何度も発生する紙の印刷やファイリング、たびたび確認印(ハンコ)をもらうのはもうやめにしませんか?
株式会社エス・エム・エスが提供する「かべなしクラウド」は、その名の通り、「紙なし・ハンコなし」を徹底追及した業務支援ソフトです。電子サイン機能による完全なペーパーレス化、国保連請求から工賃計算までを一つで完結できるオールインワン機能、そして法令遵守を支える体制で、職員が本来の「人への支援」に集中できる環境を実現します。
本記事では、かべなしクラウドが選ばれる理由と、導入が事業所の経営にもたらす具体的なメリットを徹底解説します。
株式会社エス・エム・エスが提供する障害福祉ソフト「かべなしクラウド」は、障害福祉事業に特化した業務支援ソフトです。「紙なし・ハンコなし」のペーパーレス化を徹底することで、職員が事務作業の負担から解放され、支援に集中できる環境作りを目指しています。
特に、電子サインによる「紙なし・ハンコなし」の実現は、他社ソフトと比較しても大きな強みの一つです。
| 提供会社 | 株式会社エス・エム・エス |
|---|---|
| サービス名 | かべなしクラウド |
| 対応サービス種別 |
|
| 作成可能な帳票類 |
|
かべなしクラウドの魅力は何といっても「必要な機能がまるっとそろって、使いやすく、安い」点にあります。利用者情報管理、支援記録、工賃・賃金計算など、障害福祉事業所に必要な機能は一通り揃っています。障害福祉事業所が自ら開発したソフトのため、現場目線で使いやすさに徹底的にこだわり開発されている点も特徴です。月額9,800円~とリーズナブル価格設定も嬉しいところです(初期費用・サポート費用:0円)。
それでいて、下記のような経営面のサポートまで充実しています。サービスのことだけでなく、経営全般でまるっと相談することができます。
ここからは、「かべなしクラウドを利用する事業所の導入事例」「メーカーインタビュー」と続きます。かべなしクラウドの基本的な製品情報(機能や料金など)、この記事の後半で紹介しています。
実際にかべなしクラウドを導入した事業所はどのように日々の業務が変わったのでしょうか。ここでは、利用する事業所の事例を紹介します。
導入前は、複数法人・複数事業所の管理を様々なソフトやツールで行っていたため、データ管理が非常に煩雑になっていることが大きな課題でした。
この課題を解決するため、「かべなしクラウド」の複数の法人・事業所情報を一元管理できる機能と、ジェノグラムをソフト内で作成・管理できる点が導入の決め手となりました。
導入の結果、複数の法人・事業所の経営状況が把握しやすく安定化しました。さらに、稼働率が可視化されたことで、従業員がより経営を意識するようになり、施設外就労の打刻や記録の管理も大幅に効率化されました。

導入前の主な課題は、ExcelやWordでの管理による情報探索時間の増加や、個別支援計画・受給者証期限の更新漏れに対する不安でした。特に工賃計算は、タイムカードの確認や手計算での集計が大きな負担となっていました。
これらの課題に対し、「かべなしクラウド」は、利用者情報から計画、記録までを一元管理できる点と、業務支援ソフト初心者でも安心できるサポート体制が決め手となりました。これにより、事務作業を効率化し、利用者支援の時間を確保することが可能となりました。
導入効果として、期限アラート機能によって更新漏れの心配がなくなり、安心感が向上。打刻データが自動連携されるため、工賃計算ミスの不安も解消されました。結果として、事務作業が大幅に削減され、本来の業務である利用者支援に割ける時間が増加しています。

導入前の大きな課題は、職員間や事業所間の情報共有がしづらい点でした。また、以前使用していたソフトでは複数個所に同じ情報を入力する手間があり、業務効率を下げていました。
その解決策として、「かべなしクラウド」は、情報共有のしやすさと、操作画面の見やすさ・記録の簡単さが決め手となり導入されました。
導入効果として、情報共有が円滑になったことで、利用者の対応方針や支援に情報が即座に活かせるようになりました。また、個別支援計画やモニタリングの管理が効率化され、電子サインや工賃計算機能の活用により、全体の管理業務が大幅に効率化されました。

ソフト導入前は、情報がExcelで管理されており点在していたことに加え、現場からはより使いやすいソフトを求める声がありました。特に、プリント作成など授業形式の支援準備に時間をかけたいという課題がありました。
こうした背景から、記録のカスタマイズ自由度が高く使いやすい点、そして提供サービスを増やす予定でのコストメリットを評価し、「かべなしクラウド」の導入を決定しました。
導入効果として、情報の一元管理と記録時間の短縮が実現し、その結果、支援の充実に繋がりました。また、タイムカード付き電子サイン機能により実績記録票の印刷が不要になり、保護者が家庭でサインを確認する手間も削減されるなど、事務作業全般が効率化されました。

続いて、かべなしクラウドのメーカーであるエス・エム・エスさんにかべなしクラウドの魅力についてお話を伺いました!かべなしクラウドの開発経緯から、他社に先駆けた独自の機能、そして現場にもたらす具体的な改善事例など、内容盛りだくさんのインタビューとなっています。かべなしクラウドが気になっている方はぜひ参考にしてみてださい。
かべなしクラウドは、福岡県の就労支援事業所リンパレットさんが開発した「プロジェクトRIN」が前身です。当時、日々の記録や請求業務の煩雑さに課題を感じていたリンパレットさんは、現場にとって本当に使いやすい業務支援ソフトが見つからずに困っていました。そこで、「ないなら自分たちで作ろう」と開発されたのが始まりです。
最初は自分たちの事業所運営を円滑にするために開発されましたが、周辺の事業所からも好評で、プロジェクトRINを利用する事業所が少しずつ増えていきました。その後、全国の障害福祉事業所の課題解決と利用者さんのQOL向上を目指し、弊社エス・エム・エスが連携することになり、名称も「かべなしクラウド」へと変更されました。
障害福祉の現場には、利用者への質の高い直接支援を阻む様々な障壁が存在します。「情報共有の遅れ」や「煩雑な紙ベースの業務」といった業界特有の課題です。
「かべなしクラウド」という名称には、こうした社会的・構造的な「壁」を解消し、障害を抱える方々のQOL(生活の質)向上に貢献したいという願いが込められています。
事業所運営者が開発に関わった経緯から、現場の職員が使いやすい機能面に最も配慮している点です。例えば、他社に先駆けた電子サイン機能の導入、職員ごとの同時記録・アカウント付与への対応、そして現場ニーズに深く対応した細かい工賃計算の機能などですね。現場を知っているからこそ作れた設計だと思います。
もともと、記録と工賃計算がメインだった「プロジェクトRIN」に、弊社の介護ソフト「カイポケ」で培った国保連請求機能の知識が加わりました。現在、就労継続支援B型から順次開発中ですが、「かべなしクラウド」内で請求処理が可能になるという大幅な改善が進んでいます。
大手企業よりは、中小規模(1~3事業所程度)の事業所が多いですね。また、以前はExcelやWordで業務を行っていた事業所が、初めての業務支援ソフトとして選定いただくケースも多いです。
お客様からは、機能面の使いやすさや、無料体験で十分に試せる手厚いサポート体制を高く評価していただいています。基本的な帳票作成や工賃計算に加え、アラートの見やすさや予定管理機能など、現場目線で「痒いところに手が届く」使いやすさも大きな特徴です。
受給者証の更新や計画作成の漏れがなくなったり、情報共有のしやすさが大幅に改善されたというお声があります。特に、あるお客様では記録の作成時間が半減したという事例もあり、職員が直接支援に集中でき、利用者の方の不安解消にも繋がっていると聞いています。
単なる業務システムとしてだけでなく、障害福祉事業所の皆さまの持続的な成長を支え、共に課題を解決していくプラットフォームとして進化し続けたいと考えています。
「かべなしクラウド」は、障害福祉サービス事業所の運営に必要な業務を幅広くカバーしています。複数のソフトを使い分ける必要がない「オールインワン」の機能が特徴です。ここでは特徴的な機能にしぼって紹介します。
クラウド上で利用者情報を一元管理できます。特に、受給者証の期限をアラート表示し、更新漏れを防止。また、ジェノグラム(関係図)をソフト内で簡単作成できるため、利用者を取り巻く状況把握や職員間の情報共有がスムーズになり、紙やExcelでの煩雑な管理から解放されます。
過去の記録や他利用者の内容をコピー・引用できるため、個別支援計画などの帳票作成時間を約半分に短縮できます。計画とモニタリング予定を自動管理し、転記作業は不要です。さらに、同意署名は電子サインで受領し、メールで交付できるため、完全なペーパーレス化を実現します。
タブレットやスマホで直接サインを受領できるため、サービス提供実績記録票や個別支援計画書への押印・署名業務が完全になくなります。これにより、書類の印刷、郵送、ファイリング、対面でのハンコもらいが一切不要となり、事務作業の大幅削減と法令遵守を両立できるのが最大の特徴です。
タイムカードの打刻時間と連動し、時給・日給・作業別工賃の計算を自動化します。Excelや手計算によるミスをなくし、月次の集計業務を大幅に効率化。交通費や昼食費などもまとめて集計し、清算書や代理受領額通知書を自動作成するため、事務作業を削減できます。
作成した清算書などの書類を、ソフト内からそのままメールで利用者へ交付できます(PDF送付)。これにより、印刷・郵送の手間がなくなり、ペーパーレス化が促進されます。
日々の打刻や加算の記録が実績に自動で反映されるため、請求業務を大幅に効率化します。請求前のエラーチェック機能で、返戻リスクのある登録内容を事前に検知・修正でき、安心して請求が可能です。また、転写ツールにより、簡易入力システムへの手動での打ち込み作業が不要になります。
障害福祉ソフト「かべなしクラウド」の料金体系は、月額基本料金制であり、初期費用や追加費用がかからないシンプルな構造が特徴です。
料金は、主にサービスの種類(例:就労支援、放課後等デイサービスなど)、利用者数、および運営している拠点数によって変動します。正確な金額については、事業所の状況に合わせて見積もりが必要です。
| 初期費用 | 0円 |
|---|---|
| 月額費用 | 9,800円~ |

「かべなし」では、障害福祉事業を立ち上げる方が直面する専門的な手続きの負担を解消するためのワンストップサポートサービス「かべなし開業支援」も提供しています。
開業準備では、法人設立、行政への指定申請、税務署への届出といった複雑な手続きが必須ですが、これらの書類作成や申請業務を、提携する行政書士や税理士が代行・支援してくれます。
また、資金繰りの土台となる事業計画書や収支計画書の作成支援も受けられます。これらは融資を受ける際に非常に重要です。さらに、利用者さんを集めるための集客支援や、ホームページ作成サポートまで、開業前から運営初期に必要なあらゆる専門的なサポートを網羅しています。
かべなしクラウドに関する、障害福祉事業者からよく寄せられる質問とその回答を4つずつご紹介します。
A. はい。現場の声を活かした直感的な操作画面と、シンプルな設計になっているため、PC操作に不慣れな職員でも使いやすいと評価されています。
A. はい、既存ソフト内の利用者情報などのデータ移行サービスを無料で提供しています。移行作業もかべなしクラウド側で代行します。
A. はい。クラウド型のソフトなので、PCだけでなくタブレットやスマートフォンからもアクセス・記録が可能です。柔軟な働き方に対応しています。
A. はい。法令に沿った設計で、記録と実績が自動で連動します。特に、電子サイン機能で実績確認の証拠を容易に残せるため、運営指導対策としても有効です。
本記事では、障害福祉ソフト「かべなしクラウド」が、いかに事業所の業務効率と支援の質を高めるかを見てきました。人気の最大の理由は、電子サインによる紙・ハンコの完全排除と、記録・請求・工賃計算を一つに集約したオールインワン機能です。これにより、職員は煩雑な事務作業から解放され、支援の時間を確保できます。
また、法令に沿った設計と無料のデータ移行・サポート体制、そして新規開業をワンストップで支援する「かべなしクラウドの開業支援サービス」により、事業者は運営指導や手続きの不安なく、安心して質の高い福祉サービス提供に専念できます。ぜひこの機会にかべなしクラウドの導入を検討し、貴社の「業務の壁」をなくしてください。
障害福祉ソフトについては【2025】障害福祉ソフトを徹底比較|価格やサービス種別ごとのおすすめで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。