【2025年】就労継続支援A型におすすめの請求ソフト5選

更新日 2025.08.26
投稿者:豊田 裕史

障がい福祉事業所にとって、日々の記録や国保連への請求業務は、正確さと効率が求められる重要な作業です。手作業での管理はミスや手間が多く、スタッフの負担も大きくなりがちです。本記事では、就労継続支援A型事業所に焦点を当てておすすめの請求ソフトを紹介します。

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目次

就労継続支援A型事業所とは?

就労継続支援A型事業所は、障害や難病のある方が、雇用契約を結んだ上で働く場所と機会を提供する福祉サービスです。一般企業で働くことが難しい方を対象としており、支援員が個々の状況に合わせてサポートしてくれます。

大きな特徴は、事業所と雇用契約を結ぶことです。これにより、労働者として最低賃金以上の給与が保証され、安定した収入を得ながら働くことができます。また、将来的には一般企業への就職を目指すための訓練やサポートも行われます。

就労継続支援A型での請求ソフトの必要性

就労継続支援A型事業所において、請求ソフトは業務の効率化と正確な請求業務の遂行に役立ちます。利用者の支援記録やサービス提供実績に基づき、国や自治体に対して利用料を正確に請求するために必要となります。

  1. 複雑な請求業務の簡素化
  2. 記録と管理の一元化
  3. 法改正への対応
  4. 監査への備え

複雑な請求業務の簡素化

就労継続支援A型事業所の請求は、利用者ごとに異なるサービス内容や利用実績、加算項目などを正確に計算する必要があります。請求ソフトはこれらの複雑な計算を自動で行い、手作業によるミスを大幅に削減します。また、国保連(国民健康保険団体連合会)への提出データも自動で作成できるため、書類作成の手間が省けます。

記録と管理の一元化

利用者の出勤日や作業内容、支援記録などをソフト上で一元管理できます。これにより、過去の記録を簡単に参照でき、請求業務だけでなく、日々の支援計画の立案や見直しにも役立ちます。

法改正への対応

障害福祉サービスの報酬制度は、定期的に法改正が行われます。請求ソフトはこれらの法改正に迅速に対応し、常に最新の計算式で請求を行うことができます。手作業で法改正に対応しようとすると、計算ミスや請求漏れのリスクが高まりますが、ソフトを使えばその心配がありません。

監査への備え

定期的な監査では、支援記録や請求内容の正確性が厳しくチェックされます。請求ソフトで作成されたデータは、監査に必要な情報を網羅しており、スムーズな監査対応を可能にします。

おすすめの就労継続支援A型ソフト5選

ここではおすすめの就労継続支援A型ソフトを5つを比較します。それぞれ特色があるため、導入検討時は複数社比較してみましょう。

knowbe(ノウビー)|株式会社リクルート

knowbe

出典:knowbe(ノウビー) https://knowbe.jp/

knowbeは、リクルートが提供する障害福祉に特化したクラウド型運営支援ソフトです。累利用者数は22万人をこえます。利用実績管理から国保連への請求、工賃・給与計算まで、事業所の基幹業務を一元管理できます。

利用者さま向けタイムカード

利用者さま向けタイムカード

出典:knowbe https://knowbe.jp/function/

操作が簡単なタブレット型タイムカードで利用者の勤務状況を管理できます。出退勤、送迎/食事などの実績が自動で貯まります。

介舟ファミリー|株式会社日本コンピュータコンサルタント

介舟ファミリー

出典:介舟ファミリー https://kaisyuf.jp/

介舟ファミリーは、介護保険と障害者福祉の両制度に対応した総合的なクラウド型ソフトです。一つのソフトで複数の事業サービスを一元管理できるため、将来的に事業拡大を考えている事業所にも適しています。

特徴は、シンプルで分かりやすい操作性と、充実したサポート体制です。特に、データ移行の無料サービスや、導入時の訪問指導など、初心者でも安心して利用できる点が強みです。また、タブレット端末での記録にも対応しており、現場での業務効率化にも貢献します。

ほのぼのmore|NDソフトウェア株式会社

ほのぼのmore

出典:ほのぼのmore https://www.ndsoft.jp/product/disability-welfare/

ほのぼのmoreは、NDソフトウェアが提供する障害福祉サービス向けソフトです。記録・計画・請求業務をまとめて一元管理でき、法改正にも迅速に対応します。また、タブレットでの記録入力や、バイタル機器との連携機能も備えており、現場の業務効率化に貢献する点が特長です。

かんたん請求ソフト|株式会社LITALICO

>かんたん請求ソフト

出典:かんたん請求ソフト https://campaign.fukushisoft.co.jp/seikyu

LITALICOが提供する障害福祉事業所向けの請求ソフトです。名前の通り「かんたん」な操作性が最大の特長です。使い慣れたExcelに実績を入力するだけで、国保連への請求書類を自動作成できます。パソコンが苦手な方でも安心して使えるよう、充実したサポート体制も魅力です。低価格で提供されており、コストを抑えたい事業所にも適しています。

かべなしクラウド|株式会社エス・エム・エス

かべなしクラウド

出典:かべなしクラウド https://kabe-nashi.jp/

かべなしクラウドは、障害福祉事業に特化したクラウド型運営支援ソフトです。特にペーパーレス化と業務効率化を重視しており、電子サイン機能付きのタイムカードで日々の実績記録票を自動作成します。また、個別支援計画書や工賃計算機能も備え、情報の一元管理とスムーズな情報共有を実現します。

また、かべなしでは障害福祉福祉事業の立ち上げ開業支援サービス「かべなし開業支援」も提供しています。開業に特化した専属アドバイザーによる無料サポートを受けることができます。開業に必要な手続きに関する各種専門家の紹介も行っています。

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まとめ

本記事では、就労継続支援A型に対応した主要な請求ソフトについて紹介しました。今回ご紹介した「knowbe」「介舟ファミリー」「ほのぼのmore」「かんたん請求ソフト」「かべなしクラウド」は、それぞれ異なる特長を持っています。ぜひ、それぞれ比較してご自身の事業所に合った最適なシステムを見つけてください。

障がい福祉ソフトについては障害福祉ソフト24選を徹底比較|価格やサービス種別ごとのおすすめで詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。

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中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n949eaa3e9d69

北海道大学を卒業後、医療機器の営業として6年間勤務。外科、整形外科、泌尿器科領域を中心に民間・国公立の病院を担当。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、医療機器の導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野は、電子カルテ、介護ソフト、各種医療機器。

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