POSレジのエラーは売上情報の管理・分析に困るだけでなく、レジに並んでいるお客様にも迷惑をかけてしまいます。
本記事ではPOSレジでエラーが出た際の解決方法を、対応すべき順に説明しています。
現在エラーに困っている方はもちろん、もしもの時に備えて解決方法を頭に入れておきたい方にも役立つ内容です。いざという時に落ち着いて対応ができるように、ぜひ最後までお読みください。
POSレジの不具合が起きたときは焦らないで対応することが大切です。行うべき順番に5つの解決方法を説明します。
レジ対応中にエラーが起きたら、まずは目の前のお客様対応を最優先に行ってください。 レジが複数台あるのなら、他に並んでいたお客様にも配慮しながらエラーが起きてしまったお客様を優先して他のレジに案内しましょう。
レジが1台しかない場合は電卓で計算し、メモを取りながら会計を続けることが大切です。 エラーはスタッフにとっては重大ですがお客様には無関係なので、トラブルにならないようまずは対応を完了させましょう。
お客様の対応が落ち着いたら、エラーの解決を図る前にデータのバックアップをとってください。 もしエラー対応中にデータが飛んでしまうと売上の把握ができなくなってしまうためです。
バックアップは各POSレジの管理画面からデータの管理・ダウンロードなどの操作で完了します。 クラウド型の場合は自動でデータが保存されている場合もありますが、確認して最新の状態をバックアップしておきましょう。
そもそもエラーが起こってから慌てないために、日ごろからバックアップを取っておくことが重要です。 定期的にバックアップが取れるよう、設定やスケジューリングを行いましょう。
POSレジ自体のエラーも起こりますが、タブレット端末やOSに原因がある場合も多いです。エラーコードが表示されている場合は、取り扱い説明書やマニュアルを確認し対応してください。
エラーコードがよくわからなかったり表示されていない場合は、端末や接続が原因であることも考えられます。以下は頻度の高いエラー原因ですので、1つずつ確認してみましょう。
接続や電源などに問題がない場合、再起動すると正常に使用できるようになることも多いです。再起動の際はデータの消失を防ぐため必ずバックアップを取り、最新の状態を保存してから行ってください。
エラーの原因が判明し、対応しきれないと判断される場合はサポートに連絡しましょう。 POSレジ関係のエラーであればメーカー、ネットワークやタブレット端末関係はそれぞれの担当会社に相談してください。
スムーズなやり取りのために、エラーの状況やこれまでに行った対応などをまとめてから連絡すると良いでしょう。また、いざという時のためにレジ周辺やバックヤードの目立つところにサポートの連絡先を明示しておくとすぐに連絡をとることができます。
POSレジのエラーはいつ起こるかわかりません。いざという時に困らないように、サポート体制が充実しておりしっかり相談ができるメーカーを選択することが大切です。
もし現在使用しているPOSレジが長年使用してエラーが多くなっていたり、メーカーのサポート体制に不安がある場合は、乗り換えも含めて検討しましょう。
おすすめのPOSレジについてはタブレットPOSレジのおすすめ15選|選び方や比較ポイント等でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
POSレジでエラーが発生したら、
の流れで対応しましょう。
普段からバックアップを取り、サポートの連絡先をレジ付近に明示しておくことも大切です。サポート体制に不安がある場合は乗り換えも検討し、トラブルへの備えもしっかり行ってPOSレジを運用していきましょう。
出典:Airレジヘルプページ