今のクックチルに飽きたら?メニューのマンネリを防ぐ活用術と見直し方

更新日 2026.01.13
投稿者:豊田 裕史

「人手不足の解消やコスト削減のために導入したクックチル。しかし、運用を続ける中で『メニューがいつも同じに見える』『利用者から「またこれ?」と飽きの声が出ている』といった壁にぶつかっていませんか?

実は、メニューが飽きられてしまう原因は、料理の質だけではありません。献立の回し方や盛り付けの工夫、そして今の業者が施設のニーズに合っているかどうかが大きく関わっています。

この記事では、今のクックチルをそのまま使って『飽き』を防ぐ3つのコツと、失敗しない業者の選び方を分かりやすくまとめました。

手間を増やさずに、どうすれば『また食べたい』と思ってもらえる食事が出せるのか。現場ですぐに試せる解決策を、一緒に見ていきましょう。

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目次

なぜクックチルのメニューは「飽き」がくるのか?3つの根本原因

スタッフにとって準備が楽なクックチルも、毎日食べる利用者にとっては「食卓の楽しみ」が薄れてしまうことがあります。現場の効率と利用者の満足度にギャップが生まれる3つの原因を整理しました。

味付けがどれも似ていて、メリハリがない

大量調理の特性上、誰にでも好まれる「無難な味付け」になりがちです。醤油ベースの甘辛い煮物が続いたり、スパイスや酸味を抑えた優しい味が重なると、利用者には「どれも同じ味」という印象を与えます。この「味のボヤけ」が毎日続くことで、食事へのワクワク感が失われてしまいます。

見た目がいつも同じ(彩り・盛り付けのパターン化)

効率よく配膳できる反面、盛り付けが単調になると視覚的な「飽き」を招きます。パックから出した料理を皿に置くだけでは高さが出ず、茶色いおかずが続くと食卓が寂しく見えてしまいます。見た目の変化が乏しいと、メニューが違っても利用者は「またいつものご飯だ」と感じてしまいます。

季節感がなく、行事食が「お決まり」になっている

献立が数ヶ月前から決まっていることが多く、その時期一番の「旬の食材」を取り入れにくいのが弱点です。行事食も既製品を並べるだけでは、特別なワクワク感が演出できません。「今しか食べられないもの」が食卓に並ばないことが、食事を通した楽しみを減らし、マンネリ化を加速させます。

メニューの満足度を上げる「ちょい足し」活用術

今の業者をすぐに変えるのは難しくても、日々の出し方を少し変えるだけでマンネリ感は和らぎます。現場の負担を抑えつつ、食事の質を補う3つの工夫を紹介します。

汁物や副菜に少しだけ手を加える

すべての料理を現場で作るのは大変ですが、どこか1ヵ所だけ工夫するなら無理なく続けられます。例えば、お味噌汁の出汁だけは施設で取るようにしたり、既製品の副菜に「生の野菜」を少し混ぜたりするだけでも、食べた時の印象は変わります。一部だけでも現場で手を加えることで、パック料理が続く物足りなさを補うことができます。

盛り付け方と器を工夫する

見た目の印象を変えるには、盛り付け方を決めておくのが一番の手間いらずです。パックから出したおかずを広げすぎず、真ん中に寄せて少し高く盛り付けるだけで、おいしそうに見えます。また、余裕がある時に器の色や形を変えてみるのも効果的です。いつもと同じお皿を使わないだけで、利用者さんが受ける「またこれか」という印象を和らげることができます。

仕上げに薬味をのせて、香りと食感を出す

クックチルで物足りなくなりがちな「香り」は、仕上げの薬味でカバーしましょう。ネギや大葉、生姜、ゴマなどを配膳の直前にのせるだけで、香りがよくなり、食欲がわくようになります。また、海苔やナッツなど、噛みごたえのあるものを少し加えるのもおすすめです。こうした「ひと手間」が、食べていて飽きないための工夫になります。

失敗しない!業者見直し時のチェックポイント

今の業者のメニューに限界を感じたら、他の業者がどのような工夫をしているか確認してみましょう。見直しの際に、特にチェックしたいポイントをまとめました。

飽きさせない献立の工夫があるか

「またこれか」と思われてしまう一番の原因は、同じメニューが回ってくる間隔が短いことです。最低でも1ヶ月(30日)は別の献立が続くような業者を選びましょう。また、クックチルが得意な煮物だけでなく、焼き目のある「焼き物」や、ベチャっとしていない「揚げ物」など、食感にバラエティがあるかも重要な判断基準になります。

試食では「冷めた時の味」と「野菜の食感」を見る

試食のときは、温め直してすぐの状態だけでなく、少し時間が経ったあとの味も確認してください。野菜がクタクタになりすぎていないか、お肉や魚が硬くなったり生臭くなったりしないかなど、実際の配膳状況に近い状態で食べてみることが大切です。「これなら利用者さんに喜んでもらえる」と思える質かどうかを確かめましょう。

施設の今のやり方に合わせてくれるか

現場のスタッフに無理をさせないために、自分たちのやり方に歩み寄ってくれるかも確認が必要です。「1パックの量が施設に合っているか」「味の調整ができるように、タレを別添えにしてもらえるか」など、柔軟な対応ができる業者なら安心です。現場の困りごとに一緒に向き合ってくれる相談相手として、信頼できるかを見極めましょう。

おすすめのクックチル業者については、クックチル業者13選を徹底比較|導入の基礎知識から選び方までで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

まとめ

クックチルを導入してしばらく経つと、現場の効率と引き換えに、利用者の「食べる楽しみ」が後回しになってしまうことがあります。しかし、メニューが飽きられていると感じたときこそ、今の運用や業者を見直す絶好のチャンスです。

まずは、盛り付けの工夫や薬味の追加など、現場で今日からできる小さな「ちょい足し」から始めてみてください。それだけでも、食事の印象はガラリと変わります。

もし、現場の工夫だけでは限界を感じるなら、新しい業者の基準を知ることから一歩踏み出してみましょう。「今の効率」を維持したまま、もっと「食事の喜び」を大切にできる道は必ずあります。

この記事で紹介したチェックポイントを参考に、利用者さんから「今日のメニューも楽しみだね」と声をかけてもらえるような、活気ある食卓を取り戻しましょう。

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病院でのクックチル導入については、病院向けクックチル導入ガイド|自前・委託からの移行メリットと失敗しない業者選びで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

ニュークックチルについては、病院のニュークックチル導入とは?|現場の負担を減らし持続可能な給食運営へで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n949eaa3e9d69

北海道大学を卒業後、医療機器の営業として6年間勤務。外科、整形外科、泌尿器科領域を中心に民間・国公立の病院を担当。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、医療機器の導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野は、電子カルテ、介護ソフト、各種医療機器。

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