失敗しないクリニックリフォーム|費用対効果を高める相場・事例・業者選びの全知識

更新日 2025.12.22
投稿者:豊田 裕史

「まだ使えるから大丈夫だろう」

そう考えてリフォームを先延ばしにしている間に、患者さんは「薄汚れた待合室」や「使いづらいトイレ」を見て、静かに他院へと流れている可能性があります。

クリニックの内装デザインは、医療の質と同じくらい「患者さんの信頼感」を左右する重要な要素です。しかし、いざリフォームを検討しても「費用相場がわからない」「どの業者に頼めばいいか不安」という院長先生は少なくありません。

本記事では、実際のビフォーアフター事例や坪単価のリアルな相場、そして休診期間を最小限にする工夫まで、クリニックリフォームの全てを網羅的に解説します。 自院の価値を最大化するリフォームを成功させるために、本記事をお役立てください。

この記事でわかること
  • クリニックリフォームの基本
  • おすすめのリフォーム業者
  • リフォームの費用相場
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おすすめのクリニック向けリフォーム会社

クリニックにおすすめのリフォーム会社を手っ取り早く知りたい方は、まずは下記3社を検討してみてはいかがでしょうか。当サイトにおいても、多くお問い合わせをいただいている、医療分野で実績豊富なリフォーム会社です。この記事の後半で、これら以外のクリニック向けリフォーム会社も紹介しています。

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ミサワリフォーム アスクコーポレーション 三井ホーム
会社名 ミサワリフォーム株式会社 有限会社アスクコーポレーション 三井ホーム株式会社
対応地域 全国 関東中心 全国
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目次

クリニックのリフォームの基本

クリニックの集患をよくするための方法として、リフォームを行うことは効果的です。うまく利用すれば、他院との差別化ができて、収益性の向上が見込めるでしょう。ここでは、クリニックの内装の基本的な事項について説明します。

まずはリフォームの目的を考えることが大切

まずは、リフォームの目的を明確にしておくことが大切です。「医院承継にともなってクリニックのイメージを一新したい」「建物が老朽化してきたので新しくしたい」「近隣のクリニックとの差別化をはかりたい」などクリニックによってさまざまな目的があると思います。自動釣銭機自動精算機の導入、新しく隔離室をつくる等の目的でリフォームをするケースや、スリッパから土足にする目的でリフォームを選ぶクリニックも多いです。

中でも「集患・増患」や「患者さんの満足度向上」はどのクリニックにも当てはまる目的だと思います。リフォームによる満足度向上や集患・増患を叶えるために何をしたらよいのか考えておくことで、より理想的なクリニックリフォームを実現できます。

「患者様のための空間」を意識

内装の基本事項として、クリニックは「患者のための空間である」という意識を欠かしてはなりません。患者のための空間とは、清潔感のある内装を指します。明るめの内装であれば尚よいです。

よくあるケースとして、地域に根差したクリニックを目指すために、患者が馴染みやすいように開業時から大きなリフォームは行わないクリニックがあります。しかし、古い内装のままでは、建物の老朽化によって、外壁のヒビやホコリなどが目立ちやすくなるでしょう。内装が古いままでは清潔感が薄れ、集患率を下げる要因となりかねません。

清潔感のある内装であれば、患者様がクリニックに居心地の良さを感じて、リピーターとして再度来院してくれる可能性が高まります。

目指すクリニック像を明確にしておく

クリニックのリフォームは、単に外観や内装を整えるだけではありません。患者が安心して通院できる環境を整え、クリニックのイメージを向上させることも重要です。その際、まず考えるべきことは、「目指すクリニック像を明確にする」ことです。

例えば、患者を第一に考えた「患者中心型のクリニック」を目指すのか、最新の医療技術を提供する「先進医療クリニック」を目指すのか、それとも、リラックスして通院できる「癒しの空間」を提供するクリニックを目指すのか、などです。目指すクリニック像が明確になれば、リフォームの方向性が定まり、より効果的なリフォームを行うことができます。

また、どのクリニックでも「信頼感」は重要な要素です。例えば、よかれと思ってゴージャスな内装にした結果、無駄なことにお金をかけていると思われる場合もあります。患者さんの視点に立って、どのような空間が信頼できると感じるのかを考えてみましょう。

さらに、目指すクリニック像を明確にすることで、医師やスタッフのモチベーションを高め、クリニックの運営をより効率化することにもつながります。

【リフォーム事例あり】クリニックリフォームで抑えるべきポイント

ここまでクリニックの内装について基本的な内容について触れてきました。ここからは実際のリフォーム事例の紹介とともに、クリニックのリフォームを行う際に検討すべき事項について述べていきます。

診療科ごとの内装のポイントについてはクリニック内装デザイン解説|診療科ごとのポイントや実例まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

診療科毎のイメージを意識する

診療科目によって患者様の層が少しずつ違ってきますので、その点を意識してクリニックの内装をイメージする必要があります。

なお、診療科目に関わらず、

  • 患者様のプライバシーを確保できる内装
  • ウイルスの感染対策

以上2点を気にすることは、リフォームするうえで大前提となるポイントです。

内科クリニックのポイント・リフォーム事例

内科、呼吸器内科、アレルギー科、循環器内科のリフォーム事例

内科、呼吸器内科、アレルギー科、循環器内科のリフォーム事例 / ミサワリフォーム株式会社提供

消化器内科、胃腸内科、内視鏡内科、内科のリフォーム事例

消化器内科、胃腸内科、内視鏡内科、内科のリフォーム事例 / ミサワリフォーム株式会社提供

最も患者数が多い科目なので、患者様に圧迫感を感じさせないために処置室はオープンな空間にしたり、待ち時間を短縮するために診察室を複数設けたりしましょう。また、感染対策も徹底させるために、換気設備の設置も重要です。

小児科クリニックのポイント・リフォーム事例

子どもにとっては見慣れない場所でも、安心してもらえる工夫が必要です。そのためには、外観・院内ともに穏やかな色使いをしたり、診察室の扉にキャラクターを使ったりして、子どもが行きたいと思える空間を作りましょう。親しみやすさがないと、待ち時間に退屈した子どもが泣いてしまう可能性があります。

また、小児科であれば親も必ず同伴するため、待合室は広く、イスは多めに用意することを、忘れずに設計図に組み込むようにしましょう。

小児科クリニックの内装については小児科クリニックが得意な内装業者13選|失敗しないためのポイントまででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

産婦人科クリニックのポイント・リフォーム事例

最近は少子化の影響もあり、病室はホテルのような高級感のある内装が好まれる傾向にあります。さらに、壁には花や動物などの柄を入れることで無機質感が薄れ、入院したとしてもリラックスできる環境が理想です。また、主に女性が来院する科目ですので、産婦人科ではトイレとパウダールームは充実させておきましょう。

余裕があれば、旦那さんや家族の来院を考慮して、待合室に椅子を増やすなどできると良いでしょう。

歯科クリニックのポイント・リフォーム事例

歯科クリニック受付・待合室のリフォーム事例

歯科クリニックのリフォーム事例 / ミサワリフォーム株式会社提供

歯科クリニック診察ユニットのリフォーム事例

歯科クリニックのリフォーム事例 / ミサワリフォーム株式会社提供

歯科クリニックのリフォームで気をつけるべきポイントは、動線の分け方と機械室の音です。

現在は、患者さんのプライバシーへの配慮から、動線分離型かセミオープンタイプの歯科クリニックがほとんどです。動線分離型とは、患者さんとスタッフの動線を分けた設計です。対してセミオープン型とは、診察室をパーテーションで仕切って、患者さんが他の患者さんの診療を見ないようにする設計です。パーテーションで診察室を区切ることで、開放感を保ちつつ、患者さんのプライバシーを守り、院内感染を防ぐことができます。

また、機械室の音は、防音壁や防音扉にすることで解消できる可能性があります。機械室から出る音を遮断し、患者さんの治療に支障をきたさないようにします。

各部屋にあわせた設計・デザインにする

診療科毎のイメージだけでなく、待合室や処置室など、部屋によっても細かくデザインやコンセプトを合わせる必要があります。

受付のリフォーム事例とポイント

内科、内分泌内科、糖尿病内科、代謝内科のリフォーム事例

内科、内分泌内科、糖尿病内科、代謝内科のリフォーム事例 / ミサワリフォーム株式会社提供

クリニックの受付は、患者さんが最初に目にする場所です。受付スタッフと患者さんとのやり取りがスムーズにできるように、デザインと機能性を両立させる必要があります。

クリニックの受付カウンターの一般的な高さは、1,000mmです。しかし、車椅子の患者や高齢者の患者が多いクリニックでは、高さ700~900mmのカウンターの方が使いやすい場合があります。患者さんの年齢や体格を考慮して決めることが大切です。

受付をすっきりとシンプルに見せたい場合は診療予約システムの導入もおすすめです。患者さんがWEBから予約できるようになり、受付で紙を使った予約管理を行う必要がなくなります。

診療予約システムについては【2024】クリニックにおすすめの診療予約システム24選|価格や選び方まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

待合室のリフォーム事例とポイント

歯科クリニック待合室のリフォーム事例

歯科クリニックのリフォーム事例 / ミサワリフォーム株式会社提供

クリニックの顔ともなり得る待合室では、また行きたいと思わせるような、洗練されたリラックスできる空間を心がけましょう。患者様にリラックスしてもらうためには、壁紙は明るめの色にし、照明の色味も柔らかいものをおすすめします。

また、出入口やほかの患者様とは、可能な限り対面しないようなイスのレイアウトであることが理想です。人通りも多いですから、動線も十分に確保しておきましょう。

トイレのリフォーム事例とポイント

内科、呼吸器内科、アレルギー科、循環器内科のトイレリフォーム事例

内科、呼吸器内科、アレルギー科、循環器内科のリフォーム事例 / ミサワリフォーム株式会社提供

基本的には、扉で人がぶつからないように、引き戸のデザインが求められます。尿検査でも利用する可能性がある場合は、検尿台やトイレ自体を少し見えづらい場所にレイアウトする配慮も必要です。

また、床がタイル張りだったり、芳香剤の匂いがキツかったりするトイレは、患者様に不潔感を与えてしまうので注意しましょう。

診察室のリフォーム事例とポイント

消化器内科、胃腸内科、内視鏡内科、内科のリフォーム事例

消化器内科、胃腸内科、内視鏡内科、内科のリフォーム事例 / ミサワリフォーム株式会社提供

診察室には、ベッドの設置が必須であることから、ある程度広いスペースを取ることが欠かせません。診察室が狭いと圧迫感があり、患者様にも不快感を与えることになります。

プライバシーの観点から、診察室の声が待合室に漏れないような設計にすることが必要です。また、スタッフの行き来がスムーズになるような動線を作りましょう。

動線を考慮する

患者様のための空間を意識しすぎて、働くスタッフが使いづらいようでは本末転倒です。患者様の都合を意識しつつも、スタッフが滞りなく移動できる設計を心がけましょう。患者様とスタッフの都合を両立させるには、動線への考慮は欠かせません。

まずは、待合室から診察室までの間、人がすれ違うのに十分な動線は最低限必要です。体の不自由な患者様のことも考慮して、廊下の幅は広めにとったり、スロープなどのバリアフリー設備を設置したりして、動線は広めに確保しましょう。

そして、人がすれ違う機会を減らすために、患者様と医療スタッフの動線を分けることで、お互いが干渉することがないのでストレスなく過ごせるだけでなく、医師にとっては作業効率化にも繋がります。

居心地のよさを考える

クリニックのリフォームを行う際には、患者さんの居心地の良さを考えることが大切です。クリニックは患者さんが病気やけがの治療のために不安を抱えて訪れる場所のため、リラックスして治療を受けられるような空間をつくることが重要です。クリニックの居心地を良くするためには以下のような対策があります。

対策
バリアフリー 開き戸ではなく引き戸にする
車椅子でもそのまま出入りできるよう土足にする
段差を無くす
廊下はストレッチャーや車いすの幅を考慮する
デザイン・レイアウト面 できるだけゆったりとした解放感がある空間設計を心掛ける
壁紙や床を暖かい色や落ち着いた色に張り替える
椅子の位置を玄関と対面しないようにする
患者が対面して座るようなレイアウトを避ける
機能面 待合室に座り心地がよく疲れにくい椅子やソファを導入する
照明をまぶしすぎないLEDの間接照明に変える
冷暖房を行き渡らせ適切な室温コントロールを行う
コストパフォーマンスが高く、高い断熱効果がある内窓の設置
小窓を活用し、プライバシーを保護しながら採光を十分にとる

衛生状態や清潔感に気を配る

クリニックは様々な病気に罹患した患者が訪れる場所のため、ウイルスなどの拡散や院内感染には十分注意する必要があります。最近では隔離室を設ける医療機関も増えておりますので、スペースに余裕があるのであれば隔離室を作るのも一つの手です。また、壁材や床材を抗菌仕様にしたり、空気が循環しやすい設計にしたりすることで、衛生状態を保ちましょう。

また、毎日清掃を行うのはもちろんですが、経年劣化によって汚れや古さが目立っていると見た目から清潔感を感じられなくなります。どんな壁材・床材を選べば見た目の美しさがキープできるのか業者と相談しながら選択するようにしましょう。

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リフォームとリノベーションの違い

クリニックのリフォームとリノベーションは、どちらも建物を改装することですが、その目的と内容が異なります。リフォームとは、建物の老朽化した部分を修繕したり、機能やデザインを向上させたりすることです。一方、リノベーションとは、建物の構造や間取りを変更し、新しく生まれ変わらせることです。

例えばもともと他業種が使用していた建物を改装する場合や、異なる診療科が使用していた建物をもとに新規開業を行う場合はリノベーションになります。

クリニックのリフォームとあわせて開業サポートやコンサルが受けられる場合も

クリニックのリフォームとあわせて新規開業や医院承継のサポート、コンサルティングを行ってくれる業者もあります。

ミサワリフォーム株式会社では、診療圏調査から建物の設計・施工、開業手続きまで全面的にサポートを行ってくれます。三井ホーム株式会社では新規・リニューアル開業のプラン設計や資金計画、医療機器の導入など各分野のコンサルタントがサポートを行ってくれます。

おすすめのクリニックリフォーム業者8選

ミサワリフォーム株式会社

ミサワリフォーム株式会社

出典:ミサワリフォーム株式会社 https://www.misawa-reform.co.jp/business-reno/medical02/

ミサワリフォーム株式会社は、約35年間の歴史のなかでグッドデザイン賞を何度も受賞できたデザイン力と、医療建築で培った提案力を持つ会社です。 「どこまでも寄り添ったデザイン」をモットーに、医師の意図をくみ取り、働きやすい環境を作ります。ユーザーの満足度も高く、今回紹介するリフォーム会社の中で、おすすめ度は圧倒的NO.1です。クリニックが開業する際には、診療圏調査から開業前のご相談から開業後のコンサルティングまで、ユーザーをトータル的にバックアップするサポート体制を整えています。

ミサワリフォーム株式会社の比較ポイント

  • リフォーム会社おすすめ度、圧倒的NO.1
  • トータルなバックアップ体制で開業医をお手伝い
  • ユーザーにどこまでも寄り添ったデザイン

製品情報

サービス区分 設計・施工とも対応
対応可能エリア 全国
特長 設計から施工まで一気通貫で対応可能

タカラベルモント株式会社

タカラベルモント株式会社

出典:タカラベルモント株式会社 https://www.takarabelmont.co.jp/medical/space_proposal

タカラベルモント株式会社は、創業100周年を迎えた安心感と圧倒的なノウハウを蓄積している会社です。1991年から社内コンペを実施しており、常にスキルアップを試み続けた結果、デザインコンペでは受賞歴多数の実績があります。デザイン性だけでなく、機能面や利便性にも考慮し、動線・レイアウトをしっかり確保された内装で、医療スタッフや患者様が満足できる提案をします。施工に関しては、定期的に勉強会や安全大会を開催し、品質確保と安全第一に向けて日々取り組んでいます。

タカラベルモント株式会社の比較ポイント

  • 100年分の実績とノウハウを蓄積
  • 社員のスキルアップを徹底
  • 安全第一の施工

製品情報

サービス区分 設計施工対応可能
対応可能エリア 全国
特長 デザインコンペにて受賞歴多数、世界的に認められている

有限会社アスクコーポレーション

有限会社アスクコーポレーション

出典:有限会社アスクコーポレーション https://asc-c.co.jp/

有限会社アスクコーポレーションは、クリニックの新規開業を企画から設計・施工までトータルに支援する専門企業です。

最大の特長は、「待合室はリビングルーム」というコンセプト。患者様が自宅のようにリラックスできる空間作りを追求しています。過去5年間で200件超、累計数百件もの医療施設を手掛けてきた実績により、各診療科目に最適な動線設計と意匠性を両立。

また、物件探しや市場調査から伴走し、引き渡し後のアフターケアを最も重視する誠実な姿勢も多くのドクターに支持されています。信頼と実績で、地域に根差す理想のクリニックを実現します。

有限会社アスクコーポレーションの比較ポイント

  • 「待合室はリビング」がコンセプト
  • 累計数百件を超える圧倒的な実績
  • 誠実で迅速なアフターフォロー

製品情報

サービス区分 設計・施工とも対応
対応可能エリア 関東中心
特長 「待合室はリビング」を掲げ、豊富な実績と動線設計で患者が寛げる空間を創出

三井ホーム株式会社

三井ホーム株式会社

出典:三井ホーム株式会社 https://www.mitsui-reform.com/medical/

三井ホームは、大手ハウスメーカーとしての高い技術力とデザイン性を活かし、ドクターの理想を叶えるクリニックリフォームを提供しています。

最大の強みは、医療特有の複雑なニーズに応える「提案力」です。高性能な断熱・遮音設計による快適な療養環境の構築はもちろん、患者動線とスタッフ動線を徹底的に分析した機能的な空間づくりに定評があります。また、木造建築の温もりを活かした「心地よい待合室」など、患者の不安を和らげる意匠性の高いデザインも魅力です。

開業地の選定から資金計画、保健所検査の対応まで一貫してサポート。数多くの医療施設を手掛けてきた実績に基づき、資産価値を高める高品質な改修を実現します。

三井ホーム株式会社の比較ポイント

  • 累計4,700件以上の医院建築・リフォームを手掛けてきた豊富な実績
  • 木造(ツーバイフォー工法)の強みを活かした快適性
  • 開業・運営を支える「トータルサポート体制」

製品情報

サービス区分 設計・施工とも対応
対応可能エリア 全国
特長 豊富な実績を活かし、高いデザイン性と機能的な動線設計で患者に選ばれる空間を実現

クラフトスピリッツ株式会社

クラフトスピリッツ株式会社

出典:クラフトスピリッツ株式会社 https://craftspirits.jp/menu/menu-cat/clinic-renovation/

クラフトスピリッツ株式会社は、住宅の設計・施工をメインに手掛けている会社ですが、その経験をクリニックの施工に流用します。患者様のプライバシー保護やスムーズな動線を考慮し、医療スタッフと患者様に安心感を提供可能です。アーネストグループに所属しており、それぞれの分野で専門特化している各企業と連携しています。これにより、デザイン性だけでなく機能性も得て、高い総合力を維持することが可能です。インテリアコーディネーターも在籍しており、設計・施工だけでなくインテリアコーディネートも一挙にお願いできます。

クラフトスピリッツ株式会社の比較ポイント

  • 連携している企業の専門性が高い
  • 住宅建築で培ったノウハウをクリニックに流用
  • インテリアコーディネートもできる

製品情報

サービス区分 設計・施工とも対応
対応可能エリア 要問合せ
特長 多くの高級住宅を手掛けてきて培った高いデザイン性

株式会社ウェルハート

株式会社ウェルハート

出典:株式会社ウェルハート https://www.wellheart.co.jp/index.php

株式会社ウェルハートは、設計と施工を一社方式で承っています。そのため、社内連携がスムーズで物事がスピーディーに進みやすく、短期間で全行程を終了させるプランニングが可能です(最短で、設計2か月、施工2か月、合計4か月)。医師の想いをくみ取りながら、患者様が落ち着いて過ごせるような内装づくりを心がけています。落ち着けるようなシンプルなデザインの内装を提案しますが、クリニック本来のイメージは保ちつつ施工するので、仕上がりは他院と差別化された個性的な内装です。医療施設特有の動線にも意識した形で提案しております。クリニック特化型ならではの知見を活用して、患者目線での提案が可能です。

株式会社ウェルハートの比較ポイント

  • 設計・施工一社方式で行う
  • シンプルかつ個性的な内装を提案
  • 独特の動線にも着目し、患者目線で提案

製品情報

サービス区分 設計施工対応可能(どちらかのみの対応はしていません)
対応可能エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉
特長 クリニックに特化した形で、これまでリフォームや新規開業等のデザインと施工を行う

株式会社サンリット建設

株式会社サンリット建設

出典:株式会社サンリット建設 http://www.sun-lit.ne.jp/

株式会社サンリット建設は、クリニックの予算に合わせて提案し、格安プランから高級プランまで柔軟に対応できる会社です。細かい現地調査を経て、クリニックのイメージに合う内装を提案いたします。また、設計を担当したスタッフが、直接施工管理を兼任しますので、工期短縮と安さを実現できました。設計・施工だけでなく、資金調達や新規開業の相談も、一貫してお手伝いしています。

株式会社サンリット建設の比較ポイント

  • クリニックの予算に合わせた柔軟な対応
  • 細かいところまで現地調査とヒアリングを行う
  • 対応のスピード感と丁寧さ

製品情報

サービス区分 設計施工対応可能
対応可能エリア 要問合せ
特長 医療系専門ではなく医療系の実績は不明確だが、設計から施工まで一気通貫で対応可能。

Miiiy Design

Miiiy Design

出典:Miiiy Design https://www.miiiydesign.com/

Miiiy Designは、設計・施工の両方を得意とする会社で、医療系と美容系の施設において工事まで一挙に請け負う会社です。設計と施工を一挙に行うため、コストパフォーマンスに優れます。それによって、内装費用を抑えつつおしゃれな内装に施工可能です。また、医師が別途購入した機器の設置も、施工時についでに請け負ってくれます。店舗について相談や、開業後のサポートも手厚いです。保健所への申請関係や消防申請、検査なども徹底サポートあるいは代行でやってくれます。不明点があれば、お任せしてしまってもいいでしょう。

Miiiy Designの比較ポイント

  • 安心単価でおしゃれな内装
  • ユーザーの要望を柔軟に取り込む
  • サポート体制も充実

製品情報

サービス区分 設計施工対応可能
対応可能エリア 大阪・京都・神戸・奈良など関西全域。関西以外でも対応は可能
特長 設計から施工までトータルで提案

【2025年1月更新】クリニックリフォーム(内装工事)の費用相場

クリニックの内装工事を行う場合、様々な費用が発生してきますが、それらを大まかにまとめて解説していきます。今回は30坪強のスケルトン物件の内装工事を行う場合を例に、どのような費用が発生するのかをご紹介します。

■約30坪強のテナント開業工事(スケルトン)をした場合の費用

工事内容 金額
仮設・解体工事費・処分費 約100万円
建具工事 約200万円
大工工事 約300万円
内装仕上げ 約240万円
受付家具工事 約100万円
自動ドア(1箇所) 約100万円
電気設備工事(弱電気工事含む) 約350万円
空調設備工事(換気含む) 約350万円
給排水衛生設備工事 約200万円
設計費・その他諸経費 約250万円
総額 約2,190万円
(別途工事)防災工事 約100万円~
※テナント側の防災工事会社との契約する場合がほとんど
サイン工事 約100万円~
※こちらの表は内装業者様のご協力の元2025年1月に作成しています。

クリニック内装工事の坪単価

クリニックの内装工事の坪単価がいくらぐらいになるのか気になる方も多いのではないでしょうか。上記のクリニックの場合、坪単価は60万円~70万円となります。

今回はスケルトン物件をイチからリフォームする場合の費用になりますが、当然部分的なリフォームであれば内装工事費用はもっと安くなります。診療科目、クリニックの広さ、地域、業者によって内装工事費用は大きく変わってきます。

クリニックの内装費用についてはクリニック内装の坪単価相場は?価格内訳や見積り例、安く抑える方法まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

クリニックリフォームの費用を抑える方法

クリニックのリフォームにあたって、なるべく安く理想的なリフォームを行いたいと思うのは当然です。ここでは費用を抑えるポイントを紹介します。クリニックのリフォームの費用を抑える方法は、以下の通りです。

  • 医療機関の居抜き物件を選ぶ
  • 急がず時間をかけて選ぶ
  • 普段から情報収集を行う
  • 相見積もりをとる

医療機関の居抜き物件を選ぶ

他業種が使っていた物件は、クリニック向けに設備を導入する必要があり、その分コストがかかります。医療機関の居抜き物件を選ぶことができれば、そのまま引き継げる箇所が多いためコストを抑えられます。特に自院と同じ診療科の物件であれば、より引き継げる部分も多くなりお得です。

急がず時間をかけて選ぶ

リフォームをしようと思ったときに、急いで業者を選ぶのは危険です。きちんと情報収集ができていない状態で業者を決めると足元を見られる可能性もあります。普段から情報収集を行い、焦らず時間をかけて検討することが大切です。

相見積もりをとる

クリニックリフォームを行う際には複数の業者から相見積もりをとるようにしましょう。複数の見積もりをもらうことで、価格や内容を精査することができます。費用を抑える基本ではありますが、怠らないようにしましょう。

クリニックの内装をおしゃれに見せるには?

ここまで述べたようにクリニック内装の基本に則り落ち着いた形でスタッフの動線も意識された内装が基本となりますが、その中でも他と差別化したこだわりやおしゃれを出せる内装とはなにか?について記載していきます。

程度な明るさ

窓を設置して自然光を取り入れることに加え、間接照明等を用いて適度な明るさにすることが欠かせません。 適度な明るさにすることで患者のストレスを軽減することにも繋がります。

曲線を入れる

院内のデザインが直線のみで作られている場合「怖い」や「冷たい」といったネガティブなイメージが先行してしまいます。曲線を取り入れることでこのマイナスイメージをやわらげ居心地がよくおしゃれなデザインとなります。

植物や水槽等を用いる

無機質になりがちなクリニックの内装に水槽や植物を設置することでワンポイント加わりイメージが大きく変わります。 植物や水槽が難しい場合は木目調の家具やインテリアを設置することでもその代わりともなります。

クリニックリフォームの工事期間

クリニックリフォームの工事期間を場所別にまとめました。大体の目安として参考にしてみてください。

リフォーム箇所 工事期間
待合室・受付 約1週間
受付・通路 約1か月
トイレ 約5日間
手洗い・洗面 10日間
全面リニューアル 約2か月

診療を止めずにクリニックをリフォームできる?

クリニックの休診ができないため、診療をしながらリフォームを行いたい場合もあると思います。夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇中に工事を行う方法や、2期に分けて行うなどの対応ができる業者もあるため、お問い合わせ時に相談しましょう。

まとめ

患者様の行きつけ(かかりつけ)のクリニックになるには、まずは患者様に安心感を与えることが最も大切です。安心感を与えるには、清潔感を意識することはもちろん、診療科目・部屋ごとに異なる理想の内装に近づけるように設計してもらうといいでしょう。また、コロナウイルスや超高齢者社会に備えた内装を意識すれば、集患にも繋がります。

もし、内装リフォーム会社選びで迷っているなら、ぜひ一度セカンドラボにお問い合わせ下さい。各医療機関様に適した会社を複数提案いたします。相見積もりを取ってから選定しましょう。ぜひ、自院に合ったリフォーム会社を選定し、リフォームを機に収益性をあげるお手伝いをさせていただければと思います。

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よくある質問

リフォーム中は営業できますか?
基本的にはできません。 よくあるのは、事業継承のタイミング等で、大規模なリフォーム等を行っています。
納期はどのくらいでしょうか?
内装の打合せを行い、提案を受けて着工まで約3〜6ヶ月程度、内装工事自体は1週間〜2ヶ月程度となります。
地方ですが対応可能ですか?
対応可能なメーカーさんも多数あるので、ご安心下さい。

中小企業診断士
セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n949eaa3e9d69

北海道大学を卒業後、医療機器の営業として6年間勤務。外科、整形外科、泌尿器科領域を中心に民間・国公立の病院を担当。2020年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療福祉施設の課題解決プラットフォーム「2ndLabo」にて各種ITツール、医療機器の導入支援、クリニック開業支援に従事。

2ndLaboのサービスを通じて、これまで1,000件を超えるサービス導入支援・開業支援を担当。得意分野は、電子カルテ、介護ソフト、各種医療機器。

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