POSレジの使い方・操作方法を解説|運用の種類もご紹介

投稿日 2022.11.28 / 更新日 2022.12.28
投稿者:豊田 裕史

近年IT化が進む中で会計時のツールも大きく変わってきており、ツールの1つとしてPOSレジが挙げられます。
POSレジは会計以外の機能も備えており、システム導入すれば業務効率化ができるでしょう。

この記事では、POSレジの使い方や操作方法について説明していきますので、従来のレジからPOSレジへの切り替えをご検討中の方は参考にしてみてください。

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POSレジとは

POSレジとは、「何が」「いつ」「どこで」売れたのかを記録・計算してくれるPOSシステムが搭載されたレジのことです。商品のバーコードスキャンをしたと同時に売上処理をしてくれるので、手打ちミスによる売上金の誤差が発生しません。また、スキャンされた商品のデータが蓄積され、収集した商品データをもとに様々な分析ができます。従来のレジではできなかったセルフレジの導入も可能です。

POSレジについてはPOSレジとは|仕組みや種類、おすすめメーカーまでわかりやすく解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

POSレジの3つの使い方

POSレジのおもな使い方は3つあります。

  • レジとして使う
  • 分析システムとして使う
  • 在庫管理機能として使う

レジと分析や在庫を別々に管理し、作業していた業務がPOSレジのみで可能になります。今までの業務を効率化できるため、POSレジの具体的な使い方を参考にしてみてください。

レジとして使う

決済方法や税率計算が複数ある中で、様々な決済条件に対応したレジが必要になっています。代表的な決済方法はキャッシュレス決済です。クレジットカードや電子マネーなどの種類があり、購入者に求められた決済方法でレジの設定をしなければなりません。それぞれの場面でのPOSレジの使い方を簡単に紹介します。

  • 同一商品が複数あるとき
  • バーコードのない商品があるとき
  • 割引やポイントの利用があるとき
  • 返品や交換をするとき
  • 予約や取り置き商品があるとき
  • セール品を販売するとき

それでは順に解説していきます。

同一商品が複数あるとき

スキャナで商品を読み込む前に画面で数量を入力します。次にバーコードを1回スキャンすれば、数量分をレジに通せるので作業時間の短縮になります。

バーコードのない商品があるとき

バーコードのない商品をレジで通すときは画面操作をします。あらかじめ商品と価格が登録されていれば商品ボタンを押してレジを通せます。 しかし、商品登録がされていなければ、商品カテゴリを選択して価格を入力しなければなりません。

割引やポイントの利用があるとき

割引バーコードシールが張られた商品はスキャンのみで完了します。 しかし、割引シールのみでバーコードシールが貼られていない場合は、画面操作が必要です。あらかじめ登録された割引ボタンや割引率を入力することで割引されます。 また、クーポンレシートの処理をする場合は、クーポンレシートについたバーコードをスキャンすれば割引されます。

そして、ポイントを使用して割引するときは、ポイントカードをスキャンで読み込んだり端末に挿したりして情報を読み込みます。使用するポイント数を入力すれば割引の処理が完了です。

返品や交換をするとき

返品の場合は、取り消したい商品の数量を「−1」にすればマイナス売上を立てられます。 商品交換はマイナス売上を立てた後に交換する商品をスキャンすると差額分の会計ができます。

予約や取り置き商品があるとき

予約や取り置きを希望されたお客様には、POSレジで予約レシートや取り置きレシートを発行します。お客様が引き取りに来られたときに、発行済みの予約・取り置きレシートのバーコードを読み込みます。取り置き在庫から販売されたことになり、通常通り会計を行えます。

セール品を販売するとき

あらかじめ指定した期間に商品をひもつけておき、その期間になるとPOSレジがセール価格で設定してくれます。

分析システムとして使う

POSレジには「いつ・どこで・何が・いくらで・何個」売れたか情報を持っているため、様々な分析が可能です。ここでは3つの分析について紹介します。

人件費の削減

売上データから曜日別・時間別のデータを取ります。過去の売上データを参考にし、忙しい曜日・時間帯にシフトを組めるので適切な人員配置ができるのです。

商品開発

商品開発では売れている商品のパッケージや価格帯、購入者の年齢層など、あらゆる分析が必要になります。POSレジであれば売れた実績がデータ化されているので、売れる商品の開発に役立てられるのです。

効果検証

月別・日別・曜日別・時間帯別・プロモーション期間中というように期間を指定して売上結果を知れるので、PDCAサイクルを回して検証が可能になります。

POSレジで取得したデータでは、様々な分析手法に対応可能です。在庫管理をする上でのABC分析、売れ筋商品を把握するトレンド分析、優良顧客を探し狙ったプロモーション発信するためのRFM分析などが挙げられます。

POSレジの顧客管理機能についてはPOSレジの顧客管理機能とは?活用方法やメリットを解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

在庫管理機能として使う

POSレジは販売だけでなく、仕入や在庫のデータが登録できるため在庫管理が可能になります。「長期在庫はどの商品で、在庫は何個あるか」調べられるので、販売促進にも活用できます。

また、複数店舗の情報を一括管理できるので「どの店舗に何個在庫があるか」把握でき、店舗間の移動による入出庫管理も可能です。さらに商品の発注や発注履歴、入荷予定や一覧、出荷する商品の登録や出荷履歴を把握できるので、在庫管理が属人的な業務になりません。

POSレジの在庫管理機能についてはPOSレジ在庫管理とは|在庫管理機能つきPOSレジおすすめ9選でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

POSレジの打ち方の流れ

ここでは、POSレジの具体的な打ち方を説明します。商品データをPOSレジに登録する作業から、最後の会計まで解説しています。

商品データを登録

商品のバーコードをバーコードリーダーでスキャンします。ピッと音が鳴り、画面に商品情報が表示されたら登録完了です。POSレジでは、バーコードスキャンをしなければ会計されません。バーコードがある商品は必ずスキャンをしましょう。

次に、バーコードがない場合のレジの打ち方を説明します。

商品を選択

もし、商品にバーコードが付いていなければスキャンの代わりにあらかじめ登録された商品ボタンを押したり、商品番号を手入力したりしてレジ打ちします。 商品番号を手入力する際は、番号を間違えないようにしましょう。

預かり金を登録

すべての商品をスキャンして、小計ボタンを押すと合計金額が表示されます。お客様に合計金額を伝え、お金を受け取ったらPOSレジに預かり金額を入力します。 このとき、預かり金額を間違えるとお釣りの金額が変わりますので、入力金額が間違っていないか確かめましょう。

また、お客様によっては現金ではなくクレジットカードや電子マネー決済を選ばれる場合があります。クレジットカードは読み取り端末にカードを挿し込み、お客様に暗証番号の入力またはサインをお願いします。

一方、電子マネーには3種類の決済方法があります。1つ目は読み取り端末にスマートフォンをかざしてもらう方法です。2つ目は店舗で用意したQRコードを読み取ってもらいます。3つ目はスマートフォンに表示されたバーコードをスキャンする方法です。お客様の決済方法に合わせてレジ操作しましょう。

会計完了

現金であればお釣りとレシートを渡して会計完了です。クレジットカードは、レシートとご利用明細を渡すと会計完了します。 なお、スマートフォンによる電子マネー決済はレシートのみで、ご利用明細は出てきません。

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POSレジの種類ごとの特長と使用方法

POSレジには以下3種類があります。

  • タブレットPOSレジ
  • ターミナル型POSレジ
  • パソコン型POSレジ

それぞれ、導入コストや搭載された機能が異なるため詳しく解説していきます。物販を基本とするアパレルやコンビニなどは会計と在庫管理機能がおもに使われますが、クリニックや飲食店などはスタッフのシフト管理や顧客の予約管理が求められます。業種によってPOSレジの使い方が変わるので、自店舗に合ったPOSレジを選びましょう

タブレットPOSレジ

タブレットPOSレジの特徴は、省スペース・低コストな点です。 スマホやタブレットのデバイスにPOSシステムをインストールし、デバイスをレジとして利用します。必要な周辺機器はキャッシュドロアやカードリーダー、レシートプリンタなどで、サイズはコンパクトです。初期費用は0円〜50万円未満で、必要な機能を追加できるためカスタマイズしやすいPOSレジとなっています。 しかし、メーカーによってサービス内容が異なるため、必要な機能がついているか吟味する必要があるでしょう。

なお、タブレットPOSレジを利用する注意点は「店舗内にインターネット環境があること」「デバイスとアプリの相性」の2点が挙げられます。あまりにも古いデバイスではアプリ対応していない場合がありますので、ご注意ください。

ターミナル型POSレジ

ターミナル型POSレジの特徴は従来の使い方と似ており、高額という点です。 コンビニやスーパーなどの小売店に見られる据え置き型のレジで、外観は従来のレジのようになっています。内部にはPOSシステムが搭載されていますが、使い方は従来のレジと似ているため、パートの方でも慣れるのに時間がかかりません。初期費用は50万円〜150万円と高額ですが、店舗に合わせた機能をカスタマイズできるため、業務効率化や生産性向上が見込めるでしょう。

なお、ターミナル型POSレジには、キャッシュドロアやレシートプリンタもついてくるので用意する必要がありません。 しかし、従来のレジと見た目が変わらないので、レジの位置は固定化されてしまいます。

パソコン型POSレジ

パソコン型POSレジの特徴は、パソコンをレジ化できる・レジを使わないときはパソコンとして使える点です。 タブレットPOSレジと同様に、パソコン型POSレジはパソコンにPOSシステムをインストールして利用します。キャッシュドロアやカードリーダー、レシートプリンタは別途用意しなければなりません。

また、初期費用はタブレットPOSレジと同様に0円〜50万円程で、既存のパソコンを利用する場合は導入コストを抑えられます。操作方法は、従来のレジとは別物のためパソコン操作ができなければ使いこなすのに時間がかかるでしょう。

まとめ

POSレジでできることや操作方法について紹介しました。 在庫管理やマーケティングの精度を上げたければ、POSレジの導入は必須でしょう。 POSレジ1つで「会計」の他に「在庫」や「顧客情報」を管理し、分析できるようになります。1つのデバイスで仕事ができるようになれば、スタッフの業務効率化につながるのです。また、属人化した業務を生み出さない仕組みができるため、企業にとっても大きなメリットになるでしょう。

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セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.

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セカンドラボ株式会社の社員。病院・介護施設のDX&業務効率化オタク。実は中小企業診断士です。毎日医療福祉施設向けの製品やサービス、企業の調査研究を行っています。


フリーランスWEBライター

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元高校国語教師。3年ほど教育現場で働き、フリーランスWEBライターとして独立。様々なメディアで記事を制作。ディレクターとしても活動。個人でブログも運営しており、情報発信も行なっています。

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