エレベーターリニューアル工事の費用・タイミング・注意点を解説

投稿日 2023.01.26 / 更新日 2023.02.20
投稿者:横山 洋介

エレベーターは利便性が高く、毎日多くの人が利用しています。荷物の運搬などにも活用されているため、スムーズな稼働が必要不可欠でしょう。トラブルなく稼働させるためには最適な時期でのメンテナンスが重要です。
今回は、エレベーターの更新・リニューアル工事のタイミングや費用について解説していきます。おすすめの施工会社についても触れていきますので、工事を検討する際の参考にしていただければ幸いです。

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エレベーターのリニューアル・更新工事の適切なタイミングは?

まずは、エレベーターのリニューアルに適したタイミングについて解説していきます。

①耐用年数でリニューアル・更新工事を行う

耐用年数を迎えたタイミングは、エレベーターのリニューアルを検討するもっとも一般的な時期です。では、耐用年数とはどのくらいなのでしょうか?以下に国税庁や国土交通省・メーカーで提示しているエレベーターの耐用年数をまとめました。

法定償却耐用年数(国税庁) 17年
エレベーターメーカー推奨の耐用年数 20〜25年
長期修繕計画ガイドライン(国土交通省) 15年目で修繕、30年目で交換
建築物のLC評価用データ集 改訂第4版(建築・設備維持保全推進協会) 20〜25年

それぞれで細かな違いはありますが、およそ20〜25年程がひとつの目安といえるでしょう。一般的なマンションでは、通常12年周期で大規模修繕計画が立てられています。その2回目に当たる24年目に、エレベーターのリニューアルを盛り込む管理者が多いです。

エレベーターの耐用年数についてはエレベーターの耐用年数は何年?適切なリニューアルタイミングとは?でさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

②エレベータの故障や不調でリニューアル・更新工事を行う

故障や不具合によりエレベーターにトラブルが発生している場合も、リニューアルを考える方が多いです。不調が頻発している建物なら、すぐにでもリニューアルを検討したくなるでしょう。油圧式エレベーターを導入したものの、使い勝手の悪さからロープ式に切り替えるケースも増えています。

③生産・パーツ供給修了のタイミング

エレベーターの生産が終了してしまい、パーツの供給を受けられない場合も更新工事を行う理由にあげられます。そうなってしまうと、万が一のことを考えて予定を前倒ししての工事を実施せざるを得ないでしょう。通常は、エレベーターが生産中止になっても20年程度は保守パーツ供給義務がメーカーには生じます。ただし、設置のタイミングによっては耐用年数前に供給義務の時期が終了してしまう場合もあるのです。

エレベーターのリニューアル・更新工事費用・工期はどれくらい?

エレベーターのリニューアルや更新工事の費用、工期はどのくらいなのでしょうか。以下で、リニューアルの規模別に解説していきます。

フルリニューアル(全撤去)の費用・工期

費用の相場 1,200万~1,500万円程度
工期(エレベーターを使えない日数) 25~40日程度
製作日数 50~120日程度
建築確認 必要
    メリット
    • 全ての部品を新品にリニューアルできる
    デメリット
    • 工事の範囲が広いので、費用が高額

既存のエレベーターを細かな部品を含めて全て撤去し、まるごと新しい製品に交換する工事方法です。フルリニューアルのメリットは、全ての部品を新品の状態にできるという点になります。その分工事費が高いことや、エレベーターを使えない期間が長いという点がデメリットです。エレベーターが複数台設置されている建物であれば、問題なく工事を進められます。しかし、1基しかない建物である場合は住民や使用者との調整が必要になるでしょう。

制御リニューアル工事の方法・費用相場・工期

費用の相場 400〜700万円程度
工期(エレベーターを使えない日数) 3〜15日程度
建築確認 不要な場合が多い(要確認)
    メリット
    • 工事費用・工期を抑えられる
    デメリット
    • 交換しない部分については別途改修計画を練る必要がある

部分リニューアルのひとつで、巻上モーターや制御盤などの細かなパーツを中心に交換していく工事になります。リニューアル工事の中でもっとも時間とコストの掛からない方法です。既存エレベーターの状態と予算を考慮しながら、無理なく工事内容を決められます。工事後は既存と新品のパーツが使われることになるので、次回の交換時期を混合しないよう注意が必要です。既存のパーツ交換については、改めて改修計画を練り管理すると良いでしょう。

準撤去リニューアル工事の方法・費用相場・工期

費用の相場 700〜1,000万円程度
工期(エレベーターを使えない日数) 15〜25日程度
製作日数 50~120日程度
建築確認 必要な場合が多い(要確認)
    メリット
    • 部分的なので工期の短縮が可能
    デメリット
    • 古い機種の場合、パーツの調達に時間がかかる場合がある

既存エレベーターの各階に固定されている三方枠や敷居などを残し、新しいエレベーターに交換する方法です。制御リニューアル工事と同様、部分リニューアルのカテゴリに含まれます。エレベーターの製作日数はフルリニューアルと変わらないものの、費用や工期は多少の短縮が可能です。機種が古い場合はパーツ調達に時間がかかるため、期間が伸びる可能性もあります。

エレベーター更新工事費用を抑える補助金を紹介

エレベーターの更新工事には、一定の要件をクリアすることで補助金を得られる場合があります。該当する補助金は、国土交通省の「建築物耐震対策緊急促進事業」です。以下は、補助金についての詳細な内容になります。

概要
  • 以下の内容に対して要した経費の一部を国が助成
  • 耐震診断を義務付けられた建物の所有者(民間事業者など)が実施する耐震診断・補強設計・耐震改修
  • 超高層建築物などの所有者(民間事業者など)が長周期地震動対策として実施する詳細診断・補強設計・改修工事
助成率 100分の23
限度額
  • 地震時管制運転装置の設置等の工事を実施する場合は1基あたり950万円
  • リスタート運転機能などの追加を実施する場合は1基あたり300万円
対象事業 9号事業 避難場所のエレベーター
要件
  • 共通要件
  • 耐震診断の結果として倒壊の危険性があると判断されたもので、耐震改修・建替えにより、地震に対して安全な構造となること
  • 建て替え後の住宅は、原則土砂災害特別警戒区域外にあること
  • 建て替え後の住宅及び建築物は、原則として省エネ基準に適合すること(地方公共団体などの場合は原則として住宅部分はZEH水準、非住宅部分はZEB水準であること)
  • 個別要件
  • 既成市街地など、区域内の延べ面積1000 ㎡以上の建築物等であること(幼稚園や保育所・地方公共団体などと災害時の活用等に関する協定等を締結している建築物については500㎡)
申請受付期間 令和5年1月31日までに必着(令和4年度の場合)

補助金は事前の審査がありますので、申請すれば必ずもらえるものではありません。また、確保されている予算が終われば予定より早く切り上げる場合もあるので、早めの相談がおすすめです。

エレベーターのリニューアル・更新工事の流れと失敗しないための注意点

初めてエレベーターのリニューアル工事を検討する際に、流れが分からず不安に感じる方もいるでしょう。ここでは、リニューアル工事での一連の流れを解説していきます。

①建築確認を行う

リニューアル工事する場合、既存のエレベーターが既存不適格に該当するのかを確認する必要があります。既存不適格とは設置当時は法令に合致していたが、法改正により合致しなくなったエレベーターのことです。リニューアル前であれば違法にはなりませんが、工事後は現在法令に準じていなくてはなりません。前提として古いエレベーターは既存不適格である可能性が高いので、必ず確認申請を行いましょう。

②施工会社に相談する

確認申請を行い工事内容がある程度固まったら、施工会社に相談していきます。この時に複数の業者へ相談することがおすすめです。相談先が1社だけだと、工事に対する適正な価格や対応方法を見極めにくくなります。悪徳業者に騙されないためにも、必ず複数業者から相見積もりをとりましょう。どのような施工会社がおすすめかについては後述します。

③工事開始!エレベーター利用者に対する対応はどうする?

施工会社と契約を交わし、工事を始める際に気をつけなければならないのがエレベーター利用者への対応です。リニューアル工事中は、どうしてもエレベーターを利用できないタイミングが生じてしまいます。建物の管理者と施工会社は建物の利用者のニーズを把握しながら、工期の検討が必要です。工期が正式に決まったら、できるだけ早く掲示やポスティング・理事会などを通して告知しておきます。クレームが生じる恐れがある場合は、別途個別に説明をしておくことも対策のひとつです。座ったまま階段を昇降できる機器の設置なども、必要に応じて検討すると良いでしょう。

リニューアル・更新工事の施工会社はどこに依頼すればいい?

ここでは、依頼する施工会社の選び方について解説します。

独立系施工会社

エレベーターメーカーに関係なく製品を扱うことができる施工会社です。既存エレベーターのメーカーに関わらず、リニューアル工事全般を依頼することができます。現在は実績のある独立系施工会社は多数存在し、技術力はメーカー系に劣りません。ただし、パーツの仕入れはメーカーからになるので、工事開始までに時間がかかる場合があります。費用を抑えることもできるため、独立系に依頼する場合は事前に余裕をもって工事を依頼すると良いでしょう。

エレベーターの独立系業者についてはエレベーターリニューアルの独立系業者はどこが良い?おすすめの9社を徹底解説!でさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

メーカー系施工会社

日本の代表的なエレベーターメーカーとして三菱電機・日立製作所・東芝エレベーターがあげられます。その他にもさまざまなメーカーがありますが、それらの系列がメーカー系施工会社です。直系メーカーのエレベーターに関する知識や経験が豊富で、パーツも比較的早く仕入れられます。逆に自社系列以外のエレベーター工事には対応しないのが基本です。一部の油圧式エレベーターや生産終了機種などについても対応できません。油圧式に関しては、メーカーが対応している別の駆動方式へのリニューアル工事を勧められる場合が多いでしょう。

ニーズ別のおすすめ依頼先選定方法

以上を踏まえて、おすすめの依頼先について具体例をあげて見ていきましょう。

低コストでリニューアルしたい

一般的に、メーカー系よりも独立系の方がコストは安く済ませられます。しかし、メーカー系は自社のエレベーターに関する知識が豊富です。内容によってはメーカー系の方が安くなる場合があるので、独立・メーカーの両方に相見積もりを取りましょう。

急いでリニューアルしたい

メーカー系のメリットとしてパーツの取り寄せがスムーズという点があげられます。独立系も取り寄せの際にはメーカーに依頼することになるので、その分時間がかかってしまうのです。スピードを求める場合は、メーカー系に依頼しましょう。

意匠性にこだわりたい

メーカー系は自社のエレベーターの施工実績が多く、特別仕様に対応している場合があります。独立系も経験豊富な業者であれば、建物管理者の期待に応えられるでしょう。メーカー系と実績数の多い独立系、両方への問い合わせがもっともおすすめです。

油圧式エレベーターのリニューアル工事を行いたい

前述した通りメーカー系は油圧式エレベーターの生産を終了している場合が多く、対応が難しくなります。事情により油圧式を使用し続けたいようであれば、独立系施工会社に依頼すると良いでしょう。

独立系の施工会社5選

ここからは、独立系とメーカー系それぞれのおすすめ施工会社を紹介します。まずは独立系から確認していきましょう。

ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社

ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社

出典:ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 https://www.jes24.co.jp/

メーカー系に比べて価格が安く、高い技術力と社会的認知度を誇る施工会社です。全国に拠点を持ち、売上高は297億円・保守契約台数は85,400台を突破しています。複数の特許技術で開発されたリモート遠隔サービス「PRIME」が特徴です。故障の予兆をいち早く察知し障害が発生する前に対応することで、点検時の停止時間を短縮できます。リニューアルを契約した場合、無料で防犯カメラ機能付きデジタルサイネージが設置可能な点も特徴です。

ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社の比較ポイント

  • 全国に拠点があり、保守契約台数は85,400台を突破
  • 複数の特許技術によりリモート遠隔サービス「PRIME」を開発
  • リニューアルを契約した場合、防犯カメラ付きデジタルサイネージが無料で利用可能

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー 東芝エレベータ、三菱電機ビルソリューションズ、日立ビルシステム、日本オーチス・エレベータ、フジテック
対応エリア 全国

株式会社エレベーター・デポ東京

株式会社エレベーター・デポ東京

出典:株式会社エレベーター・デポ東京 http://www.elevatordepot.jp/tokyo/lp/

創業から60年以上の実績がある辰東エレベーター工業株式会社の100%子会社で、全国に対応可能です。経験が豊富で高い技術力を持っているため、エレベーターに関わる全ての工事に対応できます。リニューアル後の基幹部分については、業界最長の5年間無料保証を実施。他メーカーの保証期間は一般的に1年程度なので、工事後も長期間にわたり安心を得られます。保守サービスも24時間体制です。

株式会社エレベーター・デポ東京の比較ポイント

  • 60年以上の実績がある辰東エレベーター工業株式会社の100%子会社
  • 高い経験力・実績力を持ち、全てのリニューアル工事に対応
  • リニューアル後の基幹部分については5年間保証を実現

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー 東芝エレベータ、三菱電機ビルソリューションズ、日立ビルシステム、日本オーチス・エレベータ、フジテック、ほか
対応エリア 全国

エス・イー・シーエレベーター株式会社

エス・イー・シーエレベーター株式会社

出典:エス・イー・シーエレベーター株式会社 https://secev.co.jp/

専門知識を有するスタッフが24時間365日即時対応できる体制づくりを整えています。全メーカー・全機種に対応しており、50年以上のリニューアル実績。さらに、製造メーカーとしても有名です。完全停止期間を最短で1日に設定することも可能です。さらに、エレベーターの状態を確認したうえで最適なプランを提示してくれます。リニューアル工事で心配な工期とコストの心配を解消できるでしょう。

エス・イー・シーエレベーター株式会社の比較ポイント

  • 専門知識を有するスタッフによる24時間365日体制を実現
  • 50年以上の実績で、全メーカー・全機種の工事に対応可能
  • 相談により完全停止期間を1日に設定できる

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー 東芝エレベータ、三菱電機ビルソリューションズ、日立ビルシステム、日本オーチス・エレベータ、フジテック、ほか
対応エリア 全国

日伸セフティ株式会社

日伸セフティ株式会社

出典:日伸セフティ株式会社 https://nuf.co.jp/

関東圏と関西圏に特化した施工会社です。契約から工事完了までの全工程を、3カ月以内で完了できるというスピーディーさを保持しています。リニューアル工事をはじめ、エレベーター保守・機械整備・清掃なども対応可能。ビル管理の全てをワンストップで依頼できるため、管理者の手間を省くことができます。経験豊富なスタッフが建物の状態を確認しながら最適なプランをアドバイスしてくれる点も特徴です。

日伸セフティ株式会社の比較ポイント

  • 対応エリアは関東圏と関西圏に特化
  • 契約から工事完了まで3カ月での対応も可能
  • リニューアル工事から人材派遣までビル管理の全てをワンストップで依頼できる

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー 東芝エレベータ、三菱電機ビルソリューションズ、日立ビルシステム、日本オーチス・エレベータ、フジテック、ほか
対応エリア 関東圏、関西圏に特化

株式会社エレテックコーポレーション

株式会社エレテックコーポレーション

出典:株式会社エレテックコーポレーション https://www.eletec.ne.jp/

神奈川県を中心とした首都圏をカバーしている施工会社です。工期を短時間で終わらせたいなど、他社で断られた要望にも柔軟に対応してくれます。耐震対策や地震時管制運転装置の設置も可能。設置後の保守・メンテナンスにもこだわっており、24時間365日エレベーターの安全運行を見守っています。エレベーターごとにメンテナンス計画を作成し、独自のチェックシートに基づく整備を行っているため安心です。

株式会社エレテックコーポレーションの比較ポイント

  • 他社で断られた要望にも柔軟に対応
  • エレベーターごとにメンテナンス計画を作成してくれる
  • 建物整備保守の実績から機械式駐車場も対応可能

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル 要問い合わせ
対応メーカー 東芝エレベータ、三菱電機ビルソリューションズ、日立ビルシステム、日本オーチス・エレベータ、フジテック、ほか
対応エリア 横浜市を中心に神奈川県全域、東京都、千葉県、埼玉県

メーカー系の施工会社5選

続いてはメーカー系のおすすめ施工会社を紹介します。

株式会社日立ビルシステム

株式会社日立ビルシステム

出典:株式会社日立ビルシステム https://www.hbs.co.jp/

ロープ式と油圧式の両方に対応してくれます。工期は制御のみであれば最短5日、全撤去であれば早くて30日程で対応可能です。エレベーターを遠隔で監視・診断し、1台ごとの稼働データを収集します。日々のデータをもとに状況を解析することで、最適なメンテナンス計画を提供してくれるのです。地震発生後に、管理者がスマホからエレベーターの状況を確認できる最新保全サービスも利用できます。

株式会社日立ビルシステムの比較ポイント

  • ロープ式・油圧式どちらも対応可能
  • 遠隔で監視・診断しながら収集した稼働データをもとに、最適なメンテナンスプランを提案してくれる
  • 地震発生後、エレベーターの状況を遠隔で確認できる最新保守サービスもあり

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー 日立ビルシステム
対応エリア 全国

東芝エレベータ株式会社

東芝エレベータ株式会社

出典:東芝エレベータ株式会社 https://www.toshiba-elevator.co.jp/elv/index_j.html

主にロープ式のリニューアルに対応しています。油圧式に関しては、ロープ式へ生まれ変わらせることで既存スペースの有効活用が可能です。ボタンやインジケーターなどは、身体が不自由な方でも使いやすいよう工夫されています。色覚の個人差に左右されない画面設計により、カラーユニバーサルデザインの認証を獲得。もちろんデザイン性だけでなく乗り心地にも配慮しています。振動や騒音は少なく着床精度は向上させることで、建物の資産価値も向上できるでしょう。

東芝エレベータ株式会社の比較ポイント

  • 主にロープ式へのリニューアルに対応
  • ボタンはインジケータ―はカラーユニバーサルデザインの認証を獲得
  • 振動や騒音を少なくしつつ着床精度を向上し乗り心地にも配慮

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル ×
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー 東芝エレベータ
対応エリア 全国

三菱電機ビルソリューションズ株式会社

三菱電機ビルソリューションズ株式会社

出典:三菱電機ビルソリューションズ株式会社 https://www.meltec.co.jp/

こちらも油圧式エレベーターについては、ロープ式へのリニューアルであれば受付可能です。顧客のニーズに合わせて3つのプランが用意されています。従来通りまとまった期間での工事を希望する場合は、エレモーション・プラスがおすすめです。エレモーション・プラス[ゼロ]であれば、使えない日をゼロにすることができます。1回の工賃を抑えたい場合、エレモーション・プラス[ステップ]であれば工事を5年で最大3回に分割可能です。

三菱電機ビルソリューションズ株式会社の比較ポイント

  • 顧客のニーズに合わせて3つのプランを容易
  • ゼロプランはエレベーターを使う時間を避けて工事を進められる
  • ステッププランであれば1回の工賃を抑えられる

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル ×
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー 三菱電機ビルソリューションズ
対応エリア 全国

フジテック株式会社

フジテック株式会社

出典:フジテック株式会社 https://www.fujitec.co.jp/

ロープ式・油圧式のどちらにも対応しています。押しボタンには、文字の表示をくっきり表示できるタクタイルボタンを採用。さらに発音機能や機能別カラー区別などを搭載しており、誰でも利用しやすくなっています。ドア両側の壁面やかご内の操作盤にあるフェースプレート部分は、ステンレスバイブレーション仕上げです。光沢を抑えた落ち着いたデザインを採用することにより、高級感を演出できるでしょう。

フジテック株式会社の比較ポイント

  • ロープ式・油圧式のどちらも対応可能
  • 押しボタンは目の不自由な方での判別しやすいタクタイルボタンを採用
  • ドア側面や操作盤はステンレスバイブレーション仕上げで高級感を演出

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー フジテック株式会社
対応エリア 全国

日本オーチス・エレベータ株式会社

日本オーチス・エレベータ株式会社

出典:日本オーチス・エレベータ株式会社 https://www.otis.com/ja/jp

世界レベルでの知名度が高く、実績数が多いエレベーターメーカーです。業界最多レベルである、210万台以上のエレベーターやエスカレーターをメンテナンスしています。現在リニューアルに対応した機器は住宅用を含めた4種類です。どの機種もカラーバリエーションが豊富で、建物のイメージを崩すことなく設置ができます。24時間365日リアルタイムで昇降データを監視してくれるため、事故も未然に防止できるのです。

日本オーチス・エレベータ株式会社の比較ポイント

  • 世界レベルでの知名度が高く200万台以上のメンテナンス実績を持つ
  • カラーバリエーションが豊富で建物のイメージに合った色を選べる
  • リニューアルに対応した機器は、現在4種類

製品情報

ロープ式リニューアル
油圧式リニューアル ×
制御リニューアル
準撤去リニューアル
全撤去リニューアル
対応メーカー 日本オーチス・エレベータ
対応エリア 全国

まとめ

エレベーターは人や物を運ぶ際に非常に便利なので、さまざまな場面で活躍しています。反対に、トラブルにより使えなくなってしまうと利用者は不便を感じるでしょう。不慮の事故を防ぐためにも、適正なタイミングでのリニューアル工事は管理者の義務といえます。実績数が豊富な信頼できる施工会社を選ぶことで、安心感や利用者からの信頼も得られるのです。施工会社はメーカー系と独立系に分けられます。それぞれメリット・デメリットがあるので、よく相談したうえで相見積もりをとるようにしましょう。

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セカンドラボ株式会社 PR Solution Div.

URL:https://twitter.com/yoko_2ndLabo/

セカンドラボ株式会社の社員。マスコミ業界から転職しました。医療福祉業界の人手不足を知り、大きく業務効率化できる可能性を感じています。医療福祉の業務効率化につながるツールを研究しています。


フリーランスWEBライター

URL:https://twitter.com/kakeru5152

元高校国語教師。3年ほど教育現場で働き、フリーランスWEBライターとして独立。様々なメディアで記事を制作。ディレクターとしても活動。個人でブログも運営しており、情報発信も行なっています。

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