POSレジでレジ締め作業の時間短縮!メリットも解説

更新日 2023.07.14
投稿者:豊田 裕史

日々さまざまな業務を行っていくなかで、煩雑な業務の一つとしてレジ締め作業が挙げられます。レジ締めは重要な作業なので、ミスが起きないよう慎重に行わなければなりません。しかし、営業終了後は疲労もあり時間がかかる上、レジ締めのミスが起きがちです。

レジ締め作業はPOSレジを導入することで、時間を短縮し効率を上げられます。今回の記事では、POSレジでのレジ締め作業について詳しく解説するので、導入する際の参考にしてみてください。

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レジ締め作業とは?

ここでは、レジ締め作業について説明します。まずは、レジ締め作業の重要性をしっかり理解しましょう。

レジ締め作業はなぜする?

レジ締め作業は、1日で「いつ」「何が」「何個」売れたのかを確認して、売上の分析を行うために必要な業務の一つです。曜日や天候によって売れ筋商品や売り上げが変わる場合もあるので、それを客観的に確認するための分析を行います。また、レジ内の金額にズレが無いかという金額チェックという点でも、レジ締めは重要な作業です。

大まかなレジ締めの流れ

以下は、レジ締め作業の大まかな流れです。

  1. 前日から入っている金額の確認
  2. 1日の売上の確認(レシートや販売記録から)
  3. レジ内の現金の確認
  4. 当日の売上とレジ内の現金が一致しているか確認
  5. 必要な分だけ現金を残し、レジを締める

毎日この作業を繰り返すとなると、レジ締め作業に多くの時間を割くことになります。金額の確認作業は時間がかかり、人間が行う場合どうしてもズレやミスが発生しがちです。

POSレジ導入によるレジ締めのメリット

ここでは、POSレジを導入することで得られるメリットを説明します。実際にPOSレジでレジ締めを行うイメージをしながら読むと、メリットを理解しやすいでしょう。

作業時間が大幅に削減

POSレジの場合、1日の売上をシステムで管理しているので、その日の売上を一目で確認できます。自動釣銭機型のPOSレジであれば、投入された金額がいくらなのかも瞬時に計数可能なので、作業時間を大幅に削減可能です。

自動釣銭機については【2023年版】自動釣銭機メーカー9社比較|価格や機能、運用方法を解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

売上分析が容易に行える

POSシステムから売上情報をすぐに出すことができるため、時間帯や日付によって何がどれだけ売れたのかがわかるようになります。商品別の売上も表示できるので、売れ筋の商品を多く仕入れたり、在庫数が少なくなってきた商品の発注に活かしたりすることも可能です。

ミスの防止

POSレジでレジ締めを行うことで人為的なミスを減らす事が可能です。 商品値段入力のミスや帳簿の記入ミスなどを防ぐことが出来ます。 これにより売上金額の正確性や信頼性が向上します。

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POSレジでレジ締めをするための注意点

POSレジでレジ締め作業を行う際の注意事項についていくつか説明をしていきます。

POSレジの選び方

POSレジでレジ締めを行うためには店舗の規模や業種、予算に合ったPOSレジを選ぶ必要があります。 POSレジの比較ポイントは

  1. 初期費用やランニングコスト
  2. 機能や操作性
  3. サポートや保証
  4. セキュリティやバックアップ

これらを比較するとよいでしょう。

POSレジの設定と使い方

POSレジでレジ締めを行うためには、POSレジの設定と使い方を正しく理解し適切に行う必要があります。設定や使い方については各メーカーや機種によって異なりますが、一般的には以下の通りです。

  1. 商品情報や在庫情報の登録と更新
  2. 売上データや帳簿などの確認と保存
  3. レシートや領収書等の発行と管理
  4. 端末やソフトウェアなどの更新とメンテナンス

在庫管理がスムーズに行える

POSレジで締め作業を行うと、在庫管理もスムーズになります。システムに販売データが自動的に記録されるため、それに伴い在庫データも更新されるのです。たとえば、残り在庫数「2」の商品が一つ売れると、自動的にその商品の在庫数は「1」になります。そのため、手動で入力する必要がなく、記録された在庫情報を確認すれば在庫切れを防ぐことも可能です。

POSレジ導入の費用はどれくらい?

POSレジの価格は機種の種類や求める機能、どのように運用するのかによって異なります。iPadにPOSのアプリをインストールして利用するタブレット型POSでは初期費用は0円~20万円程度になりますし、据置き型のターミナル型POSレジでは初期費用50万~100万円が価格の相場になっています。

POSレジの価格については【安い】POSレジの価格を徹底比較|メーカー比較や選び方まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

まとめ

この記事ではPOSレジを導入することで、レジ締め作業のミスや負担を軽減できることについて解説してきました。レジ締めでのミスが減ることで、金額の確認に要する時間を大幅に短縮することが可能になります。金額間違いに対するスタッフの不安やストレスも軽減できることでしょう。レジ締め作業でお困りの方はPOSレジの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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よくある質問

購入からどれくらいで納入されるのか?
ターミナル型のものであれば、1~3ヶ月程度が標準的な納期となっています。パソコン型やタブレット型の場合、機器自体がすでに手元にあれば1週間程度で利用可能です。
故障したらどこに連絡すればいい?
まずはPOSレジを購入したメーカーへ問い合わせて、対応方法を確認するようにしましょう。
POSレジの耐用年数は?
POSレジは「事務機器、通信機器」に該当するため耐用年数は5年となります。

中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n949eaa3e9d69

北海道大学を卒業後、医療機器の営業として6年間勤務。外科、整形外科、泌尿器科領域を中心に民間・国公立の病院を担当。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、医療機器の導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野は、電子カルテ、介護ソフト、各種医療機器。

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