小型スチコンのおすすめ7選|サイズ・機能について徹底比較

投稿日 2022.09.26 / 更新日 2022.10.03
投稿者:豊田 裕史

近年、医療機関・介護施設における食事のクオリティが以前よりも格段に高くなっています。そのなかで注目されているのが、クックチルという加熱調理した食材を急速に冷却・保存し、食事のタイミングに合わせて再加熱する調理方式です。

そして、このクックチルの導入にはスチームコンベクションオーブン(スチコン)が欠かせません。スチコンは、大型で場所を取りがちです。しかし、実は最近では小型のスチコンも増えているのです。

今回の記事では、小型スチコンのサイズや機能について詳しく説明して、導入時の注意点をあげていきます。その上で、小型スチコンおすすめ7選を紹介しますので、自施設の厨房へ導入する際の参考にしてみてください。

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小型スチコンのサイズ比較

ここでは、小型スチコンと標準的なスチコンのサイズを比較します。自施設の厨房のスペースを考慮して参考にしてみてください。

サイズ比較(mm) 小型 大型
W(幅) 500~600 700~1000
D(奥行) 400~600 500~800
H(高さ) 350~500 700~1800

小型スチコンのサイズ

最新の小型スチコンのサイズは

  • W500~600mm
  • D400~600mm
  • H350~500mm

程度の大きさなので、かぎられたスペースでも設置可能です。最近では、卓上タイプの手軽な小型スチコンも増えているので、より導入しやすくなっています。

業務用大型(標準)スチコンのサイズ

一般的な業務用スチコンのサイズは

  • W700~1000mm
  • D500~800mm
  • H700~1800㎜

です。 コストがかかる上、それなりのスペースが必要なので小規模の厨房は導入を断念せざるを得ないケースもあるでしょう。

小型スチコンおすすめ7選

ここでは、小型スチコンおすすめ7選を紹介していきます。 各製品さまざまな特長があるので、説明した注意事項を考慮した上で導入する際の参考にしてみてください。

ニチワ電機株式会社

ニチワ電機株式会社

出典:ニチワ電機株式会社 https://www.nichiwadenki.co.jp/

ニチワ電機の電気スチームコンベクションオーブンASCOシリーズは、消費電力が従来型の約半分の1.9kwと非常に経済的なので、ランニングコストはそれほどかからないでしょう。標準機能として

  • スチーマーモード
  • 自動加湿オーブンモード
  • オーブンモード

が搭載されています。そのため、蒸し物や焼き物だけではなく、真空調理など幅広いメニューに対応可能です。

また、AI調理時間自動補正機能を搭載しており、扉を開けて庫内温度が下がった際や食材の量に合わせて自動的に調理時間を調整してくれます。

ニチワ電機株式会社の比較ポイント

  • 消費電力が1.9kwで経済的
  • 幅広いメニューに対応可能
  • AI調理時間自動補正機能を搭載

製品情報

サイズ W530×D470×H390
価格 要問合せ
特徴 消費電力が従来型の約半分の1.9kwと非常に経済的。かなり小規模な事業者におすすめ。

株式会社マルゼン

株式会社マルゼン

出典:株式会社マルゼン http://www.maruzen-kitchen.co.jp/product/search/stcon_simple.html

株式会社マルゼンが提供している小型スチコンのスーパースチームシンプルシリーズ「SSCS-02MD」は、蒸気量を10段階で変更可能です。 コンビモードを使用して、スチコンならではのスチームと熱風を組み合わせた調理ができます。

また、芯温センサーが搭載されているので、食材の中心温度を1℃単位で正確に設定・計測可能です。

株式会社マルゼンの比較ポイント

  • 蒸気量を10段階で変更可能
  • スチームと熱風を組み合わせた調理ができる
  • 芯温センサー搭載

製品情報

サイズ W500×D470×H390
価格 748,000円
特徴 蒸気量を10段階で変更可能となっており、スチームと熱風の長所双方を活かして調理を行える

ホシザキ株式会社

ホシザキ株式会社

出典:ホシザキ株式会社 https://www.hoshizaki.co.jp/p/cookeverio-mini/feature/

ホシザキ株式会社が提供している「クックエブリオ ミニ」は

  • サイズ
  • デザイン
  • 操作性

に優れた小型スチコンです。

食材表面の温度が上昇する前に、疑縮熱という過熱水蒸気が食材に触れて水に戻る際に放出される熱で調理するため、食材中心部までしっかり熱が通ります。二段積みでの導入もできるので、高さのスペースに余裕があれば、より多くの食事を提供可能です。

ホシザキ株式会社の比較ポイント

  • サイズ・デザイン・操作性に優れている
  • 食材表面の温度が上昇する前に、疑縮熱で調理
  • 二段積みでの導入可能

製品情報

サイズ W500×D500×H400
価格 要問合せ
特徴 過熱水蒸気が食材に触れて水に戻る際に放出される熱(凝縮熱)で調理するため食材のおいしさや栄養素を最大限活かせる

株式会社コメットカトウ

株式会社コメットカトウ

出典:株式会社コメットカトウ https://www.cometkato.co.jp/product/csi3-ec2/

株式会社コメットカトウが提供している「CSI3-EC2シリーズ」は、本体の奥行きが42mmなので、奥行45mmのカウンターラインに問題なく設置できます。

1/2サイズのホテルパン2枚を使用でき、棚ピッチが6mmなので65mmホテルパンでも投入可能です。 蒸気量は8段階、風量は4段階で設定が可能で、それぞれ運転中に変更できます。

株式会社コメットカトウの比較ポイント

  • 奥行45mmのカウンターラインに設置可能
  • 65mmホテルパンでも投入可能
  • 蒸気量は8段階・風量は4段階で設定できる

製品情報

サイズ W595×D420×H410
価格 757,000円
特徴 奥行450㎜のカウンターラインに設置可能

株式会社フジマック

株式会社フジマック

出典:株式会社フジマック https://www.fujimak.co.jp/products/01/000565.html

株式会社フジマックが提供している「FCCMPXS」は、2/3ホテルパンが6段投入できる小型スチコンです。

自動洗浄機能では、庫内温度/洗浄プログラム設定ダイヤルから洗浄度合いを選択し、簡単に洗浄ができます。 備品が豊富で各種ホテルパンやグリルパンなど、調理に必要なものが取り揃えられているため、必要に応じて一緒に購入するといいでしょう。

株式会社フジマックの比較ポイント

  • 2/3ホテルパンが6段投入できる
  • 自動洗浄機能で簡単洗浄
  • 備品が豊富

製品情報

サイズ W655×D622×H597
価格 1,379,000円
特徴 2/3ホテルパンが6段投入できる。洗浄度合いを選択できる。

タニコー株式会社

タニコー株式会社

出典:タニコー株式会社 https://www.tanico.co.jp/product/steam_convection/5/

タニコー株式会社が提供している小型スチコンは、2段階可変棚を採用しています。 65mm深型ホテルパンが全5段収納可能で、20mm薄型ホテルパンにも対応可能です。

自動ダンパーが搭載されており、庫内の湿度を自動で管理できるので、蒸気を抜いて食材の仕上がりを自由に調整できます。 また、双方向から食材に熱を伝えるようになっているため、焼きムラや蒸しムラを軽減可能です。

タニコー株式会社の比較ポイント

  • 棚位置を調整できる
  • 自動ダンパー搭載で仕上がりを自由に調整
  • 双方向からの加熱で焼きムラや蒸しムラを軽減

製品情報

サイズ W700×D590×H660
価格 1,180,000円~
特徴 2段階可変棚を採用。自動ダンパー搭載

株式会社エフ・エム・アイ

株式会社エフ・エム・アイ

出典:株式会社エフ・エム・アイ https://www.fmi.co.jp/

株式会社エフ・エム・アイが提供している小型スチコンは温度・スチーム・ファンスピードを設定できる画期的な操作ができます。

「マインドマップ機能」は、本体の液晶パネルに曲線を描くだけでさまざまな設定が可能です。一気に加熱するのかじっくり加熱するのかも細かく設定できます。補正調理機能では、調理途中に食材を投入しても温度変化に応じて調理時間や調理温度を自動的に補正可能です。

また、カーボンフィルター内蔵の専用簡易フードを設置可能なので、フード設備のない厨房でもにおいを制御してくれます。

株式会社エフ・エム・アイの比較ポイント

  • マインドマップ機能搭載
  • 補正調理機能搭載
  • カーボンフィルター内蔵の専用簡易フード設置可能

製品情報

サイズ W540×D675×H650
価格 要問合せ
特徴 マインドマップ機能、補正調理機能を搭載

小型スチコン導入時のポイント

ここでは、小型スチコンを導入する際の注意事項を3つに絞って説明します。 導入の際は、以下の3つの点に注意してください。

  • 調理可能な容量が少ない
  • 利用可能な機能が制限される
  • 配管取り合いに注意

これらの注意点について、ひとつずつ詳しく説明していきます。

調理可能な容量が少ない

当然ですが、小型になればその分スチコン庫内の容量も小さくなります。 一度に調理可能な量は必然的に少なくなるので、調理時間や食事を提供する人数を考慮して導入しなければなりません。

小型スチコンはコンパクトですが、標準的なスチコンよりも容量が少ないので注意してください。

利用可能な機能が制限される

製品によってはガス式か電気式かを選べますが、、小型モデルになると電気式しか選べない場合もあります。 性能や機能が一部制限される製品も少なくないので、事前に確認しておく必要があるでしょう。

ガス式と電気式どちらで利用できるのか?機能はどこまで使えるか?は導入前にチェックしておきましょう。

配管取り合いに注意

小型になると、給排水配管の接続が標準モデルと変わる可能性があります。すでに配管がある場合はその配管径を考慮する必要があるでしょう。

導入した後に接続できないとなると、時間も手間もかかってしまうため事前に確認しておいてください。

スチコンの基礎知識

「スチコン」とは、スチームコンベクションオーブンの略であり、熱と蒸気で多機能の加熱料理を行える加熱調理機器です。

  • 焼く
  • 煮る
  • 蒸す

など、さまざまな加熱調理が行えます。 多くの食事をまとめて調理ができるため、調理スタッフが足りていない施設でも少ない人数で食事の提供が可能です。

また、さまざまな加熱調理をひとつのスチコンでまかなえるため、大幅に調理時間を短縮できます。

まとめ

小型スチコンは、かぎられたスペースで最大限の調理を行なう上では欠かせない調理機器です。 クックチルを導入したいものの、スチコンを置くスペースが確保できないため断念していた施設もあるでしょう。

今回紹介した小型スチコンであれば、小規模な厨房でも導入可能です。 導入する際の注意事項を考慮した上で、導入を検討してみるといいでしょう。

標準型のスチコンについては【2022年】スチコン比較6選|価格や機能を徹底比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

スチコン以外の厨房機器が気になる方は 【2022年】厨房機器メーカー15選を徹底比較|選び方のポイントも解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

小型スチコン選びの専門知識・時間が無い方

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セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.

URL:https://twitter.com/toyoda_2ndLabo

セカンドラボ株式会社の社員。病院・介護施設のDX&業務効率化オタク。実は中小企業診断士です。毎日医療福祉施設向けの製品やサービス、企業の調査研究を行っています。


フリーランスWEBライター

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元高校国語教師。3年ほど教育現場で働き、フリーランスWEBライターとして独立。様々なメディアで記事を制作。ディレクターとしても活動。個人でブログも運営しており、情報発信も行なっています。

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