自動精算機の選定にあたり、以下のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
本記事では、そういった疑問にお答えできるように「おすすめの自動精算機や選び方」だけでなく、「自動精算機導入のメリットなどの基礎知識」についても解説していきます。
サイズ感や周辺システムとの連携など、自動精算機を選ぶ際のポイントを分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。忙しくてじっくり記事を読んでいられない方は、自動精算機の知識が豊富なコンシェルジュに無料で相談することも可能です。実際のユーザーの相談事例も掲載しているので、関心のある方はご確認いただければと思います。
この記事では、以下の比較項目に沿っておすすめの自動精算機を紹介しています。詳しい選び方はこちらを参照してください。
比較項目 | 概要 |
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料金/コスパ | 公開情報を基に、初期費用や月額費用、オプション費用などを比較評価しています。 |
機能の充実度/完成度 | 電子カルテ・レセプト連携やキャッシュレス決済への対応など、機能面を総合的に評価しています。 |
サイズ | 限られたスペースでも設置できるかどうか、自動精算機本体のサイズを比較しています。 |
保守対応・サポート力 | 現地訪問やメールなどのサポート方法はもちろん、導入開始時のサポート状況などを評価しています。販売店による保守対応の有無も考慮しています。 |
まず最初に、特に人気の自動精算機3種類をご紹介します。なお、この記事では自動精算機20製品を紹介しているので、じっくり比較したい方は読み進めてください。
※各メーカーは価格を公表していないケースが多いですが、当サイトにお問い合わせいただければ、コンシェルジュが各製品の価格相場をお伝えさせていただきます。
レジや自動精算機について調べていると、「自動精算機」「セルフレジ」などの似たような用語が出てきます。いろいろな種類があり、何がどう違うのか困惑されている方も多いことでしょう。自動精算機を探す最初のステップとして、「どのようなタイプ」のレジがあるのかを見てみましょう。
※ここではざっくりイメージを掴んでいただきたいため、3つの種類に分類しています。この記事の後半でご紹介していますが、自動精算機を選ぶ際はレセコンとの連携方法(データ連携 or バーコード連携)も大事なポイントになります。
>>>レセコンとの連携方法(データ連携 or バーコード連携)を確認したい方はこちらをご覧ください。さっそくタイプ①の自動精算機から見てみましょう。タイプ①の自動精算機は「床置き型」「フルセルフでの会計」を特徴としています。
業界最薄最小サイズを実現した簡易自動精算機で、多くのクリニックに導入実績があるのがノモカスタンドです。再来・再診時の受付もノモカスタンド1台でできるため、患者様のコミュニケーションに時間を割け、患者様の満足度向上が期待できます。
また、17インチの大型タッチパネルを搭載しているため、高齢者の患者様でもスムーズに会計業務を進めることが可能です。会計情報がデータとして残るので、会計業務の管理がしやすく締め作業の時間削減に繋がります。
NOMOCa-Stand (ノモカスタンド) by genovaの比較ポイント
製品情報
機種名 | NOMOCa-Stand |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 298mm×460mm×1420mm |
重量 | 約80kg |
レセコン・電カル連携 | 95%以上のレセコン・電子カルテと連携可能 |
対応紙幣 |
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対応硬貨 |
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対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、QR決済、電子マネー |
価格 | 要問合せ |
表示部 | 17インチ・カラータッチパネルディスプレイ |
ノモカスタンドについてはノモカスタンドの評判は?|機能や導入に向いているクリニックなど詳しく解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
テマサックProはクリニックや薬局向けの自動精算機です。スタイリッシュなデザインに加えて、1000色以上の豊富なカラーバリエーションがあるため、医院や店舗の空間にあったものをお選びいただけます。デジタルサイネージには休診日、自費診療、イベントなどの患者様向けのお知らせを表示できるため、患者さまとのちょっとしたコミュニケーションを取ることも可能です。年間362日のサポート体制を築けているため、トラブル発生時もスピーディーな復旧が可能です。IT導入補助金の対象機種となっているため、補助金を上手く活用できれば初期費用の負担を軽くできます。
テマサックProの比較ポイント
製品情報
機種名 | テマサックPro |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 600mm×400mm×1570mm |
重量 | 約40kg~150kg(タイプによって異なります) |
レセコン・電カル連携 | 対応(ほとんどのメーカーに対応可能です) |
対応紙幣 | 1,000円札:300枚、5,000円札・10,000円札:各100枚 |
対応硬貨 | 1・10・100円玉:各170枚、5円・50円玉:各120枚、500円玉:105枚 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、交通系電子マネー、QR決済 |
価格 | オープン価格 |
表示部 | 15.6インチタッチパネル |
ハヤレジスタンドは、患者様自身で精算を行っていただくクリニック・歯科医院・薬局に特化した簡易自動精算機です。90%以上の電子カルテ・レセコン連動との連動が可能です。
レジの立ち上げ、レジ締めがスムーズに行うことが出来るため、スタッフのストレスになりません。横幅を押さえたコンパクト設計のため、限られたスペースにも設置可能です(横幅450mmを実現)。
ハヤレジシリーズには床置き型の自動精算機「ハヤレジスタンド」の他に、卓上型のフルセルフレジ、セミセルフレジもご用意しております。クリニックの運用に合わせてご提案が可能です。
ハヤレジスタンドの比較ポイント
製品情報
機種名 | ハヤレジスタンド |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 435 (W) ×540 (D) x184 (H)mm ※突起部を除く |
重量 | 約32kg |
レセコン・電カル連携 | 90%以上の電子カルテ・レセコンと連動 |
対応紙幣 | 日本銀行券現行3金種(一万円・ 五千円 千円紙幣) ※二千円紙幣はリジェクト |
対応硬貨 | 国内発行貨現行6金種 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード・QRコード決済・電子マネー(交通系IC) |
価格 | 要問合せ |
表示部 | タッチパネル式 |
クリニックキオスクは、約1,000件の導入実績を誇るクリニック専門の自動精算機です。小規模なクリニックでも導入できるように奥行きが30cmあれば設置可能で、床の増強工事なども必要ありません。操作性に優れており、画面に操作説明が表示されるため、初めて自動精算機を操作する方でも安心して利用できます。
また、スマホアプリ、診察券、チケットなどのQRコードやバーコード読み取りによる患者様の識別が可能です。
クリニックキオスクの比較ポイント
製品情報
機種名 | Clinic KIOSK |
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サイズ(奥行き×幅×高さ) | 295mm×490mm×146mm |
重量 | 90kg |
レセコン・電カル連携 | 対応 |
対応紙幣 | 要問合せ |
対応硬貨 | 要問合せ |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー |
価格 | オープン価格 |
表示部 | 要問合せ |
インテクアのスマセルシリーズには、セルフ入金機と自動精算機があります。業務の状況、クリニックのスペースに合わせて選ぶことで、業務負担の軽減につながります。中でもSMASEL R2は、大型タッチパネル搭載をしており、患者様が快適に利用できるように高い操作性を提供することが可能です。
また、自立式の自動精算機ながら、スリムなデザインで安全性に配慮した転倒防止板を設置しているので、患者様は安心して利用ができます。
株式会社インテクアの比較ポイント
製品情報
機種名 | SMA SEL Q1 |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 345mm × 385mm × 430mm |
重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 対応(バーコード連携) |
対応紙幣 | 全金種入出金対応(2,000円札を除く) |
対応硬貨 | 1円、5円も対応可能 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー※オプションのマルチ決済システムを利用 |
価格 | - |
表示部 | カラータッチパネル |
株式会社ポスコでは30年以上のPOS開発の実績があります。ポスコの自動精算機は、様々な外部システムと「データ連携」が可能です。
システム連携により、POSレジ/自動精算機と現行の外部システムを一気通貫で管理できます。データの一元化を図ることができると同時に、データ入力の二度手間を回避し、業務の効率化を実現できます。
レセPOSの比較ポイント
製品情報
機種名 | レセPOS |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 要お問合せ |
重量 | 要お問合せ |
レセコン・電カル連携 | 可能(データ連携) |
対応紙幣 | 要お問合せ |
対応硬貨 | 要お問合せ |
対応キャッシュレス決済方法 | 要お問合せ |
要お問合せ | - |
表示部 | 要お問合せ |
Flexcom payは業界最小サイズの自動精算機です。自立タイプ・卓上タイプが選べるので設置スペースを抑えたい方には最もおすすめできる製品です。さらに、現金・キャッシュレス決済にマルチ対応しており、そのうえで他社に比べて低コストで導入できることも魅力です。
連携に関しては電子カルテとのデータ連携前提の製品となります。多くのレセコン・電子カルテ電子カルテと連携可能です。標準色のピンク以外に、オプションで5色から選ぶことができます。
Flexcom pay|日本金銭機械株式会社の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | 自立型:W360×D250×H1525mm 卓上型:W360×D250×H798mm |
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重量 | 自立型:約49kg /卓上型:約30.4kg |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、コード支払い |
価格 | 要問い合わせ |
FIT-Aは、キャッシュレス決済を導入したいクリニックや、感染症対策を強化したいクリニックにおすすめです。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、さまざまなキャッシュレス決済に対応。また、紙幣全金種還流、硬貨全種入金に対応しています。これにより、患者様は現金で支払いを行う場合でも、簡単に精算を行うことができます。奥行きが約350mmとコンパクトなサイズになっています。狭いスペースでも設置することができます。
アルメックスの比較ポイント
製品情報
機種名 | FIT-A |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 350×650×1503mm |
重量 | 150kg |
レセコン・電カル連携 | 要問合せ |
対応紙幣 |
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対応硬貨 |
|
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXなど)電子マネー(PayPay、d払い、メルペイ、auPAY、交通系IC、nanacoなど) |
価格 | オープン価格 |
表示部 | 21.5インチワイド(タッチパネル) |
続いてタイプ②の自動精算機をご紹介します。「卓上型」「フルセルフでの会計」が特徴です。「フルセルフの自動精算機を導入したいけれども、設置スペースがない」といったお悩みの方におすすめです。
「ノモカデスク」は、自動精算機とセルフレジの良いとこどりをした商品です。床置き型の自動精算機のデメリットだった「レジ締めの煩雑さ」を解消しました。硬貨や紙幣の枚数を指定して出金することができます。
一見セミセルフレジのように見えますが、患者様だけで会計業務を完結することができます。医院側の対応は、患者にバーコード用紙を渡すだけ。患者はバーコードをノモカデスクにかざせば、会計情報が表示されます。
ノモカデスクの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | ー |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 全金種に対応 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済 |
株式会社HERO innovationは、クリニックに特化した自動精算機「MEDIREGIフル」を提供しています。レセコン連携により精算処理を患者さんのみで行うことができます。入金を記録するため、会計業務だけではなくレジ締め業務やレジの準備も大幅な効率化が実現できます。
横幅53cm、奥行き34.5cmとクリニックに特化したコンパクトなボディで、限られた通路やスペース、カウンターでも設置できるのが特徴。床置き型の自動精算機を導入できないクリニック様でも活用いただけます。
各種クレジット、QRなどのキャッシュレスに対応している点も安心です。
MEDIREGIフルの比較ポイント
製品情報
サイズ | W530 × H430 × D345 mm |
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重量 | - |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
価格 | 要問合わせ |
ハヤレジセルフは、患者様自身で精算を行っていただくレイアウトフリーな簡易型自動精算機です。80%以上の電子カルテレセコンと連動実績があります。
返金・追金などイレギュラーにも対応可能です(オプション)。硬貨出金スピードが業界最速の約1秒 (999円最小構成枚数)なので、患者様にストレスを与えることなく会計をしてもらうことが出来ます。
ハヤレジセルフの比較ポイント
製品情報
サイズ | 435 (W) ×540 (D) x184 (H)mm ※突起部を除く |
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重量 | 約32kg 電源部を除く |
レセコン・電カル連携 | 80%以上の電子カルテレセコンと連動 |
価格 | 要問合わせ |
自動精算機の導入にあたって、設置場所をどうするか迷う方もいらっしゃいますが、「卓上設置」「カウンター設置」「自立設置」の3タイプから選択できる点が魅力です。高齢の患者様でも操作できるように分かりやすいボタンを表示し、大きな文字を配置することでスタッフの介在を減らすことができます。また、感染症対策に力を入れており、タッチパネルに触れずに操作が可能な「空中入力装置」を搭載することが可能です。
日立チャネルソリューションズの比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | W560×D659×H580mm |
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重量 | 約65kg(本体のみ) |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 紙幣:1万円、5千円、千円 硬貨500円、100円、50円、10円、5円、1円 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済 |
価格 | 要問い合わせ |
島津メディカルシステムズのMer’C(メルシー)は、小規模なクリニックでもカウンターなどに設置できる幅46cm×高さ62.6cm×奥行32cmのコンパクトなサイズが特徴です。機器の取り扱いに慣れていない患者様でも操作しやすいように、画面表示と音声案内に従って操作するだけで簡単に会計を済ませることができます。
また、会計システムや電子カルテなどの上位システムと連携することで、請求金額を正確に表示することも可能です。
島津メディカルシステムズの比較ポイント
製品情報
機種名 | Mer'C |
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サイズ(奥行×幅×高さ) | 320×460×626mm |
重量 | - |
レセコン・電カル連携 | 対応 |
対応紙幣 | - |
対応硬貨 | - |
対応キャッシュレス決済方法 | - |
価格 | - |
表示部 | - |
アルメックスのFIT-Bは業界最小の自動釣銭機を搭載した、バーコードをスキャンするだけで精算できる卓上型セルフレジです。
音声ガイダンスで清算開始から清算終了までの操作手順を案内してくれるため、高齢者などの患者さまでも簡単に清算を行えます。
フルセルフとセミセルフレジの切替も可能です。
FIT-B for Clinicの比較ポイント
製品情報
サイズ | 奥行約450mmの自動釣銭機を採用 |
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重量 | 要お問合せ |
レセコン・電カル連携 | 可能(バーコード連携) |
価格 | 要問合わせ |
最後にクリニックでおすすめの「セミセルフレジ」をご紹介します。セミセルフレジについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、本記事では簡単に紹介します。
ビジコムのセミセルフレジは、レセコンとバーコード連携が可能です。医療機関向けのレセコンから出力されたQRコードやNON-PLUバーコードをPOSレジで読み取ることで効率的に会計業務が行えます。
96万円(税別)から導入可能なクリニックセットも用意してあります。ビジコムのPOSレジでご利用いただける自動釣銭機はすべて「循環式」のものを採用しています。患者様が投入したお金もお釣りとして使用することが出来るので、釣銭補充の頻度が少なく済む点も特長です。
株式会社ビジコムの比較ポイント
製品情報
サイズ | 複数サイズあり 詳しくはHPをご確認ください。 |
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重量 | 要お問合せ |
レセコン・電カル連携 | 可能(バーコード連携) |
対応貨幣 | 新貨幣対応・改鋳(新500円玉硬貨)対応済み |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済※オプション |
スマレジはタブレット型のPOSレジです。自動釣銭機と連動させることで、「セミセルフレジ」としてご利用可能です。タブレット型のPOSレジなので、設置スペースが狭い場合でもスッキリと設置することが出来ます。
スマレジではPOSレジの他にキャッシュレスサービス「スマレジ・PAYGATE」も提供しています。医院・クリニック様向けの特別プランもご用意しています。
スマレジの比較ポイント
製品情報
サイズ | 要お問合せ |
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重量 | 要お問合せ |
レセコン・電カル連携 | 可能(バーコード連携) |
対応貨幣 | 要お問合せ |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済 |
MEDIREGI-セミは、クリニック・診療所に特化した自動釣銭機(セミセルフレジ)です。クリニックに合わせた運用を医療DXコンサルタントがご提案します(※医療専門企業としてDX商材の提案実績4000件超)。
全国100カ所以上のサービス拠点があり、電話やメールでのサポート、機器故障には現地訪問サポート等、安心の運用サポート体制を整えています。
初期費用ありの通常プランの他に、初期費用を抑えたい方向けには、初期費用なしのリースプランもご用意しています。
※対応可能エリア
関東:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
中部:山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
近畿:三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国:岡山県、広島県、山口県
九州:福岡県、佐賀県、熊本県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県
MEDIREGIセミの比較ポイント
製品情報
サイズ | 要お問合せ |
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重量 | 要お問合せ |
レセコン・電カル連携 | 対応(バーコード連携) |
対応貨幣 | 新貨幣対応・新硬貨対応 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済※オプション |
「デジレジ/つりペイ君」は小型大容量が特長のセミセルフレジです。奥行45センチのコンパクトなデザインが特長です。シンプルな構成で低価格で導入しやすい価格設計となっております。
音声ガイダンスや、日計印刷などの機能の他に、オプションでクレジットカード決済、QRコード決済にも対応いたします。
デジレジの紙幣部・貨幣部では還流式を採用しています。お客様が投入した紙幣、硬貨をつり銭として使用できるため、つり銭の補充回数を大幅に減らすことができます。
デジレジ/つりペイ君の比較ポイント
製品情報
サイズ | W46cm × D45cm × H20cm ※突起部、払出トレイを含まず ※デジレジの場合 |
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重量 | 35kg(硬貨部、紙幣部の合計) |
レセコン・電カル連携 | 対応(バーコード連携) |
対応貨幣 | 全金種に対応 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済※オプション |
「医療向け セミセルフ自動精算機システム Schut-Stnd」は医療費の精算業務負担を減らし、正確な精算を実現するセミセルフ自動精算機です。
負担の大きな医療費の精算を自動精算機で行うことで、窓口業務を一気に効率化することができます。人手不足で窓口のスタッフが少なくても患者様を待たせることなく確実に精算を行うことが可能です。
システムギア株式会社の比較ポイント
製品情報
サイズ(奥行×幅×高さ) | 450×550×950 |
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重量 | 約140kg |
レセコン・電カル連携 | 不可 |
対応貨幣 |
|
対応キャッシュレス決済方法 | マルチ決済(各種クレジット、電子マネー、コード決済) |
製品数が多く、施設や店舗にあうものを選ぶのは大変ですよね。 自動精算機を選ぶ際に見るべきポイントをまとめましたので参考にしてみてください。
医療機関が自動精算機を導入する際は、電子カルテ・レセプトと連携して会計データを表示する必要があります。自院の使っている電子カルテ・レセプトに連携可能かどうか事前にチェックしておきましょう。
電子カルテ・レセプトの連携方法は「データ連携」と「バーコード連携」の2種類があり、それぞれ運用方法が異なります。
電子カルテと同じネットワークに接続してデータ連携をします。 診察券などにある患者さんのIDやQRコードを自動精算機が読み取ると、電子カルテ内の会計情報を取得して会計額を表示する仕組みとなっています。
電子カルテから発行する領収書に、会計情報(患者の支払い金額)をが記録されたバーコードを自動精算機に読ませることで精算を行う仕組みです。
電子カルテで出した会計金額をレジに入力して会計を出す仕組みになります。
自動精算機には、床置き型、卓上型の2種類があり、それぞれのタイプのなかでもサイズ差がかなりあります。特にクリニックなど、自動精算機を置くスペースが狭い施設は卓上型や小型タイプの自動精算機の導入がおすすめです。
床置き型で特にサイズが小さい自動精算機ですと、FIT-A|アルメックスやNOMOCa-Stand (ノモカスタンド) が代表例としてあげられます。
小型の自動精算機については下記の記事で、各製品のサイズ早見表とともに紹介しています。ぜひチェックしてみてください!
小型の自動精算機については【サイズ早見表つき】小型でおすすめの自動精算機8選|価格や特徴を比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
キャッシュレス決済に対応しているかどうかも重要な選定ポイントです。若い世代になるほど現金を使う機会が少なく、キャッシュレス決済に対応しているかどうかは患者さんの満足度を左右する大きな一因となります。
クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネー決済など各種キャッシュレス決済がオプションとなるのか初期搭載機能となるのか、どこまで対応かなど事前にチェックしておきましょう。
医療機関でのキャッシュレス決済については医療機関のキャッシュレス決済徹底調査!手数料を抑える方法も解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
③で紹介したキャッシュレス決済サービスを使う場合、ユーザーは別途、決済代行会社と契約する必要があります。クレジットカードの決済手数料とは別で、決済代行会社への支払いも発生するという仕組みになっているのが一般的です。月額3000円~8000円程度の月額料金と、決済1件あたりの手数料(トランザクションフィー)の2つがあります。
本来はユーザーが負担する決済代行会社への支払いを、自動精算機メーカーが代行で負担してくれるケースもあります。自動精算機本体の初期費用や月額保守費用を参考に価格を比較するケースが多いと思いますが、キャッシュレス決済のニーズが高い施設の場合は、決済代行会社への支払いをだれが負担するかも確認すると良いでしょう。
自動精算機を導入することでレジ締め作業も効率化できるとお考えの方も多いと思いますが、注意が必要です。自動精算機にはお釣りを処理する方法として「還流式(循環式)」と「非循環式」の2種類があり、非循環式を選ぶと思ったような業務効率化が実現できない可能性があります。
レジ締め業務は、その日の売上を確認し、翌日の業務に備えてお釣りを補充する作業です。
循環式は、入金部分(顧客が投入したお金、売上)と出金部分(店舗で用意するお釣り)が一体となっており、レジ締めの際に翌日分のお釣りを補充すれば済みます。
一方の非循環式では、入金(売上)を管理する部分と出金(お釣り用のお金)を管理する部分が分かれています。レジ締めの際に、
という手間が発生します。院内の業務効率化に徹底してこだわるなら、還流式の自動精算機を選ぶと良いでしょう。
自動精算機導入にあたり、重視したいポイントが決まっている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、セカンドラボが価格・サイズの項目で各製品を比較した結果を見ていきましょう。
まず、自動精算機の価格相場は200万円~450万円です。これより価格の安い製品もありますが、レセコンとの連携実績が十分でない、手厚い顧客サポート体制がないなど、安い価格を実現できている理由が必ずあります。ここでは、クリニック向けで広く使うことができる自動精算機のうち、価格を抑えて購入できる製品を紹介しています。
自動精算機を選ぶにあたって価格は大事な要素ですが、医院の業務効率化を実現できるか、という観点と合わせて検討することが大切です。 また、導入コストの負担を少しでも軽くするため、助成金や補助金を積極的に活用することも一つの手です。
GENOVAのノモカスタンドの価格は、300万円~が目安となります。 医科・歯科クリニックで使われているレセコンの96%以上と連携実績があり、どのメーカーのレセコンを使っていても安心して導入することができます。カワニシバークメドのテマサックProの価格相場はおよそ350万円。ホワイト、ブラックといった単色だけでなく、「ブラック×ブルー」「ブラック×レッド」など2トーンカラーのラインナップもあります。クリニックの患者層や雰囲気に合わせた色を選ぶことができます。
アルメックスのFIT-Aは、400万円~が相場。電子マネーやQRコード決済に対応していない製品も多い中、アルメックスはQRコード決済を含むキャッシュレス決済にフル対応しており、若い世代の来院が多いクリニックでは有効な選択肢になるでしょう。
自動精算機の価格については自動精算機の価格はどれくらい?|費用相場・各メーカーの価格比較まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
自動精算機を選定する際、「自院のどのスペースに設置するか」を考えておくことも重要です。待合室や出入口、窓口付近に設置するのが一般的です。幅、長さ、高さでどのくらいのサイズを許容できるか、事前に長さを図っておくと良いでしょう。
GENOVAとクリニックキオスクBIZの製品は、同じメーカー(株式会社新世紀)が製造しているため、各社が公表しているサイズに差はありますが、同程度の大きさと考えて問題ないでしょう。2製品と比べると、アルメックスの自動精算機はやや大型です。
サイズの小ささだけで比較すると、インテクア、システムギアの自動精算機も選定候補に入ってくるでしょう。ただ、最初に比較した製品と比べると、レセコンとの連携実績が多くないので、自院の業務効率化につながるか、という視点でも製品を検討することが大切です。
セカンドラボでは、知識が豊富な専門のコンシェルジュに、自動精算機選定のお悩みをご相談いただくことができます。各製品を比較しているサイトが多すぎて、逆にどのソフトを選べばよいか分からなくなっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、実際にコンシェルジュがユーザー様のご相談に対応した事例をご紹介します。ユーザー様のご要望をお聞きした上で、対応可能なメーカーをご案内しますので、「こんな運用は実現できるの?」など、些細なお悩みでもご相談いただければ幸いです。
施設形態 | クリニック開業予定(大阪府) |
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相談内容 |
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コンシェルジュの対応 | 該当メーカーと連携可能な自動精算機メーカー2社を先生に案内 |
施設形態 | 内科クリニック(福岡県) |
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相談内容 |
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コンシェルジュの対応 | レジの運用イメージが固まっていないご様子だったため、対象のレセコンと連携できる自動精算機、セミセルフレジメーカーを1社ずつ案内 |
改めて自動精算機について解説します。自動精算機とは、物を買ったりサービスを受けたりして対価を支払うときに、人の手を介さずに会計を行える設備のことです。
いわゆるフルセルフレジと同様の運用方法になり、例えばクリニックの場合ですと、電子カルテやレセコンで診療の情報を入力すると支払い情報が送信され、診察券や受付票のバーコードをかざすだけで支払金額が表示されます。患者様がお金を投入すると、領収書や医療明細書を発行し、おつりがある場合は自動計算してお釣りを吐き出してくれます。
レジ関連は言葉が似ていて、自動釣銭機やPOSレジなど意味の違いが分かりづらいかと思います。それぞれの違いについていかにまとめました。
レジ関連の言葉には、「自動釣銭機」と「POSレジ」などがあります。それぞれの特徴をまとめたのが次の表です。
自動精算機 | 診察券を読み取るなどして自動で会計情報を取得してお客様に金額を提示し、投入された金額と照合するもの。 |
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自動釣銭機 | POSレジから受け取った会計情報を元に、おつりを自動計算しお客様に渡すもの。 |
POSレジ | 商品情報をバーコードなどで読み取り、会計金額に反映させるもの |
わかりやすく言えば、自動精算機はPOSレジと自動釣銭機の機能を兼ね備えた設備と言えます。
自動精算機と混同しやすい「自動釣銭機」は、【2024年版】自動釣銭機メーカー10社比較|価格や機能、運用方法を解説でも詳しく取り上げています。参考にしてください。
自動精算機導入有無の判断材料として、導入メリットについて解説していきます。すでに導入を決めており、製品を比較したい方は読み飛ばしていただいて問題ございません。
自動精算機導入によって以下のようなことを実現可能です。
上記のようなことが実現可能なので、導入メリットは大きいと言えるでしょう。一方でデメリットとしてはやはり初期導入費用が高額な点です。価格相場は200万円~450万円になります。
人件費削減や定着率アップによって得られる効果と、かかるコストを比較して導入するかどうか判断を行いましょう。その他、補助金の利用で大幅に導入コストを削減できる可能性もあるので事前に調べておくことをおすすめします。
自動精算機の本体価格の相場は200万円~450万円と幅があります。初期費用には本体価格に加えて導入時のデータ連携手数料やオプション費用が発生します。ランニングコストとしては月額の保守メンテナンス費用が発生します。
その他、キャッシュレス決済を導入した場合は、決済ごとに1.5%~3.5%程度の手数料が発生します。また、高機能なPOS機能搭載の自動精算機を導入した場合はPOSの月額が発生します。
自動精算機の相場や価格については、「自動精算機の価格はいくら?|コストを抑える方法や選び方まで」でも詳しく取り上げています。参考にしてください。
コストをおさえて導入する方法として、レンタル・リースや補助金を活用する手段があります。それぞれ解説していきます。
まずはレンタルとリースの違いについて解説していきます。主な違いは次の表のとおりです。
会計上の資産計上、減価償却 | 途中解約 | |
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リース | 借り受け側 | 不可 |
レンタル | レンタル会社 | 可能 |
両方とも導入時に多額の現金持ち出しをしなくて済むので、資金繰りの面では一括購入に比べてメリットがあります。
ただし、リースやレンタルの費用を長期間支払うと、最初に購入した金額を越えてしまうこともあります。初期費用を安く抑えるか、新しく購入するか、資金の状況とあわせてよく比較検討しましょう。
その他初期費用無料で月額25,000円~30,000円程度を支払うサブスクプランもあります。
自動精算機のリースやレンタルについては、自動釣銭機のレンタル・リースについてわかりやすく解説|サブスクも紹介」でも詳しく取り上げています。参考にしてください。
自動精算機を導入するための助成金や補助金には次のようなものがあります。
それぞれうまく活用することができれば、コストを大幅に抑えることができるのでチェックしておきましょう。
自動精算機の補助金・助成金について詳しくは、【2024最新】自動精算機・釣銭機導入に利用できる補助金」で取り上げています。ぜひチェックしてみてください。
セカンドラボでは、施設形態別でもおすすめの自動精算機を紹介しています。施設毎に選ぶ際に見るべきポイントが細かく違ってくるのでぜひチェックしてみてください。
ある程度大型で高機能な自動精算機が人気です。また病院の再来受付機や案内表示システム、オンライン資格確認端末など各受付ソリューションと一体となっているもしくは連携するような機器の導入がおすすめです。
病院におすすめの自動精算機ついては、病院におすすめの自動精算機4選比較|クリニック向けとの違いまで」で詳しく取り上げています。ぜひチェックしてみてください。
設置スペースが限られているクリニックや歯科においては、小型サイズの製品がおすすめです。床置き型と卓上型の2種類があるので自院の設置スペースに合わせて選択しましょう。
自動精算機に関してよくある質問をQ&A形式で解説します。あなたが気になる質問をチェックしてみてください。
A.自動精算機の導入メリットは以下の3つです。医院運営にも患者様にもメリットが期待できます。
A.自動精算機導入時は、以下のポイントを確認して検討しましょう。それぞれについてくわしく解説した記事もあるので、確認してみてください。
自動精算機のサイズについては【サイズ早見表つき】小型でおすすめの自動精算機8選|価格や特徴を比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
自動精算機の価格については自動精算機の価格はどれくらい?|費用相場・各メーカーの価格比較まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
A.自動精算機の法定耐用年数は5年です。勘定科目は「事務機器・通信機器」となることが一般的ですが、コインパーキングに設置される場合は「無人駐車管理装置」の勘定科目として扱います。なお、この場合も法定耐用年数は5年です。
自動精算機の耐用年数については自動精算機の耐用年数は何年?業種別の違いやリースの場合も解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
自動精算機を導入する流れは以下の通りです。医院ごとに差はありますが、注文から導入までの期間は約3か月です。
自動精算機のメーカーや選び方について解説しました。クリニックや病院に訪れる患者様の層などによっても、導入すべき自動精算機の機種は変わってきます。
キャッシュレス決済の有無やレセコン連携、電子カルテ連携の有無、サイズなど自院で重視するポイントを明確にすることで、自院の効率化を実現できるような自動精算機を選ぶことができます。参考にしてみてください。