【2023】中小病院向け電子カルテ17選|選び方やメリットまで

更新日 2023.04.13
投稿者:豊田 裕史

病院規模にあった電子カルテの比較・選定で以下のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

「製品数が多すぎてどれがいいのかわからない」

「病院の規模にあった電子カルテを選びたい」

「中小規模の病院におすすめの電子カルテを知りたい」

本記事では、そういったお悩みを持つ方向けにおすすめの中小病院向け電子カルテの機能や価格、特徴を紹介していきます。

  • 導入実績
  • 価格
  • 使いやすさ
  • 自院にあった機能が搭載されているか
  • 保守・サポート力

電子カルテを選ぶのに大切な上記の5項目を軸に中小病院におすすめの電子カルテを選定しました。これから電子カルテの導入を検討されている方や電子カルテの入れ替えを検討されている方はぜひご一読ください。

【人気4選】今選ばれている中小病院向け電子カルテ比較表

まず最初に、中小病院で人気の電子カルテ4製品をご紹介いたします。

製品名 Medicom-CK セコム・ユビキタス電子カルテ 電子カルテシステムER HOPE Cloud Chart II
メーカー名 ウィーメックス株式会社 セコム医療システム株式会社 株式会社ワイズマン 富士通株式会社
導入形態 クラウド クラウド オンプレミス クラウド
導入実績 要問合せ 673件
(2022年4月時点)
281件
(※療養型病院で53件、ケアミックス病院で69件の導入実績)
要問合せ
費用 要問合せ 要問合せ 要問合せ 要問合せ
IT導入補助金2023
セキュリティ認証 ISO/IEC 27001 ISO/IEC 27001
JIS Q 15001
プライバシーマーク ISO/IEC 27001
プライバシーマーク
サポート体制
  • 全国43営業拠点
  • 全国約95拠点の販売代理店
  • 全国約70拠点の保守サービス会社
  • 経験豊富なスタッフによる導入支援・研修
  • リモート操作サポート
  • 導入サポート
  • 操作サポート
  • トラブルサポート
要問合せ
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中小病院向け電子カルテ比較17選

中小病院向けにおすすめの電子カルテを17個ご紹介します。比較した上で、自施設に最適なものを選びましょう。

Medicom-CK|ウィーメックス株式会社

Medicom-CK

出典:Medicom-CK https://www.phchd.com/jp/medicom/hospitals/mcck

レセコン全国シェアトップのウィーメックスの開発した電子カルテがMedicom-CKです。

PCに限らずタブレットやスマートフォンなど様々なデバイスで使用できるため、院外でも患者情報にアクセスできます。自宅や出張先で気になったことを調べる時に、後回しにする必要はありません。

また、中小病院に特化した機能として、患者情報の一括入力や受診前の情報管理機能などもあり、遠隔での導入支援サービスも備えています。業界トップシェアを誇る会社ならではの知見が詰め込まれたサービスと言えるでしょう。

Medicom-CKの比較ポイント

  • マルチデバイスでの操作が可能
  • 患者情報の一括入力や受診前の情報管理機能を完備
  • 遠隔での導入支援サービスあり

製品情報

連携レセコン 分離型
カルテ作成サポート 患者情報の一括入力・閲覧機能
文書作成サポート 標準パッケージとして使用可能
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 Microsoft Edge・Google Chrome
サポート体制 全国ネットでのサービス体制

セコム・ユビキタス電子カルテ|セコム医療システム株式会社

セコム・ユビキタス電子カルテ

出典:セコム・ユビキタス電子カルテ https://medical.secom.co.jp/it/karte/ubiquitous/

警備会社で知られているセコムグループが提供する電子カルテシステムが、セコム・ユビキタス電子カルテです。ITトレンド Good Productバッジを受賞しており、ユーザーからも高く評価されています。

システム面での安全性が高いのも特徴です。セコムが運営する災害対策十分なデータセンターでデータを保管します。

また、セコムの専用回線「ヘルスケアネット」をネットワークに使用するため、回線障害や災害が起こった時でも安心して使用可能です。データ、回線のバックアップも十分で、どんな状況でも使用できるシステムと言えるでしょう。

セコム・ユビキタス電子カルテの比較ポイント

  • 障害や災害に強いヘルスケアネットを使用
  • WEB予約システム、リハビリシステムなど様々なシステムと連携可能
  • ITトレンド Good Productバッジを受賞し、多くのユーザーから評価されている

製品情報

連携レセコン 分離型
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 透析支援システム・リハビリシステム・WEB予約システム
推奨環境 MAC・Windows
サポート体制 サポート機能あり

Open-Karte Cloud|富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社

Open-Karte Cloud

出典:Open-Karte Cloud https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/emr/medical-solution/open-karte-cloud

医療機器メーカーである富士フィルムが提供する電子カルテが、Open-Karte Cloudです。訪問診療や介護施設との連携もできます。

また、チームでの使用を意識したシステムが特徴です。例えば、診療情報を俯瞰できる診療カレンダー機能が標準で搭載されています。クリニカルパスがイメージされており、治療経過を個別で確認する必要がありません。時系列で俯瞰して見ることができ、スタッフ間でも情報を簡単に共有できます。

また、トータルパッケージシステムを採用しているため、部門ごとの支援機能搭載もあります。もちろん選択可能です。後からサービスの拡張もできます。診療科の多い地域の病院などにおすすめのシステムです。

Open-Karte Cloudの比較ポイント

  • 診療カレンダーが標準搭載
  • 部門ごとの支援機能を選択可能
  • 担当者1名がつく専任サポートあり

製品情報

連携レセコン 分離型
カルテ作成サポート アシストビュー機能あり
文書作成サポート アシストビュー機能あり
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 Microsoft Edge・Google Chrome
サポート体制 専任サポートあり

電子カルテシステムER|株式会社ワイズマン

電子カルテシステムER

出典:電子カルテシステムER https://www.wiseman.co.jp/medical/products/er.html

見やすく使いやすさが特徴で全国280以上の施設に導入実績のある電子カルテが、電子カルテシステムERです。カルテ2号紙をイメージした電子カルテのため、初めての操作でも迷いません。これまでの紙のカルテと同じように使用できます。

さらに、病院の規模やスタイルに合わせてのカスタマイズも可能です。ペンタブレットでの手書き入力にも対応しており、重要な情報に付箋を貼ることもできます。紙の使い心地をそのまま移行しており、機械が苦手な方でも使用しやすい電子カルテシステムです。

電子カルテシステムERの比較ポイント

  • カルテ2号紙をイメージした電子カルテを採用
  • 付箋機能で注意事項を見逃さない
  • 過去情報をそのまま引用可能

製品情報

連携レセコン 一体型
カルテ作成サポート テンプレート機能あり
文書作成サポート 定型文入力機能あり
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 専用サイトあり

HOPE Cloud Chart II|富士通株式会社

HOPE Cloud Chart II

出典:HOPE Cloud Chart II https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/healthcare/products/cloudchart2/

システム構築に強みのある富士通が提供するサービスが、HOPE Cloud Chart IIです。ユニバーサルデザインに基づいた優しいユーザーインタフェースを開発しているため、感覚的に電子カルテを書けます。

また、データ管理やセキュリティにも強みがあります。24時間365日サーバーやネットワーク状況を監視しているため、サーバートラブルがほとんど起こりません。

また、日本品質保証機構の「データセンター安全対策適合照明」も取得しており、データ漏洩の心配もありません。安全面に信用のおけるシステムと言えるでしょう。

HOPE Cloud Chart IIの比較ポイント

  • 感覚的に入力できる優しいインターフェイス
  • データセンター安全対策適合照明取得
  • ヘルプデスクあり

製品情報

連携レセコン 一体型
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 ヘルプデスクあり

blanc|JBCC株式会社

blanc

出典:blanc https://healthcare.jbcc.co.jp/product/blanc.html

Web電子カルテ稼働実績トップのEcruのクラウド版がblancです。Ecruの実績を元にシステムが作られているため、使いやすさに定評があります。

電子カルテ紹介状や診断書などの定型文書を自動作成できる機能があり、テンプレート化も可能です。作成途中の文書作成状況のステータスの確認もできるため、登録漏れも防げます。

さらに、オーダー機能も搭載されています。セットを登録すればワンクリックでオーダーできるため、時間がかかりません。業務効率化に強い電子カルテシステムと言えるでしょう。

blancの比較ポイント

  • 定型文書の自動作成機能あり
  • セットを登録することでワンクリックでのオーダーが可能
  • 24時間365日のサポート体制あり

製品情報

連携レセコン 一体型
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート テンプレートあり
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 24時間365日サポート体制あり

HAYATE/NEO(ハヤテネオ)|株式会社ファルコバイオシステムズ

HAYATE/NEO(ハヤテネオ)

出典:HAYATE/NEO(ハヤテネオ) https://www.hayate-neo.jp/

HYATE/NEOは、ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2019を受賞した電子カルテシステムです。特徴としては、高い検索性が挙げられます。タグ機能がついており、オーダーや処理ごとに分類できるため、簡単に情報を探し当てられるからです。

タグは自動で付与されるものもあれば、自分でつけられるものもあります。さらに、7色あるため、識別に時間がかかりません。

ひと目で直感的に認識することが可能です。これらのタグは、カルテ・患者情報・文書などにも使用することができます。情報に辿り着きやすいという特徴を持つシステムです。

HAYATE/NEO(ハヤテネオ)の比較ポイント

  • タグ機能で高い検索性を実現
  • 患者氏名からの自動連携機能あり
  • 24時間365日のサポート体制

製品情報

連携レセコン 分離型
カルテ作成サポート テンプレート・文例機能あり
文書作成サポート 患者氏名との自動連携あり
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 24時間365日対応

Henry|株式会社ヘンリー

Henry

出典:Henry https://lp.henry-app.jp/

電子カルテの中でも最後発で開発されたのがHemlyです。楽天などのIT企業で開発を担ってきたメンバーにより開発されました。直感的な画面設計と操作性の快適さが特徴です。スピーディにシステムが動くという評価も多数あり、カルテテンプレートも豊富で外部機器との連携も可能です。

また、サポート体制にも問題はありません。医療従事者が在籍するチームが導入のサポートやLINEなどでの問い合わせにも関わっているからです。

さらに、レセプトコンピューターからのデータ移行の実績も豊富です。使いやすく、機能性の高い電子カルテと言えるでしょう。

Henryの比較ポイント

  • 直感的な操作とスムーズに動くシステムが特徴
  • カルテテンプレートの数が豊富
  • LINEなどでのサポートにも対応

製品情報

連携レセコン 一体型
カルテ作成サポート テンプレートあり
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 Google Chrome、Windows、Mac
サポート体制 オンラインサポートあり

MALL|株式会社パシフィックメディカル

MALL

出典:MALL https://pcmed.jp/

MALLはカスタマイズ性に優れた電子カルテシステムです。問診票などのテンプレート登録はもとより、カルテ画面もカスタマイズできます。

カルテ画面の選べるレイアウトは2664種類。自施設にあった機能を選択し、自由にレイアウトを決められます。

また、他社機器との連携性にも優れています。150社以上の他社のシステムや検査機器と連動させられるため、柔軟に対応可能です。

MALLの比較ポイント

  • 問診票のテンプレート化可能
  • カルテ画面のカスタマイズ性に優れている
  • 150社以上の他社システムと連動可能

製品情報

連携レセコン 一体型
カルテ作成サポート テンプレート化可能
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 他社150社以上と連携可能
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 全国で担当者がサポート

MegaOakSR|日本電気株式会社(NEC)

MegaOakSR

出典:MegaOakSR https://jpn.nec.com/medical_healthcare/solution/sr/index.html

スタンダードな機能を詰め合わせた電子カルテシステムが、NECの提供するMegaOakSRです。電子カルテ、医療事務、オーダリングなどの標準的な機能を備えています。

また、大手メーカーのNECが提供するシステムのため、セキュリティ面に強みがあります。24時間365日の保守運用により安全なデータ運用を実現しています。

さらに、4系統のバックアップにより、障害発生時にデータを取り出せなくなる懸念はありません。標準的なシステムかつデータの堅牢性に強みのあるシステムと言えるでしょう。

MegaOakSRの比較ポイント

  • 電子カルテ、医療事務、オーダリングなどの標準的な機能を備えている
  • 4系統のバックアップにより堅牢性のあるシステムを構築
  • 機能強化はデータセンターにて一括で実施するためアップデート不要

製品情報

連携レセコン 一体型
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 要問い合わせ

MI・RA・Is/AZ|株式会社シーエスアイ

MI・RA・Is/AZ

出典:MI・RA・Is/AZ https://www.csiinc.co.jp/solution/mirais_cloud/

オンプレミス型の電子カルテシステムであるMI・RA・Is/AZのクラウド型サービスが、MI・RA・Is/AZ for Cloudです。

MI・RA・Is/AZは全国800以上の施設での導入実績があります。ユーザー会などで日々のアップデートも行っており、その知見がクラウドシステムにも反映されています。

また、サーバーはデータセンターで一括管理しているため、保守運用が負担になりません。人員削減により業務効率化につなげられるシステムと言えるでしょう。

MI・RA・Is/AZの比較ポイント

  • MI・RA・Is/AZの知見が詰め込まれたクラウドサービス
  • サーバーはデータセンターで一括管理
  • 高セキュリティネットワークを使用

製品情報

連携レセコン 一体型
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 要問い合わせ

ウェブカルテ|株式会社医療情報システム

ウェブカルテ

出典:ウェブカルテ https://webkarte.iryojoho.jp/

ライセンスフリーの電子カルテシステムがウェブカルテです。導入すると買替不要で更新費用はかかりません。小さく導入して長く使用できます。

さらに、各種補助金の対象になっています。例えば、一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)の「生産性向上設備(ソフトウェア)」【A類型】やIT導入補助金における「ITツール(ソフトウェア)」【申請類型】A類型などです。費用を抑えて導入できるシステムと言えるでしょう。

ウェブカルテの比較ポイント

  • 一度導入すると更新費用が不要
  • 複写機能があり使いやすい
  • 各種補助金の対象となりコストを抑えてシステムを導入できる

製品情報

連携レセコン HOPE・ORCA・MLA
カルテ作成サポート 入力済みデータの複写機能
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 介護システム、リハビリ支援システム、部門システム
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 窓口あり

AHIS|株式会社エイトス

AHIS

出典:AHIS https://ahis.aits.jp/

日医ORCAを導入している病院におすすめの電子カルテがAHISです。

データ移行やデータを移行できるため、スムーズかつ低コストで使用できます。カスタマイズにも対応しており、自施設にあったシステム体系にすることも可能です。ドラッグ&ドロップでカルテ入力ができるため、使い心地もいいのも特徴的です。

また、IT導入補助金2023の対象にもなっています。コストを抑えたい病院におすすめのシステムです。

AHISの比較ポイント

  • 日医ORCAからデータ移行が可能
  • カスタマイズにも対応
  • IT導入補助金2023の対象となっており、コストを抑えての導入が可能

製品情報

連携レセコン ORCA
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 サポートセンターあり

電子カルテシステムER|株式会社メディカルJSP

電子カルテシステムER

出典:電子カルテシステムER https://jsp.ne.jp/product/iji-hospital/system-er/

100床〜200床規模の病院におすすめの電子カルテが、電子カルテシステムERです。院内の情報を一元化でき、情報共有をしやすいシステムになっています。

電子カルテの記入方法は、カルテ2号紙がベースです。そのため、紙と同じように入力できます。

また、電子カルテは、過去カルテや入院カルテを見ながら入力可能です。情報を集約させながら入力できるため、効率的に業務を進めることができるシステムと言えるでしょう。

電子カルテシステムERの比較ポイント

  • カルテ2号紙がベースの入力しやすいインターフェース
  • 情報を集約させながらの入力が可能
  • テンプレート入力、候補入力、シェーマ入力など

製品情報

連携レセコン 要問い合わせ
カルテ作成サポート テンプレート入力、候補入力あり
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 コールセンターあり

MiNARiS|株式会社ミナリス

MiNARiS

出典:MiNARiS https://www.minaris.co.jp/

中小病院の予算に配慮して作られた電子カルテがMiNARiSです。ライセンス費、導入費用、初期費用の安さに定評があります。

その理由は、マニュアル化された導入作業とリモートでのサポートにあります。導入サポートには、多くの人員が必要です。時間的な拘束も多くなりがちですが、リモートにすることで導入に関わる人員を減らし、求めやすい価格帯を実現しています。

さらに、3省4ガイドラインに適合しています。費用を抑えつつもセキュリティ面での抜かりはありません。安心して導入できるシステムと言えるでしょう。

MiNARiSの比較ポイント

  • リモートでの導入サポート
  • 求めやすい価格が特徴
  • 3省4ガイドラインに適合

製品情報

連携レセコン 分離型
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 保守サポート・データ活用サポート・経営改善サポートあり

A-CHART|株式会社アクトシステムズ

A-CHART

出典:A-CHART https://www.act-s.co.jp/a-chart/

低価格で運用できる電子カルテシステムが、A-CHARTです。専用のICカードがあればどのパソコンからでもシステムにログインできます。

効率よく、場所を選ばずに作業することが可能です。さらに、カルテの閲覧と同時に編集もできます。

閲覧しているとカルテへの記入が制限され、業務の遅れにつながることは少なくありません。別の場所にいるスタッフが見ながらでも、記入できるためスピーディーに業務を遂行できます。

A-CHARTの比較ポイント

  • 紙カルテと同じレイアウトの電子カルテ
  • ICリーダーがあればどのパソコンからもアクセス可能
  • カルテ閲覧中でも編集可能

製品情報

連携レセコン 分離型
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 要問い合わせ

医次元|株式会社キャピタルメディカ

医次元

出典:医次元 https://ijigen.jp/

中小病院の予算をヒアリングした上で価格設定している電子カルテが、医次元です。導入までの期間を短縮することで、大手病院向けの製品の半額以下の価格を実現しています。

また、サポート体制も十分です。24時間365日のサポートセンターを設けており、導入時のサポートもあります。

「予算面は厳しいけど電子カルテを導入したい」と悩んでいる病院におすすめのシステムと言えるでしょう。

医次元の比較ポイント

  • 低価格での導入が可能
  • カスタマイズを最小限にすることで短期間での導入を実現
  • 経営分析ツールなどの運用支援サービスが充実

製品情報

連携レセコン 分離型
カルテ作成サポート 要問い合わせ
文書作成サポート 要問い合わせ
システム・機器との連携範囲 要問い合わせ
推奨環境 要問い合わせ
サポート体制 24時間365日

中小病院の電子カルテに必要な機能は?

中小病院の電子カルテに求められる機能は、データ管理のしやすさです。現在では、予約/問診/受付など様々なシステムと連携が可能で、業務効率化のツールになっています。

その中でも、新しく登場したクラウド型は、新規のサーバー設置は必要ありません。ネット回線があれば導入できるため、低コストで運用可能です。院内外問わず管理もできます。

さらに、部門連携機能など用途に合わせた中小病院向けの電子カルテも多く登場しています。施設の課題と予算に合わせて、電子カルテシステムの導入が実現可能です。

中小病院向け電子カルテの選び方

それでは、どのように電子カルテを選べばいいのでしょうか。以下の7点が選ぶポイントとなります。

  • 使うレセコンの種類
  • 連携する機器・システム
  • 利用可能なOS・端末
  • 部門連携機能をどこまで活用したいか
  • 文書作成をどう便利にしたいか
  • カルテ作成をどう便利にしたいか
  • サポート体制

電子カルテについては【2023】電子カルテ比較53選|選び方や価格、導入メリットまででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

まとめ

中小病院向けの電子カルテシステムは多種多様です。機能や価格によって特徴が大幅に変わります。合わないシステムを導入すると多くの時間と費用が失われます。予算や必要な機能を見極めてシステムを選ぶようにしましょう。

電子カルテ選びの専門知識・時間がない方

コンシェルジュが代わりに探してご案内します!

業界に精通したコンシェルジュが、希望条件をお伺いし、ピッタリなメーカー・製品をご案内。時短&手間ナシで情報収集が可能です。相場観や補助金情報などのご質問にもお答えします。


セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.

URL:https://twitter.com/toyoda_2ndLabo

セカンドラボ株式会社の社員。前職では都内近郊の医療機関を中心に医療機器の営業。日々、医療福祉施設向けの製品やサービス、企業の調査研究を行っています。


フリーランスWEBライター

URL:https://twitter.com/kakeru5152

元高校国語教師。3年ほど教育現場で働き、フリーランスWEBライターとして独立。様々なメディアで記事を制作。ディレクターとしても活動。個人でブログも運営しており、情報発信も行なっています。

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