自動精算機の選定にあたり、以下のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
本記事では、そういった疑問にお答えできるように「おすすめの自動精算機や選び方」だけでなく、「自動精算機導入のメリットなどの基礎知識」についても解説していきます。
サイズ感や周辺システムとの連携など、自動精算機を選ぶ際のポイントを分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。忙しくてじっくり記事を読んでいられない方は、自動精算機の知識が豊富なコンシェルジュに無料で相談することも可能です。実際のユーザーの相談事例も掲載しているので、関心のある方はご確認いただければと思います。
この記事では、以下の比較項目に沿っておすすめの自動精算機を紹介しています。詳しい選び方はこちらを参照してください。
比較項目 | 概要 |
---|---|
料金/コスパ | 公開情報を基に、初期費用や月額費用、オプション費用などを比較評価しています。 |
機能の充実度/完成度 | 電子カルテ・レセプト連携やキャッシュレス決済への対応など、機能面を総合的に評価しています。 |
サイズ | 限られたスペースでも設置できるかどうか、自動精算機本体のサイズを比較しています。 |
保守対応・サポート力 | 現地訪問やメールなどのサポート方法はもちろん、導入開始時のサポート状況などを評価しています。販売店による保守対応の有無も考慮しています。 |
まず最初に、特に人気の自動精算機3種類をご紹介します。なお、この記事では自動精算機20製品を紹介しているので、じっくり比較したい方は読み進めてください。
※各メーカーは価格を公表していないケースが多いですが、当サイトにお問い合わせいただければ、コンシェルジュが各製品の価格相場をお伝えさせていただきます。
レジや自動精算機について調べていると、「自動精算機」「セルフレジ」などの用語が出てきます。これらは、何が違うのでしょうか?分かりやすく言うと、
別の特徴をあげると、以下のように言い換えることもできます。
となります。
では、ここからはおすすめの自動精算機の価格や機能について解説します。クリニックや医療機関向けに導入実績・知名度の高い10製品と、ホテルや薬局など他業種での実績が多い10製品とに分けて紹介しています。医療機関の方は、おすすめ10選から検討を始めていただくのが良いでしょう。
他業種でも導入実績の多いメーカーはこちらを確認してください。おすすめ製品よりも、自動精算機を選ぶポイントを最初に知りたい方はこちらを確認してください。
製品名 | お問い合わせ | サイズ(mm、床置き) ※奥行×幅×高さ |
サイズ(mm、卓上) ※奥行×幅×高さ |
電カル・レセ | キャッシュレス | 5,000円札 | 保守・サポート対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ノモカスタンド |
お問い合わせ
|
298×460×1420 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 電話・リモートサポート |
FIT-A |
お問い合わせ
|
350×650×1503 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 要問合せ |
テマサックPro |
お問い合わせ
|
600×400×1570 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 年間362日対応可 |
ハヤレジスタンド |
お問い合わせ
|
490×536×1400 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 要問合せ |
クリニックキオスク |
お問い合わせ
|
要問合せ | ー | 〇 | 〇 | 〇 | リモートメンテナンス |
スマセルシリーズ |
お問い合わせ
|
550×330×1505 | 540×400×670 | 〇 | 〇 | 〇 | 要問合せ |
ノモカデスク |
お問い合わせ
|
ー | ー | 〇 | 〇 | 〇 | リモートサポート |
旭精工株式会社 |
お問い合わせ
|
452×451×200mm(突起物含まず) | ー | × | 〇 | 〇 | メールでのサポート |
株式会社ポスコ |
お問い合わせ
|
ー | ー | 〇 | 〇 | 〇 | メールでのサポート |
日立チャネルソリューションズ株式会社 |
お問い合わせ
|
ー | W560 × H580 × D659 mm | 〇 | 〇 | 〇 | 全国に約300の保守拠点に、高いスキルの保守員が待機。 |
業界最薄最小サイズを実現した簡易自動精算機で、多くのクリニックに導入実績があるのがノモカスタンドです。再来・再診時の受付もノモカスタンド1台でできるため、患者様のコミュニケーションに時間を割け、患者様の満足度向上が期待できます。
また、17インチの大型タッチパネルを搭載しているため、高齢者の患者様でもスムーズに会計業務を進めることが可能です。会計情報がデータとして残るので、会計業務の管理がしやすく締め作業の時間削減に繋がります。
NOMOCa-Stand (ノモカスタンド) by genovaの比較ポイント
製品情報
機種名 | NOMOCa-Stand |
---|---|
サイズ(奥行×幅×高さ) | 298mm×460mm×1420mm |
重量 | 約80kg |
レセコン・電カル連携 | 95%以上のレセコン・電子カルテと連携可能 |
対応紙幣 |
|
対応硬貨 |
|
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、QR決済、電子マネー |
価格 | 要問合せ |
表示部 | 17インチ・カラータッチパネルディスプレイ |
ノモカスタンドについてはノモカスタンドの評判は?|機能や導入に向いているクリニックなど詳しく解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
FIT-Aは、キャッシュレス決済を導入したいクリニックや、感染症対策を強化したいクリニックにおすすめです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、さまざまなキャッシュレス決済に対応。また、紙幣全金種還流、硬貨全種入金に対応しています。これにより、患者様は現金で支払いを行う場合でも、簡単に精算を行うことができます。奥行きが約350mmとコンパクトなサイズになっています。狭いスペースでも設置することができます。
アルメックスの比較ポイント
製品情報
機種名 | FIT-A |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 350×650×1503mm |
重量 | 150kg |
レセコン・電カル連携 | 要問合せ |
対応紙幣 |
|
対応硬貨 |
|
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)電子マネー(PayPay、d払い、メルペイ、auPAY、交通系IC、nanacoなど) |
価格 | オープン価格 |
表示部 | 21.5インチワイド(タッチパネル) |
テマサックProはクリニックや薬局向けの自動精算機です。スタイリッシュなデザインに加えて、1000色以上の豊富なカラーバリエーションがあるため、医院や店舗の空間にあったものをお選びいただけます。デジタルサイネージには休診日、自費診療、イベントなどの患者様向けのお知らせを表示できるため、患者さまとのちょっとしたコミュニケーションを取ることも可能です。年間362日のサポート体制を築けているため、トラブル発生時もスピーディーな復旧が可能です。IT導入補助金の対象機種となっているため、補助金を上手く活用できれば初期費用の負担を軽くできます。
テマサックProの比較ポイント
製品情報
機種名 | テマサックPro |
---|---|
サイズ(奥行×幅×高さ) | 600mm×400mm×1570mm |
重量 | 約40kg |
レセコン・電カル連携 | 対応(PHCホールディングス/日本医師会ORCA管理機構の公式接続ベンダー) |
対応紙幣 | 1,000円札:300枚、5,000円札・10,000円札:各100枚 |
対応硬貨 | 1・10・100円玉:各170枚、5円・50円玉:各120枚、500円玉:105枚 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、交通系電子マネー、QR決済 |
価格 | オープン価格 |
表示部 | 15.6インチタッチパネル |
ハヤレジスタンドを導入することで、請求情報の読み込みや釣銭の計算を自動で行うため、違算による会計ミスを防止することが可能です。そのため、スタッフと患者様の間で金銭トラブルがなくなり、レジ締め作業の負担軽減にも繋がります。
また、準備金の計数を自動化しているため、スタッフは紙幣と硬貨を投入するだけでレジ立ち上げが可能になり、日々のストレスから解放されます。
ハヤレジ株式会社の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | 490×536×1400 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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機種名 | ハヤレジスタンド |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 490mm×536mm×1400mm |
重量 | 約89.8kg |
レセコン・電カル連携 | 80%以上の電子カルテ・レセコンと連動 |
対応紙幣 | ー |
対応硬貨 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー |
価格 | 要問合せ |
表示部 | タッチパネル式 |
クリニックキオスクは、約1,000件の導入実績を誇るクリニック専門の自動精算機です。小規模なクリニックでも導入できるように奥行きが30cmあれば設置可能で、床の増強工事なども必要ありません。操作性に優れており、画面に操作説明が表示されるため、初めて自動精算機を操作する方でも安心して利用できます。
また、スマホアプリ、診察券、チケットなどのQRコードやバーコード読み取りによる患者様の識別が可能です。
クリニックキオスクの比較ポイント
製品情報
機種名 | Clinic KIOSK |
---|---|
サイズ(奥行き×幅×高さ) | 295mm×490mm×146mm |
重量 | 90kg |
レセコン・電カル連携 | 対応 |
対応紙幣 | 要問合せ |
対応硬貨 | 要問合せ |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー |
価格 | オープン価格 |
表示部 | 要問合せ |
インテクアのスマセルシリーズには、セルフ入金機と自動精算機があります。業務の状況、クリニックのスペースに合わせて選ぶことで、業務負担の軽減につながります。中でもSMASEL R2は、大型タッチパネル搭載をしており、患者様が快適に利用できるように高い操作性を提供することが可能です。
また、自立式の自動精算機ながら、スリムなデザインで安全性に配慮した転倒防止板を設置しているので、患者様は安心して利用ができます。
株式会社インテクアの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | ー |
---|---|
機種名 | SMA SEL Q1 |
サイズ(奥行×幅×高さ) | 345mm × 385mm × 430mm |
重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 対応(バーコード連携) |
対応紙幣 | 全金種入出金対応(2,000円札を除く) |
対応硬貨 | 1円、5円も対応可能 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー※オプションのマルチ決済システムを利用 |
価格 | - |
表示部 | カラータッチパネル |
「ノモカデスク」は、自動精算機とセルフレジの良いとこどりをした商品です。床置き型の自動精算機のデメリットだった「レジ締めの煩雑さ」を解消しました。硬貨や紙幣の枚数を指定して出金することができます。
一見セミセルフレジのように見えますが、患者様だけで会計業務を完結することができます。医院側の対応は、患者にバーコード用紙を渡すだけ。患者はバーコードをノモカデスクにかざせば、会計情報が表示されます。
ノモカデスクの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | ー |
---|---|
重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 全金種に対応 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済 |
クリニック向けの小型自動釣銭機に、バーコード読み取り機能をつけることで、患者様自身で会計を完結させることができるようになりました。
電子カルテ(レセコン)から出力した伝票のバーコードを読み取ることで、スタッフの手を借りることなく、患者様自身で決済処理が可能になります。業界最小クラスの奥行450mmのコンパクトさも魅力です。
オプションで決済端末をつければ、QR決済や電子マネー決済に対応することもできます。
つりペイ君の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | 452×451×200mm(突起物含まず) |
---|---|
重量 | 35kg(硬貨部、紙幣部の合計) |
レセコン・電カル連携 | 不可 |
対応貨幣 | 全金種に対応 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済※オプション |
ポスコは医療機関をはじめさまざまな業種で利用されており、3,000台以上の導入実績があります。業種・業態に合わせたカスタマイズができる点も魅力です。
タブレットでPOSレジ機能が利用ができ、自動釣銭機との連携も可能なので環境に合わせて利用できます。セルフレジ(自動精算機)での運用も可能で、スタッフが介入することなく患者様だけで会計を完結させられます。また、30年以上の歴史がある企業なので、安心して導入できます。
ポスコの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | ー |
---|---|
重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 要問合せ |
対応キャッシュレス決済方法 | 要問合せ |
自動精算機の導入にあたって、設置場所をどうするか迷う方もいらっしゃいますが、「卓上設置」「カウンター設置」「自立設置」の3タイプから選択できる点が魅力です。高齢の患者様でも操作できるように分かりやすいボタンを表示し、大きな文字を配置することでスタッフの介在を減らすことができます。また、感染症対策に力を入れており、タッチパネルに触れずに操作が可能な「空中入力装置」を搭載することが可能です。
日立チャネルソリューションズの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | W560×D659×H580mm |
---|---|
重量 | 約65kg(本体のみ) |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 紙幣:1万円、5千円、千円 硬貨500円、100円、50円、10円、5円、1円 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済 |
価格 | 要問い合わせ |
製品数が多く、施設や店舗にあうものを選ぶのは大変ですよね。 自動精算機を選ぶ際に見るべきポイントをまとめましたので参考にしてみてください。
医療機関が自動精算機を導入する際は、電子カルテ・レセプトと連携して会計データを表示する必要があります。自院の使っている電子カルテ・レセプトに連携可能かどうか事前にチェックしておきましょう。
電子カルテ・レセプトの連携方法は「データ連携」と「バーコード連携」の2種類があり、それぞれ運用方法が異なります。
電子カルテと同じネットワークに接続してデータ連携をします。 診察券などにある患者さんのIDやQRコードを自動精算機が読み取ると、電子カルテ内の会計情報を取得して会計額を表示する仕組みとなっています。
電子カルテから発行する領収書に、会計情報(患者の支払い金額)をが記録されたバーコードを自動精算機に読ませることで精算を行う仕組みです。
電子カルテで出した会計金額をレジに入力して会計を出す仕組みになります。
自動精算機には、床置き型、卓上型の2種類があり、それぞれのタイプのなかでもサイズ差がかなりあります。特にクリニックなど、自動精算機を置くスペースが狭い施設は卓上型や小型タイプの自動精算機の導入がおすすめです。
床置き型で特にサイズが小さい自動精算機ですと、FIT-A|アルメックスやNOMOCa-Stand (ノモカスタンド) が代表例としてあげられます。
小型の自動精算機については下記の記事で、各製品のサイズ早見表とともに紹介しています。ぜひチェックしてみてください!
小型の自動精算機については【サイズ早見表つき】小型でおすすめの自動精算機8選|価格や特徴を比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
キャッシュレス決済に対応しているかどうかも重要な選定ポイントです。若い世代になるほど現金を使う機会が少なく、キャッシュレス決済に対応しているかどうかは患者さんの満足度を左右する大きな一因となります。
クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済など各種キャッシュレス決済がオプションとなるのか初期搭載機能となるのか、どこまで対応かなど事前にチェックしておきましょう。
医療機関でのキャッシュレス決済については医療機関のキャッシュレス決済徹底調査!手数料を抑える方法も解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
③で紹介したキャッシュレス決済サービスを使う場合、ユーザーは別途、決済代行会社と契約する必要があります。クレジットカードの決済手数料とは別で、決済代行会社への支払いも発生するという仕組みになっているのが一般的です。月額3000円~8000円程度の月額料金と、決済1件あたりの手数料(トランザクションフィー)の2つがあります。
本来はユーザーが負担する決済代行会社への支払いを、自動精算機メーカーが代行で負担してくれるケースもあります。自動精算機本体の初期費用や月額保守費用を参考に価格を比較するケースが多いと思いますが、キャッシュレス決済のニーズが高い施設の場合は、決済代行会社への支払いをだれが負担するかも確認すると良いでしょう。
自動精算機を導入することでレジ締め作業も効率化できるとお考えの方も多いと思いますが、注意が必要です。自動精算機にはお釣りを処理する方法として「還流式(循環式)」と「非循環式」の2種類があり、非循環式を選ぶと思ったような業務効率化が実現できない可能性があります。
レジ締め業務は、その日の売上を確認し、翌日の業務に備えてお釣りを補充する作業です。
循環式は、入金部分(顧客が投入したお金、売上)と出金部分(店舗で用意するお釣り)が一体となっており、レジ締めの際に翌日分のお釣りを補充すれば済みます。
一方の非循環式では、入金(売上)を管理する部分と出金(お釣り用のお金)を管理する部分が分かれています。レジ締めの際に、
という手間が発生します。院内の業務効率化に徹底してこだわるなら、還流式の自動精算機を選ぶと良いでしょう。
自動精算機導入にあたり、重視したいポイントが決まっている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、セカンドラボが価格・サイズの項目で各製品を比較した結果を見ていきましょう。
まず、自動精算機の価格相場は200万円~450万円です。これより価格の安い製品もありますが、レセコンとの連携実績が十分でない、手厚い顧客サポート体制がないなど、安い価格を実現できている理由が必ずあります。ここでは、クリニック向けで広く使うことができる自動精算機のうち、価格を抑えて購入できる製品を紹介しています。
自動精算機を選ぶにあたって価格は大事な要素ですが、医院の業務効率化を実現できるか、という観点と合わせて検討することが大切です。 また、導入コストの負担を少しでも軽くするため、助成金や補助金を積極的に活用することも一つの手です。
GENOVAのノモカスタンドの価格は、300万円~が目安となります。 医科・歯科クリニックで使われているレセコンの96%以上と連携実績があり、どのメーカーのレセコンを使っていても安心して導入することができます。カワニシバークメドのテマサックProの価格相場はおよそ350万円。ホワイト、ブラックといった単色だけでなく、「ブラック×ブルー」「ブラック×レッド」など2トーンカラーのラインナップもあります。クリニックの患者層や雰囲気に合わせた色を選ぶことができます。
アルメックスのFIT-Aは、400万円~が相場。電子マネーやQRコード決済に対応していない製品も多い中、アルメックスはQRコード決済を含むキャッシュレス決済にフル対応しており、若い世代の来院が多いクリニックでは有効な選択肢になるでしょう。
自動精算機の価格については自動精算機の価格はどれくらい?|費用相場・各メーカーの価格比較まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
自動精算機を選定する際、「自院のどのスペースに設置するか」を考えておくことも重要です。 待合室や出入口、窓口付近に設置するのが一般的です。幅、長さ、高さでどのくらいのサイズを許容できるか、事前に長さを図っておくと良いでしょう。
GENOVAとクリニックキオスクBIZの製品は、同じメーカー(株式会社新世紀)が製造しているため、各社が公表しているサイズに差はありますが、同程度の大きさと考えて問題ないでしょう。2製品と比べると、アルメックスの自動精算機はやや大型です。
サイズの小ささだけで比較すると、インテクア、システムギアの自動精算機も選定候補に入ってくるでしょう。ただ、最初に比較した製品と比べると、レセコンとの連携実績が多くないので、自院の業務効率化につながるか、という視点でも製品を検討することが大切です。
セカンドラボでは、知識が豊富な専門のコンシェルジュに、自動精算機選定のお悩みをご相談いただくことができます。各製品を比較しているサイトが多すぎて、逆にどのソフトを選べばよいか分からなくなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、実際にコンシェルジュがユーザー様のご相談に対応した事例をご紹介します。ユーザー様のご要望をお聞きした上で、対応可能なメーカーをご案内しますので、「こんな運用は実現できるの?」など、些細なお悩みでもご相談いただければ幸いです。
施設形態 | クリニック開業予定(大阪府) |
---|---|
相談内容 |
|
コンシェルジュの対応 | 該当メーカーと連携可能な自動精算機メーカー2社を先生に案内 |
施設形態 | 内科クリニック(福岡県) |
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相談内容 |
|
コンシェルジュの対応 | レジの運用イメージが固まっていないご様子だったため、対象のレセコンと連携できる自動精算機、セミセルフレジメーカーを1社ずつ案内 |
改めて自動精算機について解説します。自動精算機とは、物を買ったりサービスを受けたりして対価を支払うときに、人の手を介さずに会計を行える設備のことです。
いわゆるフルセルフレジと同様の運用方法になり、例えばクリニックの場合ですと、電子カルテやレセコンで診療の情報を入力すると支払い情報が送信され、診察券や受付票のバーコードをかざすだけで支払金額が表示されます。患者様がお金を投入すると、領収書や医療明細書を発行し、おつりがある場合は自動計算してお釣りを吐き出してくれます。
レジ関連は言葉が似ていて、自動釣銭機やPOSレジなど意味の違いが分かりづらいかと思います。それぞれの違いについていかにまとめました。
レジ関連の言葉には、「自動釣銭機」と「POSレジ」などがあります。それぞれの特徴をまとめたのが次の表です。
自動精算機 | 診察券を読み取るなどして自動で会計情報を取得してお客様に金額を提示し、投入された金額と照合するもの。 |
---|---|
自動釣銭機 | POSレジから受け取った会計情報を元に、おつりを自動計算しお客様に渡すもの。 |
POSレジ | 商品情報をバーコードなどで読み取り、会計金額に反映させるもの |
わかりやすく言えば、自動精算機はPOSレジと自動釣銭機の機能を兼ね備えた設備と言えます。
自動精算機と混同しやすい「自動釣銭機」は、【2023年版】自動釣銭機メーカー11社比較|価格や機能、運用方法を解説でも詳しく取り上げています。参考にしてください。
自動精算機導入有無の判断材料として、導入メリットについて解説していきます。すでに導入を決めており、製品を比較したい方は読み飛ばしていただいて問題ございません。
自動精算機導入によって以下のようなことを実現可能です。
上記のようなことが実現可能なので、導入メリットは大きいと言えるでしょう。一方でデメリットとしてはやはり初期導入費用が高額な点です。価格相場は200万円~450万円になります。
人件費削減や定着率アップによって得られる効果と、かかるコストを比較して導入するかどうか判断を行いましょう。その他、補助金の利用で大幅に導入コストを削減できる可能性もあるので事前に調べておくことをおすすめします。
自動精算機の本体価格の相場は200万円~450万円と幅があります。初期費用には本体価格に加えて導入時のデータ連携手数料やオプション費用が発生します。ランニングコストとしては月額の保守メンテナンス費用が発生します。
その他、キャッシュレス決済を導入した場合は、決済ごとに1.5%~3.5%程度の手数料が発生します。また、高機能なPOS機能搭載の自動精算機を導入した場合はPOSの月額が発生します。
自動精算機の相場や価格については、「自動精算機の価格はいくら?|コストを抑える方法や選び方まで」でも詳しく取り上げています。参考にしてください。
コストをおさえて導入する方法として、レンタル・リースや補助金を活用する手段があります。それぞれ解説していきます。
まずはレンタルとリースの違いについて解説していきます。主な違いは次の表のとおりです。
会計上の資産計上、減価償却 | 途中解約 | |
---|---|---|
リース | 借り受け側 | 不可 |
レンタル | レンタル会社 | 可能 |
両方とも導入時に多額の現金持ち出しをしなくて済むので、資金繰りの面では一括購入に比べてメリットがあります。
ただし、リースやレンタルの費用を長期間支払うと、最初に購入した金額を越えてしまうこともあります。初期費用を安く抑えるか、新しく購入するか、資金の状況とあわせてよく比較検討しましょう。
その他初期費用無料で月額25,000円~30,000円程度を支払うサブスクプランもあります。
自動精算機のリースやレンタルについては、自動釣銭機のレンタル・リースについてわかりやすく解説|サブスクも紹介」でも詳しく取り上げています。参考にしてください。
自動精算機を導入するための助成金や補助金には次のようなものがあります。
それぞれうまく活用することができれば、コストを大幅に抑えることができるのでチェックしておきましょう。
自動精算機の補助金・助成金について詳しくは、自動精算機・釣銭機導入時に利用したい補助金7選|申請フローも解説」で取り上げています。ぜひチェックしてみてください。
セカンドラボでは、施設形態別でもおすすめの自動精算機を紹介しています。施設毎に選ぶ際に見るべきポイントが細かく違ってくるのでぜひチェックしてみてください。
ある程度大型で高機能な自動精算機が人気です。また病院の再来受付機や案内表示システム、オンライン資格確認端末など各受付ソリューションと一体となっているもしくは連携するような機器の導入がおすすめです。
病院におすすめの自動精算機ついては、【2023】病院におすすめの自動精算機4選|選び方まで【徹底比較】」で詳しく取り上げています。ぜひチェックしてみてください。
設置スペースが限られているクリニックや歯科においては、小型サイズの製品がおすすめです。床置き型と卓上型の2種類があるので自院の設置スペースに合わせて選択しましょう。
自動精算機に関してよくある質問をQ&A形式で解説します。あなたが気になる質問をチェックしてみてください。
A.自動精算機の導入メリットは以下の3つです。医院運営にも患者様にもメリットが期待できます。
A.自動精算機導入時は、以下のポイントを確認して検討しましょう。それぞれについてくわしく解説した記事もあるので、確認してみてください。
自動精算機のサイズについては【サイズ早見表つき】小型でおすすめの自動精算機8選|価格や特徴を比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
自動精算機の価格については自動精算機の価格はどれくらい?|費用相場・各メーカーの価格比較まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
A.自動精算機の法定耐用年数は5年です。勘定科目は「事務機器・通信機器」となることが一般的ですが、コインパーキングに設置される場合は「無人駐車管理装置」の勘定科目として扱います。なお、この場合も法定耐用年数は5年です。
自動精算機の耐用年数については自動精算機の耐用年数は何年?業種別の違いやリースの場合も解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
自動精算機を導入する流れは以下の通りです。医院ごとに差はありますが、注文から導入までの期間は約3か月です。
自動精算機のメーカーや選び方について解説しました。クリニックや病院に訪れる患者様の層などによっても、導入すべき自動精算機の機種は変わってきます。
キャッシュレス決済の有無やレセコン連携、電子カルテ連携の有無、サイズなど自院で重視するポイントを明確にすることで、自院の効率化を実現できるような自動精算機を選ぶことができます。参考にしてみてください。
上記でご紹介出来ていないその他の自動精算機をご紹介します。
株式会社HERO innovationは、クリニックに特化した自動精算機「MEDISMA-レジ」を提供しています。レセコン連携により精算処理を患者さんのみで行うことができます。入金を記録するため、会計業務だけではなくレジ締め業務やレジの準備も大幅な効率化が実現できます。
横幅53cm、奥行き34.5cmとクリニックに特化したコンパクトなボディで、限られた通路やスペース、カウンターでも設置できるのが特徴。床置き型の自動精算機を導入できないクリニック様でも活用いただけます。
各種クレジット、QRなどのキャッシュレスに対応している点も安心です。
MEDISMA-レジの比較ポイント
製品情報
サイズ | W530 × H430 × D345 mm |
---|---|
重量 | - |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
価格 | 要問合わせ |
オムロンのスマーレは、1台でフロント業務を自動化できる新しいホテル自動チェックイン機です。予約確認からチェックアウトまで、さらに日計作業もできるため、アサインミスや金銭トラブルを削減することができます。
また、画面表示や音声案内は5言語に対応しているため、外国人旅行者でも安心して利用することが可能です。クレジットカード決済には、オートローディング式を採用しています。決済途中のカード引き抜きによる処理トラブルを防ぐことが可能です。
omron(オムロン)の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | ー |
---|---|
重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | ー |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | ー |
価格 | 要問い合わせ |
Flexcom payは業界最小サイズの自動精算機です。自立タイプ・卓上タイプが選べるので設置スペースを抑えたい方には最もおすすめできる製品です。さらに、現金・キャッシュレス決済にマルチ対応しており、そのうえで他社に比べて低コストで導入できることも魅力です。
連携に関しては電子カルテとのデータ連携前提の製品となります。多くのレセコン・電子カルテ電子カルテと連携可能です。標準色のピンク以外に、オプションで5色から選ぶことができます。
Flexcom pay|日本金銭機械株式会社の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | 自立型:W360×D250×H1525mm 卓上型:W360×D250×H798mm |
---|---|
重量 | 自立型:約49kg /卓上型:約30.4kg |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、コード支払い |
価格 | 要問い合わせ |
ファーマキューブは、保険薬局運用に特化した自動精算機で、処方箋やOTCへの対応もしています。また、OTCや物販の商品もバーコード読み取りで会計情報を反映させられるため、通常の保険の支払いと同時に会計することが可能です。
保険と自費と分けてデータを管理できるので、大幅な会計業務削減を実現しています。これにより、薬剤師が本来行うべき服薬指導に時間を割くことができます。
株式会社BeOPTの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | ー |
---|---|
重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード |
価格 | 要問い合わせ |
オーミケンシの自動精算機は自立式、卓上サイズとさまざまなタイプを取り扱っており、クリニック業務状況や規模に合わせて導入することが可能です。再来受付機能と自動発行機能を1台に搭載しているため、患者様の来院から精算までの業務がスムーズに行え、スタッフの業務負担軽減につながります。
また、クリニックの環境に合わせたカラーコーディネイトが可能です。
オーミケンシの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | ー |
---|---|
重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード |
価格 | 要問い合わせ |
寺岡精工のHappySelfは、対面セルフレジ、フルセルフレジ、セルフ精算機の機能が1台に集約されているのが特徴です。混雑状況やスタッフの配置に応じて機能を変えることができます。例えば、混雑時や繁忙期は対面セルフレジとして稼働させることで精算をスピーディに行うことができます。
他にも、人手不足の時にはフルセルフレジとして稼働することで、少ないスタッフで対応することができ、状況に合わせて柔軟に対応できるのが魅力です。
株式会社寺岡精工の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | ー |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | ー |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | ー |
価格 | 要問い合わせ |
株式会社ユー・エス・ケイの自立型自動精算機「Smart!」は、幅約54cmのコンパクトなサイズでありながら、優れた機能を持ちあわせています。自動調整金機能を搭載しており、あらかじめ決められた準備金の枚数を指定できるため、過不足を自動調整することが可能です。
兄弟や夫婦など家族のお支払いをまとめてできる「ご家族まとめ払い機能」を搭載しています。これにより、混雑時でもスピーディーな精算を可能にし、待ち時間を短縮することができます。
株式会社ユー・エス・ケイの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | W536×D490×H1400mm ※突起部:D120mm |
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重量 | 約89.8kg |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | ー |
価格 | 要問い合わせ |
システムギアの自動精算機「ADC-5200」は、クレジットカード専用の運用と、現金とキャッシュレス決済併用の運用の好きな方を選んで使うことができます。自動車教習所やフィットネスクラブ、ゴルフ場等のシーンで使っていただけます。
画面両脇のサイドパネルのは大型のLED発光機能を搭載しています。エラー発生時や釣り銭の補充が必要な際、すぐにスタッフが気づくことができます。マルチ決済端末を搭載しており、電子マネーやQRコード決済にも対応可能です。
その他にも、顧客属性を判定するカメラシステムや、ポイントカードシステム、多言語対応機能をオプションとして用意しており、希望に応じて活用できるでしょう。
システムギア株式会社の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | 720×530×1550 |
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重量 | 約220kg |
レセコン・電カル連携 | 不可 |
対応貨幣 |
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対応キャッシュレス決済方法 | マルチ決済(各種クレジット、電子マネー、コード決済) |
セルフレジ380シリーズの特徴は、駅の券売機や自動販売機などと同じ紙幣挿入方式を採用しているため、患者様が使いやすく馴染みのある入金が可能です。突然のエラーにも、アニメーションでエラーの解除方法がわかりやすくガイダンスされるので、安心して対処することができます。また、釣銭機の稼働履歴が確認できるため、万が一のトラブルにも状況確認を速やかに行うことが可能です。
株式会社モリタの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | W560×D600×H1240mm |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | ー |
プラムスタンドは、現役の歯科医師が開発に携わっており、受付業務の軽減や非接触業務などから効率のいい経営を目指せる歯科医院に特化した自動精算機です。受付機能を搭載しているため、一台で受付と精算業務を行うことができます。
現行の診察券にQRコードシールを貼るだけで運用が可能になり、月に一度の保険証チェックも画面で表示されるため、保険証の確認漏れを防止することが可能です。また、診察ごとに患者様のお口満足度を調査をする機能が搭載されており、他のPLUMシリーズと連携させることでスタッフマネジメントにも活用できます。
PLUM STAND(プラムスタンド)の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | 500×440×1780 |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 紙幣1,000円(還流方式) 硬貨500円・100円・50円・10円 |
対応キャッシュレス決済方法 | ー |
製品情報
機種名 | Mer'C |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 320×460×626mm |
重量 | - |
レセコン・電カル連携 | 対応 |
対応紙幣 | - |
対応硬貨 | - |
対応キャッシュレス決済方法 | - |
価格 | - |
表示部 | - |
島津メディカルシステムズの比較ポイント
島津メディカルシステムズのMer’C(メルシー)は、小規模なクリニックでもカウンターなどに設置できる幅46cm×高さ62.6cm×奥行32cmのコンパクトなサイズが特徴です。機器の取り扱いに慣れていない患者様でも操作しやすいように、画面表示と音声案内に従って操作するだけで簡単に会計を済ませることができます。
また、会計システムや電子カルテなどの上位システムと連携することで、請求金額を正確に表示することも可能です。