温冷配膳車の価格はどのくらい?|選定のポイントも紹介

更新日 2022.11.30
投稿者:豊田 裕史

医療機関や介護施設において温冷配膳車は広く使われています。ただ、温冷配膳車は約50年前に日本で導入されて以来、1年ごとに温冷バージョンアップを続けています。そのなかで、今回は最新のモデルとその価格について紹介していきます。

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温冷配膳車の価格相場

温冷配膳車の価格は、大きさによって変わります。100万円〜500万円と価格の幅も大きいため、予算の検証が重要です。以下で、サイズごとの価格を解説します。

標準サイズの温冷配膳車の価格

温冷配膳車は仕様とサイズによって、価格が変わります。最も利便性が高い仕様が自走式の温冷配膳車です。標準のトレイ収納数は32膳前後です。その場合の価格は、400万円からとなります。

一方で、手動式の場合は、自走式ほど高価ではありません。一般的に、300万円から400万円となります。パワーアシストはついていますが、手動で配膳車を引いていく必要があるため、身体面に負担がかかるのがデメリットとなるでしょう。

小型の温冷配膳車の価格

温冷配膳車には小型のタイプもあります。サイズにより価格は変動しますが、250万円から400万円が相場です。メインのサイズは24膳からとなっていて、小型の施設でも使用しやすいサイズ感になります。また、小型の温冷配膳車は、サイズやメーカーによって価格が異なります。詳細についてはメーカーに確認するようにしましょう。

温冷配膳車の価格一覧表

メーカー 株式会社Fujitaka 株式会社フジマック 株式会社マルゼン ホシザキ株式会社 タニコー株式会社 エレクター株式会社 PHC株式会社 株式会社中西製作所 北沢産業株式会社 株式会社アイエス
企業名 株式会社Fujitaka 株式会社フジマック 株式会社マルゼン ホシザキ株式会社 タニコー株式会社 エレクター株式会社 PHC株式会社 株式会社中西製作所 北沢産業株式会社 株式会社アイエス
価格帯 要問い合わせ 260万円~600万円 237万〜550万 300万円~540万円 289万円〜682万円 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ

温冷配膳車おすすめ企業10選

ここでは温冷配膳車のおすすめ企業を10社紹介します。

株式会社Fujitaka

株式会社Fujitaka

出典:株式会社Fujitaka https://www.fujitaka.com/haizensya/index.html

Fujitakaは、温冷配膳車を昭和59年から続けている会社です。フラットトレイ適温配膳車は、業界の全国の病院で7,000台の導入実績があり、信頼性が高いです。また、保守契約に強みがあります。Fujitakaの保守サービスは、部品代無償、作業費、出張費の別費用はかかりません。さらに、年1回の定期点検もプランに入っています。

サービスプランは、1年契約、3年契約、5年契約の3種類です。コールセンターで365日対応しているため安心感もあります。

株式会社Fujitakaの比較ポイント

  • フルオープンドア
  • 動き出しアシストからフルアシストまで多彩な機能
  • 部品代、作業費、出張費無料の含まれた保守契約

製品情報

価格 要問合せ
機能 フルオープンドア、アシスト機能
特長 フルアシストがついたモデルから動き出し時のアシストのみ等幅広く対応している。温度管理の品質もかなり高い。

株式会社フジマック

株式会社フジマック

出典:株式会社フジマック https://www.fujimak.co.jp/

フジマックはホテルや病院に強い厨房メーカーです。また、日本で最初に冷温蔵配膳車を作ったメーカーで、手動式から電動モデルまで幅広いラインナップが魅力です。また、カラーも9種類あるため、施設に合わせた色を選べます。

配膳後に食器を自由に設置できるフラットトレイにも対応可能です。牽引ハンドルは倒すことができます。倒し方もスムーズで楽に操作できて、使用しない時は本体に収納できるため、邪魔になりません。

また、本体下部にフットブレーキを装備しているため、車体をしっかり固定できます。細かい部分まで設計された温冷配膳車と言えるでしょう。

株式会社フジマックの比較ポイント

  • 日本で最初に冷温蔵配膳車を作ったメーカーならではの細かい設計
  • 9種類のカラーから色を選択可能
  • 牽引ハンドルが邪魔にならない使いやすい設計

製品情報

価格 260万円~600万円
機能 手動式・電動、パススルー方式
特長 小型モデルから電動式まで幅広く対応している。様々なモデルがあるためその中から自施設に適したものを選択可能。

株式会社マルゼン

株式会社マルゼン

出典:株式会社マルゼン http://www.maruzen-kitchen.co.jp/index.html

総合厨房メーカーのマルゼンは、ラインナップが豊富で細かい性能にも強みがあります。車輪は4つあり、平地から傾斜5度までの登板性能があります。また、棚段数は6段から10段まであり、トレイは24膳から54膳まで収納可能です。

また、特徴としては、小型の冷温蔵配膳車があります。ダムウェーターに載せるタイプで、20膳と24膳の2種類です。

さらに、オプションとしてバンパーセンサーがあります。障害物の約80cm手前で自動停止するビームセンサーと接触時に急停止するセンサーの2種類で施設の破損を防ぎます。施設を長持ちさせることができるオプションと言えるでしょう。

株式会社マルゼンの比較ポイント

  • 傾斜5度までの登板性能
  • 棚段数6段から10段まであり、トレイは24膳から54膳まで
  • オプションで障害物を検知するセンサーあり

製品情報

価格 237万〜550万
機能 ダムウェーター式・手動式・電動式
特長 大きさの種類が豊富。24膳から54膳までのラインナップ。オプションで障害物を検知するセンサーもあり。

ホシザキ株式会社

ホシザキ株式会社

出典:ホシザキ株式会社 https://www.hoshizaki.co.jp/

厨房メーカートップシェアを誇るホシザキは、たしかな製品力が魅力です。まず、温蔵室と冷蔵室の温度をひと目でわかるモニターがあって、温度記録も取りやすい形になっています。記録するスピードも早く、業務改善に繋がります。

また、温蔵室と冷蔵室の仕切りは取り外し可能です。メンテナンス時の手間は多くありません。水洗いでもアルコールでも丸洗いすることができるからです。

さらにオプションとして、ハンドブレーキ仕様もあり、安全性を高めることが可能です。食札ケースのオプションもあり、視認性を高めることもできます。

ホシザキ株式会社の比較ポイント

  • 温蔵室と冷蔵室の温度がひと目でわかるモニター
  • 丸洗いできてメンテナンスしやすい
  • 食札ケースのオプションあり

製品情報

価格 300万円~540万円
機能 手動式・補助電動式
特長 カラーバリエーション4色。軽さが特徴のショートボディ。

タニコー株式会社

タニコー株式会社

出典:タニコー株式会社 https://www.tanico.co.jp/

大手厨房メーカーであるタニコーは、株式会社アイエスの温冷配膳車を扱っています。手動式・電動式・ダムウォーターと様々なタイプの機器を揃え、トレイ収納数も24膳から60膳まで幅広く揃えています。保冷の温度設定もワンタッチで切替可能と操作性も非常に高いです。

また、電動タイプには様々な安全機能があります。動き出しはスロースタート、非常停止ボタンがついており、さらにボディセンサーや後進時の障害物センサーがついていて安全な操作が可能です。オプションには、加湿・脱臭機能やHACCP対応の庫内温度管理システムがあります。シーンに合わせて細かく仕様を決められるため、利便性の高い温冷配膳車と言えるでしょう。

タニコー株式会社の比較ポイント

  • 手動式・電動式。ダムウォーターとラインナップが豊富
  • 電動タイプには衝突防止などの安全機能がある
  • オプションでHCCP対応の庫内温度管理システムあり

製品情報

価格 289万円〜682万円
機能 手動式・電動式・ダムウェーター
特長 小型から大型までの配膳車のラインナップ

エレクター株式会社

エレクター株式会社

出典:エレクター株式会社 https://www.erecta.co.jp/

エレクター社の温冷配膳車の特徴は、デザイン性の高さにあります。丸みを帯びていて圧迫感の少ないデザインが特徴で、機械の無機質感もありません。施設の内装にフィットして、料理の温かみを演出してくれます。

また、奥行きも750mmと業界最小です。さらに、スペースを広く見せるために配膳者の中央をくぼませるように設計されており、圧迫感は少ないです。

機器の取り回し面では、人工工学に基づいて使いやすさが設計されています。取り回しよく、少ない力で動かすことが可能です。小さめの施設のおすすめの機器になります。

エレクター株式会社の比較ポイント

  • 丸みを帯びて圧迫感の少ないデザイン
  • 業界最小の奥行き750mmの機器
  • 人工工学に基づいた取り回しのよさ

製品情報

価格 要問い合わせ
機能 手動式・自走式
特長 デザイン性が高く空間に調和するデザイン。人工工学に基づいて設計された使いやすさ。

PHC株式会社

PHC株式会社

出典:PHC株式会社 https://www.phchd.com/jp/biomedical/food-catering/delicart

デリカートは、ミニZタイプの4列と6列、業界最小のリトルタイプの3種類があります。

特徴的なのがリトルタイプです。リトルタイプは、20膳もしくは24膳があり、約1mの幅です。業務用小型エレベーターに乗せることのできる大きさのため、小型の施設におすすめです。

また、ミニZタイプは標準サイズですが、24膳から60膳までのレパートリーがあります。大型キャスターで走りやすいのが特徴で、ボディは軽量。他の機能は少なくシンプルな機器です。シンプルな配膳車を求めている施設におすすめと言えるでしょう。

PHC株式会社の比較ポイント

  • 業界最小幅1mの温冷配膳車のタインナップ
  • 大型キャスターで走りやすい
  • シンプル機能で分かりやすく使用できる

製品情報

価格 要問い合わせ
機能 手動式
特長 小型に強みあり。業界最小の幅1m。標準サイズは、24膳から60膳のレパートリーがある。

株式会社中西製作所

株式会社中西製作所

出典:株式会社中西製作所 https://www.nakanishi.co.jp/

総合厨房メーカーの中西製作所は、病院などの給食施設に強みがあります。厨房の設計から食事の提供まで多くのノウハウを蓄積しており、トータルでのコンサルティング力が強みです。また、温冷配膳車以外にも様々な機器を揃えていて、調理セミナーや機器講習も行っています。

さらに、長年培ってきたノウハウにより厨房一式の保守契約を提供しています。単体の機器だけではなく、すべての厨房機器を見てくれるため、機器ごとに問い合わせ先を変える必要はありません。非常に安心できて心強い企業と言えるでしょう。

株式会社中西製作所の比較ポイント

  • 総合厨房メーカーとしてのコンサルティング力の強み
  • 厨房一式を見てくれる保守契約に強み
  • 調理セミナーや機器の使い方講習もあり

製品情報

価格 要問い合わせ
機能 要問い合わせ
特長 要問い合わせ

北沢産業株式会社

北沢産業株式会社

出典:北沢産業株式会社 https://www.kitazawasangyo.co.jp/

厨房機器の商社兼メーカーの北沢産業が販売している温冷配膳車がウェルカートです。庫内設計に強みがあり、スピーディーに配膳できる庫内設計になっています。ラインナップは手動式のみです。サイズは、24膳から60膳までの標準サイズをそろえています。

上から下までどこからでもドアを開けられるスリムドアクリップがあり、業務の効率性も高いです。また、漏電ブレーカーやマグネットコンセントが搭載されていて、安全対策もしっかりされています。標準かつ堅実的な温冷配膳車です。

北沢産業株式会社の比較ポイント

  • 業務効率が計算された庫内設計
  • スリムドアクリップあり
  • 漏電ブレーカーやマグネットコンセントありト

製品情報

価格 要問い合わせ
機能 手動式
特長 上から下までどこからでもドアを開けられるスリムドアクリップ。漏電ブレーカー、マグネットコンセントあり。

株式会社アイエス

株式会社アイエス

出典:株式会社アイエス http://www.is-h.co.jp/newseries

アイエス社の温冷配膳車は、電動式に強みがあります。まず、2モーターを搭載しているため、移動がスムーズかつその場での旋回も可能です。さらにハンドルセンサーがついており、ハンドルを離すと自動停止します。非常停止ボタンもついていて、後進時の障害物センサーとバックモニターもあります。非常に安全性の高い温冷配膳車と言えるでしょう。

また、ステンレス製のため庫内まるごとの水洗いもできます。仕切りはワンタッチで取り外し可能です。扉のパッキンは防カビ加工してあり、衛生面も安心です。オプションでHACCP対応の庫内温度管理システムもついており、安心面を重視する施設におすすめの温冷配膳車です。

株式会社アイエスの比較ポイント

  • 電動式は2モーターを採用していて、移動がスムーズ
  • ハンドルを離すと自動停止する機能あり
  • ステンレス製のため庫内まるごと洗いも可能

製品情報

価格 要問い合わせ
機能 手動式・電動式
特長 ステンレス製で丸洗い可能。オプションでHACCP対応の庫内温度管理システムあり。

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温冷配膳車とは?

温冷配膳車とは、病院などで食事を運ぶために使われている機械のことです。温蔵室と冷蔵室に別れているため、温かいものは温かい状態で、冷たいものも冷たい状態で食べることができます。

主な種類としては、自走式と手動式の2種類です。手動式はパワーアシストがついているものが多いですが、自走式はボタンとハンドル操作で力を使わずに移動ができます。現場の負担に合わせて、機能のタイプを選ぶことが重要となります。機能と予算のバランスを考えながら検証するのがおすすめと言えるでしょう。

まとめ

温冷配膳車は、機能やサイズによって様々です。仕様がミスマッチになると、オーバースペックになったり、スペックが足りなくなったりして業務に支障が出る可能性があります。施設に必要な容量と機能をしっかり検証した上で機器を選定するようにしましょう。

温冷配膳車選びの専門知識・時間がない方

コンシェルジュが代わりに探してご案内します!

業界に精通したコンシェルジュが、希望条件をお伺いし、ピッタリなメーカー・製品をご案内。時短&手間ナシで情報収集が可能です。相場観や補助金情報などのご質問にもお答えします。


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セカンドラボ株式会社の社員。前職では都内近郊の医療機関を中心に医療機器の営業。日々、医療福祉施設向けの製品やサービス、企業の調査研究を行っています。


フリーランスWEBライター

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元高校国語教師。3年ほど教育現場で働き、フリーランスWEBライターとして独立。様々なメディアで記事を制作。ディレクターとしても活動。個人でブログも運営しており、情報発信も行なっています。

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