「しんのすけくん」は質の高い胸骨圧迫を実現するために、正しい胸骨圧迫のやり方を「誰でも」「簡単」「手軽」に学ぶことができる製品です。
深さ・リズム・圧迫位置など心臓マッサージに重要な項目を客観的に評価できるため、目視や勘に頼らない指導が可能です。
お手持ちの訓練人形があればすぐに利用することが可能です。操作方法も簡単で、効果もすぐに感じていただけることができます。
聴覚、視覚によるリアルタイムフィードバック |
圧迫位置、圧迫深さ、リズム、リコイル、デューティーサイクル、CCFなど、聴覚と視覚を通じてフィードバックを得られるので訓練効率が非常に高いのが特長です。
国際ガイドラインに基づいた評価 |
JRC蘇生ガイドライン2015に対応しています。ガイドラインに則した活動を行うには、目視や勘ではなく、客観的に評価・訓練できる機器が必要となります。しんのすけくんは有効な胸骨圧迫が実施された回数を正確にカウント、通常のCCFに加え「有効CCF」の自動計算を行います。
※評価項目の判定基準は、任意で設定が可能です。
※「JRC蘇生ガイドライン2020」の対応については、判定基準の変更またはバージョンアップソフト の配布を予定しております。
胸骨圧迫の要求項目 | ガイドライン2010 | ガイドライン2015 |
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圧迫深さ | 少なくとも5cm以上 | 約5cm(6cm以下) |
リズム | 少なくとも100回/分 | 100~120回/分 |
リコイル | 胸を完全に元の位置に戻す | 胸を完全に元の位置に戻す |
デューティーサイクル | 記述なし | 記述なし |
圧迫位置 | 胸骨の下半分 | 胸骨の下半分 |
胸骨圧迫比率(CCF) | 記載なし | 少なくとも60%以上 |
出典:「JRC蘇生ガイドライン2010」(2010年10月 一般社団法人日本蘇生協議会)「JRC蘇生ガイドライン2015」(2015年10月 一般社団法人日本蘇生協議会)
要求項目ごとに点数化 |
訓練終了後には自動で点数が表示されます。何が良くて、何が悪かったのが数値でフィードバックされるので、次に気を付けるポイントなど振り返りを行う際に非常に便利です。
下地が柔らかくてたわむ素材の上でも正確に評価 |
マットレスやストレッチャーなどの、下地が柔らかくてたわむ素材の上でも正確に評価できます。床上で行うのと感覚が異なる環境の中でどのくらいの力で胸骨圧迫を行えば良いかが分かります。
加速度センサ 半導体センサ | 赤外線センサ | しんのすけくん圧力分布センサ | |
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圧迫位置の可視化 | × | × | ○ |
ストレッチャー上 移動対応 | × | × | ○ |
圧迫位置の可視化(『胸骨の下半分』の確実な圧迫) |