オンライン診療システムの導入を検討しているものの、利用料がよく分からないために、導入を躊躇っている人も多いのではないでしょうか。オンライン診療システムを選ぶには、自院に合った内容の機能が何なのかを知ることです。搭載されている機能と利用料は、おおむねリンクしています。
さらに、利用料の内訳やコスト面でのメリット・デメリットを知れば、効果的にオンライン診療システムを導入できるでしょう。また、各種補助金制度を活用すれば、支出を抑えることも可能です。
本記事では、オンライン診療システム14製品の利用料を比較し、紹介しています。オンライン診療システムの利用料や導入費用を理解したうえで、自院のニーズに合った製品を絞り込めるでしょう。
目次
オンライン診療システムとは、インターネット上で診察や診断ができるシステムです。患者様と医師の両者が、スマホ・タブレット・PCなどのデバイスに、専用のシステムを導入することで使用可能になります。
2020年4月に診療報酬改定されたり、コロナが流行ったことが引き金となりオンライン診療の適用範囲が緩和されたりしたことで、オンライン診療システムのニーズは高まりました。しかし、オンライン診療システムを導入している施設は、それほど多くありません。
オンラインであれば通院する手間もなくなるので、少子高齢化社会が加速する現代において、今後もオンライン診療システムのニーズは高まっていくでしょう。
オンライン診療システムの利用料の内訳は、以下の通りです。
ここからは、それぞれの費用について詳しく説明していきます。
オンライン診療システムにかかる費用について説明しますが、料金体系がやや複雑です。ここでは、「導入費用」と「月額費用」に分けて、一つずつ説明します。
初期費用(導入費用)は会社のサービス内容によって大きく異なり、無料で利用できるものから数十万円かかる高額なものもあります。企業それぞれのサービスに違いがあるため、一概に無料が良いとは言えません。
LINEヘルスケア株式会社の「LINEドクター」や、株式会社MICIN「CURON」、MRT株式会社の「Door.into 健康医療相談」は、初期費用と月額料金が無料ですから、まずは気軽に始めてみたいと考える方におすすめです。とはいえ、自院に合った機能があるかが何よりも重要なので、各企業のホームページからサービス内容を確認し選定しましょう。
オンライン診療システムの月額費用に関しても、初期費用と同様にメーカーによって大きく差があります。月額費用0円の製品もあれば、月単位で数十万円以上の利用料がかかる製品もあります。
また、そのほか診療ごとに発生するシステム利用料が1,000円~2,000円設定されています。
患者さまが支払う費用は、以下の通りです。
なお、金額に関しては、あくまでおおよその目安です。システムの内容によって金額が前後することもありますので注意しましょう。
メーカー | ジェイフロンティア株式会社 | 株式会社くすりの窓口 | 株式会社エムティーアイ | 東邦薬品株式会社 | メディカルデータカード株式会社 | 株式会社MICIN | LINEヘルスケア株式会社 | 株式会社インテグリティ・ヘルスケア | 株式会社オプティム | MRT株式会社 | スピンシェル株式会社 | 株式会社アイソル | 株式会社ファインデックス | 株式会社メドレー |
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商品名 | SOKUYAKU | オンライン診療byHOSPITAL SUPPORT | CARADAオンライン診療 | KAITOS | MeDaCa PRO | CURON | LINEドクター | YaDoc | ポケットドクター | Door. into 健康医療相談 | LiveCallヘルスケア | リモートドクター | On診 | CLINICS オンライン診療システム |
初期費用 | 0円 | 要お問い合わせ | 約30万円 | 要お問い合わせ | 0円 | 0円~ | 0円 | 0円 | 要お問い合わせ | 0円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
月額費用 | 0円(保険外診療330円/回) | 要お問い合わせ | 1万円 | 要お問い合わせ | 8,580円 | 0円 | 0円 | 33,000円~ | 要お問い合わせ | 0円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
診察手数料(医療機関側) | クレジットカード3.6%、コンビニ後払い2.7% | 決済金額の3%~ | 診療時に500円+決済額の3% | 要お問い合わせ | 決済手数料4% | 0円 | 決済額の3.5% | 0円 | 要お問い合わせ | 300円※+決済手数料4% | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ |
診察手数料(患者側) | 165円 | 医療機関様次第 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 0円 | 300円 | LINEドクター利用料:660円/回 配送料:通常配送440円/即日配送1,050円 |
要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 0円 | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 要お問い合わせ | 医療機関様次第 |
SOKUYAKUプラットフォームでは、オンライン診療から、服薬指導、薬の配送までを一気通貫で完結できます。医療機関様・患者様、双方にとっての使いやすさにこだわり設計されているので、初めての人でも簡単にスムーズに操作することができます。保健診療の場合、今なら初期費用も月額料金も0円で診察を始めることが可能です。患者様負担も利用1回につき165円だけなので、負担を掛けずに使ってもらうことが出来ます。
SOKUYAKUの比較ポイント
製品情報
商品名 | SOKUYAKU |
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初期費用・導入費用 | 0円(保険診療・保険外診療ともに今なら無料) |
月額固定費 | 保険診療:ずっと無料キャンペーン実施中、保険外診療:330円(税込)/件 |
サービス利用料(医療機関側) | クレジットカード3.6%、コンビニ後払い2.7% |
サービス利用料(患者側) | 165円/回/td> |
予約システムやお薬手帳など幅広いソリューションを手掛けるEPARKグループが提供するオンライン診療システムです。医療機関様それぞれに適した料金プランをご用意しておりますので、固定費の高さがオンライン診療システムの導入のネックになっている医療機関様、ぜひ一度ご相談ください。
オンライン診療byHOSPITAL SUPPORTの比較ポイント
製品情報
商品名 | オンライン診療byHOSPITAL SUPPORT |
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初期費用・導入費用 | 要お問い合わせ |
月額固定費 | 要お問い合わせ |
サービス利用料(医療機関側) | クレジットカード決済の手数料は、決済金額の3%~をいただいております。 |
サービス利用料(患者側) | 0円~ 医院様にもよりますが、300円~1000円を設定されている医院様が多いです。td> |
「CARADAオンライン診療」は、医療・ヘルスケアQ&Aサイト「CARADA 健康相談」を運営する「株式会社カラダメディカ」が開発したオンライン診療システムです。 使いやすいシステムが揃っており、画面も見やすいので、直感的に操作できます。システムの内容として、予約から薬・処方箋の配送までの機能が搭載されています。薬・処方箋は、最短で当日中に宅配業者によって患者様の自宅へ配送可能です。なお、只今デモ体験の受付中なので、検討中の人は申し込んでみましょう。
株式会社カラダメディカの比較ポイント
製品情報
商品名 | Door. into 健康医療相談 |
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初期費用・導入費用 | 導入費用30万円 |
月額固定費 | 月額1万円 |
サービス利用料 | 診療時に500円+決済額の3% |
「YaDoc」は、医師と患者様とのコミュニケーションを促進し、病気や症状の管理をするシステムです。ePRO(患者報告アウトカム)やPSP(患者サポートプログラム)、疾患管理を利用して、医療機関をサポートします。診察予約・診察・決済をシステム上で行うだけでなく、患者様の術後経過観察や慢性疾患の症状などを管理できる機能も搭載されています。これほど機能性に優れているため、活躍の幅は医療機関だけに留まりません。Apple WatchやFit Bit、各種測定機器から得られる患者様の生活記録は、医師とかんたんに共有できて、記録を治療に生かせます。
共創未来グループの比較ポイント
製品情報
商品名 | KAITOS |
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初期費用・導入費用 | 要問い合わせ |
月額固定費 | 要問い合わせ |
サービス利用料(医療機関側) | 要問い合わせ |
サービス利用料(患者側) | 要問い合わせ |
「MeDaCa PRO」は、患者様とのコミュニケーションを主軸としたオンライン診療システムで、大学病院にも導入事例があります。 検査結果は、医師のメッセージ付きで、患者様へ送信可能です。患者様とコミュニケーションをとりながら、一緒に治療に専念することで、満足度の高いサービスを体感させられます。また、休診日や次の診療のご案内といったお知らせも、患者様へ送信可能です。なお、導入後は2か月間の無料お試し期間を設けています。万が一、内容に満足できなかった場合でも、有料期間開始月の前月20日までに連絡すれば、一切費用はかからずに解約できるので、安心して申し込みましょう。
メディカルデータカード株式会社の比較ポイント
製品情報
商品名 | MeDaCa PRO |
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初期費用・導入費用 | 0円 |
月額固定費 | 8,580円(税込) (20床以上の医療機関の方は、別途ご相談が必要) |
サービス利用料(医療機関側) | 決済手数料4% 将来有償化する可能性あり(その際は550円+決済手数料4%) |
サービス利用料(患者側) | 0円 |
「CURON」は、全国に6,000件以上の導入事例があります。2020年には日経優秀製品サービス賞で最優秀賞、2021年にはMM総研大賞ヘルスケアICT部門で最優秀賞を受賞しており、各メディアにも掲載されて注目が集まっている製品です。オンライン診療はもちろん、処方に必要な機能が揃っており、予約や配送までシステムに搭載されています。導入した際は、導入から運用に至るまでスタッフがサポートします。初めてオンライン診療システムを導入する施設でも安心です。操作に困ったときはスタッフへ連絡して解決しましょう。
株式会社MICINの比較ポイント
製品情報
商品名 | CURON |
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初期費用・導入費用 | 0円(導入支援希望の場合、手数料あり) |
月額固定費 | 0円 |
サービス利用料(医療機関側) | 事務手数料:決済額の4% (クレジットカード会社決済手数料含む) |
サービス利用料(患者側) | 利用料330円/回/td> |
「LINEドクター」は、その名の通り、メッセンジャーアプリ「LINE」でオンライン診療を行います。予約管理・診療・決済までをLINEだけで行うので、機械が苦手な人にとっても馴染みやすいでしょう。LINEさえやっていれば、別途アプリをダウンロードする必要がありません。初期費用も一切かからないので、患者様にはもちろん医師にとっても、導入は容易いでしょう。
LINEヘルスケア株式会社の比較ポイント
製品情報
商品名 | LINEドクター |
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初期費用・導入費用 | 0円 |
月額固定費 | 0円 |
サービス利用料 | 診療代金の3.5% |
トライアルの有無 | LINEドクター利用料:660円/回 配送料:通常配送440円/即日配送1,050円 |
「YaDoc」は、医師と患者様とのコミュニケーションを促進し、病気や症状の管理をするシステムです。ePRO(患者報告アウトカム)やPSP(患者サポートプログラム)、疾患管理を利用して、医療機関をサポートします。診察予約・診察・決済をシステム上で行うだけでなく、患者様の術後経過観察や慢性疾患の症状などを管理できる機能も搭載されています。これほど機能性に優れているため、活躍の幅は医療機関だけに留まりません。Apple WatchやFit Bit、各種測定機器から得られる患者様の生活記録は、医師とかんたんに共有できて、記録を治療に生かせます。
株式会社インテグリティ・ヘルスケアの比較ポイント
製品情報
商品名 | YaDoc |
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初期費用・導入費用 | 0円 |
月額固定費 | 月額プラン33,000円/月(税込 / 導入費無料) 年間プラン 330,000円/1年 660,000円/2年 990,000円/3年 |
サービス利用料(医療機関側) | 0円 |
サービス利用料(患者側) | 要問合せ |
「ポケットドクター」は、スマートフォンやタブレットで、診療予約から決済までを行うオンライン診療サービスです。予約・診療・決済が携帯端末で完結するのはもちろん、ヘルスケア機器と連携していることで、患者様のヘルスデータを医師と共有できます。料金プランは、2か月間無料でサポート対応付きのトライアルプランと、月額33,000円のゴールドプランの2種類があります。オンライン診療システムの導入が初めての人には、サポート対応トライアルプランがおすすめです。
株式会社オプティムの比較ポイント
製品情報
商品名 | ポケットドクター |
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初期費用・導入費用 | 要問合せ |
月額固定費 | 月額33,000円~ |
サービス利用料(医療機関側) | 要問い合わせ |
サービス利用料(患者側) | 要問い合わせ |
「Door. into 健康医療相談」は、低コスト・シンプル・オンラインで導入可能の3本柱で提供しているオンライン診療システムです。操作画面がシンプルで見やすいフォーマットなので、患者様にも医師にも簡単に操作できます。契約してから3営業日以内に利用できることもあり、オンライン診療導入の敷居を低くすることにも一役買っています。0円から利用可能で、料金が発生するのは患者様が利用してからです。かかる料金は1度の診療で300円、決済金額の4%のサービス利用料のみなので、低コストで利用できます。
MRT株式会社の比較ポイント
製品情報
商品名 | Door. into 健康医療相談 |
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初期費用・導入費用 | 0円 |
月額固定費 | 0円 |
サービス利用料(医療機関側) | 300円※+決済手数料4% ※システム利用料の患者様への請求は医療機関様のご判断におまかせしております |
サービス利用料(患者側) | 医療機関側で決められる |
「LiveCallヘルスケア」は、アプリなしで予約から決済まで必要な機能が揃っているシステムです。アプリが不要なので、患者さんが簡単に導入できます。診療の際は、医療機関のサイトにリンクを貼るだけでオンライン診療を受けられるので、手間は一切かかりません。オンライン診療ページをブランディングできます。自院のイメージ通りにページをデザインすれば、大量にある競合サイトに自院のサイトが埋もれなくなるため、ほかの施設に患者様が流れる心配はありません。外部アプリも不要なので、患者様に安心感を与えられます。
スピンシェル株式会社の比較ポイント
製品情報
商品名 | LiveCallヘルスケア |
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初期費用・導入費用 | 要問い合わせ |
月額固定費 | 要問い合わせ |
サービス利用料(医療機関側) | 要問合せ |
サービス利用料(患者側) | 要問合せ |
「リモートドクター」は、予約・診療・決済・薬や処方箋を発送できる機能が揃ったシステムです。それだけではなく、通院したことがない患者様も、ビデオチャットで医療相談が可能。自己管理機能が搭載されており、生活習慣病患者の食事写真・血糖・血圧等の自己管理データを医師と共有可能です。食事写真には一言メモを記入できるので、患者様へ食生活のアドバイスをするときに活用すると効果的でしょう。企業のホームページには、オンライン診療の留意点も載せているので、初めてオンライン診療を受ける患者様にとって良心的な企業と言えます。
株式会社アイソルの比較ポイント
製品情報
商品名 | リモートドクター |
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初期費用・導入費用 | 要問い合わせ |
月額固定費 | 要問い合わせ |
サービス利用料(医療機関側) | 要問い合わせ |
サービス利用料(患者側) | 要問い合わせ |
「On診」は、大規模病院向けのクラウド型オンライン診療システムです。クラウドのサーバを介して、1施設で同時に100以上のオンライン診療をコントロールします。大規模病院向けのオンライン診療システムが完成しました。これによって、院内電子カルテとシームレスに連携できて、セキュリティを担保しています。そのうえで、対面しなければ不可能な診療を除くと、院内での診療と同水準のオンライン診察が可能となります。患者様にとっては、大規模病院での診療を希望しながら、受診時間の短縮や混雑回避も期待できるでしょう。また、オンライン診療には遠方にいる家族も同席し、医師からの説明を一緒に受けることも可能です。
株式会社ファインデックスの比較ポイント
製品情報
商品名 | On診 |
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初期費用・導入費用 | 要問い合わせ |
月額固定費 | 要問い合わせ |
サービス利用料(医療機関側) | 要問い合わせ |
サービス利用料(患者側) | 要問い合わせ |
「CLINICS」は、オンライン診療・予約・問診・ビデオ通話・支払までを、1つのシステムで一元管理できるオンライン診療システムです。複数のシステムを導入する必要がないので、導入まで手間はかかりません。不明点があれば、専門の導入支援担当が徹底サポートしてくれます。操作説明や、患者へのご案内方法の説明をしてくれるので、初心者にも安心です。 導入後には、患者様のためのフリーダイヤルサポート窓口が完備されているので、システムについて患者様が悩んでいる時は、サポート窓口に任せてしまいましょう。医師の仕事が1つ減り、負担が軽減されるはずです。
株式会社メドレーの比較ポイント
製品情報
商品名 | CLINICS オンライン診療システム |
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初期費用・導入費用 | 要お問い合わせ |
月額固定費 | 要お問い合わせ |
サービス利用料(医療機関側) | 要お問い合わせ |
サービス利用料(患者側) | 医療機関様次第 |
コスト面でのメリットは、以下の2点です。
患者様のなかには、プライベートが忙しくなり通院どころではなくなったり、あるいは単純に通うのが面倒になったりして、いらっしゃるでしょう。そこで、オンライン診療システムを導入すれば、患者様は通院せずとも診療を受けられるので、再診率の向上に期待できます。
また、オンラインで診療を行うことで、患者様の通院にかかる移動や待ち時間がなくなるだけでなく、診療に対する緊張感も軽減されます。 オンラインだからこそ、気軽に診療を受けられる部分もあるでしょう。受診に対する敷居を下げられ、結果的に集患にも繋がる見込みです。
コスト面のデメリットとしては、やはりパソコンやタブレットなど、通信機器を含めた初期費用がかかってしまうことです。ただ、先述したように初期費用や月額料金がかからない製品もあるため、自院の状況に合わせて製品を検討しましょう。
オンライン診療システムは、導入の際に補助金を利用することで、コストを押さえて導入可能です。この章では2022年(令和4年)現在、導入に活用できる補助金を紹介します。なお、補助金の情報については逐一チェックすることが大切です。補助金を検討する際は、最新の情報は各ホームページで確認してください。
都内に所在する病院・診療所が対象の補助金です。オンライン診療はもちろん、システムの操作に必要なパソコンやタブレットなども対象経費ですが、リース料は対象外なので注意が必要です。 基準額は40万円で、補助率は1/2となります。申し込む場合は、令和4年11月9日(水曜日)【当日消印有効】まで、記載されている住所へ紙ベースで提出しましょう。
出典:令和4年度オンライン医療相談・診療等環境整備補助事業について|東京都
医療法人、クリニックや医院等を営む個人開業医であれば利用可能です。ただし、コロナウイルスの影響で、自院の売上が10%減少している人が対象です。補助額は100万〜6,000万で、補助率は2/3です。なお、3~5年の間に、中小企業から中堅企業へ成長すると申告した場合は、補助額が最大1億円までもらえます。
オンライン診療システムの導入は、医師だけでなく患者様にとってもメリットが大きいことが、お分かりいただけたかと思います。だからこそ、患者様にとっても操作しやすいシステムなのかどうかも、導入を検討するうえでは重要です。また、利用料に関しては、初期費用が0円だったり、月額費用が100万単位の製品もあるようですが、システムの内容によって費用は様々です。
導入を検討している会社のオンライン診療システムが高額であれば、各種補助金制度を利用してみても良いでしょう。ぜひ、自院に適した製品を導入し、時代に合った形で診療を進めていきましょう。