【地域別】内装・リフォーム業者16選｜選び方や工事の種類まで

【総合おすすめ】おすすめの内装・リフォーム業者3選

まずは、全国対応可能で、内装工事の実績も豊富な業者を3社ご紹介します。

関東地方でおすすめの内装・リフォーム業者3選

次に、関東地方で内装工事を考えている方におすすめの業者を3社ご紹介します。

関西地方でおすすめの内装・リフォーム業者3選

ここでは、関西地方でおすすめの内装・リフォーム業者3社をご紹介します。

中部地方でおすすめの内装・リフォーム業者3選

次に、中部地方でおすすめの内装・リフォーム業者3社をご紹介します。

中国・四国地方でおすすめの内装・リフォーム業者2選

ここでは、中国・四国地方で内装業者を探している方におすすめの業者を2社ご紹介します。

九州地方でおすすめの内装・リフォーム業者2選

ここでは、九州地方でおすすめの内装・リフォーム業者を2社ご紹介します。

内装工事ができる業者は3種類

内装工事ができる業者は下記の3種類あります。

• 内装業社
• 工務店
• 設計・デザイン会社

それぞれ見ていきましょう。

内装業者

内装工事には、「デザイン」「設計」「施工」の3つの工程があります。内装業社は、この3つを全て担当し、1つの業者が一貫して作業するのが特徴です。この3つをそれぞれ別の業者に依頼すると、その分費用が高くなる傾向にあります。そのため、一気通貫で作業してくれる内装業者はおすすめといえるでしょう。また、別業者に依頼した場合は、それぞれ業者間での連携がスムーズに進まないケースもあります。内装業者を選ぶ際は必ず相見積もりをとり、料金や提案内容を比較しながら選んでください。

工務店

工務店は内装工事を専門に行う業者を含め、一般住宅の建設やリフォームなど幅広い工事を担当する業者のことをいいます。内装業者と同様、1つの業者でデザイン・設計・施工を一気通貫で行うことが可能です。注意点として、工務店に依頼する際に、内装工事に関してどの程度経験があるかどうかは見ておきましょう。なかには、内装工事に関しての経験が少ない工務店もあるので、注意が必要です。工務店のHPや施工実績などを確認し、施工件数が多く、経験豊富な工務店を選ぶことをおすすめします。

設計・デザイン会社

設計・デザイン会社は、その名の通り設計やデザインのみを担当する会社を指します。デザインにこだわりがある方の場合は、設計・デザイン会社を選択するケースが多いです。ただし、候補のデザイナーが見つかったとしても、1つの設計会社でしか見積もりを取ることができません。また、設計・デザインにのみ対応している会社も多いため、施工まで一貫して対応できる業者か必ず確認はしておきましょう。施工と設計・デザインが別業者になる場合は、工事金額の10％〜15％割高になります。

内装工事の詳細な内容

内装工事には、さまざまな専門業者が関わっています。主な内装工事の内容は下記の9つです。

• 軽天工事（LGS）
• パーテーション設置工事
• クロス工事（壁紙工事）
• 塗装工事
• 床仕上げ工事
• 左官（建具）工事
• 照明（電気）工事
• 給排水設備工事
• 内装解体工事

一つずつ解説していきます。

軽天工事（LGS）

軽天（LGS）工事は、壁や天井などの土台となる骨組みを軽鉄材を活用して施工することです。LGSを利用すれば、室内に壁を増設して喫煙所や会議室を作ることができ、柔軟に内装を変更できるのが特徴です。また、防音性の高い室内を作ることができるため、静音性に優れた環境を求める方にはメリットといえるでしょう。

パーテーション設置工事

パーテーション設置工事は、オフィスや部屋の空間を仕切るための方法です。パーテーションには、主に下記の3つがあります。

• アルミパーテーション
• スチールパーテーション
• ガラスパーテーション

どのパーテーションを使用するかで、部屋の空間作りは変わります。例えば、執務スペースや会議スペース、エントランススペースなどです。パーテーション設置工事を依頼する前に、どのような空間を求めるのかイメージを明確にしておきましょう。

クロス工事（壁紙工事）

クロス工事は壁や天井に使われているクロス（壁紙）を張り替えたり、張ったりする工事のことです。内装工事においてクロス工事は、室内の雰囲気を左右する重要な役割があります。使用するクロスによって好みの空間に演出することも可能です。例えば、レンガ調や木目調など、さまざまなクロスがあります。実際のレンガや木を使用するよりも費用を抑えることができるでしょう。

塗装工事

室内の空間を好みの雰囲気にしたい場合、クロスだけでなく塗装によっても演出することが可能です。塗装と一口に言ってもさまざまな種類があり、クロスには出せない質感や内装の雰囲気を演出できます。また、カラーバリエーションが豊富なため、天井や壁を好みの色に塗装できるのも魅力といえます。ただし、塗装工事はクロス工事よりも、費用が高くなる傾向にある点がデメリットといえるでしょう。

床仕上げ工事

床仕上げ工事は、フローリングやカーペット、タイルなどの床材を張り仕上げていく工事のことです。床仕上げ工事には、「根太工法」と「直貼り工法」の2種類があります。戸建てには根太工法、店舗やオフィスでは直貼り工法が採用されているケースが多いです。また、オフィスでよく使用されるタイルカーペットは、デザインやカラーバリエーションも豊富です。他にも、さまざまな床材があり好みの空間を演出できるので、デザインや予算に合わせて検討してみてください。

左官（建具）工事

左官（建具）工事は、窓やドアを取り付ける作業のことです。建具は主に出入り口、通風孔、採光、遮音などの目的で取り付けられます。例えば、楽器を演奏するための空間に仕上げて欲しい場合は、防音建具を使用します。既製品を使用するのが一般的ですが、建具の製作から行うことも可能です。その場合、既製品よりも費用が高くなってしまうため、施工前に費用の確認をしておきましょう。

照明（電気）工事

照明（電気）工事はその名の通り、照明やコンセントなどの電気設備を整える工事のことです。部屋の照明一つで雰囲気が変わるため、内装工事において重要な役割があります。例えば、カフェのような雰囲気を出したいのであれば、シーリングスポットライトを選ぶことでおしゃれなカフェを演出できるでしょう。また、電気の色によってリラックス効果や集中力向上を見込めるものもあるので、厳選して選ぶことをおすすめします。

給排水設備工事

給排水設備工事は水を建物内に供給する設備と、台所やトイレなどで排出される汚水を流すための設備の工事のことです。トイレや洗面台などを取り付ける工事も、給排水設備工事に含まれます。例えば、すでに設置されているトイレの場所を移動させたい場合、配管の追加が必要になる可能性もあるでしょう。給排水設備工事は水道設備の設置だけでなく、建物全体の水回りを整備する工事なのです。

内装解体工事

内装工事を検討する前に、解体工事が必要な方もいらっしゃるでしょう。内装解体工事には主に、「スケルトン工事」「原状回復工事」があります。スケルトン工事は、全ての内装を解体し入居時の状態に戻すことです。一方の原状回復工事は、物件を退去時の状態に戻すことをいいます。内装解体工事の主な流れは下記の通りです。

• 足場や養生の設置
• 内装材の撤去作業
• 床材の撤去作業
• 産業廃棄物の処理
• 室内の清掃

基本的には上記の流れで解体工事は終了になりますが、場合によってはリフォームが必要になるケースもあります。内装解体後に修繕が必要な箇所があった際は、対応を求められることもあるようです。しかし、ほとんどのケースは貸主負担で行われるので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

内装工事の価格相場はどのくらい？｜気になる費用の内訳も

内装工事の費用は、物件（スケルトンor居抜き）、内装工事の内容（デザイン等）によって異なります。スケルトンとは、コンクリートの打ちっぱなしの状態のことで、居抜きは設備や家具などがついたままの状態のことです。それを踏まえた上で、内装工事の価格相場を見ていきましょう。

内装工事の坪単価

前述したように、物件にはスケルトン物件と居抜き物件があります。それぞれの坪単価の相場は下記の通りです。

• 居抜き物件：坪単価25万～45万円
• スケルトン物件：坪単価40万～60万円

内装工事の坪単価の相場は30万円〜50万円と言われており、40坪であれば1200万〜2000万円程度の費用が必要になるでしょう。ただし、内装工事費は物件の形態や業種、デザインなどによっても異なります。

設計・デザイン費用

設計・デザイン費用は、建物の規模やデザインによって費用が変わってきます。費用の算出方法は設計会社によっても異なりますが、下記の3つの方法が一般的です。

総工事費から算出

総工事費とは、「内装工事」と「設備工事」から算出した費用のことです。その建物の規模に関わらず、総工事費の10〜15％程度が設計・デザイン費の相場とされています。

坪単価から算出

次に、坪単価から算出する方法です。設計・デザイン費用は、「坪数×工事内容の単価」で算出されます。注意点として、坪数が10坪以下の場合は坪数からの算出ではなく最低料金を設定していることが多いため、費用が割高になりがちです。

人件費、技術料から算出

設計・デザイン費用を内装工事や設備工事にかかる人件費から算出します。例えば、造作工事などの特殊施工を行う場合は、技術料が必要になります。そのため、設計・デザイン費用もそれに応じた費用になるでしょう。

設備機器、備品購入費

内装の他に、設備機器や備品購入費が必要になります。事前に必要なものを把握し、購入費用を算出しておくのが大切です。設備機器や備品にかかる費用は、インターネットやカタログなどから確認できます。しかし、機器の設置費や工事費が別途かかる場合があるため、事前に確認が必要です。また、業種によっては必要な設備機器や備品も異なるので、何が必要かを把握して適宜準備しておきましょう。

内装業者を選ぶポイント

ここでは、信頼できる内装業者を選ぶためのポイントを解説します。それが下記の5つです。

• 施工実績を確認する
• 専門性を確認する
• アフターサービスを確認する
• 担当者の人柄を重視する
• 1社で完結できる業者を選ぶ

一つずつ見ていきましょう。

施工実績を確認する

まずは、内装業者の施工実績を確認してください。施工実績が豊富な分、知識や経験が蓄積されているのでスムーズに工事が進み、要望通りの形に仕上げてくれます。例えば、クリニックや介護施設などは一般的な内装とは異なり、法規制に気をつけなければなりません。その場合も、施工実績が豊富な内装業者に依頼すれば、適切なアドバイスをもらいながら工事を進めることが可能です。そのため、内装業者を選ぶ際は、施工実績を確認しておきましょう。

専門性を確認する

専門性の高い内装業者を選ぶのも大切なポイントです。内装と一口に言っても、さまざまな内装工事の種類があります。例えば、店舗・一般住宅・オフィスなどです。それぞれ工事内容は異なり、飲食店の場合はインフラの整備が必要になります。専門性の低い業者に依頼してしまうと、営業開始後に不具合が起きる可能性も考えられるでしょう。そのため、豊富な施工実績に加え、その業種の専門性があるかどうかも確認しておくことが大切です。

アフターサービスを確認する

内装工事が終了した後に、不具合や補修が必要になるケースがあります。アフターサービスが充実していない内装業者であれば、対応を求めても何もしてくれないでしょう。そのため、アフターサービスが充実している内装業者を選ぶことをおすすめします。

• 保証の範囲
• 保証の期間
• 無料保証の範囲
• どのようなケースが有料になるのか
• 連絡方法

これらを事前に確認しながら、内装業者を選ぶのが大切です。

担当者の人柄を重視する

内装業者を選ぶ上で、担当者の人柄は非常に重要になります。専門的な工事内容が多い内装において、知識のない素人が理解することは困難です。最終的に理解しないまま工事が終わり、納得のいかない内容になるのは避けたいはずです。わかりやすく丁寧に説明をしてくれる担当者であれば、安心して施工を任せることができるでしょう。

また、こちらの要望を丁寧に聞き、わからないことを質問すれば丁寧に答えてくれる担当者も信頼できます。そのため、細かな部分でも誠実に対応してくれる担当者かどうかを見ておくのも大切です。

1社で完結できる業者を選ぶ

内装工事は電気工事やクロス工事、建具工事など、それぞれを別の業者が担当するケースがあります。別々の業者に依頼した場合、内装ごとの業者と打ち合わせや、こまめなやり取りをしなければなりません。作業がスムーズに進まないうえ、工事内容やスケジュールの管理が煩雑になってしまうでしょう。そのため、設計・デザインから工事までを1社で完結できる業者を選ぶのがおすすめです。やり取りの時間や手間が削減され、空いた時間で他の業務に集中することができます。

内装工事を予算内で済ませる方法

内装工事の坪単価の相場は、30万円〜50万円とお伝えしました。なるべく安く、予算内に費用を抑えて納得のいく内装に仕上げたいはずです。ここでは、内装工事を予算内で済ませる方法をご紹介します。それが下記の4つです。

• 事前に予算設定をする
• 相見積を取る
• 坪単価だけで判断しない
• 居抜き物件の活用

一つずつ見ていきましょう。

事前に予算設定をする

当然ですが、内装工事を予算内に済ませるためには、事前に予算を設定しておくことが大切です。ただし、ここでひとつポイントがあります。それは、ご自身が考えている予算の80％程度の金額で見積依頼をすることです。残りの20％は予備資金として残しておくことで、余裕を持って予算組みができます。そうすることで、追加工事などで費用が必要になった場合でも、余裕を持って対応できるでしょう。

相見積を取る

内装工事をより安く済ませるためには、相見積は必須です。1社のみに見積をとって判断してしまうと、それが適正価格なのか判断が難しく、高値で工事を依頼するリスクがあります。そのため、複数の内装業者に相見積を取り、工事費用を比較して選ぶようにしましょう。ただし、安さだけで選んでしまうと、品質の低い業者のリスクもあります。前章でご紹介した、施工実績や専門性、アフターサービスの充実度なども併せて確認するとよいでしょう。

坪単価だけで判断しない

坪単価だけで内装業者を選ぶのもリスクがあります。なぜなら、内装業者によって坪単価に含まれている工事内容が変わるからです。例えば、「A社は坪単価を内装工事費のみ」で行い、「B社は配管工事費など諸経費すべてを含む」では、大きく違います。上記の例では坪単価でB社の方が高くなります。しかし、諸経費を含んでいるB社の方が最終的には安くなることがほとんどです。そのため、坪単価だけで判断せずに、どのような費用が見積価格に含まれているのか確認しておきましょう。

居抜き物件の活用

内装工事を予算内で済ませるために、居抜き物件の活用もおすすめします。居抜き物件とは、前の借主が使用していた設備や内装などが残った状態で物件を引き継ぐことです。貸主との交渉次第では、かなり安い価格で借り受けることもできます。また、飲食店のように、厨房設備など多額の費用がかかる場合などは、居抜き物件を利用するケースが多いです。ただし、居抜き物件には下記のようなデメリットもあります。

• 内装の融通が利きにくい
• 前のイメージが残る
• 経年劣化などで設備がすぐに壊れる可能性がある

居抜き物件で引き継ぐ設備や備品には保証がないため、壊れても処分するだけです。このようなデメリットを理解したうえで、居抜き物件も検討してみましょう。

まとめ

今回は、地域別でおすすめの内装・リフォーム業者16社をご紹介してきました。内装工事には多額の費用が必要になり、数多くある内装業者の中から信頼できる業者を選ぶのは難しいです。しかし、本記事で解説したポイントを押さえることで、工事費用を予算内に済ませることができるでしょう。本記事で解説した内容が、信頼できる業者選びの参考になれば幸いです。