クリニックの看板は、診療時間外でも24時間365日クリニックの存在や魅力を発信し続けてくれるものです。初期費用はかかりますが、そのぶん集患効果があるため費用は十分回収できます。
今回の記事では、クリニック看板について詳しく解説した上で、クリニック看板製作会社おすすめ6選を紹介しますので参考にしてください。
クリニック看板を設置する際、どれくらいの費用対効果があるのか気になるでしょう。たとえば、100万円の看板を設置した場合、1年で元が取れる可能性があります。
以下の表は、一般的な新患から得られる平均的な利益です。
新規患者1人(3回/年) | |
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平均診療単価 | 5,800円 |
診療にかかる原価 (売上の10%程度) |
580円 |
利益 | 5,220円 |
新規患者1人から1年間で得られる利益(3回/年)が15,660円だとすると、以下のような計算ができます。
このように、月6人のペースで新患が来院すれば、100万円は1年で回収できるのです。
あくまで目安ですが、1年で投じた費用を回収できれば2年目以降に増えた分はすべて利益になります。
詳しくは後述しますが、クリニックにおいて看板を設置するメリットは非常に大きいです。上記の計算は現実的で、十分な費用対効果があります。
クリニック看板の設置には、当然ですが費用がかかります。ここでは、クリニックで設置されることが多い看板の費用目安を種類別で紹介しますので、依頼する際の参考にしてください。
ここでは、クリニック看板に費用をかけるメリットを解説していきます。
クリニックの看板は、患者の記憶に残りやすいです。特に、自立看板は大きいため、来院を目的としていない方の目にもつきます。
たとえば、体調が悪くなり内科に行こうとしたとき「そういえば近くに青い看板のクリニックがあった気がする」と、思い出してインターネットなどで調べることが可能です。
なんとなくクリニックの存在を印象付けることは非常に重要で、看板を設置しておけば継続的に宣伝し続けることができます。
人の記憶に残るようにするには、視認性が高い看板を設置する必要があり、色・字体・ロゴやキャラクターなどを工夫して、思い出してもらえるようにするのが有効です。
患者が迷わず来院できるようにするためにも、看板の設置は有効です。
たとえば、メディカルビルのような一つのビルに複数のクリニックが入っている場合、屋外に看板を設置しておくと患者は迷わず来院できます。
また、駐車場がクリニックから離れている場合も、大きめの看板で駐車場の場所を示すようにしておくといいです。
クリニックの看板は、デザインを考えたり設置工事が必要だったりと時間と費用がかかりますが、一度設置すれば継続的に宣伝することが可能です。
たとえば、新聞広告はその日限りですが、看板は壊れるまで宣伝し続けてくれます。もちろん、安全上定期的なメンテナンスは必要ですが、最初に時間と費用をかけて設置するメリットは大きいです。
ここでは、クリニック看板の費用対効果が高い製作会社の選び方を説明します。選ぶ際のポイントは、以下の3点です。
自院で設置したいと考えている看板を、製作できるかどうかは事前にしっかり確認しておきましょう。
たとえば、自立看板はA社、プレート看板はB社といったようにそれぞれ別の製作会社に依頼するとコストがかさんでしまう可能性があります。
そのため、対応している看板の種類は事前に確認しておくといいです。
クリニック看板製作会社のなかには、デザインのみに対応している会社とデザインから施工・取り付けまで対応してくれる会社があります。
デザインと施工・取り付けを別々の会社に依頼してしまうと、そのぶん費用がかさんでしまうので、一貫して対応してくれる製作会社に依頼するようにしましょう。
クリニック看板を製作する上では、クリニック看板の製作実績があるかどうかが重要です。
クリニック看板は一般的な看板と違い、医療法上規制の対象となるため、注意しなければなりません。厚生労働省が公開している広告ガイドラインを遵守する必要があるので、クリニックでの看板製作実績があったほうが安心して依頼できます。
広告ガイドラインについては【最新版】医療広告ガイドラインをわかりやすく解説!NG・OK表現もでも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ここでは、クリニック看板製作会社おすすめ6選を紹介します。それぞれ特徴が異なるので、比較しながら依頼を検討してみてください。
クリニックの看板業者については【2023】クリニック・歯科医院での実績豊富な看板製作業者10選を徹底比較|選び方のポイントも解説!でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
メディサインは、製作実績10,000件以上の医療看板専門の看板製作会社です。デザインから看板製作・取り付けまで対応しており、さまざまなタイプの看板を依頼できます。
製作する際は、ヒアリング内容をもとに看板のイメージ画像を作成して、実際の設置場所の写真に製作予定の看板を合成して提示してもらえるので、具体的な設置後のイメージを確認可能です。
メディサインの比較ポイント
製品情報
費用 | 30万~60万円(詳細要問合せ・見積もり無料) |
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対応エリア | 要問合せ |
実績掲載 | あり |
南青山看板は、クリニック看板の製作実績が200件以上あり、デザインから施工・取り付けまで対応可能です。
集患やイメージ向上の観点からトータルプロデュースしてくれるため、高い宣伝効果を期待できます。
南青山看板は、関西地区では「北堀江看板」として営業しており、関東・関西の他、中国地方まで幅広いエリアで対応可能です。
南青山看板・北堀江看板の比較ポイント
製品情報
費用 | 企画・デザイン・設計費用75,000円~125,000円 看板製作費300,000円~700,000円 施工費100,000円~180,000円 |
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対応エリア | 大阪市内を中心に大阪府全域 兵庫県(尼崎市・西宮市・芦屋市・神戸市・宝塚市他) 京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県 関東:東京都23区を中心に東京都 (三鷹市、武蔵野市、狛江市、調布市) 神奈川県(川崎市、横浜市) 千葉県(市川市、船橋市、松戸市、柏市) 埼玉県(川口市、草加市、越谷市) 出張対応エリア:岡山県(岡山市、倉敷市、総社市、笠岡市) 広島県(広島市、呉市、福山市、尾道市、三原市、東広島市、竹原市) 愛知県、福岡県 |
実績掲載 | あり |
クリニック看板+集患.comはクリニック看板を専門に製作しており、診療圏を調査した上で、もっとも効果的な看板デザインを提案してくれます。
製作にあたっては、看板の費用対効果を試算してもらえるので、看板設置後の投資回収目安を把握可能です。
また、看板だけでは不十分だと考えられる場合は、ホームページやポスティングなどの集患戦略も提案してもらえます。
クリニック看板+集患.comの比較ポイント
製品情報
費用 | 要問合せ |
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対応エリア | 関東・近畿地方(その他のエリアも対応可能な場合あり) |
実績掲載 | あり |
看板館は35年以上の看板製作実績があり、病院・クリニックの他に飲食店や不動産業などさまざまな業界の看板を製作しています。
看板だけではなくロゴ製作もできるので、ロゴデザインを取り入れた看板製作も可能です。
製作可能な看板の種類も豊富で、自立看板や電飾・LED看板などを依頼できます。見積もりは何度依頼しても無料なので、一度問い合わせてみるといいでしょう。
看板館の比較ポイント
製品情報
費用 | 要問合せ |
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対応エリア | 東京・大阪 |
実績掲載 | あり |
CUVIC CITYはデザインから施工・取り付けまで一貫して依頼でき、全国57カ所に施工拠点があるので全国対応が可能です。
さまざまな業界の看板製作実績があり、 クリニックの看板も多く手がけています。
電飾タイプの看板をLEDに変えたり、看板の撤去・処分なども依頼できたりするので、 気軽に問い合わせてみるといいでしょう。
大まかな料金は、ホームページで料金シミュレーションが可能です。
CUVIC CITYの比較ポイント
製品情報
費用 | デザイン費5,500円~ 施工費33,000円~ (HPで料金シミュレーション可) |
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対応エリア | 全国 |
実績掲載 | あり |
横浜サインアートは、デザインから施工まで一貫して自社対応しており、 集客効果の最大化を狙った看板製作が可能です。看板だけではなく、外観を丸ごとデザインしてもらうこともできます。
年間450件を超える看板製作実績があり、クリニックの看板製作も可能です。 看板設置作業中や、設置後の事故や損壊などによる可能性も考慮して、万全な保険体制を整えているので安心して依頼できます。
横浜サインアートの比較ポイント
製品情報
費用 | 要問合せ |
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対応エリア | 東京都・神奈川県 |
実績掲載 | あり |
クリニックにおいて看板は、その存在を患者に認知してもらうために非常に重要です。初期費用はかかりますが、十分な費用対効果が期待できるでしょう。
今回の記事の内容を参考にした上で、紹介したクリニック看板製作会社おすすめ6選のなかから、依頼を検討してみてください。