエケーの比較ポイント
製品情報
価格 |
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重量 | ー |
サイズ |
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中腰アシスト | あり |
ラクニエは、腹部を締め付けない動きやすさと、着脱のしやすさを兼ね備えたサポートウェアです。前屈時に発生する背中の伸びを利用した弾性生地の張力で、腰への負担を軽減します。
腰を曲げる、ひねるなどの動作時はサポートされないため、過剰なサポートによる筋力低下の心配もありません。前屈時の筋力をサポートすることに特化しているので、無駄な素材を削ぎ落とし、約250gの軽さを実現しています。
株式会社モリタホールディングスの比較ポイント
製品情報
価格 | 25,300円(税込)※楽天市場より |
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重量 | 約250g |
サイズ | XS・S・M・L(身長148cm~184cm) |
中腰アシスト | あり |
作業アシストスーツXには、ステンレス製のバネが2本背骨に沿って内蔵されています。そのバネの力により、身体が支えられ、作業時にかかる腰への負担を軽減してくれます。
また、背中部分のショルダーベルトがX字構造になっているので、姿勢を矯正しながら上半身への負担を軽減することも可能です。さらに、スーツ本体と膝サポーターを外せば、アシストスーツを着用したままでも休憩することができます。
株式会社キングジムの比較ポイント
製品情報
価格 | 39,900円(税込)※楽天市場より |
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重量 | ー |
サイズ | ウエストM・L(身長180cm以下はM、以上はL推奨) |
中腰アシスト | あり |
EZ102イージーアップは、腰への負担だけでなく、腕にかかる負担も軽減するパワーアシストスーツです。起き上がりや前屈動作のみならず、左右や斜めの動きにも対応しています。
そのため、介護現場のあらゆる作業で、効果を実感することができるでしょう。また、休憩中にアシストスーツを脱ぐ必要はなく、ベルトを緩めれば休憩中やトイレでも着用できます。
株式会社Asahichoの比較ポイント
製品情報
価格 | 42,900円(税込)※楽天市場より |
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重量 | 約740g(Lサイズ) |
サイズ | S・L・XL |
中腰アシスト | あり |
Aero Backは、前屈姿勢や中腰姿勢のサポートに特化したパワーアシストスーツです。背中部分に配置している人工筋肉によって、中腰姿勢で作業しても身体への負担を大幅に軽減することができます。
また、一般的なパワーアシストスーツと比較しても重量が1.8kgと軽いので、長時間の作業もラクにこなせるでしょう。
株式会社朝日レンタックスの比較ポイント
製品情報
価格 | 300,000円(税抜) |
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重量 | 約1.8㎏ |
サイズ | フリーサイズ(身長制限なし) |
中腰アシスト | あり |
まずは、電動タイプのパワーアシストスーツ(パワードスーツ)を紹介します。アシスト機能が強い一方、高価格帯の商品が多くなっています。自施設で求める機能を明確にして、導入を検討しましょう。
電動タイプのパワーアシストスーツの詳細も解説しているので、気になる方はぜひ確認してみてください。
電動のアシストスーツについては電動アシストスーツおすすめ4選|特徴や補助金情報まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
J-PAS fleairy(フレアリー)は、装着者の動きをセンサーが感知し、モーター駆動により必要な力を補助してくれるパワーアシストスーツです。トイレ介助で行う立位保持介助では約59%、移乗やオムツ介助時などの中腰姿勢では約94%の負担を低減してくれます。
また、ベルト巻き上げ式タイプなので、総重量が約1.6kg(装具除く)と非常に軽いのも特徴です。そのため、長時間に渡って介護業務をおこなっても疲れにくいでしょう。
出典:【入門編】JTEKT パワーアシストスーツJ-PAS fleairy(フレアリー)を初めてお使いいただく方へ
株式会社ジェイテクトの比較ポイント
製品情報
価格 | 本体セット298,000円(税別) |
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重量 | 約1.6㎏(装具除く) |
サイズ | S・M・L(身長145cm~185cm) |
中腰アシスト | あり |
連続稼働 | 約4時間 |
防塵防水性能 | IP55(浴室作業可) |
「HAL腰タイプ介護・自立支援用」は、介護をする側・される側、2つのパターンで装着できるパワーアシストスーツです。介護をする側が装着すれば、移乗や入浴介助などの介助動作時にかかる腰への負担を軽減させてくれます。
実際に導入した施設では、「腰痛や疲労感などの症状軽減につながった」という声もあります。また、介護をされる側が装着すると運動動作をアシストし、身体機能の維持・向上につなげることが可能です。
HAL腰タイプ介護・自立支援用は、「介護支援」と「自立支援」の2つの用途で使用できるアシストスーツなのです。
HAL腰タイプ介護・自立支援用については世界初の装着型サイボーグ「HAL」!実際の評判・導入事例についてもご紹介!でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
CYBERDYNE株式会社の比較ポイント
製品情報
価格 |
|
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重量 | 3.1㎏(バッテリー含む) |
サイズ | 1サイズ(適用身長140cm~180㎝) |
中腰アシスト | あり |
連続稼働 | 約4.5時間 |
防塵防水性能 | IP54(防水・防塵) |
Ep+ROBOの特徴は、左右のセンサーが腰の動きを検知し、腰の角度に合わせてアシストしてくれることです。それにより、持ち上げる力や前屈姿勢を補助する力、対象物を引き寄せる力など、あらゆる場面で快適な作業ができます。
また、手元のボタンを操作すれば、作業内容に合わせてアシスト力を調整できるのも特徴です。さらに、スーツの重量が約3.4kgと軽量なので、長時間の作業でもストレスなく使用できるでしょう。
ユーピーアール株式会社の比較ポイント
製品情報
価格 | 598,000円(税抜)/レンタル可能※要問合せ |
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重量 | 3.4㎏(バッテリー含む) |
サイズ | 1サイズ(適用身長155cm~190cm) |
中腰アシスト | あり |
連続稼働 | 約4時間 |
防塵防水性能 | IP55(浴室作業可) |
最初に紹介したパワーアシストスーツの分類のうち、「電動タイプ」の製品は、重量物を持ち上げるシーンなどで使われます。アシスト力が最も高いためユーザーからの関心も高い一方、非電動タイプの製品と比べて高価格なためなかなか手がでない事業所も多いのではないでしょうか。
くわしく解説していきます。
電動アシストスーツにはセンサーやモーターが内蔵されており、電気を動力源として使います。スーツを装着している人の動きに合わせてアシスト力を調整してくれるため、一番効果を実感しやすいタイプです。
欠点を挙げるとすれば、アシスト力を長時間持続させることができない点です。稼働時間を超えてしまうと充電をする必要があり、必要な時に充電が切れてしまう可能性もあります。この点、非電動タイプはアシスト力は大きくないものの、ます。
繰り返しになりますが、モーター駆動やセンサーによる強いアシスト力は、電動アシストスーツの最も大きなメリットです。装着している間は無駄に力を必要とせず、業務負荷の大幅な軽減が期待できます
電動のパワーアシストスーツについては電動アシストスーツおすすめ4選|特徴や補助金情報まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
「何よりも価格が気になる!」という方はこちらをご覧ください。価格の相場は5万円~100万円と、幅広いのが特徴です。
上記表でも説明していますが、非電動のアシストスーツは数万円~50万円、電動タイプのアシストスーツ(パワードスーツ)は50万~100万円が相場となっています。施設で求めるアシスト力はもちろんですが、施設にとっては大切な検討ポイントです。丁寧に比較検討していきましょう。
アシストスーツの価格については、アシストスーツの価格相場は?|主要9メーカーの具体的な価格までで解説しています。
腰痛対策で注目されているパワーアシストスーツは、モーター駆動や人工筋肉などを配置したスーツのことです。体に装着することで、移乗や入浴介助時などにかかる腰へのダメージを軽減できます。
実際に、多くの個人・施設でも導入がされており、腰痛対策の効果を実感している声も多いです。今回ご紹介したパワーアシストスーツ13選を参考に、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
アシストスーツの仕組みなど基礎知識については、介護向けアシストスーツの基礎知識|選び方や導入メリットを徹底解説で解説しています。