病院やクリニックでは、スタッフが口頭で患者様を診察室に呼び込むスタイルが主流でした。口頭で呼び込む場合、その都度スタッフは業務を中断せざるを得ません。また、大きな声で名前を呼ぶことで、待合室の静かさが損なわれる、プライバシーの侵害にあたると感じられる患者様も増えてきました。
そのような背景もあり、近年注目されているのが、ディスプレイ上で患者様を呼び出す診療案内表示システムです。そこで今回は、同システムのメリットや選び方、おすすめの製品などを比較しながらご紹介させていただきます。
目次
これまでは、受付スタッフの「声」により、患者様を診察室に誘導していました。患者様のなかには、高齢な方や耳の不自由な方もいらっしゃいます。そのため、聞き間違いや聞き逃しは避けられませんでした。また、待ち時間中に席を外した患者様の対応に苦慮することもあるでしょう。
そのような患者様や現場スタッフの悩みを解消するのが診察案内表示システムです。診察番号を表示することで、診察がどこまで進んでいるのか、待合室にいる患者様にお知らせできます。案内済み、不在、検査結果待ちなど、色分け表示するカスタマイズも可能です。
案内する際は、操作用のパソコンを使って、患者様の一覧から選択して更新します。患者様はディスプレイに表示されている診察番号を目安に、待ち時間を把握できます。すでに電子カルテが導入されていれば、そのシステムと連携できますので、さらに効率的な診察が実現するでしょう。
病院に来る患者様の年齢はさまざまです。体調や障害の度合いも多岐に渡りますので、従来の「声」による呼び出しにストレスを感じる患者様も一定数いらっしゃいます。診察案内表示システムを取り入れることで、主に以下の4つの課題が解決するでしょう。
患者様は診察を待っているあいだ、「もうすぐ呼ばれるかなぁ」「あれ、次は私じゃなかったの?」など、そわそわしながら待っているものです。いつ呼ばれるのか分からない状態が続くことで、イライラしてしまう患者様もいらっしゃるでしょう。
診察案内表示システムにより、ディスプレイに診察番号を表示すれば、患者様は自分の待ち時間を把握できます。待ち時間がある程度分かれば、トイレにも行きやすくなるでしょう。外の空気を吸いに出る、電話をかけるなど、時間を有効活用できますので、ストレスがたまりません。
聴覚に障害のある方や、耳の遠いお年寄りは、自分が聞き逃しているのではないかと不安に思っています。診察案内表示システムを取り入れれば、そのような患者様もリラックスして順番待ちできるでしょう。
どのくらいで順番が来るのか、窓口に問い合わせに来られる患者様も一定数いらっしゃるでしょう。問い合わせが多発すると、受付スタッフはその都度手を止めねばなりません。その結果、業務が滞ってスタッフの負担が増えてしまいます。
診察案内表示システムにより、待ち時間に関する情報をリアルタイムで発信できますので、スタッフが個別に対応する必要がありません。スタッフは持ち場の業務に集中できるため、病院運営のスピード感もアップします。
電子カルテの端末から、外来の状況を全体的に把握することも可能です。外来が集中する時間帯にスタッフを増やす、空きがちな時間帯に予約を促すなどすれば、患者様の待ち時間をさらに短縮できます。
患者様の具合によっては、ちょっとした物音でもストレスになります。なかには、スタッフの声がけですら、苦痛に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。そのため、病院の待合室は静かであることが理想です。
診察案内表示システムを導入すると、呼び出しはすべてディスプレイ上で行われます。そのためスタッフが声をあげて患者様を探す必要はありません。患者様への声がけがなくなるだけで、待合室はかなり静かになるでしょう。
新型コロナウィルスの感染予防の観点からも、直接の声がけは少ないほうが望ましいです。患者様やスタッフの安全確保のために、診察案内表示システムの導入を検討している病院やクリニックも増えています。
患者様のなかには、通院している事実を他人に知られたくない方も一定数いらっしゃいます。精神科など診療科によっては、口頭で名前を呼ばれることを嫌がる方はさらに増えるでしょう。
診察案内表示システムを導入すれば、ディスプレイ上に診察番号が表示されるのみです。患者様は、その番号を見て自分の足で診察室に向かいます。名前が呼ばれることがないため、プライバシーの保護につながるでしょう。
近年は、診察案内表示システムの有無により病院を選ぶ患者様も増えています。そのため、病院のホームページにて、同システムを導入していることを記載することも一案です。その一文があるだけで、プライバシーを気にする患者様に選ばれる確率が高まるでしょう。
診察案内表示システムの構成はさまざまな方法でカスタマイズできます。そこでシステムの構成の一例をご紹介します。
電子カルテ等のデータを操作する端末と、診療情報を表示するシステムをデータ連携させて利用することが一般的です。院内LANで接続する場合が多いです。
では、ここからは診察案内表示システムの選び方についてチェックしていきましょう。主に、以下のような選び方がありますので、ぜひ参考にしてください。
診察案内表示システムを導入する際、電子カルテと連携させることで、院内の診療体制のさらなる効率化を図れます。ただ、すべての電子カルテのオーダリングシステムと連携できるとは限りませんので、注意が必要です。
富士通系の診察案内表示システムのメーカーは、連携を同社の電子カルテに限定している傾向があります。複数の電子カルテと連携できるシステムであっても、院内の電子カルテに対応しているとは限りません。のちのトラブルを避けるために、事前にメーカーに問い合わせることをおすすめします。
診察案内表示システムを導入すれば、直ちに院内の課題をすべて解決できるわけではありません。受付、待ち時間、診察、会計まで、患者様をスムーズに誘導できるように、システムを進化させることが必須です。
ソリューションの幅が広ければ広いほど、課題解決力は高まります。なかでもアルメックスは、ソリューションの幅広さに定評があります。再来受付システム、自動精算機、オンライン資格確認端末など、柔軟なシステム構成が可能ですので、ぜひチェックしてみてください。
診察案内表示システム導入のための費用と課題解決の幅は、製品ごとに差があります。見積もりを1社だけに依頼すると比較検討ができません。のちに解決できない課題が発生したり、相場よりも費用がかさんだりする恐れがあります。
少なくとも2社から3社のメーカーに見積もりを依頼し、取捨選択をしていきましょう。そうすることで、予算や解決したい課題など、院内の事情に合った診察案内表示システムに出会える確率が高まります。
診察案内表示システムは、パソコンもしくはタブレットから操作できます。どちらの端末が適しているのか、院内の事情に合わせて判断しましょう。複数の診察室がある大規模な診療所であれば、各室から操作できるタブレットタイプが便利です。万が一、タブレットが故障しても、代替機で対応できるという強みもあります。
小規模な診療所であれば、さまざまな操作をひとつの端末で完結できる、パソコンタイプがいいかもしれません。とはいえ、連携させるシステムや院内のニーズにより、適した端末は変わってきますので、メーカーの担当者に相談するようにしましょう。
ディスプレイのサイズも、診察案内表示システムを選定する際の重要なポイントになります。小型タイプなら17インチ、大型タイプなら60インチほどのディスプレイが主流です。実際は、待合室に設置するなら40から50インチ、中待合室でも利用するのなら20インチのディスプレイが選ばれる傾向があります。
待合室は、患者様が診察に呼ばれるまでの時間を過ごす空間です。受付カウンター、ソファ、雑誌や書籍、観葉植物などの配置を踏まえ、限られた空間を最大限に活用できるように、適切なサイズのディスプレイを選びます。
次に、おすすめの診察案内表示システムを11製品ご紹介します。それぞれの強みや特徴についても記載しておりますので、検討する際にお役立てください。
富士通フロンテックの診察案内表示システムは、富士通の電子カルテシステムと連携することにより、患者様に待ち時間に関する情報を提供できます。
連携できる電子カルテは、HOPE LifeMark-HXのほか、成長型電子カルテシステムHOPE EGMAIN-GX、中堅病院向け電子カルテシステムHOPE EGMAIN-LX、クラウド型電子カルテシステムHOPE Cloud Chartです。
診察案内表示と各種お知らせを自由に並べ替える機能も搭載されています。ポスターや張り紙を貼る必要がなくなるため、すっきりとした待合室が実現するでしょう。
診察案内表示システムの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 大型ディスプレイ、小型ディスプレイ(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 富士通の電子カルテシステム「HOPEシリーズ」 |
対応言語 | 日本語 |
その他特長 | ①診療科ごとで画面レイアウト設定ができる②患者様の電子カルテを開くとディスプレイに診察番号を自動で表示される |
アルメックスは、ホテル管理システムや自動精算機などで高いシェア率を誇るメーカーです。同社の診察案内表示システムは、番号表示が大きいため年配の方でも読みやすく、音声でも呼び出せるなど柔軟に活用できます。
オンラインとオフラインの両方に対応、さらにはメッセージやコメントを表示する機能も搭載されています。メーカー担当者と打ち合わせしながら、カスタマイズすることも可能です。
ホストシステムによりますが、診察室に設置されているパソコンに、プログラムをインストールすることもできます。院内ニーズをヒアリングのうえ、最適なシステム構築が提案されます。
診察案内表示システムの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 要問合せ |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 各社の電子カルテシステム、オーダリングシステム |
対応言語 | 日本語 |
システムギア株式会社は、ホテル、医療、ゴルフ場などにソリューションを提供しているメーカーです。システムのカスタマイズにも幅広く対応していますので、院内のニーズを最大限に反映させられます。
ディスプレイを設置する場所、画面のデザイン、電子カルテシステムとの連携など、院内の課題に見合ったシステムを提案してくれます。
すでに電子カルテシステムを導入しているのであれば、同じパソコンで対応できますので、初期費用を抑えられるでしょう。
診察案内表示システムの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 大型ディスプレイ、小型ディスプレイ(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 各社の電子カルテシステム、受付システム |
対応言語 | 日本語 |
NECは、パソコンやタブレットの製造でも知られている大手電機メーカーです。予算に合わせて、システムを段階的に進化させるなど、臨機応変に対応してもらえます。週ごとの担当医など患者様に多様な情報を提供可能です。
電子カルテの操作で使用しているパソコンをそのまま利用できるのもうれしいポイントです。いくつかの端末から、同時に編集作業ができるので、スタッフの業務効率アップも実現するでしょう。
診察案内、会計案内、インフォメーション表示をひとつのシステムで対応できます。そのため、管理のための病院側の負担が最小限に抑えられます。
医療施設患者案内表示システムの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 大型ディスプレイ、小型ディスプレイ(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | 詳細は要問合せ |
年間(月額)費用 | 詳細は要問合せ |
連携可能システム | 各社の電子カルテシステム、医事システム |
対応言語 | 日本語 |
医療機器、精密機器、航空機器などを製造している島津製作所の診察案内表示システムが、MERSYSid(メルシスアイディー)です。パワーポイントで情報を作成できるなど、操作性にもこだわりが見られます。
「待合状況」「診察中」「もうすぐ」など、ディスプレイの設置場所に応じた画面を表示することが可能です。病院からのお知らせをテロップで流すこともできます。
患者さんに注意を促す工夫も満載です。表示が更新されるごとに、点灯させたりチャイム音を出したりすることができます。
診察・会計 案内表示システム MERSYSidの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 要問合せ |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 各社の電子カルテシステム・医事会計システム |
対応言語 | 日本語 |
日本テクニカル・サービス株式会社は、業務用無線、セキュリティシステム、パーキングシステムなどを得意とするメーカーです。チラシやポスターに代えて院内の情報を掲示できる、デジタルサイネージ機能も加えられます。
画面のデザインや構成を、院内のニーズに合わせてカスタマイズできます。設計に関する打ち合わせや提案も行ってくれますので、初めて同システムを導入する病院も安心です。
一般的なお知らせのほか、地域情報、院内情報、緊急災害情報などを、ディスプレイ状で配信することも可能です。
順番案内表示システムの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 大型ディスプレイ(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 各社の電子カルテシステム(単独システム構築も可能) |
対応言語 | 日本語 |
ENTRUSTは、データ保護に関するさまざまなソリューションを提供するカナダのメーカーです。同社で唯一の販売代理店であるエントラストジャパンが、診察番号表示システムの販売や導入のサポートを担当します。
診察案内表示システムを、既存の電子カルテと連携する際、大量に保存されている個人情報の流出リスクが気になる方もいらっしゃるでしょう。
ENTRUSTは、電子認証分野を得意とする、セキュリティ技術に特化しているメーカーです。そのため、病院・個人情報の保護のための技術や対策が豊富にあります。
診察番号表示システム MERSYS-IDの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 大型ディスプレイ、小型ディスプレイ(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 要問合せ |
対応言語 | 日本語 |
富士通ゼネラルは、法人向けにさまざまなシステムを提供している、富士通グループの電機メーカーです。診察案内表示システムの豊富なラインナップにより、外来の複雑な導線に臨機応変に対応しています。
富士通フロンテックの診察案内表示システムと同様に、富士通の電子カルテシステムと連携可能です。
予約情報や来院状況を全体的に把握し、医師の振り替えを直観的にできる仕様です。会計順番表示システム、投薬順番表示システムなどを併用することで、患者さんをスムーズに誘導できるでしょう。
診察順番表示システムの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 大型ディスプレイ、小型ディスプレイ(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 富士通の電子カルテシステム(HOPEシリーズおよびMOMACE) |
対応言語 | 日本語 |
株式会社メルスは、病院やクリニックの運営を改善するためのソリューションを提供しているメーカーです。主力製品が診察案内表示システムということもあり、患者様をスムーズに誘導するための技術が充実しています。
ディスプレイの配置は、院内の設計に合わせて柔軟に対応できます。小型のディスプレイを診察室の横に置くことも可能です。1つの画面で2つの診察室の案内を表示することもできます。
定型音声が搭載されているため、音声で患者さんを呼び出すことも可能です。席を外している、ディスプレイが見えにくい場所にいる患者さんにも配慮が行き届くでしょう。
MELTH WINDOWの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 大型ディスプレイ、小型ディスプレイ(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | ダミーテキスト |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 要問合せ |
対応言語 | 日本語・英語 |
日本ラッド株式会社は、IoTやAIを応用したシステムの開発を得意とするメーカーです。システム管理やネットワーク管理を最小限の負担で運用できるソリューションが充実しているため、安定した保守サービスが期待できます。
小型のディスプレイでは、ポップアップ表示、チャイム音、音声により、患者さんの注意を促せます。3パターンの案内を併用することで、診察室へのスムーズな誘導が実現するでしょう。
会計待ち表示システムと薬待ち表示システムを併せて導入することも可能です。薬を受け取るまでの待ち時間が分かることで、不要なイライラの解消が期待できます。
院内表示システムの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 大型ディスプレイ、小型ディスプレイ(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 要問合せ |
対応言語 | 日本語 |
株式会社インテクアは、医療システムのほか、コンピューターシステムの開発を手がけている会社です。中小規模病院、クリニック、調剤薬局など、それぞれに最適な各種システムが取り揃えられています。
ひとつのディスプレイで、複数の診療科の案内を表示できる仕様です。診療科ごとにディスプレイを購入する必要がないため、最小限の費用で導入できます。
院内のニーズに応じて、番号呼び出し、音声案内、ネット案内、テロップ案内、各室医師案内、インフォメーション案内を使い分けることも可能です。
番号呼出表示システムの比較ポイント
製品情報
ディスプレイサイズ | 17インチ以上(詳細は要問合せ) |
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初期費用 | 要問合せ |
年間(月額)費用 | 要問合せ |
連携可能システム | 単独システム構築のみ |
対応言語 | 日本語 |
上記以外にも、患者様に快適な待ち時間を過ごしていただくための、さまざまなソリューションがあります。それらを適切に取り入れることで、さらなる待ち時間のストレス緩和につながるでしょう。
患者様が自宅から予約できるのが診療予約システムです。24時間予約を受け付けられますので、患者様は隙間時間を有効活用できるでしょう。問診をオンラインで入力できるのが、web問診システムです。患者様自身に、来院前に自宅で入力してもらうこともできます。
診療予約システムについては【2023】診療予約システム23選を徹底比較|機能やメリットを解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
web問診システムについては【2023年最新】WEB問診システム12選比較|選び方のポイントも徹底解説!でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
患者様自身が再来受付するなど、受付窓口の業務を自動化できるシステムです。診察案内表示システムと連携させることで、患者様をスムーズに呼び込めます。受付に並ぶ必要がなくなるため、待ち時間の解消につながるでしょう。
再来受付機については【2023】再来受付機(自動受付システム)の人気おすすめ12選【徹底比較】でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
自動精算機があれば、患者様は自分のタイミングで清算できます。レセコンや電子カルテと連携できる自動精算機を選べば、システムを効率的に管理できるでしょう。会計による混雑や清算ミスを防ぐことができるため、病院やクリニックの信頼感の向上も期待できます。
自動精算機についてはおすすめの自動精算機メーカー比較17選|価格やサイズ、選び方まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
患者呼び出しシステムは、患者様に専用の端末を渡し、順番が来たらそれで合図するというシステムです。診察案内表示システムと患者呼び出しシステムを連携させることで、患者様をよりスムーズに診察室へと誘導できます。
患者呼び出しシステムについては患者呼び出しシステム12選比較|待ち時間減少で患者満足度UP!でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
診察案内表示システムを導入すれば、患者様はディスプレイ上の情報をもとに診察の順番を把握できます。待合室に長時間待機する必要がなくなりますので、待ち時間に関する問い合わせの頻度が減るでしょう。その結果、病院やクリニックの業務効率の向上が期待できます。
診療予約システム、自動精算機、患者呼び出しシステムなどを連携させることで、さらに患者様の待ち時間を縮小できるでしょう。診察案内表示システムは、病院やクリニックのさらなるサービス向上に寄与してくれます。システムの導入を検討される際は、この記事をお役立てくださると幸いです。