Cアームは患者様が動けない状況でも、さまざまな角度での観察・撮影が可能なレントゲン装置です。Cアームはラインナップが豊富なためどの機器を選べばいいのか分からない方も多いでしょう。今回はCアームを提供している主要メーカーと、それぞれのおすすめ製品を紹介していきます。
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目次
それでは早速Cアームを取り扱うおすすめメーカーを紹介します。
富士フイルムヘルスケア会社は2020年に設立されました。2021年に株式会社日立製作所の画像診断関連事業の買収を行い、画像診断領域の事業を拡大しております。2021年の買収により、富士フイルムグループは、CTやMRI、X線診断装置、超音波診断装置、内視鏡、体外診断システム、PACSなどの幅広い製品ラインアップを有することになりました。医療現場のニーズに対してワンストップでトータルソリューションを提供することを可能としています。
富士フイルムヘルスケア株式会社の比較ポイント
取り扱い製品例:
製品名 | 対象科目 | 特徴 |
---|---|---|
FUJIFILM DR CALNEO CROSS | 整形外科 汎用・泌尿器外科 | 1台で透視(動画)と静止画撮影ができる軽量でコンパクトな設計 |
COREVISION 3D | 整形外科 脊椎向け | 180度フルスキャン相当の投影画像データを取得でき、優れた冷却システムで高出力の連続撮影にも対応 |
COREVISION LD | 整形外科 脊椎・循環器向け | 開口部は83cmと広幅仕様で、アーム角度は最大165度まで変更できる |
COREVISION SD | 整形外科 汎用 | 20.5×20.5cmスクエアフラットパネルで四隅にわたり歪みなく撮影できるコンパクト装置 |
企業情報
売上高 | - |
---|---|
従業員数 | 1,521名 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂9丁目7-3 |
資本金 | 5,000万円 |
その他の取り扱い医療機器 | ヘルスケアITソリューション/MRI・CTシステム/X線画像診断システム/ マンモグラフィ/内視鏡システム/超音波診断装置/IVD・臨床検査/ 検査・測定/外科治療支援/電子カルテ・レセプト/医薬品/再生医療/ バイオCDMO/薬局・健康支援/動物医療 |
医療機器・画像診断用薬剤・最新のデジタルサービス提供など幅広くサポートしています。本社はアメリカ合衆国にありますが、世界各国でGEヘルスケアが開発した医療機器が使用されています。毎年10億ドルを研究開発費として投資しており、医療の向上に力を入れています。世界中で約400万台もの画像診断機器が使用されており、人種を超えて信頼の厚いメーカーといえるでしょう。
GEヘルスケア・ジャパン株式会社の比較ポイント
取り扱い製品例:
製品名 | 対象科目 | 特徴 |
---|---|---|
OEC 3D | 整形外科 | 3D・2D両方の撮影に対応。3D撮影はシンプルなステップガイドで直感的に行える |
OEC Elite CFD | 整形外科 / 心臓血管外科 / 脳神経外科 / 透析シャント / 一般外科 / 泌尿器外科 | 4K32インチ大画面モニターを搭載しており、ハイレベルな手術にも対応できるプレミアムCアーム |
OEC one CFD | 整形外科・透析シャント・一般外科・泌尿器外科 | 一体型コンパクト設計で、230万画素のCMOSフラットディテクタを搭載 |
OEC Elite | 整形外科・心臓血管外科・脳神経外科・透析シャント・一般外科・泌尿器外科 | イメージインテンシファイアと回転陽極方式管球を組み合わせたプレミアムモデルであらゆるハイレベル手術に対応 |
OEC one | 整形外科・透析シャント | コンパクトモデルながら多彩なデジタル画像処理ができるイメージインテンシファイアを搭載 |
OEC Brivo Essential | 整形外科・泌尿器外科 | 上位機種「Eliteシリーズ」で培った画像安定化技術を搭載しつつ、あらゆる場面で利用できる汎用モデル |
企業情報
売上高 | 1,300億円(2021年12月期) |
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従業員数 | 約1,700名 |
本社所在地 | 東京都日野市旭が丘4-7-127 |
資本金 | 60億円 |
その他の取り扱い医療機器 | 骨密度測定装置/CT/血管撮影装置/心臓カテーテル検査装置/MR/ マンモグラフィ/MI(PET/SPECT)/Radiography(一般撮影領域)/外科用X線撮影装置/Advanced Visualization/超音波画像診断装置/麻酔器/心電図関連製品/母体・新生児ケア製品/患者モニタリングシステム/造影剤(GEHC Pharma)/Healthcare IT/デジタルソリューション/Goldseal(中古再生製品) |
シーメンスヘルスケア株式会社はドイツに本社をおく世界的な企業です。70カ国以上6万6,000人の社員が、「ヘルスケアをその先へ。すべての人々へ」というPurposeをもと、医療従事者が質の高いケアを提供でき、患者様へ最善の結果をもたらすことができるようサポートしています。シーメンスヘルスケアのCアーム装置は、術中、画像ガイド下インターベンション、低侵襲手技のいずれの用途における新しいトレンドに対応します。
シーメンスヘルスケア株式会社の比較ポイント
取り扱い製品例:
製品名 | 特徴 |
---|---|
Cios Spin | 高精細な3D画像で立体的な位置の把握を可能とし、最小侵襲手術を強くサポート |
Cios Alpha | 熱くなりにくいモバイルCアームが長時間の手技を可能に |
Cios Flow | 人間工学にもとづいた合理的なデザインで直感的な操作が可能/固定陽極タイプのコンパクト設計でありながら、回転陽極タイプなみの大容量 |
Cios Select FD | FD搭載モバイルCアームイメージングシステム搭載モデル/「スマートタッチ」ユーザーインターフェイスで効率的に操作ができる |
Cios Select | 被ばくを抑えながら自動で高画質化が可能なIDEALを搭載しつつ、撮影部分はゆとりのある設計 |
企業情報
売上高 | 779億1300万円 |
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従業員数 | 非公開 |
本社所在地 | 東京都品川区大崎1丁目11番1号 ゲートシティ大崎ウエストタワー |
資本金 | 非公開 |
その他の取り扱い医療機器 | X線CT装置/MRI/分子イメージング/ X線透視撮影装置・泌尿器専用透視装置/一般X線撮影装置/マンモグラフィ |
フィリップスヘルスケアはオランダのアムステルダムに本社をおき、約130年にわたり技術革新を行ってきた伝統ある企業です。57,000件の特許を取得し、今も情熱を持ち続けています。2021年には18億ユーロを研究開発費として投じており、ソフトウエアの50%はデータ科学に関するものです。その情熱により2020年には「最も革新的な企業トップ50」ヘルステックカンパニーで第1位を受賞しています。100カ国以上約8万人の従業員で構成されており、多様なチームで構成されている企業です。
フィリップスヘルスケアの比較ポイント
取り扱い製品例:
製品名 | 特徴 |
---|---|
Azurion 7 C12 | 12インチのフラットディテクタを搭載しつつ、スクリーンにはフルHD解像度の画像を並べて表示できる |
Zenition 70 | 第4世代のフラットディテクタで辺縁まで歪みのない高品質な画像を描出でき、金属の自動認識機能も搭載している |
BV Endura | 12インチのイメージインテンシファイアを搭載/Cアームの回転角度は最大135度まで対応可能 |
Allura Centron | 被検者の位置を検知して衝突を防止可能/日常診療でもスムーズな操作性を実現 |
企業情報
売上高 | 非公開 |
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従業員数 | 2,205名(2021年1月1日現在) |
本社所在地 | 東京都港区港南2丁目13番37号フィリップスビル(日本法人本社) |
資本金 | 30億円 |
その他の取り扱い医療機器 | MRI/CT/Image Guided Therapy/PACS・ヘルスケアIT/ 超音波診断装置/一般X線撮影装置/分子イメージング装置/ 生体情報モニタ(消耗品・アクセサリ含む)/患者情報システム/医療施設における遠隔医療/ ホスピタルレスピラトリケア/スリープ&レスピラトリケア/ AED・除細動器/病院用、在宅用人工呼吸器 |
島津製作所は「科学技術で社会に貢献する」を社是として掲げる企業です。1909年に国産初の医用Ⅹ線装置を納入して以来、医用画像診断機器を通して世界中の医療現場で、病気の早期発見・早期治療に貢献してきました。最先端の医療現場から身近なクリニックまで様々な医療シーンに、新たな臨床価値を提供し、ワークフローの向上とよりやさしい検査を実現する製品・機能を提案します。
株式会社島津製作所の比較ポイント
取り扱い製品例:
製品名 | 特徴 |
---|---|
OPESCOPE ACTENO™ | 見たい部分をタッチするだけで明るさを自動的に最適化でき、完全手動方式で素早く確実な操作が可能な機器 |
企業情報
売上高 | 428,175百万円(2022年3月期) |
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従業員数 | 13,499名(2022年3月31日現在) |
本社所在地 | 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 |
資本金 | 26,648百万円 |
その他の取り扱い医療機器 | 血管撮影システム/X線TVシステム/一般撮影システム/ 回診用システム/外科用X線TVシステム/PETシステム/近赤外光カメラシステム/ 放射線治療関係/医療情報システム/AVS支援システム(研究用途向)/ PCR検査関連製品/排尿量測定システム/動物病院向けシステム |
ここからは、各社が取り扱うCアームをそれぞれ紹介していきます。 (気になるメーカーのリンクをクリックすると、製品紹介までジャンプします)
まずは富士フィルムヘルスケアで取り扱う4製品を紹介します。
FUJIFILM DR CALNEO CROSSのココに注目!
①透視(動画)と静止画撮影を1台で両立
外科用Cアームでありながら静止画撮影にも対応しています。
受光部のパネルホルダーからカセッテDRを取り外すだけで、静止画撮影が可能です。
②3サイズのカセッテDRが選択できる
10×12インチ・14×17インチ・17×17インチのカセッテDRから状況に応じて選択・交換が可能です。
カセッテDRは同社が提供する一般撮影や回診車などと共用でき、ムダがありません。
③軽量・コンパクト設計で省スペースでも活用できる
本体重量は249kgほどで軽量設計です。
回診車と外科用Cアームの機能を兼ね備えており、限られた設置スペースでも扱いやすくなっています。
FUJIFILM DR CALNEO CROSSの特徴
COREVISION 3Dのココに注目!
①180度の「Smart Scan」により3D画像を自動生成
回転スキャン・リニアスキャン・4軸電動駆動を組み合わせることで180度相当の3D画像を生成できます。
金属アーチファクトを抑制した高画質データを取得できます。
②大画面&最新の3Dナビゲーションに対応
コンパクトボディでありながら31×31cmの大画面フラットディテクター型Cアームです。
各社ナビゲーションシステムとスムーズに連携し、オプションのNaviPort 3Dを利用すれば低侵襲手術にも対応できます。
③高性能冷却システムで長時間でも連続撮影が可能
大容量冷却システムとパルスレートの自動制御機能を組み合わせた「Advanced Active Cooling」を搭載しています。
長時間におよぶ手術でも過熱を抑え連続撮影が可能です。
COREVISION 3Dの特徴
COREVISION LDのココに注目!
①アーム間口83cm・165度まで回転操作が可能
間口は83cmと広幅設計で、患者様へのアプローチがスムーズです。
165度まで回転操作ができ、患者様の負担を最小限に抑えられます。
②31×31cmの歪みがないフラットディテクターを採用
大画面のフラットディテクターにより、四隅まで歪みなく撮影ができます。
画像処理機能により、低線量でも高精細な画像データの取得が可能です。
③実用性の高い機能による相乗効果
タッチスクリーン式のインターフェースを搭載しており、スムーズに操作を行えます。
その他に大画面液晶モニターやフットスイッチを採用することで、効果的なサポートが行える機器です。
COREVISION LDの特徴
COREVISION SDのココに注目!
①モニター体型のオールインワンデザインでコンパクトに設置
19インチデュアルモニタなどを一体化させたコンパクト設計です。
限られたスペースでも効率よく業務をすすめられます。
②20.5×20.5cmのスクエアフラットパネル
20.5×20.5cmのスクエアフラットパネルを搭載しており、細部まで優れた画像が取得可能です。Cアームの開口部は87cmの広幅仕様のため、患者様に対する安全かつ、素早いアプローチを可能にしています。
③カートモニターとの組み合わせでさらに多様な診療シーンに対応できる
オプションのカートモニター(Viewing Station)との組み合わせで、離れた場所でも画像確認ができます。
ニーズに合わせてさらに幅広い構成が可能です。
COREVISION SDの特徴
続いて、GEヘルスケアが提供しているCアーム6製品を紹介します。
OEC 3Dのココに注目!
①3D・2Dどちらにも対応可能
3Dと2Dの両方に対応しており、優れた操作性を発揮します。
シンプルな4ステップの操作ガイドで、直感的な操作が可能です。
②簡単な操作で高度なビジュアルを実現
事前に設定しておけば、条件にもとづいた表示方法で撮影データを自動描出します。
画像はモニタ上でも3D連動するため、タッチパネルでの操作も自由自在です。
③細部まで映し出す高画質カメラ
「Depth camera」搭載により、X線被ばくの心配なしでなしで正確なポジショニングが可能です。
OEC 3Dの特徴
OEC Elite CFDのココに注目!
①ALLタッチコントロールパネルを搭載して直感的に操作
メインモニターのみでなくCアーム側のモニターにもタッチパネル方式を搭載しています。
Cアームとメインモニターの行き来を最小限にすることで、スムーズな操作が可能です。
②高機能を搭載したプレミアムタイプ
低線量かつX線利用効率の高い「CMOS フラット ディテクター」を採用したCアームです。
アーム形状を複数から選択でき、ポジショニングの幅を広げることができます。
③4K32インチの大画面モニター搭載
4K32インチの大画面かつ高画質モニターで、圧縮なしで鮮明な画像を大きく表示できます。
メインモニターは多軸アームで構成されており、自由にポジショニングできる点が特徴です。
OEC Elite CFDの特徴
OEC one CFDのココに注目!
①コンパクトモデルのため術前から術後まで運用しやすい
狭い手術室内でも運用しやすく、透視画像をきれいに表示できます。
オペ室間の移動も一回で完結できるでしょう。
②高画質データを提供
230万画素のCMOSフラットディテクタを採用した一体型モバイルCアームです。
27インチ4Kモニターにより精細画像を1:1で表示できます。
③最小限の配線で動線をスムーズに
オプションのワイヤレスフットスイッチを搭載すれば通常3本必要なケーブルを1本に集約できます。
スムーズな動線を確保できるため、業務の効率化に役立つでしょう。
OEC one CFDの特徴
OEC Eliteのココに注目!
①卓越した高画質を維持しつつ線量を最低限に
イメージインテンシファイアと回転陽極方式管球を組み合わせた、プレミアムモバイルCアームです。
これにより、高画質を維持しつつ染料を最小限に抑えています。
②選べる2種類のCアーム
Cアームは、「Standard C」と「Super C」の2つのモデルから選択可能です。
③スムーズな操作性により、あらゆるハイレベルな手術に対応
スムーズな操作性と高画質を全て両立させられます。
血管・心臓・整形・消化器・泌尿器・透析治療・救急処置など、ハイレベルな外科手術に対応できる機器です。
OEC Eliteの特徴
OEC oneのココに注目!
①イメージインテンシファイア採用
多彩なデジタル処理技術を実現できるイメージインテンシファイアを採用しています。
②運用しやすい一体型コンパクトモデル
明瞭・繊細な画像処理など、高度な保安機能を一体型システムへ集約しています。
狭い手術室でも運用しやすいコンパクトモデルです。
OEC oneの特徴
OEC Brivo Essentialのココに注目!
①上位機種 のEliteシリーズで培った画像安定化技術を搭載
上位機種 Eliteシリーズで培った、数多くの画像安定化技術を搭載しています。
②イメージインテンシファイア採用の汎用Cアーム
汎用モデルとしてあらゆる場面で利便性を維持できるよう、コンパクトに再設計された製品です。
OEC Brivo Essentialの特徴
ここからは、シーメンスヘルスケアで取り扱っているおすすめCアームを紹介します。
Cios Spinのココに注目!
①よりハイクオリティな3D映像を提供 回転陽極型X線管にCMOSフラットディテクタを搭載しています。 高出力設計と高解像度・最新のアプリケーションを組み合わせることで、より画質の高い3D映像が可能です。
②スクリュー自動検出機能も利用できる
オプションのスクリュー自動検出機能を利用することで3D撮影後にすぐに位置が評価できます。
手間がかかる操作を自動化すれば、より手術に集中できるでしょう。
③3Dはもちろん2Dも利用可能
3Dと2D両方の撮影をニーズに応じて使い分けられます。
オプションの2Dガイディング機能を利用すればkワイヤーやデバイスの刺入方向の誘導も可能です。
Cios Spinの特徴
Cios Alphaのココに注目!
①全体像から極小部位の細部まで最適な画像を得られるフルビューFDテクノロジー搭載
従来より最大25%広い撮影範囲を実現できるフルビューFDテクノロジーを搭載しています。また、自動画像処理システム「IDEAL」により、画像をリアルタイムで自動解析し、線量、コントラスト、輝度を調整して最適化された画像が提供可能です。
②ニーズに応じて2種類の出力に対応
用途に合わせて12kWと25kwの出力を使い分けられます。
ハイパワーでもオーバーヒートや画質低下を気にせず使用が可能です。
③人間工学にもとづいて高精度な操作性を実現
モータリゼーションパッケージと電磁ロックにより、位置決めが正確かつスピーディーに直感的に行えます。
さらに、カラーロックボタンにより清潔領域からCアーム位置の調節が簡単に行えます。
Cios Alphaの特徴
Cios Flowのココに注目!
①新世代フラットディテクタ技術「Retina」を搭載
データ収集や画像処理など一連の画像情報処理の一元管理が可能です。
フラットディテクタの性能を最大限に発揮させることができるようになっています。
②コンパクトながら大量量のX線管装置
固定陽極タイプのコンパクト設計でありながら、回転陽極タイプなみの大容量設計です。
冷却のための待ち時間の発生を抑えられるため、連続使用でも安定しています。
③ゆとりのあるCアームと操作ユニットで迅速・正確な操作が行える
Cアームの内径は73cmで150度まで調整ができます。
扱いやすい操作ユニットで片手での操作も簡単です。
Cios Flowの特徴
Cios Select FDのココに注目!
①Ciosシリーズの中で最もコンパクトなモデル
整形外科領域で定評のあった「Cios Select」にFD技術を取り入れたモデルです。
整形外科手術・泌尿器科・麻酔科など幅広い医科で使用できます。
②全ての領域にハイクオリティ機能を搭載
新世代フラットディテクタ技術「Retina」と最新画像処理アルゴリズム「IDEAL」を搭載しています。
安定した高画質を実現することで、診察の精度向上が可能です。
③新開発「スマートタッチインターフェイス」搭載
新開発のスマートタッチインターフェイスを搭載しています。
シンプルな操作の「Basic Mode」と、細かい調整が可能な「Advanced Mode」を選択できるシステムです。
Cios Select FDの特徴
Cios Selectのココに注目!
①ゆとりあるポジショニングが可能なスマートデザイン
Cアームの内径は76cmで、X線出力面から入射面までのクリアランスは78cmと、ゆとりある設計が特徴です。
スタンドの車輪幅は80cmとなっており、障害物が多い手術室でもスムーズに移動できます。
②直感的な操作ができるポジショニングを採用
グリップやレバーは握りやすい・動かしやすいポジショニングを採用しています。
各可動軸別にユニット・スケール・ロックレバーを色分けしているため、直感的なアーム操作が可能です。
③IDEAL搭載で、高画質化と線量最適化を両立
9インチのイメージインテンシファイアにより、高感度の画像が取得できます。
独自の被ばく低減プログラム「CARE」も装備している安心安全な機器です。
Cios Selectの特徴
ここでは、フィリップスヘルスケアで取り扱っているおすすめCアームを紹介します。
Azurion 7 C12のココに注目!
①12インチのフラットディテクタ
広い視野にわたって高解像度の画像処理が可能です。大動脈弁や、大動脈弓または冠状動脈枝の主要な部分を単一のビューで可視化できます。
②表示レイアウト柔軟性を向上
ステータスバーエリアの自由度が高く、フルHD解像度の画像を並べて表示可能できます。この機能は、電気生理学的処置中に、詳細部分の視認性を高めることに役立ちます。
③シームレスなユーザーインターフェイス
関連する全てのアプリケーションをテーブルサイドのタッチスクリーン1台でシームレスに制御することができます。清潔野内での処置中に、十分な情報を得た上で迅速に判断を下すことができます。
Azurion 7 C12の特徴
Zenition 70のココに注目!
①術者とオペレーターが画像を共有できる
タッチスクリーンにより術者とオペレーターの画像共有がスムーズです。
X線量の調節や画像処理など必要な操作を細部まで指先ひとつで行え、治療の質向上に役立ちます。
②3種類のフラットディテクタから選択可能
フラットディテクタは、21×21cm・26×26cm・30×30cmの3種類から選択可能です。
幅広い医科の用途に応じて付け替えて使用できます。
③金属の自動認識技術を搭載
金属を自動認識できる「MetalSmart」技術を搭載しています。
視野内に入った金属を認識することで、最適なコントラストの調整や被ばく量の軽減が可能です。
Zenition 70の特徴
BV Enduraのココに注目!
①12インチのイメージインテンシファイアで高度な医療に対応
12インチのイメージインテンシファイアは、高度な解剖学的オリエンテーションにも対応できます。
Cアームの回転角度は最大135度まで調整できるので、患者様の負担も軽減できるでしょう。
②1k²デジタルイメージングにより高画質の画像を実現
高度なノイズ低減や2Dエッジエンハンスメントにより、高画質な画像を取得できます。
ボタンひとつでコントラストやブライトネスも自動調整してくれるので、業務の効率化が可能です。
③欲しい画像を検出・追跡・定義してくれる
確認したい部位が画像上のどこにあっても検出・追跡・定義できる「BodySmartソフトウェア」を搭載しています。
目視では分かりにくい部分も自動的に明瞭なコントラストで表示してくれるのです。
BV Enduraの特徴
Allura Centronのココに注目!
①フィリップスの長年の歴史と実績を持つ最新システム
フィリップスの長年の歴史と高い実績を誇るAlluraシリーズの最新機種になります。
日常診療における使い勝手の良さとスムーズなワークフローが特徴です。
②高い安全機能を搭載
非接触式安全メカニズムである「BodyGuard」機能を搭載しており、患者様との衝突を防止します。
他のX 線システムにはない保護・快適性・スピードが実現可能です。
③安定したアーム操作が可能
堅牢性の高いデザインで、万が一の際には心臓マッサージなどの緊急処置ができる機器です。
アーム操作は業務に応じて最適な位置からスピーディーに行えます。
Allura Centronの特徴
最後に株式会社島津製作所のおすすめ製品を紹介します。
OPESCOPE ACTENO™のココに注目!
①手術の状況に合わせて調整方法を選べる
画像調整は以下の2パターンがあり、状況に応じて使い分けられます。
・タッチするだけで最適な明るさになるようにX線条件を自動調整する「Free Mode」
・タッチしたエリアを最適な明るさに自動調整したうえで、その条件を固定する「Lock Mode」
②思いのままにポジショニングできる完全手動方式を採用
Cアームの操作方法にカウンターバランス方式による完全手動方式を採用しています。
観察したい方へ素早く動かせるだけでなく、手術台など他の機器との接触防止も簡単です。
③電磁ロックを両側に配置し操作性をさらに向上
Cアームを固定する電磁ロックを台車の両側に配置することで、回り込むことなく操作ができます。
ボタンを色とイラストで表示することで、誤操作の防止が可能です。
OPESCOPE ACTENO™の特徴
Cアームは患者様の身体内部(骨、臓器、血管など)を、手術中にリアルタイムに透視することができるX線装置です。確認したい部位のX線画像をさまざまな角度から抽出することができます。利用する診療科も幅広く、整形外科、心臓血管外科、脳神経外科、一般外科など多くの診療科で利用されています。導入を検討する際は、それぞれの診療科や設置場所に適した機種から選ぶようにしましょう。
医療機器選びの専門知識・時間がない方
コンシェルジュが代わりに探してご案内します!
業界に精通したコンシェルジュが、希望条件をお伺いし、ピッタリなメーカー・製品をご案内。時短&手間ナシで情報収集が可能です。相場観や補助金情報などのご質問にもお答えします。