街でセルフレジを見ることが多くなりました。スーパーやコンビニではもはや当たり前の光景となり、その手軽さから設置されていないと違和感を感じる人もいるのではないでしょうか。最近ではスーパーやコンビニだけでなく、クリニックや歯科医院、飲食店やアパレル店など小規模店舗にも導入が進んでいます。
今回は生活に身近なものとなっているセルフレジの基礎知識からメリット・デメリットなどわかりやすく解説していきます。定番のメーカーや製品の特徴も紹介しますのでセルフレジについて詳しくしりたいという方はぜひ参考にしてみてください。
セルフレジとは、今までスタッフが行っていたレジでの会計(商品のスキャンおよび決済)をお客さん側で対応する運用方式のレジシステムのことです。
レジ業務にあたっていたスタッフの人件費の削減やスムーズに会計が終えられることによる待ち時間削減効果だけでなく、スタッフとお客さんが非接触になることによる感染症対策効果など、さまざまなメリットがあるため、急速に導入が進んでいます。
セルフレジは、運用形式により大きく「セミセルフレジ」と「フルセルフレジ」の2種類に分類できます。それぞれについて見ていきましょう。
セルフレジ(フルセルフレジ)は、商品やサービスのバーコード読み取りから、精算まですべての作業を利用客一人で行うタイプのレジです。以下、セルフレジの使い方の流れです。
一般的にセルフレジと言った場合こちらのフルセルフレジのことを指します。すべてのレジ操作を顧客が独自に行ってもらえるので、人員削減をより効果的に行うことができます。その反面、顧客が独自に処理を行うため、万引きなどのリスクが高まるデメリットも存在しています。
医療機関中心で導入が進んでいる自動精算機や、牛丼チェーンにあるタッチパネル式の券売機もセルフレジの一種です。その他、ユニクロなどで導入される製品をレジの台の上に置くだけで、会計データがスキャンされる「RFIDレジ」もセルフレジに含まれます。
以下、セルフレジの事例動画です。(出展:ローソン公式youtubeチャンネル)
セミセルフレジは、商品やサービスの登録はスタッフが行い、精算はお客さん自身で自動釣銭機にお金を投入してお釣りの受け取りを行うタイプのレジです。以下、セミセルフレジの使い方の流れです。
セミセルフレジでは、従業員が商品等の登録を行うので、レジの操作に慣れていない顧客でも安心して利用できるメリットがあります。ただし、担当者を決めて人員を配置する必要があり、セルフレジのメリットの一つである人件費削減への貢献度はフルセルフより低いです。
ただし、待ち時間の削減という面においては、バーコードスキャンはスタッフが行う分レジの回転がスムーズなのでセルフレジと同等かそれ以上に待ち時間を短縮可能です。
以下、セミセルフレジの事例動画です。(出展:ビジコムちゃんねる)
セミセルフレジについては【2023】セミセルフレジメーカー9選を徹底比較|価格や導入メリットを解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
業務の効率化や人件費の削減が期待できるセルフレジ(セミセルフレジ)ですが、顧客からはどう思われているのでしょうか?
「株式会社MS&コンサルティングの調査」によると、セルフレジ(フルセルフレジ)に対して「好印象でそのお店に行きたい気持ちが上がる」もしくは「好印象がある」と答えた人は45.8%でした。「特になんとも思わない」と答えた人が47.2%となり、マイナスの印象を抱いていると答えた人は全体のわずか6.9%に留まりました。
ほとんどの利用客において、セルフレジは特にマイナスな印象は与えることはないと言えそうです。また、セミセルフレジの場合マイナスの印象を抱いていると回答した人は全体の6.3%となり、わずかですがセルフレジよりも好意的なお客さんが多いという結果となりました。
セルフレジの導入には大きなメリットがあり、具体的には次の3点が挙げられます。
順に解説していきましょう。
セルフレジは、POSレジによって支払金額の正確で迅速な確定と、自動精算機による会計の自動化が実現するため、会計時間の短縮につながります。
会計金額の違算や現金の過不足により会計窓口でのトラブルが発生するリスクが無くなるため、スタッフの心理的な負担が大幅に軽減されるのです。また、軽減された時間は患者様への接客にあてることができるので、サービスへの満足度の向上が期待できます。
さらに、診察時間終了後の締め作業が瞬時に終わるので、違算や過不足が起こりません。時間外勤務が減るうえに、翌日の準備にも時間を充てられる効果があります。
セルフレジで扱う自動精算機は、患者様自身が現金の投入とお釣りの受け取りを行うので、スタッフと患者様が現金の受け渡しのため近くにいる必要がありません。
さらに、スタッフと患者様が同じ現金に触れることがないので、新型コロナウイルスの感染症対策になり、衛生面が大きく改善されます。会計のための待ち時間が短縮されるので、待合室での滞在時間も削減できる点も注目です。
私たちの日常生活では、キャッシュレス決済が身近なものとなっています。従来のレジでキャッシュレス決済に対応するには、クレジットカードやバーコード決済・電子マネー等に合わせた外付けの機械を追加で別途導入することが必要でした。
しかし、セルフレジならレジとセットで導入できるので効率的で、連携できるかどうかを気にする必要もありません。利用できるキャッシュレス決済の種類は多岐に渡り、クレジットカードやPayPayなどのバーコード決済・Suicaなど交通系をはじめとする電子マネー、海外のバーコード決済にも対応可能です。
便利なセルフレジですが、導入には次のようなデメリットもあるので、抑えておきましょう。
セルフレジはメリットが多く慣れると便利なのですが、慣れるまでの導入初期には操作説明が必要です。高齢の方など機械に慣れていない患者様への説明は丁寧に行うとよいでしょう。
また、スタッフにも操作に不慣れな患者様への説明や、紙幣詰まりなど簡単なトラブルに対応できるように教育する必要があります。会計時間の短縮が大きな目標ですが、導入初期にはかえって行例が長くなる可能性があるので、スムーズに導入するために十分な事前準備と計画的なスタッフ教育を行いましょう。
セルフレジは、多額のコストがかかる点が導入へのハードルとなっています。導入するにあたっての初期コストやランニングコストは十分に確認しておきましょう。ランニングコストには、保守メンテナンス費やキャッシャレス決済手数料が含まれます。
必要となるコストそれぞれの相場は次のとおりとなります。
初期コスト | 200〜400万円 | 機種により金額幅がある |
---|---|---|
保守メンテナンス費 | 5万円程度 | オンライン保守など内容により変動 |
キャッシュレス決済手数料 (クレジットカード・電子マネー・バーコード決済など) | 3.5%程度 | 仲介会社により差異あり |
それぞれの項目で取り扱い内容によって金額が変動するので、クリニックで必要なサービスについて事前に精査しておく必要があります。
初期コストを抑えるために、レンタルやリース・国や自治体などの補助金を活用できる場合があるので、導入事業者に実績を確認するのもよいでしょう。
「Yahoo!ニュースが行ったオンライン調査」によると、セルフレジを「積極的に使っている」もしくは「たまに使う」と答えた方は77.8%となっており、ほとんどのお客様はセルフレジの導入に対して好意的だと言えます。ただし高齢者などある一定数はネガティブな印象を抱く人がいるのも事実です。使い方がわからないや、コミュニケーションが減り有人レジだったときの温かみがない、というような感想を抱く場合があります。
操作がわからない方の補助やお客様同士のトラブル防止として、レジ周辺にサポートスタッフを配置する必要があるのでその点も導入前におさえておきましょう。
以下セルフレジに寄せられたネガティブな声を抜粋いたします。
今セルフレジが増え 困っている弱視者が急増している… また弱視者には 白杖を持っていない人も多く 店員には きょとんとされてしまう様だ… たとえ 視覚障碍を言葉にせずとも 「目が悪いので」とか 「見えづらくて」などでも 十分視覚障碍者の可能性がある どうかみんなで気が付き 優しい対応をしてね
— 盲目のシンガーソングライター マエケン ☆スーパーライブ、千葉市など12団体の後援が決定(^^) (@MAEKEN_AIRFOLG) June 2, 2022
セルフレジ、なんか人とのコミニュケーションもなくなるね、将来は店員さんも必要なくなりAI世界⁉️
— ☆ももちゃん☆低浮上の遅れ (@love_momochan19) November 2, 2020
セルフレジ・無人販売がどんどん進む中、人の温かさが伝わるお店はそれだけで違いますよね☺️ https://t.co/PwyjATlvVi
— 渡部早紗✍️騙さず煽らず売る広告を書くライター (@wata883_writing) April 24, 2022
このような声に対応するには、セルフレジで業務を効率化し時間を捻出した分、接客のサービスレベルを上げるなど患者様の満足度を上げることが必要です。
セルフレジにまつわるトラブルや防止策についてはセミセルフレジのよくあるトラブルまとめ|評判や導入時に気を付けるべきポイントを解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
セルフレジは大きく分類するとセミセルフレジとフルセルフレジの2分類になりますが、さらに細かく分類すると以下の5種類に分類可能です。それぞれ実際の活用例も併せて解説していきます。
セミセルフレジタイプは先ほど説明した通り、バーコードスキャンまでをスタッフが行い決済は利用客自ら行うタイプです。
スーパーやコンビニにとどまらず、医療機関やアパレル店など幅広い業種・業態で導入が進んでいます。
フルセルフレジタイプも前述の通り、バーコードスキャンから決済まですべて利用客が行います。
業務の効率化による人件費の削減や、待ち時間の軽減に効果があります。ただし操作方法がわからない方のサポートやトラブル対処のためにサポートスタッフの配置が必要になるので完全に無料というわけにはいきません。
マルチ対応タイプとは、1つのレジでフルセルフレジとセミセルフレジ両方に対応可能なタイプのセルフレジのことを言います。
マルチ対応タイプのセルフレジを導入することで例えば、昼は客数が多いのでセミセルフレジ、夜はフルセルフレジとして完全無人店舗として運営するといった方法をとることが可能になります。
券売機タイプは牛丼チェーンやラーメン店、学生食堂に設置されているので、利用したことがある方も多いのではないでしょうか。特徴としては会計が後払いではなく前払いである点です。
タッチパネル式とボタン式がありますが、近年新規導入は高機能なタッチパネル式の割合が高くなってきています。
自動精算機タイプは医療機関やホテルを中心に活用されています。見た目は券売機タイプと似ていますが、異なる点としては、会計が後払いとなる点です。
医療機関専門の自動精算機もさまざまな製品が販売されており、特徴としては電子カルテ・レセプトと連携を行い、患者の診察券情報を読み込んで会計額の表示が可能となっています。
また、オンライン資格確認や再来受付など他の機能も持っている製品も販売されています。
自動精算機については【最新】クリニック向け自動精算機おすすめメーカー比較|価格相場まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
セルフレジの価格相場を知っておきましょう。セルフレジの価格内訳は「導入費用」、「ランニングコスト」、「保守費用」の3点となっております。
まず導入時の価格は100〜450万円、ランニングコストはレジに搭載されるPOSシステム(セルフレジ導入時はPOSシステム必須です。)の利用料のことで相場は0円~5万円程度、年間の保守費用が5万円~20万円程度と幅広い価格相場となっています。最低でも初期費用で100万円程度はかかる比較的高価なものになっています。
続いて、上記で紹介した5タイプのセルフレジそれぞれの導入費用相場を紹介します。
全タイプそれなりに高額なので、初期費用の負担を軽減させたい方は以下に紹介する補助金やサブスクプランを活用してみましょう。
セルフレジ導入に活用できる補助金としては以下が挙げられます。
セルフレジで活用できる補助金については自動精算機・釣銭機導入時に利用したい補助金7選|申請フローも解説でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
セルフレジには実は、サブスクでの導入方法も存在します。初期費用無料で、月額25,000円~30,000円程度を支払いセルフレジを導入するプランです。保守費やPOS利用料も月額に含まれているので、お得なサービスとして人気を集めています。
また、リースと似ていると感じた方もいらっしゃるかと思います。リースの場合は途中解約ができず、サブスクの場合は途中解約可能なのでその点もサブスクが人気の理由となっています。
代表的な事例として、高機能POSレジで人気のスマレジがセルフレジのサブスクサービスを提供しています。
スマレジの資料請求はこちら導入する際に抑えておくべきポイントを整理します。クリニックへ導入する際に見落としがちなので、事前に検討しておきましょう。
セルフレジは設置スペースが必要なため、限られたスペースで設置する際には、導線やオペレーションを考慮する必要があります。事前に機種の大きさと設置可能な広さを確認して、必要な設置スペースを確保しましょう。機種によって小型や壁掛型・卓上型・縦置き可能なものがあります。貨幣部と紙幣部の分離するタイプもあるので、どのタイプが最適か検討が必要です。
また、セルフレジのサイズは、横幅が40〜50cm、奥行きは45〜60cm、高さ12〜20cm程度のものが多くなっているので、サイズ感も抑えておきましょう。
小型でおすすめの機種についても当サイトで紹介していますのでチェックしてみてください。
小型の自動精算機については【サイズ早見表つき】小型でおすすめの自動精算機8選|価格や特徴を比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
セルフレジを導入するにあたり、クリニックで使用している電子カルテやレセコンと、セルフレジとの連携方法を確認することが大切です。機種を選ぶ際には、これまでの連携実績や追加費用が必要かどうかを確認するようにしましょう。連携方式を整理すると次のようになります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
データ連携 | 請求額が正確 会計情報を他システムで管理可能 | 電子カルテやレセコンにデータがない場合は、窓口で精算が必要 |
バーコード連携 | 請求額が正確 | 電子カルテやレセコンとデータ連携できない |
連携なし | 本件対象外を含めて手入力で請求可能 | 入力ミスにより違算が生じる可能性がある |
クリニックで使用している電子カルテ・レセコンと、セルフレジとの連携可能方法を確認して、自院の環境に適した機種を選びましょう。
最後に、代表的なセルフレジメーカーと製品9選の特徴をそれぞれ紹介します。
ビジコムのクリニック・調剤薬局向けセミセルフレジは、クリニックでの会計に必要な機能をまとめて導入できるPOSレジと自動釣銭機がセットです。
レセコンとPOSレジの連携は多くの実績がありますが、非対応の場合でも、レセコンから出力される情報が伝票に印字されたQRコードやNON-PLUバーコードを読み取ることで、会計金額を正確に請求できます。
会計金額の違算が生じず締め作業もスムーズに行うために重要な自動釣銭機は、富士電機製とグローリー製品から選択可能です。また、クレジットカードやICカード・QRコード決済・仮想通貨などのキャッシュレス決済に標準で対応しています。
株式会社ビジコムの比較ポイント
製品情報
サイズ | W490×H463×D600mm(富士電機 自動釣銭機セット、15インチタッチパネルPC の場合) |
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重量 | 約40kg |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
構成内容 | ・自動釣銭機(グローリー・または富士電機) ・タッチパネルPC(10インチタブレットPCまたは、15インチタッチパネルPC) ・バーコードリーダー(バーコード・QRコードが読み取り可能) ・POSレジアプリ(BCPOS) |
価格 | 890,000円(税抜) |
NOMOCa-Stand(ノモカスタンド)は、患者様自身がタッチパネルで簡単に入金できるクリニック・診療所専用スマート簡易自動釣銭機です。
レセコンとは90%以上の高い連携を実現可能なため、自動釣銭機との相性を気にすることなく導入がスムーズに行えます。サイズは業界最小クラスのコンパクトさなので、クリニック内の設置スペースを確保するのも容易です。
また、システム内に領収書や明細書・お薬引換券を発行する仕組みが標準対応しているので、追加費用が要りません。
株式会社GENOVAの比較ポイント
製品情報
サイズ | W490×D295×H1460mm |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | ー |
価格 | 要お問い合わせ |
NOMOCa-Stand (ノモカスタンド)についてはノモカスタンドの評判は?|特徴や機能、価格も解説【メーカーインタビュー付】でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
つりペイ君は、バーコード読み取り機能に対応した小型で低価格・衛生的なセミセルフの自動精算機です。
レセコンから出力されたバーコードに対応し、レジ締めなど業務効率化を低価格で実現します。
奥行きは45cmの省スペースながら大容量なので、硬貨の補充機会も削減可能です。シンプルな構成で本体部分は抗菌仕様なので、使い勝手が良く衛生面でも安心できるでしょう。
旭精工株式会社の比較ポイント
製品情報
価格 | 要問い合わせ |
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サイズ | W452 x D451 x H200mm |
取扱金種 | (硬貨)500円、100円、50円、10円、5円、1円 (紙幣)1万円、5千円、2千円、千円 |
収納枚数 | (硬貨)500円 : 約220枚 100円 :約350枚 50円:約380枚 10円 :約320枚 5円 : 約400枚 1円:約400枚 (紙幣)千円 : 約200枚 |
株式会社HERO innovationは、クリニックに特化した自動精算機「MEDISMA-レジ」を提供しています。レセコン連携により精算処理を患者さんのみで行うことができます。入金を記録するため、会計業務だけではなくレジ締め業務やレジの準備も大幅な効率化が実現できます。
横幅53cm、奥行き34.5cmとクリニックに特化したコンパクトなボディで、限られた通路やスペース、カウンターでも設置できるのが特徴。床置き型の自動精算機を導入できないクリニック様でも活用いただけます。
各種クレジット、QRなどのキャッシュレスに対応している点も安心です。
「MEDISMA-レジ」の比較ポイント
製品情報
サイズ | W530 × H430 × D345 mm |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 3紙幣の入金対応、1円硬貨、5円硬貨対応 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、QRコード決済、電子マネー決済 |
価格 | 要問い合わせ |
「Clinic KIOSK」は、1000件以上の導入実績がある自動精算機です。
Clinic KIOSKは、クリニック・診療所専門のキオスク端末型の自動精算機です。95%以上の電子カルテやレセコンに標準対応で、追加費用は不要となります。
各種システムと標準連携できるため、領収書や明細書・お薬引換券は標準で発行可能です。
また、インフルエンザ予防接種シーズンには、券売機で対応できるのでスムーズな運用ができるでしょう。
株式会社クリニックキオスクBIZの比較ポイント
製品情報
サイズ | ー |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード |
価格 | 要お問い合わせ |
ハヤレジスタンドは、患者様自身で精算を行っていただくクリニック・歯科医院・薬局に特化した自立式簡易自動精算機です。
80%以上の電子カルテ・レセコン連動との連動が可能で、もし対応していなくてもオプションでバーコード運用が可能となります。
自動釣銭機は業界最大手で安心のグローリー社を採用しているので、レジ立ち上げ時には準備金の計数を自動計算、レジ締め時に売上金のみ回収や金銭全回収を選べるなど充実の機能が特徴です。
ハヤレジ株式会社の比較ポイント
製品情報
サイズ | W536×D490×H1400mm ※突起部:約120(D)mm |
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重量 | 約89.8kg |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | ー |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード |
価格 | 要お問い合わせ |
クリニック向け自動受付精算機は、患者様が診察券のQRコードを読み取り画面のタッチ操作するだけで、受付や精算を行うことができる製品です。
オプション対応となりますが、安価なキャッシュレスサービスやタッチレス操作といった特徴もあります。日本医師会員向けキャッシュレスサービスを利用することで、特別手数料・価格にて決済サービスが利用でき、1台の端末でクレジットカードや電子マネーに対応可能です。QRコード決済は総務省のJPQRでの対応になります。
さらに、タッチレス操作では、患者様が空中に浮かんだボタンの像をあたかも押すように操作できるので感染症対策に有効です。
日立チャネルソリューションズの比較ポイント
製品情報
サイズ | W560×D659×H580mm |
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重量 | 約65kg(本体のみ) |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 紙幣:1万円、5千円、千円 硬貨500円、100円、50円、10円、5円、1円 |
対応キャッシュレス決済方法 | クレジットカード、電子マネー、QRコード決済 |
価格 | 要お問い合わせ |
自動精算機 アルメックス Fit-Aは、大画面タッチパネルとクリニックに必要な機能をパッケージで準備したセルフレジです。
22インチワイド型タッチパネルディスプレイで、高齢の患者様にもよく見えます。また、硬貨全種入金対応したうえ紙幣・硬貨の一括入金が可能で、一円単位の出金に対応しているのが特徴です。
さらに、クリニックに必要な磁気カードリーダーや一次元二次元(QR)バーコードリーダー・サーマルプリンターを標準搭載しているのですぐに使えます。
アルメックスの比較ポイント
製品情報
サイズ | W650×D860×H1770mm ※突起部は除く |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | 可能 |
対応貨幣 | 紙幣:1万円、5千円、千円 硬貨500円、100円、50円、10円、5円、1円 |
対応キャッシュレス決済方法 | 銀行Pay、クレジットカード、交通系ICカード(※今後対応予定) |
価格 | 要お問い合わせ |
ハッピーセルフは、設置場所によってカウンター型や一体型を選択できる対面スタイルのセルフ精算レジです。レジ業界で80年蓄積されたノウハウでスムーズな導入を支援します。
操作に不慣れな高齢の患者様にもわかりやすい簡単な操作が魅力です。また、操作がわからなくてもスタッフと対面式なのでサポートが可能となります。
さらに、レジ締め時に釣り銭をレジ内に残す残置運用で、翌朝の診療開始時の業務をスムーズに開始するとともに、患者様への返金も非接触で行えるなど細かい点も行き届いているのが特徴です。また、自社でキャッシュレス決済サービスを有しているため、レジとセットで豊富なブランドを手間なく導入できるでしょう。
株式会社寺岡精工の比較ポイント
製品情報
サイズ | ー |
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重量 | ー |
レセコン・電カル連携 | ー |
構成内容 | ー |
価格 | 要お問い合わせ |
クリニックや医療機関や薬局などで、セルフレジの導入が進んでいるのが現状です。セルフレジの導入には次のメリットがあります。
初期費用が高額なことや操作に慣れるのに時間がかかること、ネガティブな印象を抱く人がいるなど導入のハードルもありますが、事前に準備しておけば十分対応できるものでした。今回は2024年の最新セルフレジも紹介したので、クリニックへの導入に役立てば幸いです。