高齢者の見守りシステム　介護のケアシル

介護のケアシルとは？

介護事業者や家族の在宅介護の負担軽減を図り、一人暮らしの要支援・要介護1,2の方に向けた在宅介護支援システムです。 
ケアシルは、日々の見守り機能に加えて、押しボタンを用いた服薬管理や食事管理機能で在宅介護の手助けを行います。

ケアシルの特長

24時間365日の見守り

利用者が居住する環境において、安心・安全に暮らせるよう、センサが常に見守ります。
センサは、人感・ドア・温度・照度の異常を判断します。

生活リズムの管理

「起床・ごはん・お薬」を利用者がボタン押下することで、生活リズムを見守る側が安心確認！
本体からの声掛け機能もあります！どのタイミングで声掛け管理を行うかは自由に設定可能。

徘徊検知システム搭載

ドアセンサが徘徊を検知。すぐさまご家族に連絡します。
出入り口ドアに取り付けたセンサが、徘徊検出時、電子メール送信により連絡を行います。
※TAISコード取得済みシステム（介護保険適用外）

熱中症予防

熱中症の可能性が高くなった場合、音声による冷房の促しメッセージを出力。
冷房ONのタイミングを逃しません。

日々の生活状況を把握

見守る側は利用者の日々の生活状況を可視化管理でき、
いつでも・どこでも状況を把握することができます。ケアシルからの連絡受取りも可能です。

認知機能低下の気づきを支援

本体声掛け機能で脳トレや体操等の認知機能訓練の実行を促します。
「できる限り住み慣れた自宅で過ごしてほしい。」と思う、見守る側の思いを大切にします。

ケアシルの機能

起床時間確認

起床時間の乱れは生活の乱れに繋がり、認知機能低下のリスクのアップにつながる可能性があります。
おはようメッセージによるボタン押下により規則正しい生活を促し、認知機能低下のリスク改善を支援します。

服薬管理機能

服薬時刻になるとLEDと音声メッセージにより服薬を促します。
又、ボタンを押すと次の服薬タイミング（お昼ご飯の食後等）を通知します。
これらの機能により薬の飲み忘れを防止します。家族や介護者は、
ボタン押下通知をLINEやメールで受け取ることで、服薬の状態を知ることができ、
飲み忘れ時には、電話などで服薬を促すことができるようになります。

ご飯時間確認

朝・昼・夜ご飯の食後にご飯ボタン押下を促す音声メッセージが流れます。
被介護者様は食後にご飯ボタンを押して頂きます。
規則正しい食事の摂取を促すことで生活リズムの安定を図ります。

活動量確認と外出、在宅確認

人感センサと外出ボタンにより活動量を数値化します。
人感センサの反応回数と外出状況により引きこもり状況が確認できます。
一つの人感センサが多くの反応を示すということは、同じ部屋に引きこもっていることが判ります。
又、外出ボタンの押下回数減少は引きこもり・社会からの孤立といった状況を示しています。

日毎グラフの活用

一日のセンサ情報とボタン押下情報をグラフで判り易く表示します。
離れて暮らす高齢者の生活状況がこのグラフで手に取るように判ります。
家族や介護者は、離れて暮らす高齢者の生活状況を毎日簡単に把握することが可能です。

定時送信

一日一回、前日のセンサ反応状況、異常の検出状況、ボタン押下状況をまとめてメールやLINEで通知を行います。
LINEに登録しておけば、日毎グラフもスマホで簡単にチェックすることができます。

焦電センサ

高性能焦電センサが人の動きを検知することで、被介護者が体調不良や不慮の事故等による怪我で
身動きができなくなった場合、あらかじめ設定された時間が経過すると、介護者に電子メールによる連絡を行います。

ドアセンサ

ドアセンサはマグネットスイッチによりドアの開閉を検出します。ドアの開閉回数を検知することによる見守り機能と
ドアが開閉された際に即時介護者に通知される徘徊予防機能があります。ご希望の機能をどちらかお選びいただけます。

照度センサ

照度センサにより、居室内の照明の点灯状態を監視し、 深夜の照明が消された状態であるはずの
部屋の照明が点灯している場合、異常とみなして異常メールを送信します。

温度センサ

温度センサにより、居室内の気温をモニタします。居室内の気温が設定値より高くなると
音声メッセージで冷房の作動を促します。更に温度が高い状態が継続すると、見守り異常メールを送信します。

AIが認知機能の低下度合いを判定します。

集計データ及び解析結果は、遠方のご家族様からもPCや携帯を用いて
Webアクセスすることでいつでも確認することが可能です。

活用事例

　訪問介護事業者の場合

訪問介護員、ケアマネージャー様の負担軽減と付加価値を提供します。『介護のケアシル』を、訪問時間外の生活状況の確認や訪問担当員間の生活状況情報の共通把握ツールとして使用します。ケアシルの音声による服薬・食事管理によって、薬の飲み忘れ防止が期待でき、訪問時間の削減につなげることができます。お薬ボタンやごはんボタンの操作状況をクラウド画面から確認することで服薬忘れやご飯の不食に電話連絡を行い、服薬や食事を促すことが可能となります。

　一人暮しの高齢者を持つ家族様の場合

一人暮らしの高齢者様の見守りを行いながら、認知機能低下の早期の気づきを実現することができ、実家から離れて暮らす子供家族は親御様の生活状況の把握が可能となります。一方、一人暮らしの高齢者は生活リズムの維持、服薬管理、脳トレや体操を行うことで、認知機能低下のリスクを削減します。 クラウドシステムでは、高齢者の活動量の推移や、薬の飲み忘れ、ボタンの押し忘れ等の状況が判りやすく表示され、子供家族が異常に気付いた場合は、連絡を取るなどのきっかけづくりを行います。『介護のケアシル』は単に見守りや認知機能低下の早期発見を行う装置ではなく、離れて暮らす親子の絆を深めてもらうコミュニケーションツールの一つとして機能します。

製品情報

『介護のケアシル』

製品構成一覧

仕様

使用環境

ユーザ様でインターネット接続環境を用意する場合

既にインターネット接続環境がある場合は、ユーザ様でプロバイダ契約を行い、光接続やADSLを用いたインターネット接続環境を用意して頂きます。追加で準備する必要はありません。ルータのLANポートと本体装置のLANインターフェースコネクタをLANケーブルで接続します。

インターネット接続環境がない場合

モバイルルータを用いたインターネット接続環境の提案が可能です。モバイルルータを使用すれば、回線の工事や手続き等を気にすることなくインターネット接続環境を導入することが可能です。　アイトシステムでは、信頼性の高いモバイルルータと安定したSIM回線の組み合わせをご提案することが可能です。

導入の流れ

よくあるご質問と回答