SANフラワーは最先端の技術を用いたIoT技術で、従来不可能と思われていた電波を直接検出することで人やモノの位置を最小誤差50㎝※1で特定することができます。
携帯電話でも利用されるサブギガ帯あるいはプラチナバンド帯と呼ばれる920MHzはビルや家などの裏側にも回りこみやすく、比較的中距離※2の送信ができることから、利用しやすく、緊急時の捜索・発見に役立つだけではなく、リモコン遠隔操作やデータ伝送、ホーム・オフィスセキュリティなど様々な応用ができる、革新的なシステムです。 SANフラワーが安心、安全をつなぐことで、社会課題を解決していきます。※1:SANレ-ダーで発見した場合の最小誤差 ※2:市街地では約200m~300m
社会福祉法人ひかり福祉会 障がい者支援施設 わかば苑様 |
2017年1月より正式導入中
離設の可能性がある高次脳機能障害の方を対象にSANフラワー見守りサービスをご利用頂いております。
導入にあたり、ご利用者様が常に発信機を携帯していただくことが難しいため、 発信機を装備できる靴(アキレス製/ヘルシーライフ 500)を用意して実際に履いて頂けるか、 SANタグ(発信機)に違和感を感じないかの確認を行いました。
確認の結果、違和感なくご利用頂けることがわかりました。
また、ご利用者様が施設から離れたことをすぐにメールでお知らせするために「GEOフェンスSANアンテナ」を施設に設置し、実際にご利用者様が離設した際に施設の方へメールでお知らせすることができるか調査を行いました。
調査の結果、「GEOフェンスSANアンテナ」の設置方法を変更することにより、確実に離設をお知らせすることができるようになりました。
さらに施設の方にご利用いただく中で、「離設してからではなく、離設前にメールで知らせて欲しい」とご要望いただき、見守るエリアの設定変更することで、 現在は離設前にメールで確認できるようになり、離設を未然に防ぎ、 スタッフの方の負担軽減、ご家族の安心へと繋がっています。
愛知県半田市『認知症による行方不明高齢者等捜索機器貸与事業』 |
認知症により行方不明になるおそれのある高齢者等の親族等に対し、高齢者等の位置を検索できる機器(発信機)を貸与し、身につけていただくことで、行方不明発生時の捜索が効率的、効果的に行えるようにするものです。
SANタグ(発信機)・・・行方不明になるおそれのある高齢者等に身につけていただきます。
SANレーダー(受信機)・・・ご家族、関係者等が高齢者等の詳細な位置を検索するための機器です。警察署で行方不明者届を提出後、一時的に貸与します。
機器の貸与に係る利用料は無料です。
GPSでは捜索が困難な屋内、地下、山岳地帯、がれき等でもSANタグとSANレーダーが特殊な電波でつながり、発見できます。目視できない場所でも、SANレーダーがSANタグまでの距離・方向・電波の強さを表示するので必ず見つかります。
SANタグはGPS端末に比べ、小さくて軽量。そのため、持っていることを忘れるほどのコンパクトサイズです。小さいので使い方も自由です。お守り袋やスナップ付き袋、靴など別途ご用意しています。
SANタグ、SANレーダーはバッテリーが長寿命。1回約2時間の充電でSANタグは約1.5か月、SANレーダーは約4か月(待受待機)利用できます。従来のGPS端末であれば1週間、スマートフォンであれば1.5日程度。行方不明になった場合も長時間しっかりと電波を発信し続けます。
見守りエリアを形成する中継機のSANアンテナの設置は、AC100Vの家庭用コンセントに差してスイッチをONにするだけです。設置が容易なので多数の事業所を持つ企業様でも運用がしやすく、低コストで導入が可能です。
中継機を設置することで、ご自宅や事業所などにて24時間365日見守ることができます。SANタグを携帯した利用者さまが施設を離れたときにメールでお知らせしてくれるので安心です。
対象者(SANタグ)が見守りエリアに入った履歴をスマホやパソコンで確認できます。履歴は最大300件まで確認できます。
フジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビ「ZIP!」にて見守りシステムSANフラワーが紹介されました。
厚生労働省発行の「福祉用具・介護ロボットの開発と普及2020」に見守りシステムSANフラワー×ヘルシーライフが掲載されました。
高齢者住宅新聞にてSANフラワーシステムが紹介されました。