介護現場において、記録の入力・管理は非常に重要です。しかし、手書きの場合はスムーズに記録ができず、管理も煩雑になっています。
Blue Ocean Noteは、操作性に優れており、しっかりと記録の入力・管理ができる介護記録ソフトです。
目次
会社名 | 株式会社ブルーオーシャンシステム |
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初期費用 | 要問い合わせ |
月額利用料 | 要問い合わせ |
対応サービス | <高齢者介護> ■入所・入居型サービス 特養、地域密着型特養、短期入所、老健、短期療養、有料老人ホーム、サ高住、特定施設、グループホーム、ケアハウス、介護医療院 ■通所型サービス 通所介護、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護、通所リハビリ ■訪問型サービス 訪問介護、訪問看護、訪問リハビリ、訪問入浴、定期巡回型訪問介護 ■相談型サービス 地域包括支援、居宅介護支援 ■多機能型サービス 小規模多機能、看護小規模多機能 <障がい者支援> ■入所・入居型サービス 施設入所支援、短期入所(障がい)、共同生活援助、救護施設 ■通所型サービス 生活介護、自立訓練、就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労移行支援、日中一時、地域活動支援、児童発達支援、放課後等デイサービス ■訪問型サービス 居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護 ■相談型サービス 計画相談、地域移行支援、地域定着支援 ■多機能型サービス 就労継続支援+自立訓練、生活介護+就労継続支援、児童発達支援+生活介護 <子育て支援> ■児童福祉系 保育園、幼稚園、こども園 |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能な機器・システム | インカム連携、離床センサー連携、音声入力連携、外国語対応連携、眠りSCAN連携、ナースコール連携、エマージェンシーオプション、手書きソリューション連携、みまろぐ連携、みまろぐクラウド、カーナビ連携、請求システム連携 ※詳しくはお問い合わせください。 |
推奨環境 | パソコン、タブレット、iPhoneで使用可能 <パソコン> ブラウザ:IE11以上 メモリー:4GB以上 CPU:Corei5以上 OS:Windows 7Pro以上 <タブレット> メモリー:4GB以上 CPU:Corei5以上 OS:Windows 8.1以上 |
サポート体制 | 運用環境構築支援 導入支援サービス(オプション) 操作研修サービス 運用支援サービス(オプション) システム保守サービス ※運用環境構築支援から運用開始まで1ヶ月半~2ヶ月程度です。(目安) |
Blue Ocean Noteは株式会社ブルーオーシャンシステムが開発・提供しており、最先端のクラウドコンピューティング技術をベースに、福祉・医療分野で役立つシンプルで使いやすい革新的なケア記録管理システムです。タッチ入力ができるため直観的な操作が可能で、アニメーションで操作を誘導する優しい機能が備わっています。画面の拡大縮小ができる24時間表記の記録画面など、非常に操作性が高いです。また、ケア記録に特化しており、サービス場面毎に必要な記録項目を組み合わせ、各種業務に最適なケア記録フォームを提供しています。この他にも、さまざまな利便性の高い機能を備えているのが、Blue Ocean Noteです。
ここでは、Blue Ocean Noteがどんな人におすすめなのかを解説していきます。
Blue Ocean Noteは、画面へタッチ入力ができ、直観的な操作性が可能です。アニメーションで操作を誘導する優しい機能も備わっており、画面の拡大縮小ができる24時間表記の記録画面など、非常に利便性が高くなっています。そのため、誰でも簡単に取り扱うことが可能です。
業務をBlue Ocean Noteで引き継げるように、柔軟性の高い帳票作成機能を用いて独自の帳票を作成可能です。
帳票は運用開始後も制度改正や業務改革に伴う書式変更に対応でき、長期的に利用できます。
サービス場面毎に必要な記録項目を組み合わせ、各種業務に最適なケア記録フォームを提供しています。株式会社ブルーオーシャンシステムが持つ、高い専門性に基づき作成された標準書式セットから選択することで、スピーディーに運用を始めることが可能です。また、運用開始後の継続的な記録業務見直しをサポートしてもらうこともできます。
パソコン・タブレット(Windows)・スマートフォン(iPhone)に対応しているため、画面の大きさやキーボード・タッチ・音声などの入力方法を選択することが可能です。場所や使用者・用途に合わせ最適なデバイスを選択できるのは魅力的でしょう。
みまろぐクラウドの他、見守りセンサーやサービス・インカムといったコミニュケーションツールなど、各社の製品と連携可能です。Blue Ocean Noteが情報を集約して、スタッフへ伝え自動的に記録されます。
今後も進化し続けることが見込まれるセンサーや、新たなコミュニケーションツールと柔軟に連携し、効果の高い連携ソリューションを提供してもらうことが可能です。
Blue Ocean Noteはサブスクリプション方式で利用するため、契約期間中のさまざまなバージョンアップも追加料金なしで利用可能です。法人全体集計機能や承認ワークフロー機能など、業務効率化につながる最新機能が随時リリースされます。
続いて、Blue Ocean Noteのデメリットを解説していきます。
Blue Ocean Noteはあくまで記録ソフトなので、国保連伝送のためには別で請求ソフトを用意しなければなりません。
記録ソフトとしては非常に優秀なため、他の請求ソフトと上手く併用するといいでしょう。
Blue Ocean Noteはサブスクリプションで使用できますが、それ以上の情報は公開されていません。
要望に応じて柔軟に見積りをしてくれるようなので、気になる方は一度問い合わせてみるといいでしょう。
ここでは、Blue Ocean Noteの評判・口コミを紹介していきますので、参考にしてください。
まずは、Blue Ocean Noteの良い評判・口コミを紹介します。
現場を理解したシステム
特別養護老人ホーム
現場のことをしっかりと理解している。ただシステムを作るだけではなく、記録・転記などがしやすい。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=9I-1eP4nos0
記録が簡素化されている
施設ケアマネージャー
記録が簡単なので、ケアの時間を確保できる。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=9I-1eP4nos0
サーバーを5年ごとに変えなくていい
特別養護老人ホーム
サーバーを変える必要がなく、インターネット環境で情報をしっかりと管理できるのはありがたい。充実したケアにつながる記録ができる。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=9I-1eP4nos0
続いて、Blue Ocean Noteの悪い評判・口コミを紹介していきます。
カスタマイズ費用高め
元々はクラウドで出来てタブレットも対応しているソフトを探していて色々とソフトを見た中からブルーオーシャンに決めました。
クラウド面は良いのですが導入費用で少し驚きました。業務日誌などの日誌系がカスタマイズできるのは有難い機能なのですが、但しそのカスタマイズ費用が驚くくらい高い事でした。
出典:介護のコミミ
ページ遷移に少しタイムラグがある
とても良いシステムだと思います。サポートも充実していて、分からないところなどの質問もすぐに対応してくれます。だからこそ通信の遅延が気になります。サーバーに負荷がかかるのか、そのまま落ちてしまい、記入をしていた情報が保存されないことがしばしば。
ページの切り替えを行うのも、少しタイムラグがあります。導入して3年以上たちますが、ずっと改善をおまちしています。
出典:介護のコミミ
Blue Ocean Noteは「記録・転記などがしやすい」「インターネット環境で情報をしっかりと管理できるのはありがたい」といった口コミが目立ちました。一方で、「カスタマイズ費用が高い」「ページ遷移に少しタイムラグがある」といった声も少なからずあります。
費用に関しては導入にあたって重要な要素になるので、もう少し費用が安いと利用者はありがたいでしょう。また、スムーズに記録を行う上でタイムラグがあると業務に支障をきたすので、導入前にページ遷移の早さを確認しておくといいでしょう。
Blue Ocean Noteは少なからず悪い口コミもありますが、全体的にみると非常に利便性が高い記録ソフトだと言えるでしょう。
ここでは、Blue Ocean Noteの各種機能について解説していきます。Blue Ocean Noteには以下のような機能が備わっており、非常に多機能です。
利用者の基本情報の管理ができ、住所情報から地図情報を自動検索可能です。地図と基本情報を組み合わせた利用者基本情報シートを自動作成することもでき、介護保険証・受給者証・フェイスシートの作成・閲覧もできます。
アセスメントの作成・閲覧ができる他、ケアプラン(施設ケアプラン・通所介護計画書・訪問介護計画書・訪問看護計画書/個別支援計画書)の作成・閲覧も可能です。
また、記録入力と連動した24時間ケアプランも作成でき、各種計画書(リハビリ計画/栄養マネジメント帳票など)の作成、閲覧ができます。有償オプションになりますが、オリジナル様式に変更することも可能です。
誰が・いつから・どの部屋に入所しているかを一目で把握できます。入所・入居者の転室・外泊・入院の登録・短期利用者のベッドコントロールが可能です。
また、通所・訪問・小規模多機能小多機スケジュールは、週間計画から展開して作成できます。訪問スケジュールは、マウスドラッグで簡単に訪問スタッフの割り当てが可能です。
タブレット画面にログインスタッフの訪問予定を一覧で表示可能です。また、訪問先で予定の確認・実績・記録の入力を行えます。その他、有償オプションですが訪問スタッフのアサインより賃金計算を行うことが可能です。
個々に立案した24Hプランをユニット全体の当日のワークシートとして表示可能です。未(未実施)ボタンをクリックすると、済(実施)となり、プランと連動した記録を作成できます。
また、利用者と時間を選択して、随時記録の作成を簡単に行うことが可能です。
ペーパー感覚で、画面をタッチするだけで入力可能です。複数人の一括入力も簡単に行えます。
また、有償オプションとなりますが、オリジナル様式に変更することも可能です。
申し送り内容が自動的にピックアップされ、一覧で表示されます。介護日誌・看護日誌・相談員日誌・リハビリ日誌など、職種ごと日誌を作成可能です。また、有償オプションになりますが、オリジナル様式に変更することもできます。
記録から自動的に連絡ノートを作成可能です。一括印刷することで、当日利用者の連絡ノートをまとめて印刷できます。また、有償オプションですが、オリジナル様式に変更することも可能です。
記録を一覧表の形式で表示でき、抽出や検索もできます。また、温度板を表示でき、バイタル記録から自動的にグラフを作成可能です。
その他、写真記録を一覧で表示できるため、経過を画像で確認できます。
事故報告書・ヒヤリハット・看護サマリー・ケアマネ報告書などを作成可能です。また、帳票イメージのまま入力ができるので、迷わず操作できます。有償オプションとなりますが、オリジナル様式の帳票を作成することも可能です。
集計対象を指定し、事業所全体の記録の集計を簡単に行うことが可能です。食事量・水分量などの数値や、回数などの平均や合計を集計できます。また、事故集計など、各種報告書からデータを分析・集計することも可能です。
ここでは、 Blue Ocean Noteに関するよくある質問に回答していきます。
Blue Ocean NoteはiPadやiPhoneの他、Windowsタブレットでも使用可能です。そのため、外出先でも使用できます。
Blue Ocean Noteでは、手書きの感覚で記録・入力が可能です。
Blue Ocean Noteは、さまざまなメーカーとセンサー連携をしています。見守りセンサーの他にも、非接触バイタルセンサーやナースコール連携なども連携可能です。
成約後、操作研修を行い、運用開始までは約1.5ヶ月ほどかかります。
介護記録ソフトは、Blue Ocean Noteの他にも「ワイズマンの介護ソフト」「ほのぼのNEXT」「ケア樹」などがあります。
おすすめ介護ソフトについては【2023年版】おすすめ介護ソフト28製品を徹底比較|選び方まででも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
Blue Ocean Noteは、障がい福祉ソフトとしても使用可能です。障がい福祉ソフトには、他にも「障がい者施設向け介護ソフト」「カイポケ」「介舟ファミリー」などがあります。
より多くの障害福祉ソフトが知りたい方は【2023】障害福祉ソフトおすすめ19選|価格や機能を徹底比較でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
Blue Ocean Noteは操作性が高く、利便性に優れた多機能な介護記録ソフトです。外出先でも利用できるので、訪問介護でも利用できます。介護記録ソフトの導入を検討している方は、今回の記事の内容を参考にしてみるといいでしょう。