医療機関にとって、レセプトを正しく点検することは経営を守るためにも大切な仕事です。しかし、日々の忙しい業務の中で、すべての項目を目で見て確認し続けるのは決して楽なことではありません。
こうした作業の負担を軽くし、返戻や査定のリスクを減らすために欠かせない存在となっているのが、全国22,000以上の医療機関で導入されている『Mighty Checker(マイティーチェッカー)』です。
トップシェアを誇るこのソフトが、なぜこれほど多くの現場で選ばれ続けているのか。本記事では、メーカーの方に直接お話を伺い、マイティーチェッカーだからこそ実現できるメリットや、独自の強みを詳しくまとめました。ほかのソフトとの違いについても触れていますので、自分のクリニックや病院に合った点検の進め方を考える際の参考にしてください。
マイティーチェッカーの開発・販売を行っている株式会社エーアイエスは、レセプトチェックソフトの開発会社最大手です。マイティーチェッカーは複数の種類を提供しており、最新の「Mighty Checker EX」は、レセプト点検×AIを実現した次世代レセプトチェックシステムとなっています。
Mighty Checkerシリーズは全国22,000以上の医療機関で導入されており、信頼性と満足度が高い製品です。業務効率化はもちろん、精度の高い点検結果を提供してもらえます。
| 会社名 | 株式会社エーアイエス |
|---|---|
| 製品シリーズ |
|
| 料金・価格 | 要お問い合わせ |
| 診療報酬改定対応 | ○ |
| 縦覧・突合点検 | ○ |
| 対応施設 | 病院・クリニック |
| 提供形態 |
|
| 動作保証環境 | Windows11/WindowsServer2022 Windows10 Windows8.1 Windows7(HomePremium以上) |
| 導入実績 | 全国22,000以上の医療機関で導入 |
| サポート体制 | 月次更新あり(クラウドは自動更新) |
Mighty Checker EXを導入したクリニックの事例は、こちらの記事で紹介しています。レセプト業務の属人化に悩むクリニックにとって大変参考になる内容となっています。あわせてご一読ください!
ここでは、マイティーチェッカー導入のメリットをそれぞれ解説していきます。
主なメリットは以下の3つです。
ミスが起きやすい「突合点検」や過去のレセプトまで見直す必要がある「縦覧点検」の他、気付きづらい「算定日チェック」も、マイティーチェッカーであれば高精度の点検結果を出すことが可能です。
ペーパーレスによる経費削減の他、標準搭載の「算定支援機能」では、病名や診療行為・請求内容から各種加算や管理料などを算定できる可能性がある部分にアラートが出るようになっています。
通常のレセプト作業では、記載漏れや病名漏れなどを見つけるのが主な作業となり、点数アップの視点は持ちづらいものです。
マイティーチェッカーは、レセコンで作った電子レセプトから疑義のレセプトを抽出するだけではありません。たとえば、適応候補病名の表示によってガイドされるため、作業時間短縮・業務負担の削減効果が期待できます。
ここでは、マイティーチェッカーの機能と特徴を、以下の5点に絞って解説していきます。
マルチレセプト表示機能が搭載されており、1画面に点検時エラーがかかったレセプトと、該当患者の過去のレセプトを自動的に並べて表示することが可能です。従来の点検方法で手間がかかっていた縦覧での確認が楽になり、作業時間も大幅に短縮できます。
また、エラーがかかったレセプトと自動表示されたその患者の過去のレセプトそれぞれに、縦覧エラー番号を付与して『 対 』 にすることで、より一層縦覧点検を行いやすくすることが可能です。
例えば、ネキシウムカプセルやタケキャブ錠などのPPI製剤は処方できる期間が決まっており、病名の変更が必要な場合があります。このような場合も過去のレセプトが右側に表示されるので、左右のレセプトを見比べるだけでOKです。
「この薬の処方は8週を超えてるから病名を変える必要がある」と確認することができます。過去のレセプトは最大12ヶ月分蓄積できるため、簡単にさかのぼることができます。
「どうやって算定したらいい?そもそもうちで算定できる?」といった疑問を、レセプト点検後のエラーメッセージをクリックすることで、エーアイエスが独自にまとめた保険ルールでわかりやすく解説してくれます。
検索辞書機能と併せて活用すれば、レセプト点検業務の経験が短い方でも保険知識をわかりやすくご理解することが可能です。
付箋機能を活用することで、自由にメッセージをレセプトに添付可能です。メッセージの文字でのレセプト検索・抽出も行えます。ステータス機能では、「確認済」「承認依頼」などを素早く見分けられるのでレセプト点検作業をより効率的に行うことが可能です。
未確認のレセプトだけ絞り込んで表示することもできるので、ダブルチェックやスタッフが確認後、医師が確認する場合も手間がかかりません。そのため、わざわざ紙に印刷してスタッフが医師に持っていく必要がなくなります。
ワンクリックでどの項目が査定・返戻されてしまったのか自動で集計してくれます。1年分のデータを蓄積できるため、「この項目は毎月返戻されているな」「この項目は先月から急に返戻されるようになっているな」など、データを年間を通して分析することが可能です。
この表から、該当患者のレセプトに飛んだり、カスタマイズしたりすることもできます。
点検分析結果は、パレート図・トレンド分析グラフ・疑義項目別金額推移で確認することが可能です。あらゆる角度から分析ができるため、より効率的な対応を導き出せます。
ここでは、最初の「Mighty Checker EX(マイティー チェッカー イーエックス)」と、従来版の「Mighty Checker PRO Advance(マイティー チェッカー プロ アドバンス)」の機能面を比較していきます。
以下の機能は「Mighty Checker EX(マイティー チェッカー イーエックス)」のみに搭載されています。
| Mighty Checker EX | Mighty Checker PRO Advance | |
|---|---|---|
| 診療報酬改定対応 | ◎ | ◎ |
| 縦覧点検 | ◎ | ◎ |
| 査定返戻分析 | ◎ | ◎ |
| 新規ルール追加 | ◎ | ◎ |
| 月次更新 | 〇※インターネットからダウンロード | 〇※インターネットからダウンロード |
| 付箋機能 | ◎ | × |
| データバックアップ | 〇 | 〇 |
| 複数台使用 | 〇※ライセンスフリー院内のみ | 〇※ライセンスフリー院内のみ |
| 継続使用料 | 年次更新 | 年次更新 |
| レセプトチェックステータス表示 | ◎ | × |
| 点検ポイント | ◎ | × |
ここでは、マイティーチェッカーと他の人気レセプトチェックソフトを比較しています。
マイティーチェッカーは複数のシリーズがあるため、医療機関の用途・運用に合わせて導入可能です。特に「マイティーチェッカーEX」は、「レセプト×AI」を実現した次世代レセプトとなっており、最新の技術を駆使してレセプトチェックを行えます。
その他のレセプトチェックと比較してい見たい方はこちらの記事をご覧ください。主要なレセプトチェックソフトの特徴をまとめて紹介しています。
全国の病院の約50%で導入されているマイティーチェッカーは、規模の大きい医療機関ほど、その導入効果をより実感しやすい特徴を持っています。特に、毎月膨大なレセプトの処理に追われる病院において、主に次の2点が支持されています。
本システムは親機1台に対し、ネットワークで繋がった複数端末(子機)での同時点検が可能です。独自の点検ルールの作成や追加設定も、親機1台に登録すればすべての子機に即座に反映されるため、端末ごとに更新する手間が省け、全員が常に同じ基準で業務を行えます。この親機1台による一元管理は、大人数で運用する現場の業務効率化に直結します。
また、エラーに対して「確認済」「保留」などのステータス入力や、付箋機能も搭載されており、複数人でのチーム作業をサポートします。
提出前と提出後の両面からアプローチする分析機能が、病院のレセプト業務をサポートします。
レセプトを取り込むと、査定リスクや追加算定の可能性が視覚的にグラフ化されます。「件数は少なくても1件あたりの査定単価が高いエラー(高額な注射薬の病名漏れなど)」を一目で把握できるため、月間数万枚を処理する病院でも、単価の高いエラーから優先的に修正して点検時間の短縮と収益改善を図れます。
また、画面データはそのまま紙に印刷(紙出し)可能です。発生件数や損失額などの具体的な資料を保険委員会等で共有できるため、医事課から医師への病名入力に関する説明がスムーズになり、病院全体の収益意識向上をサポートします。
オンライン請求後にダウンロードできる増減点連絡書などのデータを取り込むことで、過去1年間にわたる査定金額や傾向を自動で集計・分析できます。
事前の点検結果と審査機関からの返戻結果を並べて比較・確認する機能も備わっており、審査基準の変化に合わせて次回の点検ルールを改善していくことが可能です。提出前だけでなく提出後も含めた両面からのアプローチにより、病院のレセプト業務を継続的にサポートします。
マイティーチェッカーは、外来や入院に加え、算定ルールが複雑な在宅診療の点検作業にも対応しています。
在宅医療で起こりやすい医学総合管理料の患者数の確認、各種加算の算定漏れ、数ヶ月にわたる処方薬(PPI製剤など)の病名チェックなど、目視だけでは見落としがちなミスを防ぐ機能が備わっています。
ミスの可能性がある部分をソフトが自動で見つけるため、点検の精度を上げると同時に業務の効率化を進めることができます。在宅クリニックでの活用方法や、対策できる算定ミスの詳細については下記の記事をご覧ください。
*Mighty Checker EXの画面を表示しながら説明する株式会社エーアイエスの担当者様
マイティチェッカーのメーカーである株式会社エーアイエスの担当者様にお話しをうかがいました。Mighty Checker EXの強みや機能について話を聞くことができました。
「マルチレセプト機能」、点検後のエラーメッセージに保険ルールが表示される「点検ポイント機能」、確認済みなど点検のステータスを管理できる「ステータス機能」の3点です。これまでMighty Checkerシリーズでお使いいただいた病院様のリプレイスを中心に、導入が進んでいます。
Mighty CheckerPROよりもレセプトの読み込み速度が改善している点も、ユーザーの病院様に喜んでいただけます。あくまで参考値ではありますが、Mighty Checker EXで50,000枚のレセプト点検をすると、約1時間で点検が完了します。
医師が記入した病名や請求内容から、算定できる可能性がある加算や管理料の候補を抽出できます。医療機関が取りこぼしている可能性のある加算を指摘することができます。
他には、重複病名のチェック機能もあります。各団体の資料や添付文書を基にしたデータベースで、数万のチェック項目に対応したシステムになっています。
レセコン端末にインストールして使っていただく運用を推奨しています。病院の方針によっては、レセコン端末と別の端末にMighty Checkerをインストールして使っている施設もあります。
レセプトチェックをかけるタイミングとしては、病院様の運用次第ですが、審査支払基金への提出までに2回ほどチェックをしている病院が多いです。具体的には、①毎月20日頃までに当月分の全レセプトを総点検②翌月の月初(レセプト期間、1日〜10日)に改めて総点検、のステップを踏んでいます。毎日レセプトチェックを実施して、月初のレセプト修正を最小限にできている事例もあります。
他社製品だとレセプトの種類ごとに点検をかける必要があると聞きますが、マイティチェッカーでは入院・外来に加え、DPCレセプトなどレセプトの種類に関係なく一括でチェックをすることが出来ます。6万枚のレセプトを読み込んで使用している病院の実績もありますので、たいていの医療機関様では一度の読み込みで作業が完了できます。
複数台のレセコン端末で点検結果を見られるのも、弊社の強みです。医療機関ではレセコン端末が複数台あることが普通だと思いますが、チェックソフトの点検結果を1つのレセコン端末でしか見られない製品もあると聞いています。
Mighty Checkerを使えば、点検結果を紙で出力して確認する必要がないので、ペーパレスな運用を実現できます。
言うまでもなく、レセプト業務は医療機関の収入に直結する大切な業務です。人手不足でお悩みの医療機関様は多いと思いますが、レセプトチェックソフトを導入すれば、現在の人数のままでレセプト点検業務を無理なく行うことが出来るかもしれません。
クリニックでも病院でも、レセプトの間違いを最小限にできる日々の業務フローを構築することが大切です。自院のレセプト業務の課題を洗い出すところからのスタートでも結構ですので、ぜひお問い合わせください。
マイティーチェッカーについて解説しました。 支払い審査機関もコンピューターによるレセプトチェックの方針を示している中、今後もクリニックを中心にレセプトチェックソフトの導入が進むことでしょう。
マイティチェッカーEX、マイティチェッカーPROなど複数の製品ジャンルをそろえているので、詳細が気になった方は、ぜひお問い合わせください。