再来受付機のメリットを解説｜導入効果や選び方まで

再来受付機のメリットとは？

ここでは、再来受付機を導入するメリットを3つに分けて解説します。

• 受付待ち時間の短縮効果・ストレス緩和
• 受付の簡略化・スタッフの業務負担軽減
• 患者のプライバシーを優先できる

受付待ち時間の短縮効果・ストレス緩和

再来受付機を導入することで患者の待ち時間が短くなり、長い待ち時間による患者の負担軽減・ストレス緩和が可能です。 待ち時間の長さに不満を抱いている患者は非常に多いので、再来受付機の導入によって患者満足度の向上も期待できるでしょう。

受付の簡略化・スタッフの業務負担軽減

再来受付機があれば、受付業務を簡略化できるためスタッフの負担が大幅に軽減します。そのため、受付スタッフの業務は、再来受付機の使い方がわからない患者のサポートや、初診患者の対応がメインになるでしょう。同時に自動釣銭機やPOSレジを導入すれば、レジ締めが楽になり、さらに業務効率がアップします。

患者のプライバシーを優先できる

再来受付機を使用すれば、受付番号で順番が管理されるため、診察の順番が回ってきたときに名前で呼ぶ必要がありません。スタッフは順番が回ってきた患者の番号をモニターに表示するか、番号で呼ぶだけなので、名前の読み間違えがなくなります。患者によっては名前を呼ばれたくない方もいるため、患者にとっても番号で受付管理をしてくれるメリットは大きいでしょう。

再来受付機の導入事例

ここでは、実際に再来受付機を導入した病院・クリニックの導入効果と事例を紹介します。

スタッフによる呼び出しが不要に

埼玉県にある中規模病院ではこれまで職員による呼び出しで各患者を処置室や採血室へ呼び込んでいました。 新しい建物への移転のタイミングで再来受付機を導入しました。各診察室前に案内板を表示することで、患者は状況を把握することができ、診察室か処置室のどこに行けばいいのかが容易にわかるようになりました。患者の満足度に向上に加え職員の業務効率のアップに繋がりました。

出典：株式会社メルス

受付スタッフの負担が軽減

岐阜県にあるクリニックでは1日200名程度の来院があり、これまでは都度受付スタッフが受付を行いその後スタッフが診察室へ呼び出して案内するという流れでした。 再来受付機と一括で自動精算機も導入したことで、会計業務の合わせて短縮・効率化を粉うことができ、スタッフの負担軽減の面でかなりメリットを感じることができたようです。

出典：株式会社GENOVA

自動釣銭機ついてはノモカスタンドの評判は？｜機能や導入に向いているクリニックなど詳しく解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

再来受付機を選ぶときに見るべきポイント

再来受付機を選ぶときは、以下の3点に気をつけて選ぶようにしましょう。

• 予約システムと連携できるかどうか
• 設置スペースの確認
• サポート体制の充実度

予約システムと連携できるかどうか

メーカーによっては、予約システムとの連携が可能です。患者自身が次の診察の予約ができ、インターネットや電話からの予約で、再来受付機に自動で予約情報が取り込まれます。 予約変更があった場合は、自動的に最新の予約情報に更新されるため、予約に関するミスも防ぐことが可能です。

設置スペースの確認

自院の設置スペースを考慮した上で、スペースに合った再来受付機を選ぶようにしましょう。 スペースが狭い場合、卓上タイプや小型タイプであれば省スペースで設置可能です。メーカーによっては、病院に特化したタイプとクリニックに特化したタイプがあるので、選ぶ際は気を付けてください。また、狭いスペースに大型の再来受付機を導入してしまうと圧迫感が出てしまい、院内の景観や雰囲気に影響を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。

サポート体制の充実度

導入後のアフターフォローや、不具合時の対応についても事前に確認しておいたほうがいいです。 サポートが電話での対応なのか、もしくはメールやチャットなのかなどを確認して、自院に適したサポート体制をとっているメーカーを選ぶようにしましょう。 年中無休24時間対応のサポートであれば、緊急事態にも対応してもらえるため安心です。

再来受付機メーカーのおすすめ製品11選

まとめ

再来受付機を導入すれば、受付の待ち時間が減り、受付スタッフの業務負担も大幅に軽減可能です。患者だけではなくスタッフにもメリットがあるので、導入によるプラス効果が期待できます。今回の記事の内容を参考に、再来受付機の導入を検討してみてください。選ぶ際は、紹介した再来受付機メーカーのおすすめ製品11選のなかから検討するといいでしょう。