障害福祉ソフトおすすめ19選比較|価格や機能、選び方まで

更新日 2024.04.12
投稿者:豊田 裕史

障がい福祉施設の事務作業負担を軽減する障がい福祉ソフト。

放課後デイサービスや就労継続支援事業所などの新規開設時に導入するケースや、紙管理の負担が大きくなった既存事業所が導入するケースが今後も増えていく見通しです。

しかし、ほのぼのmoreやknowbe(ノウビー)など障がいソフトを扱うメーカーが多く、どのソフトが自施設に適しているのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

本記事では、導入実績や対応サービスの幅広さなどの観点から障がい福祉ソフトを徹底調査。事業所別におすすめの障がい福祉ソフトを紹介しています

2ndLabo(セカンドラボ)がおすすめする障がい福祉ソフトの選び方は、「①自施設の提供サービスに対応しているか」「②自施設で満足できるサポートを受けられるかどうか」の2点。また、本記事は障がい福祉ソフト選定にお悩みの事業所からのお問い合わせに年間100件以上対応する専任コンシェルジュが執筆しています。

自施設に合ったソフトを選べるように執筆しているので、ぜひ障がい福祉ソフト選びの参考にしてください!

特におすすめの障害福祉ソフト4選の比較一覧表

まず最初に、当サイトが特におすすめする障害福祉ソフト4種類をご紹介いたします。

製品名 ほのぼのmore 介舟ファミリー knowbe かんたん請求ソフト
メーカー名 NDソフトウェア株式会社 株式会社日本コンピュータコンサルタント 株式会社リクルート 株式会社LITALICO
お問い合わせ
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初期費用 要問合せ
  • 1住所:55000円
  • ※立ち会い、操作説明が不要の場合:22000円
無料 18,000円
ランニングコスト 要問合せ
  • 簡易版:5,500円~
  • 標準版:16,500円~
要問い合わせ 4,980~9,980円
無料お試し
導入形態 クラウド(ASP)、オンプレミス クラウド(ASP) クラウド(ASP) クラウド(ASP)
計画業務の支援
介護請求(国保連伝送)
介護記録 〇※外部ソフトを利用
スケジュール管理 ×
台帳管理 ×
給与計算機能 × ×
会計機能 × ×
導入数 要問合せ 要問合せ 要問合せ 累計10,000件以上
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目次

おすすめ障害福祉ソフト比較19選

ここでは、障害福祉ソフトを提供しているおすすめ企業19選を紹介します。自施設の予算や状況を考慮した上で、導入を検討してみるといいでしょう。

  • ※企業情報の中には、2ndLaboが該当企業のサービス内容を確認して記載したクライアント未確認の情報も含まれています。
  • ※【障がい福祉ソフトメーカー様へ】2ndLaboに会員登録を行うと、自社情報を編集してPRできます。掲載内容修正・取り下げをご希望の企業様はお問合せフォームからご連絡ください。

NDソフトウェア株式会社|ほのぼのmore

NDソフトウェア株式会社

出典:NDソフトウェア株式会社 https://www.ndsoft.jp/product/disability-welfare/

NDソフトウェア株式会社が提供している「ほのぼのmore」は、クラウド型の障害福祉ソフトです。支援記録システムでは、管理者が印鑑を押すと追加入力不可になるロック機能が備えられています。タブレット端末での入力が可能で音声入力機能も標準装備されているため、記録業務の時間短縮が期待できるでしょう。

NDソフトウェア株式会社のおすすめポイント
  • 追加入力不可のロック機能がある
  • タブレット端末で入力可能
  • 音声入力機能標準装備

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 クラウド(ASP)、オンプレミス
無料お試し
対応サービス 居宅介護(ホームヘルプ)、重度訪問介護、同行援護、重度障害者等包括支援、自立生活援助、共同生活援助(グループホーム)、計画相談支援(障がい児含む)、地域移行支援、地域定着支援、児童発達支援、医療児童発達支援、放課後等デイサービス、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援、短期入所(ショートステイ)、療養介護、生活介護、施設入所支援、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練)、自立訓練(宿泊型自立訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型)、就労継続支援(B型)、就労定着支援、障がい児入所支援、医療型障がい児入所支援、救護施設、地域生活支援(移動支援)
機能 請求・記録
サポート体制 導入時操作説明(WEB・訪問)、電話・サポートサイト

株式会社日本コンピュータコンサルタント|介舟ファミリー

株式会社日本コンピュータコンサルタント

出典:株式会社日本コンピュータコンサルタント https://kaisyuf.jp/

株式会社日本コンピュータコンサルタントが提供している「介舟ファミリー」は、約25年の販売実績と6000事業所への導入実績があります。基本的な機能に加えて、利用者の口座振替や入金管理、ヘルパーのスケジュール管理、給与計算等が同じソフトで対応可能です。そのため、訪問系事業や障がい児通所系事業での業務を大幅に効率化できます。

株式会社日本コンピュータコンサルタントのおすすめポイント
  • 約25年の販売実績と6000事業所への導入実績
  • さまざまな機能をひとつのソフトで使用できる
  • 訪問系事業や障がい児通所系事業での業務を大幅に効率化

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 クラウド(ASP)
無料お試し
対応サービス 計画相談支援、障害児相談支援、居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、生活介護、自立訓練(機能生活)、宿泊型自立訓練、就労移行支援、就労移行支援(養成施設)、就労継続支援(A・B型)、共同生活援助、短期入所、児童発達支援(センター含む)、保育所等訪問支援、放課後等デイサービス、移動支援(地域生活支援事業)
機能 記録・請求
サポート体制 無料データ移行対応、電話、訪問、説明会

介舟ファミリーの料金や評判については介舟ファミリーの料金・評判・口コミ&おすすめ評価ポイント|デメリットまででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

株式会社リクルート|knowbe

株式会社リクルート

出典:株式会社リクルート https://knowbe.jp/

株式会社リクルートが提供している「knowbe」は、累計利用者数72,000人以上の障がい福祉支援施設に特化した業務効率化サービスです。利用実績管理機能では、knowbeオリジナルのタイムカードを使用すれば利用実績が自動で貯まるので効率的に管理を行なえます。また、職員向けのプログラムが用意されており、SSTのような実践での習得が必要なスキルもサポート可能です。

株式会社リクルートのおすすめポイント
  • 累計利用者数72,000人以上
  • knowbeオリジナルのタイムカードで利用実績が自動で貯まる
  • 職員向けのプログラム完備

製品情報

初期費用 無料
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 クラウド(ASP)
無料お試し
対応サービス 要お問い合わせ
機能 記録・請求
サポート体制 要お問い合わせ

knowbeについては障がい福祉ソフト「knowbe(ノウビ―)」の価格・評判は?でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

株式会社LITALICO|かんたん請求ソフト

株式会社LITALICO

出典:株式会社LITALICO https://www.fukushisoft.co.jp/seikyu/

福祉ソフト株式会社が提供している「かんたん請求ソフト」は、請求に特化した障害福祉ソフトです。実績を入力するだけで国保連への請求書や、利用者への請求書・領収書など、さまざまな給付費の請求書類をかんたんに作成できます。月額4980円から使用できるので、比較的低コストで利用可能です。

実績の入力には普段使いなれたエクセルが使えるので、誰でもかんたんに入力でき、さらに効率的に作業できます。サービスコードなどの専門知識も不要です。

株式会社LITALICOのおすすめポイント
  • 請求に特化した障害福祉ソフト
  • さまざまな給付費の請求書類をかんたんに作成
  • 月額4980円から使用可能

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用
  • 相談支援事業:9,980円/法人
  • 地域生活支援事業:4,980円/法人
  • その他の障害福祉サービス事業:9,980円/法人
導入形態 クラウド(ASP)
無料お試し
対応サービス 居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護、療養介護、経過的療養介護、生活介護、経過的療養介護、短期入所、重度障害者等包括支援、施設入所支援、経過的施設入所支援、共同生活援助、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練)、宿泊型自立訓練、自立生活援助、就労移行支援、就労移行支援(養成)、就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労定着支援、計画相談支援、地域移行支援、地域定着支援、児童発達支援、医療型児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、居宅訪問型児童発達支援、福祉型障害児入所施設、医療型障害児入所施設、障害児相談支援、移動支援、日中一時支援 など
機能 請求
サポート体制 平日・休日電話サポート

かんたん請求についてはかんたん請求ソフトの口コミ・評判は?メリット・デメリットも解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

株式会社ワイズマン|障がい者施設向け介護ソフト

株式会社ワイズマン

出典:株式会社ワイズマン https://www.wiseman.co.jp/welfare/products/handi_facility.html

株式会社ワイズマンが提供する障がい者施設向け介護ソフトは、サポート・バックアップ体制が充実しています。請求から入金までを一括管理できるので利便性が非常に高いです。利用料や自立支援給付費を請求時に自動計算してくれるため、計算ミスを防ぎます。記録業務にも対応しており、1度入力するだけで「ケース記録」「業務日誌」「バイタル」に転記できるため、大幅な業務効率化が可能です。

株式会社ワイズマンのおすすめポイント
  • サポート・バックアップ体制が充実
  • 請求から入金まで一括管理
  • 介護記録ソフトと併用可能

製品情報

初期費用 要お問い合わせ(初期導入費用+5年間使用パック)
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 クラウド(ASP)
無料お試し 要お問い合わせ
対応サービス 重度障害者等包括支援、療養介護、生活介護、短期入所(ショートステイ)、施設入所支援、宿泊型自立訓練、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)、地域相談支援(地域移行支援、地域定着支援)、自立生活援助、就労定着支援
機能 請求・記録
サポート体制 サポートセンター、全国支店のスタッフによる導入サポート、サポートサイト

株式会社エス・エム・エス|カイポケ

株式会社エス・エム・エス

出典:株式会社エス・エム・エス https://ads.kaipoke.biz/

株式会社エス・エム・エスが提供している「カイポケ」は、児童発達支援・放課後等デイサービスに対応しています。メニューの流れに従って操作するだけで、計画書の作成、国保連請求に必要な各種様式の出力、利用者請求書の発行などが可能です。また、無料でレンタル可能なタブレットを使用すれば、場所を選ばず作業可能なので効率アップを期待できます。それだけではなく、給与計算やホームページ作成などのサービスも充実しているため、さまざまな場面で利用可能です。

株式会社エス・エム・エスのおすすめポイント
  • メニューの流れに沿って操作するだけ
  • タブレット無料レンタル
  • 実績をもとに請求データを作成

製品情報

初期費用 無料
月額費用 15,000円
導入形態 クラウド(ASP)
無料お試し
対応サービス 児童発達支援・放課後等デイサービス
機能 記録・請求
サポート体制 電話、オンライン、訪問、メール、動画マニュアル、台帳情報のデータ移行無料

カイポケの評判・料金などについてはカイポケの料金・評判・口コミ&おすすめ評価ポイントでも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

障害福祉事業特化型システムSangaZ(サンガ)|株式会社ザイラス

株式会社ザイラス

出典:株式会社ザイラス https://www.zyrus.jp/welfare_it

株式会社ザイラスが提供している「障害福祉事業特化型システムSangaZ(サンガ)」は、大手障害福祉事業者と共同開発したクラウド型システムで、経営層・現場も使いやすい設計です。

直感的に操作できるシンプルなインターフェースで、ソフト導入がはじめてでも安心。 1日の業務状況の集計やケース記録一覧を自動作成できる機能もあり、事業所の業務効率化に貢献してくれます。

株式会社ザイラスのおすすめポイント
  • 1日の業務状況の集計やケース記録一覧を自動作成
  • 利用契約に至るまでの煩雑なプロセスをシステム内で管理
  • 受給者証や個別支援計画等の更新時期をお知らせ

製品情報

初期費用 無料
月額費用
  • 要問合せ
  • ※各種キャンペーン実施中ですので、お気軽にお問い合わせください。(2024年3月時点)
導入形態 クラウド
無料お試し
対応サービス 就労移行支援/就労定着支援/就労継続支援B型/児童発達支援/放課後等デイサービス
機能 記録
サポート体制
  • 電話・Web会議
  • 改正に伴うシステムのアップデートは無料対応

ニップクケアサービス株式会社|楽すけ

ニップクケアサービス株式会社

出典:ニップクケアサービス株式会社 https://www.nippku.com/rakusuke/syougai/

ニップクケアサービス株式会社が提供している「楽すけ」は、安心の料金体系で1日当たり125円で使用可能です。障がい福祉の訪問系サービス(重度訪問、行動援護)に対応しています。法改正に伴うバージョンアップは、年間保守サポート料45,600円のなかに含まれているため、追加料金は発生しません。請求書作成でよく使う品目や料金はあらかじめ設定しておけるので、業務効率アップが期待できます。

ニップクケアサービス株式会社のおすすめポイント
  • 1日当たり125円で使用できる
  • 法改正に伴うバージョンアップ追加料金なし
  • 請求書作成でよく使う品目や料金はテンプレ化可能

製品情報

初期費用 ソフトウェア代金29,800円
月額費用 年間保守サポート料45,600円(月額換算:3,800円/月)
導入形態 オンプレミス
無料お試し
対応サービス 居宅介護(ホームヘルプ)、重度訪問、行動援護、同行援護
機能 請求
サポート体制 電話・サポートサイト

株式会社ソニックウェーブ|ウィズファミリー

株式会社ソニックウェーブ

出典:株式会社ソニックウェーブ http://withfamily.sonicwave.co.jp/

株式会社ソニックウェーブが提供している「ウィズファミリー」は、専門スタッフがしっかりとサポートしてくれるため安心して使用できるサービスです。施設独自の帳票や必要な機能がある場合は、相談の上でカスタマイズ対応してもらえます。無料で体験版の使用もできるので、一度問い合わせてみるといいでしょう。

株式会社ソニックウェーブのおすすめポイント
  • 専門スタッフのサポート付き
  • カスタマイズ可能
  • 無料体験版あり

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 オンプレミス
無料お試し
対応サービス 保育所等訪問支援、児童発達支援・放課後等デイサービス、生活介護、就労支援(B型)
機能 請求
サポート体制 電話、FAX、メール、遠隔サポート、訪問

株式会社ノエシス|ケアマザー

株式会社ノエシス

出典:株式会社ノエシス http://noesis.dev.co.jp/mother/index.html

株式会社ノエシスが提供している「ケアマザー」は介護請求ソフトが本体になっているため、さまざまな請求機能が使用できます。障がい福祉サービス事業者版では居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護の業務が利用可能です。ホームページで障がい福祉サービス事業者版で出力できる帳票のサンプルが見れるので、導入後の業務をイメージしやすいでしょう。

株式会社ノエシスのおすすめポイント
  • 介護請求ソフトが本体になっている
  • 居宅介護や重度訪問介護などの業務が利用可能
  • HPで出力できる帳票のサンプルが見れる

製品情報

初期費用 契約内容により異なる(月額換算で約5,986円~)
月額費用 契約内容により異なる(保守料1,850円~)
導入形態 クラウド(ASP)
無料お試し
対応サービス 居宅介護・重度訪問介護・行動援護・同行援護
機能 請求
サポート体制 電話、FAX、メール

株式会社内田洋行|絆Coreあすなろ

株式会社内田洋行

出典:株式会社内田洋行 https://www.uchida.co.jp/system/welfare/sjs/kizunaw_fukushi/

株式会社内田洋行が提供している「絆Coreあすなろ」は、障害者総合支援法に対応したシステムです。相談、アセスメント、計画作成、サービス利用、モニタリングなどのPDCAサイクルをスムーズに進められるように、連動性に優れた機能が備えられています。セキュリティ面にも力を入れており、厚労省個人情報ガイドラインに準拠した操作ログをシステムで記録可能です。そのため、事業を運営する上での信頼感・安心感の向上が期待できます。

絆Coreあすなろのおすすめポイント
  • 障害者総合支援法に対応
  • PDCAサイクルをスムーズに進められる
  • 厚労省個人情報ガイドラインに準拠した操作ログをシステムで記録できる

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 クラウド(ASP)・オンプレミス
無料お試し 要お問い合わせ
対応サービス 相談支援事業、計画相談支援、障害児相談支援、地域相談支援、地域移行支援、地域定着支援、居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者等包括支援、短期入所、施設入所支援、自立生活援助、共同生活援助、療養介護、生活介護、機能訓練、生活訓練、就労定着支援、就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、児童発達支援、医療型児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援、福祉型児童入所支援、医療型児童入所支援、放課後等デイサービス
機能 請求・記録
サポート体制 電話、お客様サポートサイト

MIRAIZ株式会社|ミスヘルパー

ミスヘルパー

出典:ミスヘルパー https://www.maunt.jp/

ミスヘルパーシリーズは販売を開始してから39年以上、関東の障害福祉施設を中心に1200事業所に導入されているソフトです。「総合支援介護給付費請求」はパソコンが苦手なスタッフでもマウスと数字入力で簡単に実績入力ができるため、大人数の入力も安心です。同シリーズでケース記録用のソフトも用意されており、あわせて使うことでより業務を効率化できます。

ミスヘルパーのおすすめポイント
  • 障害福祉向けのシリーズ
  • マウスと数字入力でかんたん請求
  • 制度改正や機能追加での追加費用なし

製品情報

初期費用 5年のソフトウェア使用権
月額費用 基本ライセンス月額7,000円(別途データベース費用)
導入形態 オンプレミス
無料お試し 要お問い合わせ
対応サービス 要お問い合わせ
機能 記録・請求
サポート体制 電話、対面サポート

ケアカルテ|株式会社ケアコネクトジャパン

ミスヘルパー

出典:株式会社ケアコネクトジャパン https://www.carekarte.jp/

ケアカルテ(旧:ちょうじゅ)は、記録から請求までトータルで対応できるソフトです。特に記録業務の効率化に強みがあり、タッチ操作入力や画像、声だけの記録も簡単に行うことができます。自動転記機能が搭載されており、基本情報や他帳票からの入力の手間を削減することができます。幅広いサービス事業所に対応している点も強みです。

ケアカルテのおすすめポイント
  • 帳票間での自動転記機能で入力業務を効率化
  • 簡単なタッチ操作で記録入力
  • 記録から請求まで対応可能

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ(保守費用のみ)
導入形態 クラウド(ASP)
無料お試し 要お問い合わせ
対応サービス 居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、短期入所、療養介護、生活介護、施設入所支援、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援A型・B型、就労定着支援、共同生活援助、移動支援事業、計画相談支援、地域相談支援、児童発達支援、医療型児童発達支援、放課後等デイサービス、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援、福祉型障害児入所施設、医療型障害児入所施設、障害児相談支援
機能 記録・請求
サポート体制 電話・画面共有サポート・サポートサイト

「響」シリーズ/シンフォニー|株式会社EMシステムズ

「響」シリーズ/シンフォニー

出典:「響」シリーズ/シンフォニー https://emsystems.co.jp/hibiki/

「響」シリーズは各事業所に合わせた「相談支援システム」「訪問介護システム」「居宅介護システム」「訪問看護システム」「通所介護システム」と、幅広い障害福祉サービスに対応できる響統合版の「シンフォニー」と、複数シリーズが用意されています。

障害福祉サービスに強く、障害福祉サービスの在宅系・施設系・居住系と様々なサービスに応じた実績入力画面を搭載しています。障がい者支援制度開始時から製品化されており、バージョンアップを重ねてシステムを進化させています。

「響」シリーズ/シンフォニーのおすすめポイント
  • 全国500以上の地域独自仕様をシステムに蓄積
  • 生活介護や就労A型・B型などさまざまな事業所に対応
  • 納入から初回請求まで複数回の訪問サポートあり

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 パッケージ型
無料お試し 要お問い合わせ
対応サービス 障害福祉の場合 居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護、生活介護、生活訓練、機能訓練、短期入所、就労A型・B型、就労移行支援、共同生活援助、児童発達支援、放課後等デイサービス、相談支援、移動支援
機能 記録・請求
サポート体制 メール、遠隔サポート

しょーあっぷ|株式会社福祉アセットマネジメント

しょーあっぷ

出典:しょーあっぷ https://curewansystem.com/

「しょーあっぷ」は障がい者グループホームに特化したクラウド型の運営・請求一括管理システムです。「介護サービス包括型」 「日中サービス支援型」 「短期入所(ショートステイ)」の請求管理業務に対応しています。

サービスの提供実績記録や国保連請求といった請求関連業務はもちろん、日報の記録やシフト作成といった運営管理機能にも対応しています。シフト作成機能では、自動生成されたシフト情報が配置基準を満たしていない場合に通知が届きます。1ヶ月無料でお試し利用をすることができます。

しょーあっぷのおすすめポイント
  • 障がい者グループホームに特化
  • 実績記録や国保連請求、建物管理など豊富な機能
  • 自動シフト作成機能つき

製品情報

初期費用 無料
月額費用
  • 利用者1名につき月額1,100円(税込)
  • 上限 月額22,000円(税込)
導入形態 クラウド
無料お試し 1ヶ月無料
対応サービス 障がい者グループホーム(介護サービス包括型、日中サービス支援型、短期入所)
機能 請求
サポート体制 電話、対面サポート

楽々自立支援|有限会社システムプラネット

楽々自立支援

出典:有限会社システムプラネット https://www.sysplanet.co.jp/publicity2/

「楽々自立支援」は「介護給付業務」「訓練等給付業務」「相談支援給付業務」に対応しており、幅広いサービス事業所で利用できます。国保連請求や利用者請求、サービスの提供期間や契約量の管理業務をサポートします。

電話とオンラインでのサポートに対応しており、請求期間の平日は19時までサポート対応してくれる点も魅力です。自動で受給者証の有効期間をチェックしてくれるため、請求のミスも防ぎます。

楽々自立支援のおすすめポイント
  • 国保連請求はもちろん利用者請求にも対応
  • 自動で受給者証の有効期間をチェック
  • 介護保険請求ソフトと連携できる

製品情報

初期費用 22,000円(税込)
年間使用料 31,680円(税込)~
導入形態 オンプレミス
無料お試し
対応サービス 居宅介護、行動援護、重度訪問介護、同行援護、放課後等デイサービス、児童発達支援、保育所等訪問支援、生活介護、計画相談支援、障害児相談支援、就労移行支援、就労継続A型・B型、地域生活移動支援
機能 請求
サポート体制 電話、オンラインサポート

株式会社日立システムズ|福祉の森

株式会社ワイズマン

出典:福祉の森 https://www.hitachi-systems.com/ind/fukushinomori/index.html

「福祉の森」は介護・福祉施設の業務を支援するトータルシステムです。日常業務効率化する工夫がされており、請求はもちろんケース記録や自立支援計画にも対応しています。請求システムは厚生労働省の標準様式に準拠しており、複数事業所の請求を1つのサーバーで運用できます。

福祉の森のおすすめポイント
  • 計画から請求まで対応
  • 複数事業所の管理も可能
  • 介護向けサービスもあり

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 パッケージ型
無料お試し 要お問い合わせ
対応サービス 要お問い合わせ
機能 請求・記録
サポート体制 ヘルプデスクサービス、リモート保守サービス、現地対応サービス

株式会社NTTデータ アイ|きらめきぷらん

きらめきぷらん

出典:きらめきぷらん https://www.nttd-i.co.jp/products/kagayaki/

きらめきぷらんは低価格で利用できる障害者総合支援法の請求ASPソフトです。初期費用無料、月額2,000円から利用できます。登録データはNTTデータアイサーバで管理されるためセキュリティ面も安心です。国保連への伝送には別途ソフトが必要になります。

きらめきぷらんのおすすめポイント
  • 初期費用無料
  • 最大2か月お試し無料
  • 複数ログインIDでデータ共有

製品情報

初期費用 無料
月額費用 きらめきぷらんのみ請求1~5件の場合:月額2,000円
導入形態 クラウド(ASP)
無料お試し ○(最大2か月無料)
対応サービス 居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護
機能 請求
サポート体制 ヘルプデスク

株式会社東経システム|福祉見聞録

福祉見聞録

出典:福祉見聞録 https://www.fukushikenbunroku.com/index.php

「福祉見聞録」は豊富な機能が特徴のソフトです。請求や記録はもちろん、会計や給与、勤怠管理といった基幹業務に対応したソフトも提供しています。

福祉見聞録のおすすめポイント
  • 記録から請求までトータルサポート
  • 介護施設にも対応
  • 基幹業務ソフトあり

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 オンプレミス・クラウド(ASP)
無料お試し 要お問い合わせ
対応サービス 要お問い合わせ
機能 請求・記録
サポート体制 ユーザーサポート、リモートサポート

簡易入力システム(障害福祉サービス)

国民健康保険中央会が提供している障害福祉ソフトです。国保連請求のみに対応しており、利用者向けの請求データ作成はできませんが、低コストで導入できます。

簡易入力システム(障害福祉サービス)のおすすめポイント
  • 国民健康保険中央会が提供
  • 低コストで国保連請求可能

製品情報

初期費用 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ
導入形態 パッケージ型
無料お試し
対応サービス 要お問い合わせ
機能 請求(国保連請求)
サポート体制 要お問い合わせ

上記以外の介護ソフトについては【最新2023年版】介護ソフト比較10選|価格や特徴を徹底比較で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

障害福祉ソフト比較一覧表

ここまで紹介してきたおすすめの障害福祉ソフトを比較一覧表にまとめました。導入時に気になるポイントをまとめているので、気になる項目別にぜひチェックしてみてください。

メーカー 株式会社ワイズマン 株式会社エス・エム・エス 株式会社日本コンピュータコンサルタント ニップクケアサービス株式会社 NDソフトウェア株式会社 株式会社LITALICO 株式会社ソニックウェーブ 株式会社ノエシス 株式会社リクルート 株式会社内田洋行 MIRAIZ株式会社 株式会社日立システムズ 株式会社NTTデータ アイ 株式会社東経システム 国民健康保険中央会
サービス名 障がい者施設向け介護ソフト カイポケ 介舟ファミリー 楽すけ ほのぼのmore かんたん請求ソフト ウィズファミリー ケアマザー knowbe 絆Coreあすなろ ミスヘルパー 福祉の森 きらめきぷらん 福祉見聞録 簡易入力システム(障害福祉サービス)
初期費用 要お問い合わせ(初期導入費用+5年間使用パック) 無料 要お問い合わせ ソフトウェア代金29,800円 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 契約内容により異なる(月額換算で約5,986円~) 無料 要お問い合わせ 5年のソフトウェア使用権 要お問い合わせ 無料 要お問い合わせ 要お問い合わせ
月額費用 要お問い合わせ 15,000円 要お問い合わせ 年間保守サポート料45,600円(月額換算:3,800円/月) 要お問い合わせ
  • 相談支援事業:9,980円/法人
  • 地域生活支援事業:4,980円/法人
  • その他の障害福祉サービス事業:9,980円/法人
要お問い合わせ 契約内容により異なる(保守料1,850円~) 要お問い合わせ 要お問い合わせ 基本ライセンス月額7,000円(別途データベース費用) 要お問い合わせ きらめきぷらんのみ請求1~5件の場合:月額2,000円 要お問い合わせ 要お問い合わせ
導入形態 クラウド(ASP) クラウド(ASP) クラウド(ASP) オンプレミス クラウド(ASP)、オンプレミス クラウド(ASP) オンプレミス クラウド(ASP) クラウド(ASP) クラウド(ASP)・オンプレミス オンプレミス クラウド(ASP)・オンプレミス クラウド(ASP) クラウド(ASP)・オンプレミス パッケージ型
無料お試し 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ 要お問い合わせ ○(最大2か月無料) 要お問い合わせ
対応サービス 重度障害者等包括支援、療養介護、生活介護、短期入所(ショートステイ)、施設入所支援、宿泊型自立訓練、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)、地域相談支援(地域移行支援、地域定着支援)、自立生活援助、就労定着支援 児童発達支援・放課後等デイサービス 計画相談支援、障害児相談支援、居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、生活介護、自立訓練(機能生活)、宿泊型自立訓練、就労移行支援、就労移行支援(養成施設)、就労継続支援(A・B型)、共同生活援助、短期入所、児童発達支援(センター含む)、保育所等訪問支援、放課後等デイサービス、移動支援(地域生活支援事業) 居宅介護(ホームヘルプ)、重度訪問、行動援護、同行援護 居宅介護(ホームヘルプ)、重度訪問介護、同行援護、重度障害者等包括支援、自立生活援助、共同生活援助(グループホーム)、計画相談支援(障がい児含む)、地域移行支援、地域定着支援、児童発達支援、医療児童発達支援、放課後等デイサービス、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援、短期入所(ショートステイ)、療養介護、生活介護、施設入所支援、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練)、自立訓練(宿泊型自立訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型)、就労継続支援(B型)、就労定着支援、障がい児入所支援、医療型障がい児入所支援、救護施設、地域生活支援(移動支援) 居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護、療養介護、経過的療養介護、生活介護、経過的療養介護、短期入所、重度障害者等包括支援、施設入所支援、経過的施設入所支援、共同生活援助、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練)、宿泊型自立訓練、自立生活援助、就労移行支援、就労移行支援(養成)、就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労定着支援、計画相談支援、地域移行支援、地域定着支援、児童発達支援、医療型児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、居宅訪問型児童発達支援、福祉型障害児入所施設、医療型障害児入所施設、障害児相談支援、移動支援、日中一時支援 など 保育所等訪問支援、児童発達支援・放課後等デイサービス、生活介護、就労支援(B型) 居宅介護・重度訪問介護・行動援護・同行援護 要お問い合わせ 相談支援事業、計画相談支援、障害児相談支援、地域相談支援、地域移行支援、地域定着支援、居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者等包括支援、短期入所、施設入所支援、自立生活援助、共同生活援助、療養介護、生活介護、機能訓練、生活訓練、就労定着支援、就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、児童発達支援、医療型児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援、福祉型児童入所支援、医療型児童入所支援、放課後等デイサービス 要お問い合わせ 要お問い合わせ 居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護 要お問い合わせ 要お問い合わせ
機能 請求・記録 請求 請求 請求 請求・記録 請求 請求 請求 請求 請求・記録 請求 請求・記録 請求 請求・記録 請求(国保連請求)
サポート体制 サポートセンター、全国支店のスタッフによる導入サポート、サポートサイト 電話、オンライン、訪問、メール、動画マニュアル、台帳情報のデータ移行無料 無料データ移行対応、電話、訪問、説明会 電話・サポートサイト 導入時操作説明(WEB・訪問)、電話・サポートサイト 平日・休日電話サポート 電話、FAX、メール、遠隔サポート、訪問 電話、FAX、メール 要お問い合わせ 電話、お客様サポートサイト 電話、対面サポート ヘルプデスクサービス、リモート保守サービス、現地対応サービス ヘルプデスク ユーザーサポート、リモートサポート 要お問い合わせ
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【事業所別】おすすめ障害福祉ソフト

ここからはサービス事業所別におすすめの障害福祉ソフトを厳選してご紹介します。自分たちの施設に当てはまる部分をチェックしてみてください。

就労継続支援A型・B型におすすめの障害福祉ソフト

就労継続支援A型・B型:障害のために一般就労が難しい人を対象に、はたらく場を提供する福祉サービス。A型とB型事業所があり、A型は利用者と雇用関係を結んで働き「賃金」が支払われる。B型は事業所と雇用関係を結ばず、利用者は「工賃」として収入を得る。

介舟ファミリーは請求のみに対応した簡易版と、計画・記録・請求すべてに対応した標準版の2種類からニーズに合わせて選ぶことができます。簡易版は月額5,500円~、標準版は月額16,500円~使用できます。ほのぼのmoreは実施記録と申し送りが同一画面で登録でき、業務を効率化します。また、市町村の独自様式に合わせた個別支援計画書の作成が可能です。ワイズマンは受給者証をもとに利用実績を作成できます。外泊や食事など変化のあった内容を修正するだけで、請求書に必要な記録の作成が可能です。

上記メーカーの他に、株式会社LITALICOのかんたん請求ソフト株式会社リクルートのknowbe株式会社内田洋行の絆Coreあすなろのソフトも就労継続支援A型、就労継続支援B型事業所に対応しています。

就労継続支援B型事業所は年々増加しており、国に資料によると2013年から2019年にかけて、8465施設から13,117施設に急増しています。株式会社などの営利法人が設置主体となる事業所が大幅に増えています。A型事業所は3,800施設前後で横ばいとなっています。

2ndLaboでも就労継続支援事業所様からの問合せが増えています。上記の各メーカー様のご紹介も可能なので、気になるメーカーにはページ経由でお問い合わせください。

出典:厚労省:障害者の就労支援について

共同生活援助(グループホーム)におすすめの障害福祉ソフト

共同生活援助(グループホーム):障害のある方に対し、共同生活を営む施設で相談・入浴・排泄・食事の介護などの援助を行う。主に夜間の利用が多い。

knowbe(ノウビー)は障害者グループホームの記録から請求まで対応しています。定型文機能を使えば、選択肢を選ぶだけで簡単に日誌を作成することができます。初期費用無料で1ヶ月単位で利用できるため、導入しやすいでしょう。介舟ファミリーは画面に沿って入力するだけで計画書が作成できます。作成してからの経過日数も表示されるため、見直し時期がすぐに分かります。しょーあっぷは障害者グループホームに特化した請求管理システムです。請求・記録に加えシフト自動作成機能があるのが特徴です。グループホーム利用者1名につき月額1,100円で利用できます。

放課後等デイサービス・児童発達支援におすすめの障害福祉ソフト


  • 放課後等デイサービス:障害を持つ小中高生が通う福祉施設。「放デイ」。0歳~6歳の未就学児は「児童発達支援」が対象となる。
  • 児童発達支援事業:障がいのある児童のうち、未就学の児童を対象とした支援。児童福祉法に基づきます。児童発達支援センターに通い、日常生活に必要なスキル獲得や集団生活への適応訓練、認知発達コミュニケーションなどの支援を受けることができます。

カイポケはタブレット上でレクやバイタル、食事、水分などの実績を入力できます。実績は自動で業務日誌に反映されるため転記が不要です。月額15,000円から利用でき、タブレットは1台無料でレンタルできるのも魅力です。ほのぼのmoreは記録から請求まで対応しています。利用者の受給者証情報や親族関係者情報、病歴などの個人情報を一画面で確認することができます。かんたん請求ソフトは請求のみ対応したい事業所におすすめです。実績を入力するだけで領収書や請求書、国保連請求の書類などを簡単に作成することができます。放課後等デイサービスの場合は月額9,980円から利用できます。

児童発達支援事業をはじめとする児童福祉法に基づく障がい者施設を対象としたソフトは、障害者総合支援法に定められる施設を対象としたソフトと比べて、数があまり多くはありません。ザイラスのSangaZ(サンガ)も、放課後等デイサービスや児童発達支援に対応可能です。各ソフトの特徴をよく理解して選ぶのが良いでしょう。

カイポケかんたん請求ソフト、HUG(株式会社ネットアーツ)が児童福祉法に基づくサービスでの対応実績が豊富です。

相談支援事業所におすすめの障害福祉ソフト

相談支援事業所:障害がある方を対象に、地域での生活や福祉に関する相談を受け付ける機関。利用者の相談内容によって支援が異なり、「計画相談支援事業」「障害児相談支援事業」「地域相談支援(地域移行支援)事業」「地域相談支援(地域定着支援)事業」がある。

相談支援事業所で使う障がい福祉ソフト(業務支援ソフト)に求められる機能は様々です。請求業務は国保連ソフトを継続して使いたいというお客様は、業務支援に特化したMIRAIZ株式会社の「ミスヘルパー 相談支援管理システム」、ケアコラボ株式会社の「ケアコラボ」の導入も検討できるでしょう。 紹介している企業は、下記の要件に対応することができます。

文書(受給者証、支援記録など)管理の一元化

受給者証や支援記録、モニタリング報告書といった各種帳票を紙で管理していると、施設のどこに何の情報があるかがわかりにくくなってしまいます。業務支援ソフトを活用すれば、すべての文書をソフト内で管理できるので、文書を探し回る手間を削減することができます。

モニタリング報告書

相談支援事業所では、モニタリング報告書を各自治体に提出する必要があるため、一度作成した計画書を、定期的に見直す必要があります。見直し時期は決まっているため、時期が近づくと通知があがるアラート機能があるソフトを選ぶと便利です。

ジェノグラムの作成

利用者の家族構成などを示す「ジェノグラム」を作成できるテンプレートを備えたソフトもあります。これまで手書きでジェノグラムを作成していた事業所にとっては、大幅な業務改善につながる可能性があります。

計画相談支援事業におすすめの障害福祉ソフト

計画相談支援事業:相談支援事業所の中でも、障がい福祉サービスの利用を行うときに必要となる計画案を作成したり、作成した計画が利用者にとって適切かどうかを確認し、支援する役割です。障がいサービスを利用するにあたり自治体に申請する必要のある「サービス等利用計画」などの書類作成をサポートします。

計画相談支援事業所に必要な機能は、相談受付システム・計画相談支援(計画書)システムなどがあります。NDソフトウェアの相談受付システムでは、利用者やその家族からの相談受付状況を一覧で表示できます。入力支援機能もついており、入力にかかる時間を軽減できます。介舟ファミリーかんたん請求ソフトにも同様の機能があり、業務効率化の助けとなるでしょう。

また、knowbeは、支援人数の上限管理機能が特徴です。日々多くの相談を受けており、利用者や家族の顧客管理がうまくいっていない事業所にオススメの機能です。

重度訪問介護事業所におすすめの障害福祉ソフト

重度訪問介護:訪問介護の資格のひとつ。居宅介護業務のうち、特に障害が重いと認定された障がい者への訪問介護業務に従事する。

重度訪問介護事業では、訪問予定とサービス提供実績の入力や、利用者負担額一覧機能などが求められます。基本的な機能に加え、ナーシングネットプラスワンでは、ヘルパーのシフト管理も対応可能です。NDソフトウェアワイズマン日本コンピュータコンサルタントなどのソフトも多くの施設で利用実績があります。

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失敗しない障害福祉ソフトの選び方

ここでは、障害福祉ソフトの選び方を紹介します。障害福祉ソフトを選ぶ際に注意すべきポイントは次の5点です。以下のポイントを参考に自分たちの事業所に適した障害福祉ソフトを選びましょう。

  1. 対応しているサービス
  2. 機能
  3. 価格
  4. 導入形態(パッケージ型・クラウド型)
  5. サポート体制

それぞれについて詳しく見ていきましょう。これらのポイントをもとに選定したおすすめの障害福祉ソフトはこちらからご確認ください。

対応しているサービス

まずは自分たちの施設のサービスに対応しているか確認しましょう。障害福祉ソフトの中には多くのサービス形態に対応している「汎用型」と特定のサービス形態に対応した「特化型」があります。

例えばNDソフトウェアの「ほのぼのmore」や内田洋行の「絆Coreあすなろ」はほぼすべてのサービスに対応していますが、「カイポケ」は児童発達支援・放課後等デイサービスに特化しています。ソフトによって対応できるサービス形態は大きく異なるため、まずはじめに対応サービスを確認しておくことが大切です。

機能

障害福祉ソフトには大きく分けて「請求・記録・計画」と3つの機能がありますが、すべてに対応しているソフトは実は多くありません。例えばNDソフトウェアの「ほのぼのmore」や内田洋行の「絆Coreあすなろ」はすべてに対応しています。一方で機能が少ない方が価格は抑えられます。記録にそこまで負担がない施設であれば請求だけに対応したソフトを選ぶのがおすすめです。

価格

障害福祉ソフトの価格は、安価なものから高価なものまで幅があります。初期費用と維持管理費用のトータルで検討するようにしましょう。また、導入の際の基本料金が安くても、利用者の人数・ネットワーク環境によって金額が変わることがあるがあるので、最終的にかかる金額を想定しておくことが大切です。見積りの際、事前にしっかり条件定義しておかないと想定外の出費が必要になってしまいます。

低コストで導入したい事業所には介舟ファミリーとかんたん請求ソフトがおすすめです。介舟ファミリーは請求のみに対応する簡易版であれば月額5,500円から利用できます(サービス種類による)。かんたん請求ソフトは月額4,980円から(地域生活支援事業の場合)利用することができます。どちらも請求のみの料金ですが、幅広いサービスに対応しています。

導入形態(パッケージ型・クラウド型)

障害福祉ソフトにはパッケージ型とクラウド型があります。最近では、利便性が高いクラウド型のソフトが増えていますが、クラウド型が万能なわけではありません。用途によってはパッケージ型のほうがいい場合もあるため、事業所の状況に合わせて選ぶ必要があるでしょう

パッケージ型

パッケージ型は提供会社のサイトからダウンロードしたものやCD-ROM・DVD-ROMに収録されているソフトを、事業所のパソコンにインストールして使います。ソフトをインストールしたパソコンさえあれば、ネット環境の有無に関わらず利用できるのが特徴です。

メリット
  • サポート費用のみで月額料金がかからないことが多い
  • インターネット環境がなくても利用できる
  • セキュリティ面に優れている
デメリット
  • 法改正などのバージョンアップ時にダウンロードなどの対応をする必要がある
  • 初期費用がかかる場合が多い

クラウド型

クラウド(ASP型)は、ソフトを特定の端末にインストールするのではなくインターネット環境を利用します。パソコンやスマホ・タブレットなどの複数端末から場所を問わず利用できるのが特徴です。

メリット
  • 時間や場所を選ばず使える
  • タブレットやスマホでも利用できる
  • 初期費用が安く、月額料金のみで利用できる
  • バージョンアップ時の作業が必要ない
デメリット
  • インターネット環境が必要
  • パッケージ型に比べるとセキュリティ面に注意する必要がある

サポート体制

導入を検討する際は、バックアップやサポートの充実度も考慮したほうがいいでしょう。問題が発生した際にも、サポート体制が充実していれば安心して利用し続けることができます。特に、導入開始時や請求時期(毎月1日〜10日)にサポート対応が受けられるか確認しておくことをおすすめします。

ワイズマン社の障がい者施設向け介護ソフトは、導入サポート、操作サポート、トラブルサポート等きめ細やかな対応に定評があるので導入前後の不安要素を解消してくれます。サポート体制に定評のあるサービスをご検討されている場合は、こちらのソフトを利用するのがおすすめです。

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障害福祉ソフトとは

障害福祉ソフトとは、介護給付費や訓練等給付費などの請求業務、利用者のケース記録といった障害福祉事業所の業務を効率化するソフトウェアのことです。導入することで残業時間の削減や業務効率化が実現できます。

障害福祉ソフトでできること・主な機能

製品によって異なりますが、障害福祉ソフトの主な機能は以下の通りです。

  • 計画業務の支援
  • 国保連請求
  • 入金管理
  • 利用者ケース記録
  • スケジュール管理
  • 給与計算
  • 会計

国保連請求はほぼすべての障害福祉ソフトが対応しています。実績を入力するだけで請求データを作成できるため、業務を効率化し請求ミスを防ぐことができます。

障害福祉サービスの国保連請求

障害福祉事業所が利用者にサービスを提供した際、毎月1日~10日、国保連に請求を行い審査を経て支払いを受けます。障害福祉事業所は9割を給付費として国保連へ請求し、残りの1割を利用者へ請求します。ただし、利用者の収入等の状況に応じて4段階の負担上限額が定められており、負担上限を超える場合は国保連へ請求します。

複数のサービスと契約している利用者が負担上限額を超えた場合、いずれかの事業所が上限管理業務を行う必要があります。毎月期限内に請求が完了できるよう、関連事業所との連携も大切になります。

障害福祉サービスの国保連請求の流れ

障害福祉事業所では以下のような流れで請求業務を行います。

  1. 利用者と契約を行う
  2. 利用者へ障害福祉サービスを提供する
  3. 上限額管理業務を行う(対象となる利用者がいる場合)
  4. 「介護給付費・訓練等給付費等請求書」「明細書」「実績記録表」を作成し請求を行う
  5. 利用者宛の請求書を作成する
  6. 国保連から給付費の支払いを受ける

障害福祉ソフト導入のメリット

ここでは、障害福祉ソフト導入のメリットを説明していきます。障害福祉ソフトではなくて、介護ソフトでもいいのでは?と思う人もいらっしゃるでしょう。しかし、介護と福祉では内容が大きく異なるため、目的に応じたソフトを選ばなければなりません。介護の場合、業務の対象者は主に高齢者です。一方、福祉には児童福祉や障がい福祉が含まれます。

障がい福祉分野で介護ソフトを使用する場合、報酬基準が異なるので介護報酬と同じ計算方法が適用できません。レセプト作成にも影響があるため、介護ソフトで障がい福祉分野の業務を効率化するのは難しいでしょう。障がい福祉施設に適したソフトを選べば、以下のようなメリットを得られるので業務効率化も期待できます。

職員の業務負担軽減

障害福祉ソフトにはサービス提供実績やスケジュール管理の機能があり、効率的に作業記録を残せます。また、請求機能を使用すれば利用者請求書類を一括出力できるので、大幅な入力時間の短縮が可能です。利用者からの入金管理や職員のスケジュール管理なども同じソフトで一括管理できるものがあるので、さまざまな業務をひとつのソフトで完了させられます。

ペーパレス化の推進

障害福祉ソフトの導入によって紙への記録業務が減るので、長期的に考えると経費削減効果も期待できるでしょう。さまざまな書類も紙だと煩雑になりがちですが、ソフトで管理すれば必要な書類を素早く見つけられます。

まとめ

障害福祉ソフトを導入すれば、施設の業務を大幅に効率化できます。障害福祉ソフトの最大の魅力は、職員の業務がスムーズになり効率がアップする点です。ソフト導入のメリットや選び方をおさえた上で、それぞれの障害福祉ソフトを比較してみてください。きっと自施設に適した障害福祉ソフトが見つかるでしょう。

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中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n949eaa3e9d69

北海道大学を卒業後、医療機器の営業として6年間勤務。外科、整形外科、泌尿器科領域を中心に民間・国公立の病院を担当。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、医療機器の導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野は、電子カルテ、介護ソフト、各種医療機器。


フリーランスWEBライター
URL:https://twitter.com/kakeru5152

元高校国語教師。3年ほど教育現場で働き、フリーランスWEBライターとして独立。様々なメディアで記事を制作。ディレクターとしても活動。個人でブログも運営しており、情報発信も行なっています。

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