外構業者の選び方|失敗しないためのポイントやコツを徹底解説

更新日 2023.07.04
投稿者:横山 洋介

外構業者の規模や実績は、業者によって異なります。
今回の記事では外構業者の選び方を中心に、業者選びに失敗しないためのポイントやコツを解説していきますので依頼する際の参考にしてください。

外構業者の選び方|失敗しないためのポイントとは?

ここでは、外構業者の選び方・失敗しないためのポイントを以下の4点に分けて解説していきます。

  • 会社の実績を確認する
  • 施工実績を見る
  • 見積り金額が予算にあっているか
  • アフターサービスの充実度はどうか

会社の実績を確認する

信頼できる外構業者かどうかを見極める上では、その業者の実績は非常に重要です。外構業者の実績はそれぞれ異なります。過去にどのような実績があるかどうかを、しっかりと確認しておきましょう。業者によっては、ホームページ上で会社の実績を公開しています。

施工実績を見る

過去の外構工事の実績をホームページ上で公開している場合は、しっかりと確認しておきましょう。また、その業者が実際に施工した現場に案内してもらって話を聞くのも有効です。施工実績が多ければ多いほど、外構工事の経験が豊富だということなので、業者を選ぶ際の指標になります。

見積り金額が予算にあっているか

外構工事の見積りには、以下の内容が含まれている必要があります。そのため、それぞれ重点的にチェックするようにしましょう。
なお、外構工事の費用相場は、新築外構一式で100万~300万円程度、外構リフォームで50万~100万円程度です。

  • 工事内容
    カーポートや駐車スペースなど、どの部分を工事するか具体的に記載されているか
  • 工事期間
    工事にどのくらいの日数がかかるか
  • 工事費用
    工事にかかる費用はどのくらいか
  • 使用する材料
    どのような材料を使用して工事するか
  • アフターサービス
    施工後のサービス内容はどのような内容か

アフターサービスの充実度はどうか

アフターサービスは、家を良い状態で保つ上で非常に重要です。アフターサービスが充実している業者であれば、何か問題が発生してもしっかりと対応してもらえます。たとえば、10年保証のような保証がついていると、施工後も安心でしょう。

また、以下のことは最低限確認しておく必要があります。

  • 建設業許可登録業者かどうか
    外構工事を行うには都道府県知事の許可や認可が必要
  • 外構工事の有資格者がいるかどうか
    造園施工管理技士・造園技能士・土木施工管理技士など専門知識を持っている社員が在籍しているか
  • 工事に関する保険の加入の有無
    建築工事保険・請負業者賠償保険・生産物賠償責任保険など

外構業者の効率的な探し方

ここでは、外構業者の効率的な探し方を紹介しますので参考にしてください。

展示会に参加する

造園業者やエクステリア工事会社などでは、展示会を行うことがあります。タイミングが合えば、実際に展示会に足を運んで出展している外構業者とつながるのは有効でしょう。直接会って話をすることで、自分の要望を具体的に伝えて、相手が信頼できる業者かどうかを確認できます。

知り合いに紹介してもらう

実際に外構業者に外構工事を依頼したことがある知り合いが周りにいれば、その外構業者を紹介してもらうのもいいでしょう。実際に依頼した感想を聞けるので、業者がどのような対応をしてくれるのか知ることが可能です。

インターネットで一括見積りサイトやまとめサイトを利用する

インターネット上では、外構工事の一括見積りサイトやまとめサイトがあります。そういったサイトを利用すれば、短い時間で予算に合った外構業者を見つけることが可能です。効率的に相見積もりが取れるので、工事費用の相場を把握することもできます。

要注意な外構業者の特徴も知っておこう

外構工事を選ぶ際は、注意しなければならない業者があります。以下では、要注意業者の特徴をあげてるので参考にしてください。

工事代金が一括前払いな業者

基本的に、外構工事の代金は契約時・着工時・完成時の3回に分割して支払います。完成後一括払いのところも少なくありません。

しかし、なかには一括前払いを要求してくる業者も存在しており、そのような業者は資金に困っている可能性が考えられます。最悪の場合は、支払い後に連絡が取れなくなってしまうこともあるので、気をつけましょう。

簡単に値引きに応じる業者

工事費用はできるだけ抑えたいと考えるでしょう。しかし、値引き交渉をした際に、すんなり承諾する業者は注意しなければなりません。通常、値引きをするのであれば図面を見直したり資材を調整したりする必要があります。そのため、その場ですぐに値引きに応じるのは難しいです。

その場ですぐに値引きに応じる場合は、完成後の仕上がりが不十分だったりと、何かしらのトラブルが生じる可能性があるので気をつけなければなりません。

過去に施工した現場の見学をお断りする業者

外構業者の実績を確認する上では、過去に実際に施工した現場の確認を行うのが有効ですが、なかにはそれを断る業者がいます。その場合、過去に依頼主と何かしらのトラブルがあった可能性があるので注意しましょう。

しっかりした実績がある外構工事であれば、快く現場の見学に応じてくれます。

他社図面を模倣し、低価格で対応しようとする業者

他社にお願いするために、相見積もりを取っていた業者に断りの連絡を入れた際、「その他社のデザインを見せてください」などと言ってくる業者は避けたほうが無難です。

図面を見せた後に「うちならこのデザインでもっと安くできます」と提案してくる可能性があり、これは他社のデザインの流用になります。

ルールに反しており、後からトラブルに発展することもあるので、こういった提案は丁重に断りましょう。

まとめ

外構業者は規模や実績がそれぞれ異なり、費用もさまざまです。そのため、依頼する際はしっかりとポイントをおさえなければなりません。闇雲に選んで依頼してしまうと、満足のいく仕上がりにならない可能性があるので気をつけましょう。

外構工事の依頼を検討する際は、今回の記事の内容を参考に依頼してみてください。


セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n33882f74cd71

国立大学を卒業後、新聞記者として4年間勤務。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、レジの導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野はレジ関連(POSレジ、自動精算機)、ナースコール、レセプト代行。

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