スマレジの機能・評判・特徴を紹介|デメリットや他社との比較まで

更新日 2023.11.15
投稿者:渡邉 志明

スマレジは低価格で利用でき、幅広い業種から支持されているPOSレジです。

この記事ではスマレジの特徴だけでなく、デメリットや他社の類似サービスも詳しく説明しています。また、業種ごとにスマレジをより便利に運用するための関連サービスも解説しました。

クラウド型のPOSレジ導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

当コンテンツについて
当コンテンツは「セカンドラボ株式会社」が作成しております。アフィリエイト広告を利用しており、一部企業から報酬を受け取る可能性があります。ただし掲載内容や掲載順番は報酬に関係なく、編集ポリシーに従い、ステマ規制法に基づき、中立的な評価を行っています。

POSレジ選びの専門知識・時間がない方

コンシェルジュが代わりに探してご案内します!

業界に精通したコンシェルジュが、希望条件をお伺いし、ピッタリなメーカー・製品をご案内。時短&手間ナシで情報収集が可能です。相場観や補助金情報などのご質問にもお答えします。

スマレジとは

スマレジはアクティブ店舗が全国38,000店を突破している、幅広い業種から人気のクラウド型POSレジです。POSレジの中でもトップクラスの機能と品質ですが、0円からの低価格で導入できるため人気が高まっています。

また、ポイントサービスや予約管理・会計ソフトなど幅広いシステムとの連携が可能で拡張性が高いことも特徴です。豊富な外部連携によって店舗の業態に合わせた便利なサービスをお客様に提供できます。

スマレジの特徴・メリット

幅広い業種から人気のスマレジは、以下の4つの特徴があります。

  • 0円から利用できる
  • 幅広い業種に対応
  • 高機能・高品質
  • 手厚いサポート

1つずつ解説していきます。

0円から始められる低価格なPOSレジ

スマレジには5つのプランがあり、最安のスタンダードプランは月額料金が0円です。

無料でありながらレシート印刷や在庫管理が可能で、POSレジとして必要な機能は十分そろっています。無料プランは1店舗のみの運用ですが途中でプラン変更も可能なため、コストをかけずに事業を始める場合にも適しています。

有料プランは月額5500円(税込)から設定されており、店舗数の制限がありません。複数店舗での在庫管理や免税販売など、最も機能が充実しているリテールビジネスプランでも1店舗につき月額1万5400円(税込)と比較的安価です。

企業ごとに適したプランを選ぶことができるため、無駄なコストがかかりません。

あらゆる業種・業態に対応できる

スマレジはあらゆる業務、業態に必要な機能がそろっており、

  • 小規模店舗
  • 大規模店舗
  • 飲食店
  • 小売店
  • クリニック
  • 薬局

など幅広い分野で利用されています。それぞれの業種で便利な機能について紹介します。

飲食店

スマレジには飲食店向けのフードビジネスプランがあります。スマレジウェイターというシステムを利用し、飲食店に特化した機能が利用可能です。

操作がシンプルでありながらメニュー管理やテーブルごとの注文・配膳状況の確認ができ、業務の効率化を図れます。分割会計やテイクアウトの計算も可能なため、時間がかかりがちな飲食店のお会計もスムーズになります。

オプションで席にタブレットを置き、セルフオーダーとすることも可能です。

小売店

小売店やアパレル向けのリテールビジネスプランには、ハイスペックな機能が備わっています。

在庫管理機能は、店舗ごとの在庫の動きを確認し他店に出庫依頼を行うなど、店舗間の在庫もコントロール可能です。バーコードを使った棚卸もでき、大量の商品を扱う小売業の経営分析を効率化するのに役立ちます。

さらに受注から発送・売上管理までを管理できる受注管理機能もあり、ECサイトの運営にも適しています。

クリニック

スマレジは日医標準レセプトソフト(日レセ)を始めとした各種レセコンとの連携も可能です。レセコンとレジを連携することで窓口業務は会計内容をスマレジで表示し、清算するだけになるため手間とミスを削減できます。クラウド型電子カルテの「CLIUS」(株式会社DONUTS)や「BrainBox V Ⅲ」(株式会社湯山製作所)とも連携可能です。

プレミアムプラスプラン以上では自動釣銭機とレジを連動させられます。現金の受け渡しが無くなり感染対策にも有効です。

薬局

スマレジはNSIPS®(エヌシップス)に対応していれば調剤レセコンとも連携可能です。連携によりレジでの打ち間違いや会計ミスの防止につながります。

キャッシュレス決済も可能なため、競争の激しい薬局の顧客ニーズにも細やかに対応できます。また、スマレジは非課税処理ができるのも医療機関にとっては必須の特徴です。

高機能で高品質なPOSレジ

さまざまな機能のあるスマレジですが、特筆すべきはそれぞれの品質の高さです。売上分析や高度な在庫管理、自由な機能のカスタマイズが可能なため、あらゆる業種に対応しています。

「店舗経営者が品質が良いと思うクラウドPOSレジランキング」では1位を獲得しています。これはユーザーが満足している証拠と言えるでしょう。

登録店舗数も右肩上がりに増えており、多くの企業に選ばれていることからも品質の高さや機能が充実していることがわかります。

サポートが手厚い

スマレジのサポート対応は検定に合格したスタッフのみで行われています。どのプランでも利用できるメールサポートは、18時までの問い合わせで原則当日中に返信をもらうことが可能です。

プレミアムプラス以上のプランでは「世界で一番スマレジに詳しいスタッフ」が、コールセンターで365日9時から22時まで対応してくれます。営業時間が遅い店舗や、終了後に落ち着いて問い合わせるのにも便利です。

このようにスマレジはサポートも手厚く、導入後のトラブルや疑問への備えがしっかりしています。

スマレジにデメリットはない?

低価格から利用でき機能が豊富なスマレジですが、いくつかデメリットもあるのは事実です。以下に紹介します。

ポイントの対応範囲が狭い

スマレジはTポイントや楽天ポイント、dポイントなどの大手のポイントサービスには対応していません。ポイントサイトから店舗のことを知ったりポイントを貯める目的で来店したりするお客様の機会を損失してしまう可能性があるのです。

ただしプレミアムプラン以上では店舗オリジナルのポイントサービスが利用できます。独自のポイントを貯めてもらうことで、売上や来店回数の増加につながります。

Androidでは使えない

スマレジはAndroidに対応していません。iPadやiPhone、Macなどのapple社製のiOSでのみ利用可能です。

apple製品を持っていない場合は、スマレジを利用するためにiPadなどを準備する必要があります。

無料版だと商品登録数制限など機能に限りがある

スマレジは無料版でも基本的な機能は一通りそろっています。しかし無料版は1店舗のみでしか使えなかったり、商品登録数が1000点までであったりと機能に制限があります。複数店舗での利用や電話サポート、ポイントサービスは有料プランから利用可能です。

低価格で利用したい場合は必要な機能がそろっているか確認しましょう。

スマレジの類似サービス

スマレジの類似サービスにはAirレジやSquare(スクエア)があります。スマレジとの比較検討ができるよう、それぞれの特徴をご紹介します。

Airレジ

Airレジは株式会社リクルートの提供するPOSレジアプリです。iPadにアプリをダウンロードして商品を登録し、周辺機器と接続するだけで導入できます。無料でありながら、売上分析や在庫管理の機能も利用可能なのが最大の特徴です。

病院によって異なる状況に対応できる

Airレジは初期費用や月額利用料がすべて0円で、かかる費用はiPadやレシートプリンターなど対応機器の代金のみです。注文入力や会計だけではなく、売上の分析や管理などの機能も無料で使用できます。

特徴②操作が簡単

商品単価を事前に登録すると、会計時に金額を打たずに商品をタッチするだけで決済可能です。操作画面がシンプルでわかりやすいため、会計が正確かつスピーディーになります。

商品登録や画面のレイアウトの変更も直観的に行うことができます。

特徴③売上の分析機能も無料

Airレジで会計を行うだけで、売上や客単価、在庫数などが自動で集計されます。iPadがあればいつでも売上データを確認できますし、パソコンを使えばデータをダウンロードして詳しい分析をすることも可能です。

Square POSレジ

Square POSレジはSquare株式会社によるPOSレジアプリです。こちらも月額料金がかからず、無料で利用できます。Squareの様々なサービスと連携することで幅広い使い方ができるのが特徴です。

特徴①無料で利用できる

Square POSレジのアプリも無料で利用できます。かかる費用はキャッシュレス決済のときに発生する手数料のみです。

無料ながらメールと電話でのサポートが毎日行われており、トラブルへの備えもしっかりしています。

特徴②複数店舗の管理も可能

店舗が複数ある場合でも売上や在庫、各店舗の販売状況が1つのアカウントでまとめて管理できるため、経営の効率化を図れます。

もちろんそれぞれの店舗ごとの各種確認もでき、振込先口座も別々に設定可能です。

特徴③オンラインショップにも対応

Square オンラインビジネスを連携させることで、オンラインと実店舗での売上情報が自動的に同期されます。ネットショップの開設や、SNSを用いて商品の販売を行いたい企業にも向いています。

スマレジの関連サービスを紹介

スマレジには連携することでより便利になる関連サービスが多くあります。ここでは3つのサービスについて紹介します。

スマレジPAYGATE

スマレジPAYGATEはキャッシュレス決済に対応するためのサービスです。クレジットカード・QRコード決済・電子マネーの主要なブランドをカバーしています。

専用端末ではカードやQRコードの読み取りだけでなくレシートも印刷でき、1台で決済が完結可能なのも魅力です。

操作もわかりやすく、スマレジとの連携で金額の二度打ちが不要になりレジの回転率と正確性をあげられます。

スマレジアプリマーケット

スマレジアプリマーケットとは、スマートフォンのアプリ機能などと同じ感覚で必要なアプリを購入できるサービスです。

LINEとの連携やモバイルオーダーに対応ができるアプリなど、スマレジ用に開発されたさまざまなアプリがそろっています。

無料プランから利用でき、最低限のプランでも業種や業態に合わせて必要なアプリをダウンロードして運用することでコストの削減も図ることができます。利用料はスマレジの請求と合算になるので計算の手間はありません。

スマレジタイムカード

スマレジは勤怠管理システムも提供しています。出退勤などの打刻機能だけでなく休暇やシフトの管理、給与管理までもが可能なサービスです。スタッフの勤怠状況を一元化して管理可能になります。

クラウドを利用しているため不正ができず、スマホでも打刻ができるためテレワークにも対応しているのが特徴です。

スマレジがおすすめのお店とそうでないお店

最後にここまで紹介してきたスマレジの特徴や他社との比較をもとに、スマレジ導入が「おすすめのお店」と「そうでないお店」について解説していきます。

Airレジ導入がおすすめのお店・そうでないお店
    おすすめのお店
    • 高機能かつ高性能なPOSレジを導入したいお店
    • 低価格でPOSレジを導入したいお店
    • サポート力がしっかりしたメーカーから導入したいお店
    • 拡張性が高く、幅広いニーズに応えられるPOSレジを導入したいお店
    そうでないお店
    • タブレット端末以外でPOSレジを使いたいお店
    • 故障時やトラブル時など現地訪問してくれるメーカーから導入したいお店

まとめ

スマレジは0円から利用できるPOSレジです。高機能・高品質のため様々な業種で利用されており、多くの関連サービスや外部連携機能があります。ビジネスのスタートから大規模な小売業を展開する企業まで、サービスのニーズに合ったプランを選択することができます。

無料プランでも十分利用可能ですが機能に制限があるため、必要な機能が備わっているプランを選ぶのがいいでしょう。

この記事を参考にして、ぜひ店舗の業種や業態に合ったPOSレジを選択してください。

POSレジ選びの専門知識・時間がない方

コンシェルジュが代わりに探してご案内します!

業界に精通したコンシェルジュが、希望条件をお伺いし、ピッタリなメーカー・製品をご案内。時短&手間ナシで情報収集が可能です。相場観や補助金情報などのご質問にもお答えします。

中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n949eaa3e9d69

北海道大学を卒業後、医療機器の営業として6年間勤務。外科、整形外科、泌尿器科領域を中心に民間・国公立の病院を担当。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、医療機器の導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野は、電子カルテ、介護ソフト、各種医療機器。

関連記事

PAGE TOP