ブラストチラーメーカー11選を徹底比較|メリットや選び方まで
近年の病院や介護施設における給食提供では、味だけでなく安全性も重要視される傾向にあります。効率的かつ安全に食事提供を行うためのシステムとして、注目されているのが「クックチル」という方法です。
そして、自施設で調理してクックチルを導入する場合欠かせない「ブラストチラー」という急速冷却システムになります。当記事ではブラストチラーを導入するメリットや、おすすめのブラストチラーメーカーについて徹底解説していきます。ブラストチラー導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
まず最初に、ブラストチラーを6種類一覧でご紹介いたします。
| メーカー | エフ・エム・アイ | フジマック | フクシマガリレイ | ホシザキ | ニチワ電機 | 中西製作所 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 主な機能 | 調整可能マルチラック、イオン殺菌システム | タッチパネル操作 自動洗浄・乾燥機能 メモリ登録可能 |
自動洗浄・乾燥機能 | 自動洗浄機能 タイマー制御機能 USB出力可能(オプション) 芯温計測センサ |
乾燥防止機能 メモリ機能あり オゾン機能搭載 自動洗浄機能(一部モデル) |
要問合せ |
| ショックフリーザー機能の有無 | あり | あり | あり | あり | あり | 要問合せ |
| 特徴 | 4つのプログラムから選択できる冷却システム | 3タイプのブラストチラー&フリーザー | 洗浄・すすぎ・乾燥までを自動で実行 | 20通りのプログラム登録が可能 | 乾燥運転とオゾン殺菌運転も標準装備 | 種類が多くそれぞれに合わせて対応が可能 |
目次
【はじめに】「メーカー直購入」と「中古購入」どちらがおすすめ?
初期費用が高額になる厨房機器は、「新規で購入するか、中古で購入するか」という問題に直面します。ブラストチラーを「メーカー直購入(新品購入)」した場合と、「中古品を購入」した場合の違いを説明していきます。
中古品の購入
中古で購入する一番の利点は、価格が安い点です。新規開業に伴う初期費用を抑えたい飲食店などでは、中古品が選ばれることも多いです。また、中古品は在庫管理されていることが多く、購入して数日後には厨房内で使い始めることも可能。メーカーでは多くの場合、注文を受けてから機器を作るので、納品まで一定の期間が必要です。
一方で、メーカー直販に比べて保守サポート対応に応じてもらえないケースもしばしば。中古のため故障や不具合の発生率も高いです。「不具合が起きた際にすぐに修理に駆けつけてくれないことが続いたので、結局新品に入れ替えた」という店舗も多く、長期的に見るとトータルコストが高くなるケースがしばしば見受けられます。
またリースでの分割購入も基本はできないので、一括でまとまった金額(100万円前後)を支払う必要があります。
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メリット
- 新品より価格が安い
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デメリット
- 保守サポートはイマイチなので故障した時に大変(無い場合もある)
- リースはできない場合が多い
- 希望条件にあう製品が無い場合が多い
メーカー直購入
メーカーから直接購入する場合、価格は中古より高くなります。
メリットとしては、まず製品が新品なので性能が高く、故障や不具合の発生率も低い点が挙げられます。加えてメーカーのサポート力により、故障や不具合が発生した際も安心です。
さらに製品バリエーションも豊富なため、「欲しい製品がない」といったことがほぼありません。店舗に最適な製品を選ぶことができます。
また、リースが可能なので、月々数万円の分割払いでブラストチラーを導入をすることができます。新規開業などで初期投資を抑えたい方にはピッタリの方法です。
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メリット
- 保守サポート力が抜群(故障してもすぐに駆けつけてくれる※)
- 新品の高性能で安定性抜群の製品が使える
- リースで分割購入できるので初期投資を抑えられる
- 製品バリエーションが多いので希望条件にあった製品が選べる
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デメリット
- 価格が高い
【結論】2ndLaboは「メーカー直購入」をおすすめします!
額面上の価格は確かに中古の方が安いですが、リースの有無や保守、故障の発生率から考えると、「初期投資」、「トータルコスト」ともに新品の方がお得というケースが多いです。
まずは、一度気に入ったメーカーから直接製品を購入してみてはいかがでしょうか。以下ではブラストチラーの基本や製品比較の情報を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのブラストチラー11選
加熱した食品を急速に冷却することができるブラストチラーは、「クックチル」や「ニュークックチル」といった新調理システムに欠かせない機器です。上記で紹介した6製品は実績十分ですが、ブラストチラーを扱っている他のメーカーと合わせてご紹介していきます。
株式会社フジマック

株式会社フジマックは1950年に設立され、業務用厨房機器のパイオニアとしてフードビジネスをけん引してきました。ブラストチラーには芯温センサーが付いており、中心温度を設定するだけで食品を冷やしてくれます。冷却モードは3タイプあり、茶碗蒸しや和え物に最適な「ソフトチル」、ハンバーグや肉団子などに向いている「ハードチル」、-40℃の冷風で急速凍結する「フリーズ」モードから選ぶことができます。また、自動洗浄乾燥機能も付いており、冷凍機の霜取りも自動で行ってくれるため作業時間の短縮にもつながるでしょう。
株式会社フジマックの比較ポイント
- 庫内の丸ごと水洗いが可能
- 食品に応じて選べる冷却・凍結モード
- サイズは選べる3タイプ
機器概要
| 会社名 | 株式会社フジマック |
|---|---|
| 主な機能 | 3タイプモード搭載、タッチパネル操作、自動洗浄・乾燥機能、メモリ登録可能 |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | 3タイプのブラストチラー&フリーザー |
株式会社エフ・エム・アイ

株式会社エフ・エム・アイは、業務用調理機器・食品加工機器を提供するために設立された会社です。50年間、世界中からさまざまな先進的調理機器・食品加工機器の輸入販売を行ってきましたが、近年では自社商品の開発にも力を入れています。ブラストチラー「イリノックス」は、独自の冷気循環システムを採用しており、高い冷却能力を誇ります。製品のあいだに冷気を流すことで、庫内の上から下まで比較的均一な速度で冷却されるので、ムラなく冷却できるでしょう。
株式会社エフ・エム・アイの比較ポイント
- ショックフリーザー機能付き
- イオン殺菌システム「サニジェン」装備
- ファンカバーを開けて隅々までクリーニング可能
機器概要
| 会社名 | 株式会社エフ・エム・アイ |
|---|---|
| 主な機能 | 調整可能マルチラック、イオン殺菌システム |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | 4つのプログラムから選択できる冷却システム |
大和冷熱工業株式会社

大和冷熱工業株式会社は、厨房で使用される冷凍・冷蔵庫、コールドテーブル、製氷機や冷凍・冷蔵ショーケースなどの販売を行っている会社です。ブラストチラーは縦型タイプと横型タイプがあるので、収納場所のスペースに応じて選ぶことができます。奥行600㎜とかなり小型で、ショックフリーザー機能搭載の他社製品と比べてもはるかにコンパクトなサイズです。狭い厨房でも導入しやすいサイズといえるでしょう。さらに、ソフトチル・ハードチル・ショックフリーズの3つの運転モードで、多彩な食品に対応しています。
大和冷熱工業株式会社の比較ポイント
- USBで温度、運転データの出力が可能
- メモリー機能で食品に合わせたプログラム運転
- 耐久性は堅牢なプロフェッショナル仕様
機器概要
| 会社名 | 大和冷熱工業株式会社 |
|---|---|
| 主な機能 | 芯温計測センサ搭載、メモリ機能搭載 |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | コンパクトながら優れた冷却能力を発揮 |
オリオン機械株式会社

オリオン機械株式会社は、空調機器をはじめ地球環境に配慮した製品開発を行っている会社です。省エネ技術にも優れており、ブラストチラーにも省エネ自動洗浄機能が搭載されています。温水洗浄・すすぎ・温風乾燥の3ステップで庫内を自動洗浄してくれるので、衛生面でも安心です。また、食材凍結を防ぐ「チルド冷却制御」やチルド冷却時の微調整機能、お惣菜の冷却専用に開発されたダイレクトモードなど、実績豊富なオリオン機械株式会社ならではの先進機能も搭載されています。
オリオン機械株式会社の比較ポイント
- 高輝度LEDで明るく見やすい表示
- 業界最強SUS製冷却パイプ採用
- 各社スチコントロリーに対応
機器概要
| 会社名 | オリオン機械株式会社 |
|---|---|
| 主な機能 | コントロールパネル搭載、芯温計測センサ搭載、自動洗浄機能 |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | 使いやすさとサニタリー性を追及した急速冷却器 |
パナソニック産機システムズ株式会社

パナソニック産機システムズ株式会社は、パナソニックグループにおける業務用設備機器・システムの直販を行っている会社です。ブラストチラーは3種類の冷却モードと運転制御モードを組み合わせることができ、きめ細やかな冷却運転を可能にします。さらに、乾燥を防ぎたいものやグラタンのように冷却しにくいものなど、メニューに合わせて風速の調整ができるのも特長です。また、庫内やホテルパン受けレールは取り外して、丸ごと洗浄できます。独自のナノイー搭載で、庫内を衛生的に保てるのもパナソニックならではといえるでしょう。
パナソニック産機システムズ株式会社の比較ポイント
- 集中監視コントローラー通信対応
- 芯温ヒーターで芯温センサーがスムーズに取り出せる
- 予冷運転機能で庫内をあらかじめ冷やしておける
機器概要
| 会社名 | パナソニック産機システムズ株式会社 |
|---|---|
| 主な機能 | データ出力機能、芯温計測センサ、プログラム記録機能、タイマー機能、風速設定機能 |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | 菌の抑制や脱臭ができるナノイー技術搭載 |
フクシマガリレイ株式会社

フクシマガリレイ株式会社は、業務用冷凍冷蔵庫やショーケースの製造をはじめ、食のインフラをサポートしている会社です。ブラストチラーで調理終了後、庫内に専用洗浄剤を投入してクリーニングボタンを押すだけで自動で洗浄がスタートします。洗浄は、庫内上部の回転ノズルを使って庫内をまんべんなく行います。防水ファンモーターを採用することで、庫内の丸洗いが可能になりました。さらに、タンク循環方式により、洗浄時に使用する水量を抑えるため節水にもつながります。
フクシマガリレイ株式会社の比較ポイント
- 高温乾燥で衛生的
- サイズは選べる3タイプ
- 自動で霜取りも可能
機器概要
| 会社名 | フクシマガリレイ株式会社 |
|---|---|
| 主な機能 | 自動洗浄・乾燥機能 |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | 洗浄・すすぎ・乾燥までを自動で実行 |
ホシザキ株式会社

ホシザキ株式会社は、製氷機や製パン機器など食にまつわる高品質なモノづくりを行っている会社です。ブラストチラー「HBS」シリーズは、6段タイプから自動洗浄機能付き12段タイプまで、全5種類のサイズ展開となっています。利用場面に応じて選べる豊富なラインナップが特長です。なお、自動洗浄のついていないタイプでも乾燥器は搭載しているため、衛生面でも安心して使うことができます。また、インバーター制御の庫内ファンモーターにより、食品に合わせて6段階の風速調整が可能です。
ホシザキ株式会社の比較ポイント
- 芯温センサー1本を標準装備
- トレイ受けは引っ掛けるだけの簡単脱着
- いろいろなホテルパンが使える縦挿し構造
機器概要
| 会社名 | ホシザキ株式会社 |
|---|---|
| 主な機能 | 自動洗浄機能、タイマー制御機能、USB出力可能(オプション)、芯温計測センサ |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | 20通りのプログラム登録が可能 |
ニチワ電機株式会社

ニチワ電機株式会社は、厨房システムの提案から機種選定のサポート、メンテナンス、レシピの作成や超リトレーニングなど、食に関するさまざまなサービスを多岐にわたって提供している会社です。そのニチワの経験と技術を生かして作られたのがブラストチラーです。乾燥運転とオゾン殺菌運転は標準装備しおり、機種によっては自動洗浄機能も付いているなど、機能が非常に充実しています。また、ショックフリーザー機能なしで冷却機能のみの機器もあるため、自施設に必要な機能に合わせて選択できるでしょう。
ニチワ電機株式会社の比較ポイント
- サイズや機能は選べる4タイプ
- 庫内水洗い可能
- アフターフォローも充実
機器概要
| 会社名 | ニチワ電機株式会社 |
|---|---|
| 主な機能 | 乾燥防止機能、メモリ機能あり、オゾン機能搭載、自動洗浄機能(一部モデル) |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | 乾燥運転とオゾン殺菌運転も標準装備 |
北沢産業株式会社

北沢産業株式会社は、食品加工機器・厨房機器の総合販売会社です。昭和26年に創業し、プロの厨房だけでなく家庭用キッチンの設計や施工も請け負ってきました。豊富な経験と知識を生かし、ブラストチラーだけでなく加熱調理用機器や製菓機器など幅広い製品を取り扱っています。ブラストチラー「KBC-10C2」は横120㎝×高さ85㎝×奥行75㎝と、比較的コンパクトなサイズです。横型タイプで、上にスチコンなどを置くと動線を確保でき、作業の効率化が図れるでしょう。
北沢産業株式会社の比較ポイント
- ショックフリーザー機能付き
- 庫内最低到達温度は-40℃まで可能
- コンパクトサイズで置き場所に困らない
機器概要
| 会社名 | 北沢産業株式会社 |
|---|---|
| 主な機能 | 要問合せ |
| ショックフリーザー有無 | あり |
| 特長 | アツアツの料理もハイスピードで冷却可能 |
株式会社 AIHO

株式会社AIHOは昭和28年に創業し、昭和32年から業務用厨房機器・設備の製造や販売を行ってきました。ユーザー目線で物事を見て考え、使いやすい製品を開発しています。株式会社AIHOでは、4種類のブラストチラーを販売しています。どのブラストチラーも、冷風を吹き付けることで急速に食品を冷却してくれます。サイズや機能は製品によって異なりますがネットでは詳細が記載されていないため、詳しくは直接問い合わせてみることをおすすめします。
株式会社 AIHOの比較ポイント
- サイズや機能は選べる4タイプ
- 食品の栄養価をそのままに冷却
- 業務用厨房機器の製造60年以上の豊富な実績
機器概要
| 会社名 | 株式会社 AIHO |
|---|---|
| 主な機能 | 要問合せ |
| ショックフリーザー有無 | 要問合せ |
| 特長 | 栄養価はそのままに急速冷却 |
株式会社中西製作所

株式会社中西製作所は、安全で衛生的なシステムや機器を提供し豊かな食生活を創造する会社です。もともとは学校給食用のアルミ食器などの調理機器を販売していましたが、近年では病院・福祉給食や外食産業へと販売マーケットを拡大させています。高性能・多機能・ハイパワーな冷却機器も数多く、ブラストチラー以外にもコールドテーブル冷凍冷蔵庫やパススルー冷蔵庫、眞空冷却器など用途に合わせて豊富なラインナップから選ぶことが可能です。ネット上では詳しい情報が出ていないので、直接問い合わせてみることをおすすめします。
株式会社中西製作所の比較ポイント
- 創業から75年以上の歴史で培った豊富な実績
- 安全で衛生的なシステム
- 無料カタログの送付が可能
機器概要
| 会社名 | 株式会社中西製作所 |
|---|---|
| 主な機能 | 要問合せ |
| ショックフリーザー有無 | 要問合せ |
| 特長 | 種類が多くそれぞれに合わせて対応が可能 |
ブラストチラーとは?
ブラストチラーとは、加熱処理された食品を急速に冷やすための製品です。ブラストチラーを使えば90℃近くある料理を、一気に3℃程度まで冷却することができます。冷風を吹きかけることで加熱処理した食品を急速に冷却し細菌の繁殖を防ぐだけでなく、風味も落とさないように処理できるのです。
なお、似たような機能を持つ製品に「ショックフリーザー」がありますが、ショックフリーザーは粗熱が取れた料理を-18℃近くまで一気に凍結させる機械になります。 ブラストチラーメーカーの多くは、ブラストチラー機能だけでなくショックフリーザー機能も併せ持った機器を販売しています。とはいえ、なかにはブラストチラー機能のみの機器もあるため、サイズやコストを見ながら検討してみましょう。
自院調理室にてクックチルを製造する場合は、スチコンにて加熱してから一気に冷却を行います。そのため、自院でのクックチル製造を検討している施設では、スチコンとブラストチラー両方の導入が必要になるでしょう。
ブラストチラーについてはブラストチラーとは?ショックフリーザーとの違いも徹底解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ブラストチラーの導入メリットは?
ブラストチラーを導入することで「安全性の向上」「作業効率の向上」という、主に2つのメリットを得ることができます。ここからは、ブラストチラーを導入することで得られるメリットを具体的にみていきましょう。
安全性の向上
まず最初のメリットは「安全性の向上」です。食材を適切に加熱調理をすると、細菌を死滅させることができます。しかし自然冷却の過程で、菌の増殖温度帯である約10℃~60℃をゆっくり通過する際に再度細菌が繁殖し、食中毒の危険性が高まってしまうのです。その点ブラストチラーなら菌の繁殖温度帯を瞬時に通過させることができるため、菌を繁殖させずに冷ますことができます。自然冷却よりも雑菌の繁殖が抑えられますし、冷却過程で虫や異物が混入するリスクを防ぐこともできるでしょう。
作業効率の向上
次のメリットとしては「作業効率の向上」が挙げられます。これまでは、加熱した食品を自然冷却するために、作業時間がかかっていました。しかし、ブラストチラーは加熱した食品の粗熱を取らずに、熱々のまま入れることができるので時間短縮になるでしょう。また、ブラストチラーは食材の形態を選ばずに入れることができます。冷却用の容器に移すなどの作業も必要ありませんので、職員の労務工数削減につながるでしょう。さらに、自然冷却の場合は食品の冷え具合をその都度確認しなければなりませんが、ブラストチラーならその手間もかかりません。
ブラストチラーを選ぶ時に見るべきポイント
ブラストチラーを選ぶ際には、下記のポイントに注目して選ぶようにしましょう。
- 手入れの容易さ
- サイズ
- 導入費用・利用料
ここからは、ブラストチラーを選ぶ際のポイントを具体的に解説していきます。
手入れの容易さ
最初のポイントは「手入れの容易さ」です。食品の安全性を守るためにも、ブラストチラーは常に清潔に保っておく必要があります。ブラストチラーを清潔な状態で維持するためには、毎日のお手入れが必要不可欠です。できるだけ手入れのしやすい製品を選ぶようにしましょう。
たとえばホシザキ株式会社のブラストチラーは、庫内を丸洗いすることが可能です。さらに、株式会社フジマックやオリオン機械株式会社は、洗浄から乾燥まですべて自動で行ってくれる仕様のブラストチラーをリリースしています。
サイズ
次に重要視したいのが「サイズ」です。ブラストチラー導入において、サイズは非常に重要な問題になります。自施設の厨房スペースに収まるかどうかだけでなく、収まったうえで作業スタッフの動線が確保できているかどうかを検討する必要があるでしょう。サイズのバリエーションが多数あるのは、株式会社エフ・エム・アイのブラストチラーです。大型のタイプからフロアタイプ、パススルータイプなど、さまざまな形状のブラストチラーから選ぶことができます。掲載サイズ以外でも対応してくれる場合がありますので、希望のサイズで用意があるかどうか問い合わせてみましょう。
小型のブラストチラーについてはブラストチラー小型おすすめ6選|サイズ感や注意事項徹底比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
導入費用・利用料
最後のポイントは「導入費用・利用料」です。メーカーによって価格に幅があるため、予算に応じて選ぶようにしましょう。ブラストチラーの導入には初期費用や購入費用がかかりますが、それ以外にも年間の保守料金などがかかる製品もあります。さらに、他の機器と連携する場合は、オプションで追加費用が必要になる場合もあるので注意が必要です。ブラストチラー導入の際には初期費用だけでなく、ランニングコストもあわせて検討するようにしてください。
まとめ
ブラストチラーを導入することにより、食事提供の安全性を高め、作業効率を上げるというメリットを得ることができます。食中毒のリスクを抑えるためにも、ブラストチラーの導入を検討してみましょう。ブラストチラーはメーカーによって、機能や価格に違いがあります。導入する際は複数のメーカーを比較・検討し、自施設に合った機器を選択するようにしましょう。機器の詳細については、メーカーに直接問い合わせてみることをおすすめします。
よくある質問
- ブラストチラーの納期はどれくらいですか?
- メーカーによっても納期は異なります。在庫がある場合は、1週間~10日程度で納入されるところが多いようです。事前に問い合わせをすると、具体的な納期を教えてくれるところもあります。すぐにブラストチラーを導入したい方は、早めの購入をおすすめします。
- ブラストチラーが故障した場合はどうしたらいい?
- 調子が悪い、おかしいと感じた場合は、購入したメーカーへ直接問い合わせることをおすすめします。メーカーによっては、すぐにメンテナンスにきてくれるところもあります。アフターフォローがしっかりしているかどうか、事前にチェックしておくと万が一のときにも安心でしょう。
- ブラストチラーの耐用年数はどれくらいですか?
- ブラストチラーの法定耐用年数は8年です。法定耐用年数とは「寿命」を指しているわけではありません。つまり「必ず8年使える」という耐久性を意味するのではなく、税法上での価値持続年数を指しているので注意しましょう。法定耐用年数が8年なので、原価償却は8年間にわけて行います。