さまざまな場所で設置されているエレベーターですが、安全に運転するためにはメンテナンスが欠かせません。本記事では、北海道でエレベーターメンテナンス・リニューアル対応の優良企業を紹介します。
目次
まずは、北海道でエレベーターのメンテナンス・リニューアル(更新)対応している優良企業を紹介します。
エス・イー・シーエレベーター株式会社の特長・メリット
エス・イー・シーエレベーター株式会社は、エレベーター事業で50年以上の歴史があり、日本全国で5万台を超える保守・メンテナンスを手がける企業です。業界トップクラスの保守台数を誇り、リニューアル工事だけでなく、新設エレベーターの据付工事でも多数の実績があります。
徹底した教育体制で鍛えられたメンテナンススタッフが、全国のエレベーターの保守・メンテナンスを行います。その証拠に、法定検査を行うことができる「昇降機等検査員」が300名以上在籍し、資格者数も業界トップクラスです。
基本情報
対応可能な業務 | メンテナンス・リニューアル |
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対応可能なメーカー | 全メーカー対応 |
業者タイプ | 独立系 |
北海道にある営業所・拠点一覧 | 函館営業所、帯広営業所、旭川営業所、苫小牧営業所、室蘭営業所、釧路営業所、斜里営業所 |
会社規模 | 1100名 |
上場区分 | 未上場 |
ジャパンエレベーターサービス北海道株式会社の特長・メリット
ジャパンエレベーターサービス株式会社は、豊富なメンテナンス実績を活かし、国内主要メーカーに対応した企業です。メンテナンスを担当するのは、各機種の基礎知識・ノウハウを独自の研修プログラムで習得したスタッフです。
また、独立系で唯一、リモートでエレベータの運転状況を把握できるサービス「PRIME(プライム)」を導入しています。PRIMEによる監視やGPSによるエンジニアの所在把握、非常時の直接通話での対応など、24時間365日体制でサポートします。
基本情報
対応可能な業務 | メンテナンス・リニューアル |
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対応可能なメーカー | 国内主要エレベーターメーカー |
業者タイプ | 独立系 |
北海道にある営業所・拠点一覧 | ジャパンエレベーターサービス北海道株式会社、株式会社エミック、株式会社EVOTECH |
会社規模 | 連結1,766名(2023年3月末時点) |
上場区分 | 東京証券取引所 プライム市場 |
エレベーターコミュニケーションズ株式会社の特長・メリット
エレベーターコミュニケーションズ株式会社は、ビルなどの建物を対象に、清掃・保守・機器の運転・その他維持管理についてサービス提供する企業です。独立系のため、全メーカー全機種でのエレベーターメンテナンスが可能です。
CRMシステム搭載の遠隔監視/遠隔点検システムを構築しており、エレベーターの異常発生や、異常を予兆するなど、敏速かつ適切な対応ができる体制が整っています。また、日々のデータを分析して、報告書の提出や改修の提案もしているのが特徴です。
基本情報
対応可能な業務 | メンテナンス・リニューアル |
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対応可能なメーカー | 全メーカーに対応 |
業者タイプ | 独立系 |
北海道にある営業所・拠点一覧 | 札幌支店、登別支店、函館支店、旭川支店、北海道虻田支店 |
会社規模 | 従業員数196名(2022年3月現在) |
上場区分 | 未上場 |
ここでは、上記以外で北海道のエレベーターメンテナンス・リニューアル(更新)に対応する企業を紹介します。
株式会社エミックの特長・メリット
株式会社エミックは、安全と快適な環境を提供するエレベーター保守の専門企業です。お客様の使用状況に応じて、点検・保守・監視体制の各種契約プランから選べます。
国内メーカーはもちろん、全てのメーカーの機種に対応しており、高い技術をもったスタッフが対応してくれます。
24時間体制で監視しているので、故障や異常などがあった際でも離れた場所からスピーディに対応が可能です。万が一の場合に備えて、各種保険を完備している点も安心です。
基本情報
対応可能な業務 | メンテナンス・リニューアル |
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対応可能なメーカー | 全てのメーカーに対応 |
業者タイプ | 独立系 |
北海道にある営業所・拠点一覧 | - |
会社規模 | 11〜30名 |
上場区分 | 未上場 |
塚本商事機械株式会社(T.S.Gエレベーター)の特長・メリット
塚本商事機械株式会社は、エレベーターの設計施工、保守点検、メンテナンス、修理、リニューアルなどに対応するビルメンテナンス企業です。法定検査を行える資格を持つ者や、豊富な経験・技術を持つスタッフが点検や検査を行い、必要に応じて部品交換、修理、調整などを行います。
メンテナンスの精度、施工品質をより強固にするために、独自のチェック制度を導入しているのが特徴です。設備状況を24時間体制で管理、保守・整備中の現場を定期的に監査スタッフが巡回しているので、きめ細かく安心のサービスを提供しています。
基本情報
対応可能な業務 | メンテナンス・リニューアル |
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対応可能なメーカー | 全てのメーカーに対応 |
業者タイプ | 独立系 |
北海道にある営業所・拠点一覧 | - |
会社規模 | 113名(2023年1月末) |
上場区分 | 未上場 |
株式会社クリエーションの特長・メリット
株式会社クリエーションは、低・中層階のビルやマンション、病院など、生活に密着したエレベーターメンテナンス業者です。エレベーターに合わせて契約プランを選べるため、無駄のないメンテナンスが実現できます。
また、エレベーター利用時の突発的な事故や破損事故など、万が一の場合に備えて賠償責任補償制度を設けているのも特徴です。対賠償限度額を1事故につき対人賠償、対物賠償を10億円としています。万全な補償制度で安心して利用することができるでしょう。
基本情報
対応可能な業務 | メンテナンス・リニューアル |
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対応可能なメーカー | 全てのメーカーに対応 |
業者タイプ | 独立系 |
北海道にある営業所・拠点一覧 | 札幌、函館、帯広 |
会社規模 | 9人 |
上場区分 | 未上場 |
日昇エレベータ株式会社は、エレベータの営業、保守、点検を行っている企業です。エレベーター・エスカレーターの改修工事やリニューアルにも対応しています。
基本情報
対応可能な業務 | メンテナンス・リニューアル |
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対応可能なメーカー | 要お問い合わせ |
業者タイプ | 独立系 |
北海道にある営業所・拠点一覧 | - |
会社規模 | 12名(2019年8月現在) |
上場区分 | 未上場 |
エレベーターのメンテナンスを業者に依頼する際、独立系かメーカー系で悩む方も多いです。結論から言うと、エレベーターのメンテナンス・リニューアルは、「独立系業者」がおすすめです。
ここではその理由について、それぞれのメリットやデメリットを踏まえて解説していきます。
メーカー系エレベーター業者と、独立系業者のそれぞれの違いについて見ていきましょう。
特徴:エレベーターメンテナンスの専門業者
独立系のエレベーターメンテナンス会社は、メーカーに属さないのが特徴です。基本的には、全メーカーの機種のメンテナンスに対応しています。複数メーカーのエレベーターを保有している場合でも、独立系ならまとめて依頼できるのがメリットの一つです。
メリット:メーカー系より費用が安い
メーカー系に依頼すると、メンテナンス費に開発費が含まれているため、費用は割高になります。しかし、独立系はメンテナンス専門の業者なので、コストを大幅に抑えられます。また、価格競争が働きやすいため、価格交渉をしやすい点も独立系だから言えるメリットです。
メリット:部分リニューアルに対応
エレベーターリニューアルの種類には、フルリニューアルと部分リニューアルに分けられます。フルリニューアルは、エレベーターを丸ごと新しく取り替えることです。独立系は、劣化している部品だけを交換する「部分リニューアル」に対応しています。使える部品はそのまま利用できるため、短工期かつ低コストでリニューアルできる点がメリットです。
メリット:メーカーや機種問わず対応
独立系の多くはメーカー・機種問わずメンテナンス対応ができます。複数メーカーのエレベーターを導入している場合でも1社にまとめて依頼できるようになり、管理も非常に楽になります。
デメリット:業者選びが難しい
独立系のエレベーターメンテナンス業者は、メーカー系のようなブランド力がないため、どれを選べばいいか難しい点がデメリットです。独立系のメンテナンス業者を選ぶ際は「近くに営業所があるか」「導入実績は豊富か」を確認するとよいでしょう。
デメリット:部品の調達に時間がかかる場合がある
独立系のエレベーターメンテナンス業者の多くは、全メーカー・機種のエレベーターに対応していますが、あらゆるメーカーの部品を常備しているわけではありません。そのため、在庫のない部品はメーカーから取り寄せることになり、場合によっては時間がかかってしまいます。
特徴:エレベーターの開発・製造を手がける業者
独立系はメンテナンスの専門業者でしたが、メーカー系はエレベーターの開発や製造も行っているのが特徴です。基本的には、自社製品のメンテナンスのみに対応しています。
メリット:ブランド力や知名度があるから安心
エレベーターの開発や製造に多額の費用がかかっているため、メーカー系は三菱や日立、日本オーチス、東芝、フジテックなどの大手企業が中心です。そのため、大手というブランド力があり、知名度や安心感を求める方にとってはメリットといえます。
メリット:部品の調達が早い
メーカー系は、自社製品を中心にメンテナンスを行っているので、部品を常備していることがほとんどです。そのため、部品が欠品する心配がなく、独立系よりも部品調達が早い点がメリットといえます。
メリット:緊急時の対応がスピーディ
大手のメーカー系は全国各地に営業拠点を構えているので、緊急時の駆け付けスピードは独立系よりも早い場合が多いです。業種によっては緊急時の対応が重要な要素になるため、大きなメリットといえるでしょう。
デメリット:エレベーターのメーカーによっては対応できない
メーカー系は基本的に、自社系列で製造したエレベーターのメンテナンスを請け負っています。メーカーによっては、メンテナンス・リニューアル対応できない場合があるため注意が必要です。
デメリット:独立系よりも割高な場合が多い
メーカー系では、エレベーターの開発費や製造費をできるだけ抑えるために、メンテナンス費にその費用を上乗せする傾向にあります。さらに、広告費もかけている場合が多く、その分コストを上乗せされることでメンテナンス費が独立系よりも高くなります。
上記のメリット・デメリットを踏まえると、エレベーターのリニューアル・メンテナンスは「独立系業者」に依頼するのがおすすめです。
その理由には、以下の3点が挙げられます。
独立系は全てのメーカー・機種のメンテナンスに対応しているため、複数メーカーでもまとめて依頼できて管理が楽です。
また、独立系の大きなメリットに、メーカー系よりもメンテナンス費用を大幅に抑えられる点が挙げられます。
独立系業者によってはエレベーターだけでなく、ビル全体のメンテナンスに対応しているのも特徴です。
メンテナンス費用を抑えて、メーカーの縛りがない業者に依頼したい場合は独立系の業者がおすすめといえるでしょう。
2023年11月現在はありませんでした。
本記事では、北海道の優良エレベーターメンテナンス・リニューアル対応の企業をいくつか紹介してきました。
その中でも特におすすめなのが、以下の3社です。
上記に挙げた3社は独立系のメンテナンス業者で、メーカー系よりも大幅にメンテナンス費用を抑えられます。
「独立系はメーカー系よりも費用が安いから品質が悪い」とお考えの方も多いですが、そんなことはありません。メーカー系と遜色ない品質のサービスを提供しているメンテナンス業社も多くあります。
本記事で紹介した独立系のエレベーターメンテナンス業者を参考に、自社に合った業者選びをしてみてはいかがでしょうか。