今回は障がい福祉サービスの中の1つである「生活介護」に焦点を当てて、おすすめの業務支援ソフトを紹介します。生活介護に対応したソフトを探している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
生活介護は、常に介護が必要な障害のある方が、日中の活動の場として利用できる通所型の福祉サービスです。食事や入浴の介助、創作活動や生産活動の機会を提供することで、自立した日常生活を送れるようサポートします。利用期間に定めはなく、一人ひとりの状況に合わせて支援計画が立てられます。
生活介護事業所では、利用者の個別支援計画に基づき、食事や入浴の提供、送迎、創作活動など多岐にわたるサービスを提供します。手作業での請求業務では、これらの複雑な加算の計算ミスや入力漏れが起こりやすく、返戻や過誤調整といったトラブルに繋がりかねません。請求ソフトを導入することで、複雑な加算項目を自動計算し、国保連への伝送をスムーズに行うことができます。
ここからは生活介護に対応したおすすめソフトメーカーを紹介します。それぞれ特色があるため、導入検討時は複数社比較してみましょう。
リクルートのknowbe(ノウビ―)は、障害福祉に特化したクラウド型運営支援ソフトです。累計利用者数は22万人を超えます。利用者情報・実績記録・支援記録などの情報はknowbeが一元管理します。集計作業や帳票の作成までシステムが自動で行うので、国保連請求の業務を大幅に削減することができます。
操作が簡単なタブレット型タイムカードで利用者の勤務状況を管理できます。出退勤、送迎/食事などの実績が自動で貯まります。
日本コンピュータコンサルタントの介舟ファミリーは、介護・障害福祉両方に対応したクラウドシステムです。販売実績30年、導入数17,000以上の老舗のソフトメーカーです。シンプルで使いやすい操作性で、現場の業務効率をサポートします。幅広いニーズに応えることができるため、複数サービスを展開している事業所にもおすすめです。
ほのぼのmoreは、NDソフトウェアが提供する障害福祉サービス向けソフトです。幅広い障がい福祉サービスに対応しています。事業所ごとに合った帳票作成でニーズにあった支援をサポートします。
LITALICOのかんたん請求ソフトは、障がい福祉に特化したクラウド型請求ソフトです。使い慣れたExcel上で実績を入力するため、パソコンが苦手な方でも簡単に使用できます。ワンクリックで必要な帳票類を作成でき、残った時間を支援の準備に回すことができます。30のサービス種別に対応しており、リーズナブルな価格で利用できます。
かべなしクラウドは、障害福祉に特化した業務支援ソフトです。帳票作成・工賃計算・送迎管理まで簡単に行うことができるため、職員の業務負担を軽減につながります。タイムカードで打刻した時間と電子サインが実績記録票に自動で反映されます。紙に印鑑やサインをもらう業務が不要になります。
また、かべなしでは障害福祉福祉事業の立ち上げ開業支援サービス「かべなし開業支援」も提供しています。開業に特化した専属アドバイザーによる無料サポートを受けることができます。開業に必要な手続きに関する各種専門家の紹介も行っています。
本記事では「生活介護」に焦点を当てて、おすすめのソフトメーカーを紹介しました。生活介護に対応した業務支援ソフトを選ぶ際は、①生活介護特有の複雑な加算項目に正確に対応しているか、②直感的に操作できる使いやすさ、③万が一のトラブルに備えた充実したサポート体制を確認しましょう。
また、事業所の規模や予算に合った料金体系か、将来的な利用者の増加や法改正に柔軟に対応できるかも重要なポイントです。無料トライアルを活用して、現場職員が実際に操作感を試すことも有効です。導入を検討される際はぜひ本記事を参考にしてみてください。
障がい福祉ソフトについては障害福祉ソフト25選を徹底比較|価格やサービス種別ごとのおすすめで詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。