【2024年】厨房機器メーカー15選を徹底比較|選び方のポイントも解説

更新日 2024.06.28
投稿者:豊田 裕史

新たに厨房機器の導入を検討するにあたり、下記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

「製品数やメーカーが多くてどれを選べばいいかわからない」

「とにかく実績のあるおすすめの製品を手っ取り早く知りたい」

「そもそも必要な厨房機器がわからない」

本記事では、そういったお悩みを持つ方を対象に各メーカー毎の厨房機器の特徴を解説していきます。

まずは、厨房機器の種類ごとに、特徴のあるメーカーを確認すると良いでしょう。ほしい機器が決まっている場合は、以下をクリックしてください。メーカーより先に厨房機器の選び方が気になる方は、このまま読み進めてください。

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目次

選び方の3つのポイント

厨房機器の選定は、価格や性能以外にも気をつけるポイントが3つあります。メーカーを選ぶ前に確認しておきましょう。

一括購入か複数メーカーから購入するか

厨房機器の購入は、基本的に1つのメーカーで揃えることが多いです。

理由としては、多数の厨房機器を一括購入することで大幅な割引が発生する場合があり、お得に購入できる可能性があるためです。また、1つのメーカーに絞ることで、設置・施工の打ち合わせが簡略できるのもメリットといえます。

一方で複数メーカーから購入する場合も、厨房機器の種類によって購入先を分けることになるため、別のメリットが存在します。取引関係となるメーカーの窓口が増えると、追加購入や買い替えの際に競合してより良い提案を受けることが可能です。また、片方の担当者とそりが合わない場合に、もう片方の業者にアフターサービスを任せることもできるでしょう。

簡単にまとめると、

  • 出来るだけコストを抑えて手間なく揃えたい場合は、「一括購入」
  • コストを気にせず、良い製品を揃えたい場合は「複数メーカーから購入」

となるため、選び方のポイントとして覚えておきましょう。

厨房のスペースと厨房機器のサイズを確認する

厨房機器のサイズ確認はもちろんのこと、厨房機器を設置する周囲のスペースも計算した上で、製品を選ぶべきでしょう。

当然、厨房機器の設置が可能かだけでなく、実際に調理する際に必要になるスペースやスタッフの導線が十分確保できるかの想定が必要です。

サイズとスペースについては、厨房機器のメーカーに直接問い合わせて、相談に乗ってもらうと良いでしょう。問い合わせるときのコツは、厨房のつくり(可能なら建築図面)やどんなメニューを作成するかを伝えることです。機器の選定や配置、導線についてメーカー側もイメージしやすく、最適な商品を提案してくれます。

購入後のサポート体制

毎日使用される厨房機器は、故障の際にどれだけ早く修理できるかが大切です。国内に多くの営業所を持つメーカーであれば対応が早く、即日もしくは翌日など迅速なサポート体制が期待できます。

商品自体の性能や耐久性も大切です。しかし、使用していれば故障のリスクは避けられないため、万が一の際に素早く対応してもらえるかという点も注意しておきましょう。

また定期的な点検やメンテナンスについて、どれだけのアフターサポートが受けられるか確認もしてください。

熱機器に強みのあるメーカー4選

最初に、料理に欠かせない熱機器に特徴があるメーカーを紹介します。

株式会社マルゼン

株式会社マルゼン

出典:株式会社マルゼン http://www.maruzen-kitchen.co.jp/

株式会社マルゼンは、設立36年以来フードサービス産業の全体を支える厨房機器メーカーとして認知されています。

「顧客第一優先」という企業理念を貫き、熱機器を中心に幅広い製品の提供が可能です。マルゼンに依頼すれば熱機器については一通り揃うため、導入の際に複数のメーカーとやりとりを必要としないのは大きなメリットでしょう。

製品についても、長年のノウハウを生かして機能と耐久性の評価は高いので長く使用できる製品を揃えることができます。

株式会社マルゼンの比較ポイント

  • 熱機器のラインナップが豊富で業界トップクラス
  • 一貫した取引が可能で運営側の負担も軽減
  • 機能と耐久性には定評があり長く使用できる製品

企業情報

メーカーの特長 病院・福祉施設への導入も多い業務用厨房機器の総合メーカー
展開サービス 熱機器、炊飯機器、洗浄・消毒・補完機器、ベーカリー機器など
従業員数 連結1,725名
資本金 31億6,495万円
売上高 連結528億2,500万円(2022年2月)

タニコー株式会社

タニコー株式会社

出典:タニコー株式会社 https://www.tanico.co.jp/

タニコー株式会社は、熱機器をメインにおいた厨房機器メーカーです。

厨房機器のメインとなる「ガスレンジ・ガスバーナー」においては高火力バーナー搭載の本格機器タイプや安全性・機能性に優れた使いやすいタイプなど、幅広い要望に答えられる機器を揃えています。

導入実績は多岐に渡り、さまざまなフードビジネス産業を支えてきた実績もあります。HPにも導入した企業先が明確に記載があり、信頼性の高いメーカーといえるでしょう。

タニコー株式会社の比較ポイント

  • 熱機器を主力とし性能や使いやすさを追求した製品
  • 導入実績が豊富にあり施設毎に合わせた製品の導入が可能
  • 修理のサブスクサービスなど便利なシステムがある

企業情報

メーカーの特長 売上高のうち半分がオーダーメイドである特殊な要望にも対応可能
展開サービス 業務用厨房機器及び関連機器各種(ガスレンジ、ガステーブル、IHコンロなど)
従業員数 1,590名
資本金 5億2,000万円
売上高 406億6,000万円(2021年3月)

株式会社フジマック

株式会社フジマック

出典:株式会社フジマック https://www.fujimak.co.jp/

株式会社フジマックは、長年運営してきたノウハウと最先端の技術を合わせた製品の提供をしています。多くの業界から支持されてきた実績を持ち、「リピーター」を常に獲得してきた企業です。

あの「料理の鉄人」で使用されていた厨房機器はフジマック製品であり、高品質な性能だけでなく、見た目のデザイン性にも優れている特徴を持っています。

品質には徹底的にこだわっているため、お客様から要望や意見を取り入れて製品開発を行い、満足度の高い厨房機器の導入が可能です。

株式会社フジマックの比較ポイント

  • 数々の有名シェフから評価の高い厨房機器が揃っている
  • こだわりが詰まった高い品質
  • 厨房内のトータルサポートが可能

企業情報

メーカーの特長 提案から365日対応のメンテナンスサービスまで一貫体制
展開サービス 熱機器、冷機器、炊飯機器、ベーカリー機器、洗浄・消毒機器、作業機器、配膳・運搬機器、調理・下ごしらえ用機器、サービス機器、衛生関連機器
従業員数 695名(グループ全体1,275名)
資本金 14億7,115万円
売上高 単体269億連結293億(2021年12月期)

株式会社コメットカトウ

株式会社コメットカトウ

出典:株式会社コメットカトウ https://www.cometkato.co.jp/

株式会社コメットカトウは、加熱機器専門メーカーとして100年以上続けている老舗企業です。長年築き上げた技術と実績で、高品質と安全性に自信のある製品を提供しています。

最大の特徴は、開発から始まり製造、メンテナンスまで全て自社スタッフで行うシステムが確立されています。ワンストップ体制で厨房関連のサポートが可能なため、トラブルが起きてもスムーズに対応が可能です。

近年は、省力化・省スペース化もテーマに開発を進め、経費削減にもつながる製品の提供を実現しています。

株式会社コメットカトウの比較ポイント

  • 長年続けてきたノウハウ技術力で安心の厨房機器
  • ワンストップ体制で全てのサポートが可能
  • コスト削減にもつながる高性能機器の提供

企業情報

メーカーの特長 調理機器の開発から営業、製造、メンテナンスまでのすべてを自社スタッフによるワンストップ体制でサポートする加熱機器専門メーカー
展開サービス スチームコンベクションオーブン、ガスレンジ、フライヤー、グリドル、炊飯器など
従業員数 282名
資本金 4,500万円
売上高 44.9億円(2020年7月)

なお、ここで紹介した4つのメーカーは、熱機器に強みのある企業であり、ワンストップの対応が可能です。また、「株式会社コメットカトウ」は熱機器専門メーカーですが、他企業は厨房で必要になる機器を多数揃えていますので、他機器について相談も可能となります。

製氷機・冷蔵庫に強みのあるメーカー4選

製氷機・冷蔵庫を特徴とするメーカー4社を紹介します。

ホシザキ株式会社

ホシザキ株式会社

出典:ホシザキ株式会社 https://www.hoshizaki.co.jp/

ホシザキ株式会社は、製氷機、業務用冷蔵冷凍庫、業務用食器洗浄機、ビールディスペンサーをメインに取り扱う各種業務用厨房機器メーカーです。

主力製品は、国内でもトップクラスのシェアを誇っています。また、最もシェアを獲得している全自動製氷機は、単独ブランド別で世界でも高いシェア率を叩き出しているなど、知名度は抜群です。

実績も高く、信頼できる製品が多いため、飲食サービスをトータルでバックアップしてくれる優良企業といえるでしょう。

ホシザキ株式会社の比較ポイント

  • 国内、世界ともにトップクラスのシェア率
  • 性能・耐久性の評価が高い
  • 全国440ヶ所の営業所で万全なサポート体制

企業情報

メーカーの特長 業界最大手であり、業務用厨房市場シェア世界2位。氷や水関連の厨房機器に強みを持っている。
展開サービス 製氷機器、全自動製氷機、産業用大形製氷機、業務用冷凍冷蔵機器、洗浄機器など
従業員数 単独1,206名 連結12,992名
資本金 80億5,200万円(2021年12月期)
売上高 単体666億2,500万円連結2,744億1,900万円(2021年12月期)

パナソニック株式会社

パナソニック株式会社

出典:パナソニック株式会社 https://panasonic.biz/appliance/cold_chain/

パナソニック株式会社は、冷却機器をメイン製品としたコールドチェーン事業を展開しています。HACCPに伴う衛生管理の業務軽減ができるよう高精度の保冷機能、細菌繁殖の温度帯を素早く通過する機能など優れた厨房機器が特徴です。

また、製品導入、保守、メンテナンスまでワンストップで提供可能になり、施設側に余計な負担をかけずに済みます。24時間365日のアフターサービスで、急なトラブルにも対応可能です。

パナソニック株式会社の比較ポイント

  • 高精度の冷却機能で安心
  • 導入からワンストップで提供が可能
  • 24時間365日アフターサービスでサポート

企業情報

メーカーの特長 言わずと知れた大企業。業務用厨房市場シェアでも世界3位。
展開サービス 業務用冷凍・冷蔵庫高鮮度管理機器、製氷機、食器洗浄機など
従業員数 97,000名(グループ全体230,198名)
資本金 2,590億円(2021年度現在)
売上高 3兆6,476億円(2021年度)

フクシマガリレイ株式会社

フクシマガリレイ株式会社

出典:フクシマガリレイ株式会社 https://www.galilei.co.jp/

フクシマガリレイ株式会社は、「業務用冷凍冷蔵庫」「冷蔵・冷凍ショーケース」をメインに、高度な温度管理を実現した製品を販売しています。

日本で初めて冷凍機一体型の業務用冷蔵庫を開発した実績があり、業界のパイオニア企業として高いシェアを誇る企業です。

サポート体制も一貫して行なっているため、アフターサービスもしっかりと用意されています。

フクシマガリレイ株式会社の比較ポイント

  • パイオニア企業として確かな実績
  • 高性能の冷却器で安心した運営が可能
  • サポート体制も一貫しているため安心

企業情報

メーカーの特長 業務用冷凍冷蔵庫事業を原点としており、高いシェアを誇る。
展開サービス 業務用冷凍冷蔵庫や冷凍冷蔵ショーケースなど
従業員数 単独1,800名連結2,320名
資本金 27億6000万円(2022年3月期)
売上高 連結960億

大和冷機工業株式会社

大和冷機工業株式会社

出典:大和冷機工業株式会社 http://www.drk.co.jp/

大和冷機工業株式会社は、業界トップクラスの実績がある冷熱機器総合メーカーです。

製品の性能が非常に高く、大幅に電気代を節約できる省エネ機能や静かな静音性を備えた「エコ蔵くんシリーズ」や高鮮度保持を可能とした「鮮度くんシリーズ」などに特化した製品を揃えています。それぞれ特徴を持った製品があるため、施設の環境によって適切な製品を選ぶことができるでしょう。

サポートについては1人の専任担当者が付き、全ての対応を一貫して行うことができるため、ブレなくスピーディーなアフターサポートを受けることもできます。

大和冷機工業株式会社の比較ポイント

  • 1つの機能に特化した製品が各種揃っている
  • 高性能な製品で業務改善が可能
  • 専任の担当が配置されスピーディーな対応

企業情報

メーカーの特長 約78%の年間電気代の削減を実現した技術力が売り。
展開サービス 業務用厨房用冷蔵庫・冷凍庫、製氷機、冷蔵ショーケースなど
従業員数 2664名
資本金 99億700万円(2021年12月期)
売上高 439億7,900万円(2021年12月期)

ここで紹介した4つのメーカーは、メイン製品は水や氷・冷却機といった機器であり、ワンストップの対応が可能です。他にも厨房で必要になる機器を多数揃えていますので、安心してサポートを任せることができます。

総合的に対応可能な厨房機器メーカー7選

ここからは、厨房機器の種類を問わず総合的に対応できるメーカーです。

ニチワ電機株式会社

ニチワ電機株式会社

出典:ニチワ電機株式会社 https://www.nichiwadenki.co.jp/

ニチワ電機株式会社は、厨房機器の導入からメンテナンスはもちろんのこと、レシピ作成や調理トレーニングなど多岐に渡るサポートが可能な企業です。

製造技術が高く、最新鋭のシステムで生産を行なっているため、長く安心して使える製品の提供が可能となります。

また、豊富な厨房機器を揃えていることで、お客様の要望に応えた機器のオーダーメイド・厨房レイアウトの提案も得意分野です。

ニチワ電機株式会社の比較ポイント

  • 常に最高の味と安心を保証する製品開発
  • 経営の視点と調理人の視点を両方叶える厨房機器
  • 厨房機器の導入以外にも多岐に渡るサポート体制

企業情報

メーカーの特長 電気厨房・電化厨房に強みを持つ。自治体による電化厨房への補助金が受け取れる可能性もあり。
展開サービス 電気レンジ 、電気ティルティングブレージングパン、IH回転釜(回転式)、IH中華レンジなど
従業員数 388名
資本金 5,000万円
売上高 100億4,235万円(2019年12月現在)

株式会社中西製作所

株式会社中西製作所

出典:株式会社中西製作所 https://www.nakanishi.co.jp/

株式会社中西製作所は、多様化する食生活にも対応できるように地域や業態を超えて、トータルサポートができる環境が揃っています。

最初にお客様が抱える課題についてヒアリングを行い、解決に向けた提案、導入、アフターサービスまで一貫して可能です。

また、フードテックにも注力しています。最新テクノロジーを利用して、新しい調理法で省人化が実現できる厨房機器の開発も成功しています。

株式会社中西製作所の比較ポイント

  • 厨房が抱える課題に対してトータルサポートが可能
  • 最新テクノロジーを取り入れるなど他社と差別化された厨房機器
  • 各地域に相談できる専用窓口を用意して即時メンテナンス対応が可能

企業情報

メーカーの特長 総合メーカー。「提案」「設計」「施工」「開設支援」を一貫して提供している。病院・福祉関連機器のラインナップが厚い。
展開サービス 調理・加熱機器、冷却機器、炊飯システム機器、洗浄システム機器、消毒保管機器
従業員数 639名(令和4年3月時)
資本金 14億6,500万円
売上高 300億円(令和4年3月決算)

株式会社AIHO

株式会社AIHO

出典:株式会社AIHO https://www.aiho.co.jp/

株式会社AIHOは、調理機器、加熱機器、炊飯機器まで厨房に必要となるものを幅広く揃えています。

昭和28年に創業した株式会社AIHOは、経営理念の一つでもある「忖度」なくお客様と寄り添うスタイルで支持されてきた企業です。課題や要望に対して、必要な製品を開発し提供してきた実績があるので、厨房関連の問題を業者と一緒に解決していきたい運営者にはぴったりのメーカーといえるでしょう。

株式会社AIHOの比較ポイント

  • 老舗企業ならではのノウハウと実績
  • 要望に寄り添った製品の提案が受けられる
  • 多岐にわたる種類の厨房機器が揃っている

企業情報

メーカーの特長 フードスライサーや野菜洗浄機などをお探しの担当者の方向け
展開サービス 業務用厨房機器、厨房設備、炊飯機器
従業員数 450名(グループ全体700名)
資本金 8億3,551万円
売上高 189億円(2021年5月期実績)

北沢産業株式会社

北沢産業株式会社

出典:北沢産業株式会社 https://www.kitazawasangyo.co.jp/

北沢産業株式会社は、食品加工機器・厨房機器の総合販売商社であり、自社ブランドの製品を提供しています。

厨房機器の販売だけでなく、キッチンコーディネート・メンテナンスサービス・厨房設備設計施工までトータルサポートのサービスまで行う企業です。

自社ブランドの製品の品質はもちろん優れていますが、働く方々に配慮された導線も意識した設計のため、使いやすい製品として評価も集めています。

北沢産業株式会社の比較ポイント

  • 評価を集めて支持されている自社ブランド製品
  • 厨房機器の導入だけでなくトータルサポートを受けられる
  • 365日24時間体制のコールセンターで臨機応変な対応

企業情報

メーカーの特長 大量調理用機器が25種類と豊富!厨房器具の幅が広い。
展開サービス 厨房設備設計施工、新商品開発、メンテナンスサービスなど
従業員数 468名
資本金 32億3,554万6,415円
売上高 連結163億9900万円(2020年3月期)

タカラスタンダード株式会社

タカラスタンダード株式会社

出典:タカラスタンダード株式会社 https://www.takara-standard.co.jp

タカラスタンダード株式会社は、水回り専業業者として長年に渡り研究を続けています。その技術を生かして業務用厨房機器の開発も行っています。

豊富なテクノロジーを生かして、業態の垣根を超えてさまざまな施設へ製品を導入中です。開発した製品でグッドデザイン賞を受賞する製品もあるなど、クオリティの高さが認められています。

また、水回り専業業者としてのノウハウを生かして、厨房機器のお手入れがしやすいように設計されているのも他社にはない魅力です。

タカラスタンダード株式会社の比較ポイント

  • 他社にはない技術でお手入れもしやすい厨房機器
  • グッドデザイン賞を受賞するなど世間から高い評価
  • 高性能の製品で美味しく安心できる食事の提供

企業情報

メーカーの特長 全国にショールームを展開するメーカー。リフォームの事例多数
展開サービス キッチンリフォームなど
従業員数 単独5,931名連結6,241名
資本金 263億5,600万円
売上高 1,932億8,200万円(2019年3月)

クリナップ株式会社

クリナップ株式会社

出典:クリナップ株式会社 https://cleanup.jp/

クリナップ株式会社は、「食」に長く寄り添った事業を展開してきた企業で、プロフェッショナルなキッチン作りを得意としています。

予算や要望に配慮して、希望に合わせた最適な製品を提案するため、理想的で効率的なキッチンレイアウトの作成が可能です。

また、全国に広がるクリナップネットワークがあるため、納品から取付までスピーディーに行うことができます。少しでも永く使っていただけるようサポート体制も万全です。

クリナップ株式会社の比較ポイント

  • プロも納得するのキッチン作成が可能
  • お客様からの要望に最大限配慮した商品提案
  • 全国に広がるクリナップネットワークが活用できる

企業情報

メーカーの特長 家庭用キッチンで培った細やかな改善から 業務用ならではの大胆な発想のレイアウト提案まで可能!大手ならではの迅速な対応も利点!
展開サービス 空間提案、プロダクト選択、アフターサービスなど
従業員数 連結3,649名
資本金 132億6,734万円
売上高 1,041億8,500万円(2021年3月)

日本調理器株式会社

日本調理器株式会社

出典:日本調理器株式会社 https://www.nitcho.co.jp/

日本調理器株式会社は、厨房機器の導入にあたって企画からレイアウト、施工までトータルサポートを行うメーカーです。

組織力を活かしたワンストップサービスが可能なため、さまざまな業者とのやりとりを省いて厨房設備を揃えることができます。

また、製品の使い心地を体験できるテストキッチンを用意し、導入前に製品の使い心地を試すことができるため、失敗のない厨房政策が可能です。

日本調理器株式会社の比較ポイント

  • 創業から培ったノウハウでお客様のニーズに応える製品の提供
  • 企画~アウターサービスまで一貫したワンストップサービス
  • テストキッチンで製品の使い心地を体験

企業情報

メーカーの特長 製品を備えたテストキッチンもあり。導入前に体験できるから安心!
展開サービス 洗浄機器、消毒機器、炊飯機器、加熱機器、調理機器
従業員数 542名
資本金 7億9,900万円
売上高 170億6,100万円(2021年9月期)

まとめ

厨房機器を取り扱うメーカーは数多く存在するため、どの製品を導入するか迷う方は多いでしょう。施設の状況や環境と照らし合わせながら適切なメーカーや製品を選ぶことが大切になります。

今回の記事で紹介した各メーカーの特徴を理解して、施設の課題解決につながる業者を選ぶようにしてください。

厨房機器のひとつであるスチームコンベクションオーブンについては【2023年】スチコン比較6選|価格や機能を徹底比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

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中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n949eaa3e9d69

北海道大学を卒業後、医療機器の営業として6年間勤務。外科、整形外科、泌尿器科領域を中心に民間・国公立の病院を担当。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、医療機器の導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野は、電子カルテ、介護ソフト、各種医療機器。

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