内装デザインに必須の「什器(じゅうき)」とは?種類や選び方を解説

更新日 2024.06.26
投稿者:横山 洋介

店舗やオフィスの内装を完成させるにあたり、必要になるのが什器です。什器は、選び方やお得に揃える方法を覚えておけば、低コストで購入することができます。

今回の記事では、 業種別で什器について詳しく解説していき、什器の選び方やお得に揃える方法を解説していくので、購入する際の参考にしてください。

【業種別】内装デザインに必須の「什器(じゅうき)」とは?

「什器(じゅうき)」という言葉は、これから新たに店舗を運営していこうと思っている方にとっては、馴染みのない言葉でしょう。什器とは、一般的には店舗の商品を顧客に見せるディスプレイの器材のことを言います。

店舗、オフィス内で使う器材を指す広い概念であり、主に、以下のようなものが什器と呼ばれるものです。

  • ショーケース
  • テーブル
  • アクリルボックス
  • 冷蔵庫など

什器は、業種によって必要なものが異なるので、次はそのあたりについて詳しく解説していきます。

店舗

店舗における什器は、消費者の商品視認性や訴求力が高い什器を設置することが重要です。たとえば、以下のような器材が店舗で必要な什器に該当します。

【アパレルの場合】

  • 商品陳列棚
  • ハンガーラック
  • ミラー
  • マネキン・トルソー
  • フィッティングルーム
  • オブジェ
  • ワゴンなど

【雑貨店の場合】

  • 陳列棚
  • ディスプレイテーブル
  • ネット什器
  • レジ台
  • 包装台など

飲食店

飲食店は業種や業態によって、必要な什器が異なります。 ラーメン屋のような麺類を提供する店舗であれば、製麺機やゆで麺機が必要で、パン屋であれば専用のオーブンや発酵機などが必要です。

また、 イートインスペースがある飲食店の場合は、顧客が利用するテーブルやイスも購入する必要があるでしょう。以下のような器材が、飲食店で必要な什器に該当します。

  • 食器
  • 食器棚
  • 調理器具
  • ガスコンロ
  • 冷蔵・冷凍庫
  • 製氷機
  • テーブル
  • 椅子
  • 照明など

美容室

美容室は理想のヘアスタイルに仕上げたい、髪に関する悩みを解消したいというニーズがあります。その一方で、日頃の疲れを少しでも解消して、リフレッシュしたいという利用客も多いです。

そのため、シャンプー台やカット椅子のような大型の設備以外にも、音響設備や照明などの什器にこだわり、落ち着いて過ごせる空間を提供する必要があります。

美容室で必要な什器は、以下のようなものです。

  • シャンプー台
  • カット椅子
  • デジタルパーマ用機器
  • ワゴン
  • 音響設備
  • 照明
  • オブジェなど

クリニック(医療機関)

クリニックは医療機関であり、通常の店舗とは必要な什器が若干異なります。 患者がリラックスできる空間を提供するのも大切ですが、スタッフが働きやすい空間作りも怠ってはいけません。

クリニックで必要な什器は、以下のようなものです。

  • 診察室内のデスクや椅子
  • カルテ棚
  • 医薬品類の保管棚
  • 電動リクライニングソファ
  • 待合室の椅子
  • 点滴セットを吊るす台
  • 処置室のベッドなど

クリニックでの内装についてはクリニックの内装の基本を解説|設計時の注意点やおすすめ業者まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

オフィス

オフィスでは、多くの什器が必要です。大きなものから小さなものまで、必要なものは多岐にわたります。 業務を行いやすい動線を考えた上で購入し、設置するようにしましょう。

オフィスで必要な什器は、以下のようなものが該当します。

  • オフィスデスク
  • オフィスチェア
  • 応接セット
  • パーテーション
  • 書庫
  • 金庫
  • ワゴンなど

内装に使う什器の選び方

什器は、複数のポイントを考慮して選ぶ必要があります。ここでは、 内装に使う什器の選び方を詳しく解説していくので、購入する際の参考にしてください。

配色・デザインで選ぶ

内装において、色が与える影響は非常に大きいです。たとえば、グレーは落ち着いた雰囲気、黒は高級感を演出するというように、色は人にさまざまな影響を与えます。そのため、ターゲットとする客層や店舗のコンセプトに沿って、什器の色やデザインを検討するようにしましょう。

また、商品を陳列して販売する場合は、その商品を際立たせる什器が必要です。什器自体がおしゃれなデザインであれば、それだけで目を引くことができます。ただし、什器が目立ち過ぎてしまうと、本来販売したい商品の印象が薄くなってしまうので注意しましょう。

店舗やブランドイメージに適した什器を設置することで、顧客に対して店舗の印象を定着させることができます。 そのため、什器を購入する前に、店舗のイメージやターゲットを明確にするようにするといいです。

導線・レイアウトを考慮して選ぶ

配色やデザインを考慮するのは必要ですが、什器を設置する際は、動線やレイアウトも考慮しなければなりません。

たとえば、店舗に入ってすぐ目につく場所に、一番おすすめの商品を置くようにすることで、顧客が手にとってくれる可能性が高まります。

また、スタッフが業務を行いやすい動線やレイアウトを考えると、より良いでしょう。

什器には大型のものがあり、万が一、倒れてしまった場合は重大な事故につながる可能性があります。

そのため、什器の耐荷量や設計など、安全性をしっかりと確認しておかなければなりません。デザイン性も大切ですが、安全性も含めて購入を決めるようにしましょう。

お得に什器をそろえる方法

ここでは、お得に什器をそろえる方法を紹介していきます。新品にこだわらなければ、以下のようなお得に什器をそろえる方法があるので、参考にしてください。

  • 居抜き
  • 中古
  • レンタル

居抜き

居抜きの場合、以前使われていた什器を使うことができます。 新品で購入するよりも購入コストを抑えられるので、全体の初期費用を抑えることが可能です。

ただし、中古のため経年劣化などで安全性に問題がある場合があるので、そのあたりはしっかりと確認しましょう。

中古

ブランドメーカーやアンティーク家具は、新品だけではなく中古でも販売されています。中には掘り出し物もあり、タイミングが良ければ店舗のイメージにあった什器が見つかるかもしれません。

新品よりも安く購入できる上、居抜きよりも商品の選択肢が幅広いので、お得に什器をそろえる方法として覚えておくといいでしょう。

レンタル

什器は高額なものもありますが、新品や中古で購入するよりも、レンタルのほうがコストを抑えられる可能性があります。

什器のレンタル業者は複数あり、シンプルなものからアンティーク系など、それぞれの業種に適した什器を提供しているので、レンタルも検討してみるといいでしょう。

まとめ

内装デザインにおいて、什器は必須です。購入する際は、 デザイン性だけではなく安全性も考慮し、導線レイアウトをよく検討してから設置するようにしましょう。

また、新品・居抜き・中古・レンタルの方法があるので、予算に応じて購入すると良いです。今回の記事の内容を参考に、什器の購入を検討してみてください。

内装業者については【地域別】内装・リフォーム業者16選|選び方や工事の種類まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。


セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n33882f74cd71

国立大学を卒業後、新聞記者として4年間勤務。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、レジの導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野はレジ関連(POSレジ、自動精算機)、ナースコール、レセプト代行。

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